2008年12月31日水曜日

米国の不況は多くのお店を閉店に追い込んでいます(閉店状況)

12/30/08(Tues) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

年末なのにあまりいいニュースでなくて申し訳ありません。しかし、不況は更に続いており、多くのお店(以下一覧)が閉店に追い込まれています。不況で、あらゆるもの・ことが連鎖的に悪化してきています。デフレスパイラルは、物価下落と景気悪化がスパイラル的に進展していくことを指しますが、今回は景気悪化、消費減少、失業率上昇、就職難、金融機関の力と信用力も減退など全てが連なるかのように起きています。特に皆が驚いているのは、金融機関の破綻もそうですが、米国ではビッグ3(自動車業界)が政府に資金面での支援が必要なほど状況が悪かったこと、日本ではあのトヨタ自動車でさえ(というと、あまり良くないかもしれませんが、海外の新聞でもあのトヨタが!!?と一面で取り上げたくらいです)業績が悪化していることです。そして、就職難にもなり、今年の採用を中止したり、内定取り消しが発生したりと学生にまで大きな影響を及ぼしています。日本では派遣社員の雇用継続がストップして、派遣社員の問題も取り上げたれていますね。その影響で30日には、六本木ヒルズで刃物を振り回す事件もあったとか。

企業も個人も慎重になってしまうのはわかりますが、慎重になりすぎても、景気回復にはあまり良い影響を与えないと思います。一日でも早く積極的なビジネス活動ができることを期待しています。

Circuit City (filed Chapter 11)
Ann Taylor- 117 stores nationwide closing
Lane Bryant, Fashion Bug ,and Catherine's to close 150 stores nationwide
Eddie Bauer to close stores 27 stores and more after January
Cache will close all stores
Talbots closing down specialty stores
J. Jill closing all stores (owned by Talbots)
Pacific Sunwear (also owned by Talbots)
GAP closing 85 stores
Footlocker closing 140 stores mo re to close after January
Wickes Furniture closing down
Levitz closing down remaining stores
Bombay closing remaining stores
Zales closing down 82 stores and 105 after January
Whitehall closing all stores
Piercing Pagoda closing all stores
Disney closing 98 stores and will close more after January.
Home Depot closing 15 stores 1 in NJ ( New Brunswick )
Macys to close 9 stores after January
Linens and Things closing all stores
Movie Galley Closing all stores
Pep Boys Closing 33 stores
Sprint/Nextel closing 133 stores
JC Penney closing a number of stores after January
Ethan Allen closing down 12 stores.
Wilson Leather closing down all stores
Sharper Image closing down all stor~s
K B Toys closing 356 stores
Loews to close down some stores
Dillard's to close some stores

以下URLよりデータ抜粋:
http://www.snopes.com/politics/business/storeclosings.asp

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2008年12月29日月曜日

戦う力と勇気を常に忘れないこと(なかなかできることではありませんが、とても重要です!)

12/29/08(Mon) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

皆さんはどんな窮地に追いやられても、どんなに辛い目に遭っても、そして、自分の生命にかかわるような一大事にあった時、どこまで頑張れますか?どこまで戦うことができますか?そして、戦う勇気を持ってますでしょうか?私はそれなりに打たれ強いし、かなりのことでも我慢することはできる人間だとおもっていますが、自分や家族の生命にかかわるような一大事の場面においても同じように強く戦える自信はありませんでした。しかし、この記事を読んで、感動しました。19年間乳がんと戦っている末期ガンの女医さんが、今でも耳鼻咽喉科意として働いています。彼女はタフです。末期ガン宣告を受けても頑張っています。頑張って仕事をしているだけでなく、他の「戦う勇気が無い患者さん達に」心強いメッセージを伝えています。彼女のメッセージ、体験、インタビュー、そしてブログを読んで、きっと多くのガン患者さんを始め、病気を患っている多くの方が勇気づけられるでしょう。特に病気でないこの私までも今後の人生において勇気付けられたような気がします。

私が彼女のメッセージから一番感じたのは、頑張って戦うことと、その戦う勇気を常に忘れないことです。また、それは自分だけでなく、自分の家族、パートナー、友人、同僚に対しても勇気付けることが重要だということです。(特にそうコメントされてはいませんでしたが、私なりに彼女のメッセージを読んで更に考えた結果です)

Yahoo Newsにあったインタビューのコメント(項目):
■内にこもらないで
■患者同士つるんでスピリチュアル・ペインを軽減
■精神的にタフになって
(抜粋)「早期発見できなかった人、再発や再々発してしまった人、全身転移してしまった人でも、夢と目標を持ってがんと共存しながら、強く生きてもらいたい。長い 闘病生活を送ることになったとしても、自分の目標に到達する努力は続けてほしい。そして、人生を終える時も、「いい人生を送ることができた」と思えるよう な、そんな生き方をしてほしい。
 わたしはこれまで21年間、がんと闘ってきましたが、臨床的に見ると、どんどん悪くなっています。「がんに効く」といわれている民間療法や薬は何でも試 し、選択肢がどんどん少なくなっています。嘔吐、脱毛などの副作用にも苦しみながら8年間、何種類もの抗がん剤を打ちましたが、同じ抗がん剤の使用を続け ると、耐性ができて効かなくなってしまいます。国内で承認されているもので、わたしの体に効果が期待できる抗がん剤は、あと2つしか残っていません。
 がんの再発、再々発、全身転移を経ていくにつれて、目の前の道はどんどん細くなり、暗くなっていくばかりでした。同じような境遇の人はたくさんいると思 いますが、わたしが皆さんの一歩前を歩き、暗くて細い道に少しでも光を照らしたい。後に続く人たちに、少しでも希望を与えたい。そんな思いを込めて、この 本を書きました。
 がん患者やその家族からよく「治療の苦しみにどうやったら耐えられるのか」と質問を受けますが、同書ではわたしなりの「精神訓練法」「副作用などの苦しみを乗り越える方法」も書いています。どんなにつらくても、決してあきらめないでほしい。わたしが“生き見本”です。
 がん患者でなくても、挫折してしまった人、精神的に弱っている人、体調を崩している人にもぜひ読んでいただきたいと思っています。」

■担当医と患者の信頼関係を
■「ドラッグ・ラグ」の解消を

小倉恒子さんのブログ:
http://blog.goo.ne.jp/oguratsuneko

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記事名:
末期がんの女医が贈る患者へのメッセージ
記事掲載日時:
12月5日20時20分配信
記事URL:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081205-00000004-cbn-soci
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何歳になってもクリスマスは夢のある一大イベント!!

12/28/08(Sun) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

アメリカでのクリスマスは毎年親戚(血縁関係ではない遠い親戚ですが)宅で祝うのが今まで(1回目、2回目のロス通算12年の生活)の生活でも恒例でした。それは、昨年、留学に来た年のクリスマスも同じで、今年も同じでした。日系2世の親戚宅のお嬢様家族の家に親戚一同が集まり、盛大にクリスマスを祝います。私たちも遠い親戚ではありますが、毎年快く招待頂き、温かいクリスマスのイベントを一緒に過ごさせてもらいます。アリゾナから車で5時間弱の所にロスはあるのですが、ここのところアメリカ南西部は寒波に見舞われていて、とても寒く、途中の山も雪で真っ白でした。クリスマスイブにロス入りして親戚宅で泊まり、翌日、お嬢様の自宅でクリスマスパーティです。でも、今年のクリスマスはあいにくの雨。しかも、かなりの雨でした。(ショック!涙)一時は、どしゃぶりになるほどでしたが、親戚曰く、ここ最近ロスは水不足で、スプリンクラーの水も節水してほしいといわれていたとか。そんな中、この雨は恵みの雨だったのかもしれませんね。

クリスマスパーティ・ディナーはやっぱり大勢で祝うのが楽しいですよね。料理も美味しいし、写真にもあるようにプレゼントが山のようにあります。既にお孫さんたちも大学生以上だというのに、こんなにプレゼントがあるのです。私たちもアリゾナから色々と準備していきましたよ~。特に泊まらせて頂いている親戚のおばぁちゃんは、化石が好きだというのを知っていたので、「化石の森国立公園」に行って、クリスマスプレゼントをゲット!いつも色々と良くして頂いているので、こちらもそのお返しです。おばぁちゃんには是非是非長生きしてもらいたいものです。

前夜のクリスマスイブには、親戚のおばぁちゃんと私・妻の3人で、おばぁちゃんが毎週行っている日本語の教会へ、キャンドルライトサービスに参加することに。私はキリスト教徒ではありませんが、クリスマスの曲を聴いて、牧師さんの話を聞いて、最後にキャンドルを灯して…。心が清められる気がしました。

皆さんは、どのようなクリスマスをお過ごしになりましたか?

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2008年12月27日土曜日

砂漠をイメージするアリゾナでも北に行くと吹雪にも遭う!?

12/26/08(Fri) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

皆さんが考えるアリゾナのイメージって灼熱の暑い夏や砂漠、そして大きなサボテンではないでしょうか。しかし、アリゾナはそれだけではありません!おそらく唯一海だけはありませんが、国立公園を始め自然に関してはとても豊かです。先日私たちは、「化石の森国立公園」という国立公園に行ってきました。ここには、化石化した木がとても綺麗でした。意外とデスバレーと似ている景色だったと妻と一緒に話していました。(化石化、結晶化した木をお土産にするにはここはお勧めです)問題は帰りです。国立公園のおじさんから夜6時頃雪が降るという予報が入っていると聞いていたので、5時前には、雪が降りやすいFlagstaffというポイントを通過しておこうと思っていたのですが、それでは遅すぎました。Flagstaffに到着する20分ほど前から、逆斜線を走る車のボンネットに5cm以上は雪が積もっているじゃありませんか・・・。これにはさすがにびびりました。でも、まぁそこまで酷くはないだろうと少しだけ楽観的にも考えていたのですが、、、実際には、「吹雪」でした。久しぶりですね、こんなのは。まさか、ここアリゾナで吹雪に遭遇するとは思ってもいませんでした。しかも、無防備にもチェーンも何もつけていません。最初はスピードを出していたのですが、その内スリップして横転している車も続出!それを見たからなのか、周りの車も急に遅くなり渋滞…。1時間くらい今までにないくらいの神経を使い、この吹雪エリアを通過しました。北海道や長野のような勢いだったと思います。よく事故らないで無事帰宅することができたと思います。(神様有難う)

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2008年12月26日金曜日

日本が誇る技術、どこまでいけるか?(TOILET)

12/25/08(Wed) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

記事名:
体調チェック機能付きトイレ発売 大和ハウスとTOTO
URL:
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081223AT1D2208D22122008.html

ワォシュレットの次は、「体調チェック機能付きトイレ発売(大和ハウスとTOTO) 」か?日本には優れた技術が沢山ありますが、その中でもワォシュレットは画期的だと思います。海外での浸透はまだまだのようですが、いつか必ず海外でもヒットすると私は信じています。以下普及しない理由について書かれてある記事がりましたが、特にアメリカでは、Obesity(肥満)人口が増えてきているので、、、糖尿病を患っている人たちにとっては欲しくなる新トイレだと思います。尿検査もできるような機能があるとか。まぁそれ以前にご覧になったことがあるか分かりませんが、アメリカの肥満って日本とは比較にならないレベルです。あの超肥満体の彼らにとってトイレでお尻を拭くことは決して簡単ではないと思います。そういったことを考えると、ワォシュレットはかなり助けになるトイレットだと思うのですが…。どうやって、今お尻を拭いているのかがとても気になります。

■TOTOウォシュレットがアメリカで普及しない理由
http://news.ohmynews.co.jp/news/20070807/13868

■優れたワォシュレットの技術
http://web-japan.org/kidsweb/ja/hitech/toilet/toilet03.html

■日本人が改良!ウォシュレット開発秘話
http://allabout.co.jp/contents/life_closeup_c/toilet/CU20061207A/index/
調べていて今初めて知ったのですが、ウォシュレットは本来医療器具としてアメリカで開発されたもので、それを日本が改良していったようですね…。そんなアメリカで普及しないのもちょっと不思議ですね…。

TOTOウォシュレットがアメリカで普及しないといわれていますが、私の中ではマーケティングの仕方によって、それはある程度解決できると思っています。文化的な問題も挙げられていますが、日本も和式トイレから今では洋式トイレにかわったくらいです。アメリカのトイレ事情も一般の水洗トイレから、ワォシュレットトイレに変わることくらい、それほど大変ではないような気がしますが…。

それにしても、日本が誇る技術、まだまだ沢山あると思いますが、しっかりとその技術を世界に向けて発信できているのでしょうか?他の応用なども上手く考えられているのでしょうか?

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2008年12月25日木曜日

首相とイチローのNiceな発言!!

12/24/08(Tues) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

新聞や雑誌記事などを読んでいて時折目をひくコメントなどってございませんか?私は今日見ていて2件ググッと感じる2人の発言の記事を何度も読んでいました。

麻生首相
読売新聞(インターネット)
URL:
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081224-OYT1T00316.htm?from=navr
「また、「(衆院)選挙だ、連立だ、政界再編だと言う議論もあるが、100年に一度という経済危機のまっただ中にある。そんなことを言っている場合ではないし、あり得ない」と述べ、当面は衆院解散・総選挙はないとの考えを示した。」(記事抜粋)

私見:
政治の世界を詳しくは知りませんが、こんな緊急時に○○党と○○党が、、、または○○院と○○院が議論を繰り返して、結論に至らないというような状況を作ってしまうと、それこそ景気回復を遅める原因を作ってしまっているようなものです。考え方の差が誰でもあるかもしれません。しかし、目指すところは皆多かれ少なかれ一緒だと思います。一致団結して、この100年に一度という経済危機を乗り越えていく必要があると私は思います。

Yahooニュース(インターネット)
URL:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081224-00000022-yom-pol
「麻生首相は24日午前、首相官邸で記者会見し、「異常な経済には異例な対応が必要だ。大胆な対策を打つことで、世界で最初に不況から脱却することを目指す」と述べ、08年度補正予算案、09年度予算案の成立に全力を挙げる方針を強調した」(記事抜粋)

私見:
アメリカが(おそらく)一番の経済危機のダメージを食らっているかと思いますが、そんなアメリカがこの経済危機の先頭に立って、世界を回復の道へとひっぱっていくことはできないと思います。中国・インドも急成長を遂げていましたが、急に景気停滞が発生し、打撃を受けていて、国内の対処だけで大変なのではないでしょうか。一方、日本は大きなダメージを受けたものの、アメリカほどではありません。また、不景気を過去に経験しているので、中国やインドなどと比べると不況からの脱却は若干早いような気がします。日本が世界に貢献できることを(資金援助ばかりではなく、他にも貢献方法はあるはず!)見つけ(ここでは、不況から脱却し、世界各国をリードする)、世界のお手本となるようにすべきだと私も麻生首相の意見を尊重いたします。

イチロー選手

スポニチ
URL:
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2008/12/24/14.html
「「僕は2008年、日米通算3000本安打を達成したけど、3000回以外に6000回以上の失敗があります。失敗からたくさんのことを学んでほしい」。真っすぐな目をした少年たちの前で立てた誓い。裏切るわけにはいかない。 」

私見:
イチロー選手の域に達してしまうと、多くの人たちは、彼は生まれ持った才能を持っていると思うでしょう。事実は、それもあるかもしれません。しかし、その才能も毎日の練習の積み重ねから生まれてきたものだと思います。その練習の中には当然失敗もあります。しかし、その失敗から学ぼうとしない限りいつまでたっても同じ過ちを犯してしまうんですよね。私も過去の失敗から逃げていたことがありました。しかし、そうした時に限ってまた近い将来、同じような経験をし、失敗してしまうんです。どうしてか分かりませんが、その確率は高かったと思います。如何に失敗から逃げないで、しっかりと向き合って学ぼうとするかがとても重要だと学びましたし、それをイチロー選手も経験していることが理解でき、尚更それが正しいことを確信いたしました。

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年末の追い込み【その2】(米年末商戦、過去40年で最悪となる可能性)

12/24/08(Tues) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

昨晩友人に教えてもらったニュース記事をご紹介します。

記事名:
米年末商戦、過去40年で最悪となる可能性
記事URL:
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35596720081224
記事掲載日:
2008年 12月 24日 09:45 JST
記事のソース:ロイター(jp.reuters.com)

「23日に発表された各種調査では、2008年米年末商戦は小売各社の大幅値下げにも関わらず、過去約40年で最悪の結果となる可能性が高いことが示された。過去40年間で年末商戦期の売上高が前年を割り込んだことはない。」(記事抜粋)

「アメリカズ・リサーチ・グループとUBSの調査では、クリスマス前の最終週末に買い物に出かけた消費者は38.7%にとどまり、前年の41.6%から減少、少なくとも過去6年で最低水準となった。」(記事抜粋)

「ウォルマートを訪れた買い物客は全体の69%となり、前年同期の33%から大幅に増加した。」(記事抜粋) ※友人と驚いていたのは、このWalmartの市場の占有率です。全体の69%がWalmartというのは大した数字ですよね。事実、私も今日クリスマスの買物でWalmartにいきました。:)

これだけ景気が悪いと販売側が必死になるのも無理ないですね。だからといって、何もしないわけにはいかないでしょう。それだかろこそ、試行錯誤して斬新なマーケティングプランをたていく必要がでてくるのでしょう。景気が悪いにも関わらず、購買意欲を高める方法、また、コストを如何に下げて、お客様の視点で対応できるかも大きなポイントになってくると思います。後者の場合、やはり規模の経済を活かしたWalmartは強いですよね。

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2008年12月24日水曜日

年末の追い込み(消費者の購買意欲に賭ける各社の闘い)

12/23/08(Mon) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

不景気の中、少しでも消費者に購買意欲を獲得すべく販売側も必死である。また、ライバル会社との差別化を図るため、ここでもかというくらいハッキリと違いを主張したりしている。ご存知の通りアメリカの年度末は12月というのが大半だが、この時期、クリスマスという一大イベントもある。アメリカの消費がイッキに鰻登りする時期である。そんな中、不景気で仕事もお金も無いという状況が続くと購買意欲は一向にあがらないが、それをしっかりと分析しているのか、販売側も色々と考えています。まず私が目にしたのは、普通の値引きではなく、リベート(お金が戻ってくる)を上手く使った方法です。年度末の売上げを何とか達成したいという思いからなのか、年度末までに購入すれば、(例えば)$3の歯磨き粉に対して、$2のリベートが返ってくるようなイメージです。しかし、このリベートは現金ではなく、その分の金額だけそのお店で買物ができるという仕組みです。しかし、それが使えるのは1月1日以降。つまり、来年度以降に使えるので、一時しのぎ的な売上げ達成方法ですが、消費者からしてみると嬉しい内容です。しかし、売上げ・利益の平準化も企業としては考えないといけない中、こういったやり方をあまりやりすぎてしまうと、1月の利益がイッキに減ってしまいます。リソースの最適な配分などを考えると、こういうやり方は後で苦しい思いをしてしまいます。

次に見たのは、広告・宣伝です。$1でも1¢でも多くライバル企業より売上げ・利益は多くしたいというのは誰でも思うことだと思います。それゆえ、テレビの広告では、ハッキリと○○社と比べると、ここがこれだけ違う!とハッキリと言っています。え?日本だとこういったのはひっかかったり、配慮したりするはずだが、、、と思うことをこっちでは、ライバル企業名指しでやってのけます。店舗内の商品陳列で見られるのは、(これは日本でもあると思いますが)一般ブランド商品の真横にプライベート商品(日本でいうと、ダイエーブランドだとかイトーヨーカドーブランドとか)を載せて、このブランド商品と比べると、○○%安い!と書いています。ブランド商品を必ず買うという人でない限り、安めのプライベート商品にも当然目がいってしまい、心が揺らぎます。少しでもこの揺らぎに賭けるのが店舗側の戦略です。

前にも書きましたが、あるスーパーでは、他店(ライバル)のクーポンまで使えるとありました。通常であれば、他店より高い場合は、それより安い価格で、、、と表記するお店が多い中、他店のクーポンも利用可能となるとちょっと面白いですよね。これは、明確な差別化になると思います。

他、ちょっと気になっているのは訪問販売です。近所に住む同級生夫妻も人が来たといっていましたが、この時期(だけ?)、急に訪問販売が多くなってきました。売上げ達成のため、色々とやろうと頑張るのは分かりますが、、、私の家の場合、若い兄ちゃん2人がきて、、、ドンドンドンと。ちょっと不審そうに見えたので、対応せず、外の様子だけ見ていたら、唾はいて、隣の家にいきました…。次にきたおじさんも対応しませんでしたが、彼の場合は、外にちゃんと営業用のトラックが置いてあったので、問題なさそうでした。しかしまぁ、訪問販売はあまり通用しないんじゃないかなぁと個人的には思いました。DMの確率もかなり低いです。しかし、マーケティングを考えた場合、それぞれの手法はそれぞれのレベル/領域でその効果を発揮することができるので、リソースを最適に配分して、上手く幅広く万遍なく宣伝・広告をするか、それとも、集中的にターゲット顧客を絞って宣伝・広告するかによって、やり方もかえていかなくてはなりません。そして、最後にその効果を測定することも忘れてはいけません。

私も自分のブログやHPを通じて、読者の測定などをしていますが、どういった記事内容はどの辺の地域の方に読んで頂けているなどを知ることができ、大変勉強になります。

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冬期特別授業-Entrepreneur CEO Founder’s Seminar

12/23/08(Mon) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

当校には、通常の授業とは別に夏期休暇や冬期休暇を使った特別コースがあることは前にも紹介したかと思いますが、学外コース(私がとったNYでのブランドマネジメントコースや、海外でのコースも沢山あります)とは別に学内(オンキャンパス)で履修できるコースも幾つかあります。来期(最後)の授業は履修登録数こそ少ないのですが、質というか、求められる作業量はかなり高いので、負荷軽減の為、そして興味深いトピックスのため、急遽このWinterim(冬期特別コース)を履修することにしました。【1月より】

コース名は、「Entrepreneur CEO Founder’s Seminar」です。
2週間にわたって毎日CEOや創立者を招き、彼らのプレゼンから私たちもCEOや創立者について学びます。

授業概要は以下の通り:(英文にてスイマセン)

Course Overview and Description

The Entrepreneurial CEO/Founder Seminar provides an understanding of, and appreciation for, the development and implementation of entrepreneurial strategies and policy development from the perspective of the CEO/Founder of the entrepreneurial enterprise.

In this course, students will follow, from a “been there-done that” point of view, the “story” behind entrepreneurial ventures, and importantly, learn first hand both success and failure factors faced by the entrepreneur/CEO along the way.

The format of the course is a series of case study presentations of very real entrepreneurial ventures as presented by the Founder of the venture. The Founders are encouraged to present the “good, the bad and the ugly” aspects of their entrepreneurial experience.

In addition to the obvious benefit of these shared experiences as told by the CEO/Founders, the seminar provides an intimate setting for interaction and personalization of the introductions the student will have with these entrepreneurial leaders.


Learning Objectives: The Winterim student will be able to:


* Identify and summarize key learning points from each case study presented by the case study venture’s Founder

* Synthesize and present the external factors influencing the success of an entrepreneurial enterprise, as represented by the set of entrepreneurial ventures presented in the course

* Articulate the personal qualities of the entrepreneur as determined by the presenting Founders that are critical to launching an entrepreneurial venture.

モバイルビジネスの夜明け!あなたも経営者

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2008年12月22日月曜日

世界の出生率ランキング & 体調不良が続いていました(^-^;)

12/21/08(Sun) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

ここ3日間くらい体調がすぐれず、酷い頭痛が続いていましたが、昨日の午前中からようやく復活しました。自分としては熱っぽいと思っていたのですが、妻は「全然熱くない…」と言ってそれほど心配はしていませんでしたが、まぁ頭痛がずっと続くのも変ですよね…。血圧?頭痛薬を飲み、この時ばかりは短時間睡眠はやめて、長時間睡眠に切り替えました。ずっと寝ていると、大分良くなってきました。(そんな時でも食欲はそれほどかわりませんが…)

昨日の夜は、友人夫妻を空港までピックアップ。ペルーに旅行に行っていたのですが、帰り、飛行機の遅延により、かわいそうなことに、お昼到着予定が、夜の9時頃にフェニックスに到着…。私たちは事前に連絡ももらっていたし、また、特に予定もなかったので、全然問題無かったのですが、彼らはずっと○○時間後の飛行機を空港で待っていて、PHX到着後はお疲れのようでした。でも、楽しかったようです。近日中にまた会ってゆっくりと話を聞きたいところです。他の皆も日本に一時帰国したり、南アメリカに旅行をしていたりして満喫しているようです。

今日はお昼から同級生宅で彼の坊ちゃんと別の同級生の誕生日(BBQ)パーティをやりました。カメラを持っていくのを忘れてしまい写真を撮りそこねましたが、美味しい料理ばかりでした。お肉も最高!(奥様ホントご馳走様でした)バースデーケーキは、注文してあったケーキで、アリゾナの土地を形どったケーキで、サボテンがあったり、赤茶っぽいアリゾナの岩山をイメージしたデコレーションケーキでした。これ、作るのも相当大変だったんじゃないかなぁと思います。

お子さん達を見ていてちょっと真面目に、、、日本とアメリカの出生率について考えてしまいました。で、おなじみのランキングについてご紹介しますが、10年後との推移を見ていくと、ランキングこそ(なぜだか)若干上がっていってはいるのですが、数値を見てみると、出生率は10年ごとに下がっていっています。日本の少子化がデータでもよく見えますよね。(画像が小さいので見づらいですが、赤く囲っている所です)先進国の少子化も問題のようですが、それと同時に発展途上国の凄まじい人口増加も問題になっているようです。インフラや教育、経済も安定していない地域で人口が増加しても、不幸な毎日を送ってしまう一方です。政府の対応も全国民をサポートすることができなくなります。日本にいると、日本の少子化についてしか考えない傾向がありますが、それと同時に海外ではどのような問題が起きているかも理解すると、より少子化や出生率について理解が深まります。また、新しいビジネスを考える際も出来る限り広い視点で様々な直面している課題を取り上げてからビジネスプランを立てることをお勧めします。出生に関するビジネスを考えるにせよ、私は日本人だし日本でしか生活しないから海外の出生のことは考える必要がない、という考え方はもう古くなります。もう一歩広い視点で考えることによって、よりビジネスの幅が広がり、チャンスや可能性も其の分大きくなります。

上記イメージの詳細は以下ページより:
http://dataranking.com/table.cgi?TP=po06-1&LG=j&FL=&RG=0
出典情報:
・United Nations (2006) Population, Resources, Environment and Development: The 2005 Revision
・台湾のデータは、Republic of China (2006) Statistical Yearbook of the Republic of China 2005のデータより計算


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米国の出生率に関する記事:
→ 伸びるアメリカの出生率
http://www.cafeblo.com/smiley-blog/archive/461
→ 《若手記者・スタンフォード留学記 7》先進国でトップ。アメリカの高い出生率の秘密(1)
http://www.toyokeizai.net/life/hobby/detail/AC/6eb38c1d787a1156771e52a52527d4d5/

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2008年12月21日日曜日

(米国)留学生を無料でサポートする無料のホットライン

12/20/08(Sat) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

私たち
アメリカにきている留学生にとってもしも何か起きた場合のヘルプライン(ホットライン)の情報を見つけたので、ここにて共有します。

留学生ホットライン
http://ryugakusei.ltsc.org/return.html
US (213) 473 - 1630
月~金 10AM - 6PM PST (祝日を除く)

1991 年に米国カリフォルニア州ロサンゼルスに発足した留学生ホットラインは地 域の非営利社会福祉団体、リ トル東京サービスセンター 及び在 ロスアンゼルス日本国総領事館その他コミュニティーの諸団体や個人からの支援を得て留学生からの相談に対して情報照会を提供するボランティアによる非営利の団体です。


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びびなび ロサンゼルスに掲載されている記事より:

アメリカに学ぶ留学生が充実した留学生活を安全に送れるよう電話による情報照会を通じてサポートします。
(情報照会:相談者の問題を聞き必要と思われる情報や照会先を提供します。)



安心ですか*あなたの留学


留学生ホットラインをご存知ですか?

留学生ホットラインは1991年、留学生の抱える様々な問題を案じたコミュニティーの
有志により発足した非営利の情報紹介サービス機関です。
言葉や文化の壁、治安やビザの問題などで悩む留学生が安全で充実した留学生活を
送れるよう電話による日本語での情報紹介を通じてサポートすることを目的としています。
発足以来、ビザの問題、精神衛生、学校やハウジングでのトラブル、健康問題や事故、
犯罪関係の問題などについて1万件以上の電話を受け付け対処してきました。
ホットラインのスタッフは全員がボランティアです。

専門家によるトレーニングを受けたスタッフが日本語で対応します。
一人で悩まず電話してみませんか?
  • 相談は無料です。
  • 相談内容については秘密厳守とします。
留学生ホットライン
(213)473-1630 月~金(祝日を除く) 10AM-6PM(PST)
http://ryugakusei.ltsc.org
*現在、電話による相談のみを受け付けており、原則として郵便、FAX、E-mail、等に
よる相談は受け付けておりませんのでご了承下さい。


◆◇◆ こんな問題で困っていませんか ◆◇◆

・アメリカの生活環境にうまく適応出来ない。
・もうすぐビザが切れるがどうすれば良いのかわからない。
・学校の授業についていけない。
・学校やホームステイ先が前もって聞いていた内容と違っていて我慢できない。
・ストレスがたまり何もする気がしない。
・犯罪が多く治安について心配。

◆◇◆ よくある相談の例 ◆◇◆

<ビザ>
ビザが切れるので申請したいが却下されないか心配。
不法で働いたことがあるが今後またアメリカに入国できるか。
学校を卒業した後、アメリカに滞在していろいろ旅行したい。

<学校>
今行っている英語学校を辞めて他の学校に行きたいが払い込んだ授業料を返してもらえるか。

<交通>
ドライバーズライセンスを取得したい。
違反チケットをもらったがどうすればよいのか。

<ハウジング>
アパートの家賃が頻繁に値上がりする。
ホームステイ先の対応が前もって聞いていた話と違う。

<健康>
体調が悪く病院に行きたいが学校の保険に入っていない。
ストレスがたまり勉強する気がしない。

* 上記の例は一般的なもので個々の相談を元にしたものではありません。

◆◇◆ 次のような要求に直接応じることは出来ません ◆◇◆

・英語学校、ホームステイや弁護士等の営利団体の紹介。
・金銭や物品の貸与、食事や宿泊の提供。
・友達などの紹介。
・電話による通訳や勉強の手伝い。

留学生ホットラインは、留学生の相談に対して答えを提供するところではありません。
相談者のニーズを考え役に立つと思える情報を提供し、他に専門的に相談 できる
機関があれば紹介致します。我々が持っていない情報はお調べしたり、留学生
ホットラインに有志で協力してくださっている弁護士などの専門家の方々に お聞き
したりします。それらの情報によって個々の相談者が自分の状況を考え、答えを
出すこと、決断することの手助けになればと願っています。

さまざまな問題について学校のアドバイザーに相談することが基本ですが信頼できる
アドバイザーばかりではないという話もよく聞きます。心の悩みについても 留学生ホット
ラインが答えを出すことはできませんがよかったらお話を聞かせてください。希望に
よってカウンセラーを紹介することもできます。必ずお役に立 てるという保証はできませんが
留学生ホットラインではあなたの問題を一緒に考えるため電話をお待ちしております。



※ 留学生ホットライン新規ボランティア募集のお知らせ

留学生をサポートする非営利のグループ、留学生ホットラインでは新規ボランティアを
募集しています。

■ 業務

電話による相談受付、情報照会(日本語)

<条件>
1. 日本語で電話応対のできる方。
2. 平日、毎週4時間以上、リトル東京のオフィスで電話応対のできる方。
3. ボランティアとして責任を持って働ける方。
4. 下記のトレーニングを受けられる方。
* 職業、性別、年齢等の条件はありません。

■ トレーニング

<時期>
通常年2回(春期、秋期)

<講習>
リスナーの基本、ビザ、法律全般、交通、精神衛生、ドメスティックバイオレンス、
異文化の理解、ロールプレイなどソーシャルワーカー、カウンセラー、弁護士等の
専門家によりホットラインのリスナーになるための講習を計行ないます。(計20時間)

<実習>
実際に電話を取りながら講習で学んだことを実践し、資料の使用方等の実務を学びます。
(計12時間)

<場所>
カサヘイワ(リトル東京サービスセンター)

■ 申し込み、問い合わせ

留学生ホットライン
電話 (213)473-1630 月~金(祝日を除く) 10AM-6PM(PST)
http://ryugakusei.ltsc.org

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デジカメ写真をWebグリーティングカードに

12/20/08(Sat) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

私は基本的には手書きのコメント付きクリスマスカードや年賀状を皆さんにもお勧めしますが、万一、注文していたカードが足りなくなってしまった場合、そして、その写真をどうしても使いたい場合は、私のお勧めは、事前に注文していたクリスマスカードや年賀状のデザインをスキャナーで読み込んでおきます。そして、それをデータにして、eグリーティングカードとして贈ります。勿論、新しいカードを買ってきてもいいのですが、お気に入りのデザインだったらやっぱりそれを贈りたいですよね。私もその一人です。既に120枚注文していたカードが無くなってしまったので、どうしようかと探していたところ、いつも使っているeグリーティングカードのページとは別の所で発見しました。せっかくカードというサイトで、自分の写真をグリーティングカードにして送ることができるようです。(試してみました!)

もしも、カードが足りなくて困っている方は、新しい一般のデザインのカードを買うも良しですが、このグリーティングカードで送るのも如何でしょうか?(ここに注文したデザインの画像をアップしようと思いましたが、、、カードが届く友人・家族もこのブログを見てくれていると思うのでやめておきます)

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2008年12月20日土曜日

Global Mindsetではどこの学校にも負けないThunderbird MBA!! (グローバル企業が直面しているのも一人一人のグローバル意識ではないでしょうか?)

12/20/08(Sat) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

今回はサンダーバードMBAの宣伝です。グローバルビジネスで常にトップを維持してきたサンダーバードですが、何がそんなにグローバルで優れているのか?と思う方もいらっしゃると思います。勿論、どこのビジネススクールでもグローバルに関連したケースなどを教えると思いますが、サンダーバードMBAでは、それ以外にグローバルに対するコースが幾つもあります。グローバルビジネス/環境におけるビジネスマインドをどうやって成長させていくかは多くのグローバル企業が直面している課題ではないでしょうか。一般のMBAの授業とは別にそうしたグローバルに特化した(意識、危機管理、交渉術、グローバルコミュニケーション等)授業があります。

そんな中、当校のグローバル関連授業で最も有名なジャビダン教授(この分野での権威でもあるそうです)の研究であるGLOBE「Global Leadership and Organizational Behavior Effectiveness Research Project」は特に有名です。そんな教授の"Retaining Global Talent"と題した動画が(11/14/2008)のYouTubeにあったのでご紹介します。



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ワークで「就職は目的意識ないと」 麻生首相、ハロー若者に(この記事を読んで)

12/20/08(Sat) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

記事名:「就職は目的意識ないと」 首相、ハローワークで若者に
記事URL:http://www.asahi.com/politics/update/1219/TKY200812190363.html
記事掲載日時:2008年12月20日0時46分

世間がどう思っているかは別として、私は麻生首相が好きです。私は○○派とかにはあまり関心はないので、そういった政治的な感情は抜きにして見ていると、麻生首相の少しでも一般人の視点に立とうとしている姿勢が、時折ではありますが見られるのが好きですね。

今回のこの記事も麻生首相がハローワークにて若者に会話する、、、なんて通常であれば「前代未聞」のことだと思いますが、それでも若者と会話する首相は偉いと私は思います。しか~し、1つだけ(偉そうにスイマセンが)私がコメントをするならば、「目的意識がないと…」と若者に言ってもなかなかピンとこないものがあると思います。政治家を目指す方であれば、明確な目標があり、それを達成するには何をいつまでにどうやって実現していけばいいのかというマイルストーンなどがある程度分かり易いと思います。しかし、私を含む一般の社会人/会社員にとって、明確な目標設定・目的意識がどれだけあるものか。決して皆さんを否定しているわけではありません。しかし、こうしてアメリカにMBA留学に来て感じることは、根本的な教育制度の違い(が唯一の原因とは言いませんが)などが目的意識に対する考え方を作っていると思います。(全てがとは言いませんが)一般的な考えとして、アメリカでは大学に進学する人たちは大きな目的意識を持っています。大学のブランドもある程度は大事ですが、それ以上に大学・大学院で何が学べるかが重要です。そして、その学んだことがどれだけ就職した会社で発揮できるか、また、そういった職種・責任・権限を得られるかもポイントです。アメリカの大学・大学院のシステムは、専門家を育てるような教育だと私は認識しています。一方、日本の教育システムを批判するつもりは毛頭ありませんが、「お受験お受験」と名門校に入学させることばかりに頭がいってしまい、入学後についてはそれほど親御さんも受験する学生も考えてはいないように感じます。日本は入学してしまえば、よほどのことがない限り卒業することはできます(と私は思いますが)ので、猛勉強しなくても済んでしまいます。その結果、しっかりとした将来に対する目的意識を持った学生がどれだけいるでしょうか?あなたや貴方の周りは如何でしたか?私も恥ずかしながら、今と比べると将来に対する目的意識は大分甘かったと思います。日本の大学(大学院についてはよくわかりません)は、専門家ではなく、ジェネラリストを育てるような教育だと私は認識しています。(勿論、違った考え方もあるでしょう)総合的な力は日本人の方が長けていると企業にグローバル企業に勤めながら感じますが、専門的知識ではアメリカの大学・大学院を卒業している人たちの方が長けているように感じます。専門的知識を持っている人たちは、入学時から、「これをやるんだ」という目的がしっかりあります。そうでない日本人は、会社に入社する前はある程度の目的意識はありますが、どうして自分がそれをやりたいのかがあまりハッキリしていません。

(PR)55歳目前の男が一部上場企業に就職した面接突破法

独り言:
長くなってしまいましたが、「目的意識をしっかり持とう」といっても、そういった育ち方にいなかった私たちにそういわれても、素直に「はぃ、分かりました」と応えても、身体・頭は100%理解できていないのではないでしょうか。目的意識をしっかり持つ、目標設定をしっかりする、どうすると目標を達成できるのか、目的・目標意識を持つことがどうしていいのか、をまずは明確に教えてあげる必要があると思います。

学生の方:あなたは将来何になりたいですか?それはどうしてですか?それはどれくらいで実現したいと考えていますか?(○○社で働く、というのは目的ではありません。どういったことを将来やっていきたいのかを考えてみて下さい。このご時世の中、○○社がいつまで存続するかは分かりません。自分がやってみたい領域のプロ(専門家)になることを目標としてみてください)
現在お勤めの方:終身雇用の時代の崩壊は既に始まりつつあります。いつまでも自分の会社、部門、役職にいられると考えるのは古い時代になってきています。外資の参入、海外企業の買収などを通じて、企業の環境もめまぐるしく変わってきています。そんな中、あなたはどのような目標をもっていますか?会社内での目標の他、会社外(個人的な)の目標などはありますか?私も企業に勤めていた頃は、日々の業務に追われていたような気がしますが、これでは、将棋でいうと、コマの1つに過ぎません。会社もそれは望んでいないと思います。自ら目標設定をたて、イニシアチブをとって積極的に行動することで、会社に対する貢献も高まりますし、自分自身を豊かにします。
失業されている方:即仕事を見つけたいという気持ちは私にも分かる気がしますが、それでも安易にどんな仕事にでも手をだしていいとは私は思いません。「つなぎ」という意味で、アルバイトをするなら別の話ですが。1日でもいいので、真剣に今までのご自身の生い立ち、経験、専門性を考えてみてください。自分の強み・弱みは何なのか?どういった成果を遂げてきたのか?(失礼ですが)考えられる失職理由を幾つか挙げてみて、それを次回同じ過ちを起こさないようにする(失敗から学ぶ)ことも重要です。安易に色々な職に手を出しても長続きしなかっがりして、再び職を探すことになります。転職活動も2パターンあると聞いていて、1つは度重なる転職で給料や地位がアップ(↑)していくパターンと、度重なる転職で給料や地位が下がる(↓)パターンです。安易な転職は後者にもなりかねません。少しでもいいので、下線部の箇所について考えてみてください。


麻生首相、引き続き、私たち国民の視点でお願いします!




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教会でのクリスマスイベント (相手に対してサービスする心・想いについて考えてみませんか?)

12/19/08(Fri) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

12/14(Sun)
先週末の日曜日、妻が通っている英会話に来ているボランティア講師の一人がクリスマスのイベントにでるので、是非きてほしいと受講生に声をかけていたので、私も妻と一緒に行くことに。教会でのイベントだったのですが、この時期、教会でのクリスマスイベントはどこでもあるようで、12月の週末は教会の駐車場は常に満車状態です。家の近くの教会を過ぎる際も、駐車待ちの車が道で待っている光景を何度も目にしました。さて、今回私たちが訪れた教会は、かなり大きく、確か500人位は入るとか…。皆さんがイメージするような1つだけ十字架が建物に立っているような教会ではなく、見た目は、小さめの大学のキャンパスといった感じでしょうか。大きな講堂を始め、幾つ物建物があります。駐車場も500台以上はあるでしょうし、敷地がとにかく広い。(よくここまで資金(募金でしょうが)が集まったことと感心してしまいます)

イベントの内容は、綺麗なライト講堂内で使って行う劇・ミュージカル・コーラスと言った感じでしょうか。聖書の教えを基本としたテーマにはなっているのですが、それほど堅苦しい内容ではなく、「クリスマスって一体どういったものなのか?」が今回のイベントの基本となっていました。あるモールが舞台になっていて、モールに訪れていたお客様に対して「あなたにとってクリスマスはどんなものなのか?」とアンケート調査を行った結果を1つずつ、ストーリー風に紹介していき、そこからミュージカル・コーラスが始まるといった具合です。クリスマスを良いと捉える人も、寂しく悲しいと捉える人もいる。観客に訴えかけるような内容でちょっと涙してしまう場面もありましたが、(私はキリスト教信者ではありませんが)こういうストーリーを通じて「善」の教えをするのはとても良いことだと思います。

普段、何気なくクリスマスを迎えて楽しんでいる私でしたが、妻共々深く考えさせられた良い経験でした。

講堂はほぼ満席状態で、ちょっと異様な光景(いや、きっと当たり前なんでしょうが)だったのは、出席した観客の99%以上が白人で、私たちや他の6人の日本人家族だけが唯一のアジア人だったのではないかというくらい、ちょっと目立っていました。

独り言:
私の大好きな図書(漫画風に書かれているので大変読みやすい)に「コミックユダヤ人大富豪の教え(1(アメリカ旅立ち篇))」があるのですが、この教会のイベントに参加して、この本のことを思い出しました。ゲラー氏はこの本で、相手/周りが喜ぶこと、満足することを徹底的にサービス(奉仕)してあげることが重要だと本田健さんに教えていました。見返りや報酬をベースにサービスすることはしてはならないとのこと。本を読んで、今回の教会にも参加して感じたことは、「如何に相手に満足してもらえるかを意識した対応ができるか」が重要であることです。純粋に相手を助けてあげたい、サポートしてあげたいと思える心が重要だということです。これは決して神の教えからだけではありません。ビジネスでの基本であり、人間関係の基本でもあります。企業に勤めていると、勿論、「成果」を求められます。それは企業が存続していく以上、当然のことであります。しかし、「成果」だけを求めて仕事をしてしまうと、その仕事に対する「想い」や「心」が失われがちになります。問題が発生しているから解決してあげたい、困っているから助けてあげたい、不況から脱出するために少しでも貢献したい、という「想い」や「心」がないと、形ばかりの「成果」であって、ビジネスとして持続可能(sutainable)のものではないと思います。また、この「想い」や「心」は、モチベーションにも強く関係してきます。強い「想い」や「心」があればあるほど、その課題・案件に対する取り組み度・頑張り度・貢献度は高くなります。

皆さんの相手に対してサービスをするという「想い」や「心」はどれだけのものでしょうか?

この日、アリゾナはかなり寒く、イベント後に外で配られたホットココアがとても美味しく感じました!


参考図書:
サービスの天才たち
なぜそこに感動が生まれたのか
なぜあの人は気がきくのか
サービスは心がつくる

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Japan Clubの忘年会を終えて・・・。(もう2008年も終わりに近づいてきています)

12/19/08(Fri) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

<目標を設定しても達成できない方、挫折する方に必見>

究極の目標実現法! あなただけの自分ナビ

12/13(Sat)
先週末のことですが、Japan Clubの忘年会がありました。YEN SUSHIといって、お寿司屋さん(+和食)のチェーン店が近くにあって、今回はここでやりました。昨年は確か忘年会兼卒業生(12月卒業)の卒業パーティを兼ねてチャガチィという韓国料理屋さんだったと記憶しています。楽しく賑やかな忘年会になりましたが、幹事役のSohei君、取り纏めご苦労様でした。引き続き宜しくお願いします。他の幹事の皆さんも、このセメスターご苦労様でした。来期担当される幹事の方も大変かとは思いますが、頑張って下さい。

気がつけばもう12月という感じで、アッと言う間にこの1年は過ぎていってような…。入学1年目の忘年会と2年目の忘年会では、物事に関する考え方が大分違ってきたような感じます。特に私の場合、時間に対する意識がかなり厳しくなったと自分自身感じます。元々時間には厳しい方だっと自覚していますが、今回感じるようになったのは、(ちょっと重い話ですが)人生における時間の短さです。って、まだ年老いたわけではないですが、やりたいことが色々とあり、そのスケジュールをたてても、全てをこなすには、自分の頭と身体1つではどうにもなりません。1つ1つ地道にやっていこうと努力こそしていますが、それでも、全てがやれるわけではありません。優先順位をつけたりもしていますが、それでもやりたいことだらけです。MBAを勉強したからといって、何が特別な能力がついたわけでもありませんが、以前より深く、そして広く考えることはできるようになったと思います。それだからこそ、色々なことに意識がいき、新しいヒラメキ/発想がでてきます。以前、ブログで書いたAI帳も溜まる一方です。(この冬休みでイッキに片付けていきたいとは思っていますが)

自分一人の頭・身体でどうにもならない場合、どうするか?自分のキャパを増やす、という考えもありますが、私の場合、そんなに自分のキャパが今後遥かに大きく、広くなることは考えていません。それに力を注ぐのであれば、仲間を一人でも多く作り、彼らと一緒にやっていくことを選びます。現在も聴覚障害者の団体で一緒に仲間と組んで団体を運営したり、MBAでの経験を何とか書籍にできないか同級生と一緒にマインドマップから始めて、企画書を作ってみたり、と複数人でやっています。一人でできるレベル(限度)はたかがしれています。それを2人以上でやることで、更に大きな形と作り上げ、結果も1+1=2ではなく、1+1=3以上のものを作っていくことができると私は信じています。「3以上」にするには、「仲間との信頼関係」やそれぞれの「専門知識の共有(KM)」が必要となってきます。簡単に実現できることではありませんが、まずは挑戦しなくては話になりません。私は自分ひとりで努力をするより、今後は複数人でどうやって最大のアウトプットを作っていくかを残りの留学生活で考えていきたいと、、、忘年会を終えて、1年を振り返って考えています。



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2008年12月19日金曜日

今年のインフルエンザは猛スピード?(会社へのダメージも計り知れない?)

12/18/08(Thurs) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

アリゾナにいるとそれほどインフルエンザとは縁がありません。日本と比べるとそれほど寒くならない気候のせいかもしれませんね。それでも、日本以上にインフルエンザの予防接種は簡単にしかもあらゆるところでできてしまいます。一番近い所では、最寄のドラッグストアにお医者さんがいるような診療所のようなところ。病院ではないので、治療とかはできないと思いますが、医療相談ができる窓口が多くのドラッグストアにあります。そこで、買物についでにインフルエンザの予防接種が受けられます。日本だと、あの重苦しい病院にいく必要がありますよね…。私がよく疑問に思うのは、健康な人がインフルエンザの予防接種を受けにいくのに、不健康な人達(もしかしたら、インフルエンザに感染している人たちもいるかもしれない環境)と同じ病院に行くことははたして良いことなのか…。

特に今年はかなり早いタイミングでインフルエンザが流行っているそうなので、まだ予防接種を受けていない方は早急にされたほうがいいですよ。100%予防することはできないでしょうが、防ぐ確率はグンと上がります。ちょっと痛い思いをするのと、多少費用は発生しますが、インフルエンザにかかってしまった場合と比較するとお金と時間の出費の差は計り知れません。

大分では、学級閉鎖も起きているようです:
http://www.tostv.jp/news/index.php?nno=6061

インフルエンザが広まると、企業にも大きなダメージを与えてしまいます。一人ならまだしも、それが感染して複数人がインフルエンザになってしまうと業務がまわらなくなってしまいます。感染したくないので、出社しない人もでてくるでしょう。それを皆さんも想定されたことはありますか?

企業の新型インフルエンザ対策:
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0812/17/news004.html

自宅で業務が行えるのならまだ良いですが、会社に出社しないといけない業務や工場などでは、そうも言ってられません。かといって、インフルエンザに感染した従業員に出社してもらっても困るので、業務に支障がでてしまいます。きっちりと予防することが最善策です。会社から従業員に対してできる限り予防接種を受けるよう勧めるべきです。おそらく、現在の法律等では、強制することはできないでしょうが、強制しなくても、成果評価等に反映するような仕組みを今後考えても良いかもしれません。会社に損害を与えかねないインフルエンザを未然に防ぐのは従業員一人一人の責任でもあると私は思います。

企業側も、インフルエンザの予防接種が受けられやすいよう、費用面の負担や、予防接種を受けにいく時間を特別に許可するなど、対応を考えることも重要です。

新型インフルエンザの有効な予防方法はまだ見つかっていないようですが、この新型が日本に上陸して人間が感染してしまった場合、64万人が死亡し、経済的にも損害が約20兆円に達する予想値がでています。どれだけの影響を企業にも与えるか考えられますか?私たち一人一人だけでなく、会社としても、しっかりと危機管理の意識を持って対応していくべきです。

インフルエンザは、企業にとっては大きなマイナスの「リスク」でありますが、対応の仕方によって、上手くこのリスクを回避することもできます。一般的に起きていることだから、どうしようもないと思っていたら、そこであなたはリスクに負けてしまっています。リスク回避をしっかりして、企業を危機から回避しましょう。

皆さん、インフルエンザの予防はしっかりしましょうね!

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2008年12月17日水曜日

クリスマスカード・年賀状を皆さんは書いていますか?

12/16/08(Tues) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

12月に入ってからクリスマスカードや年賀状を書く準備でてんてこまいの人も多いのではないでしょうか。私と妻もその内の2人で、、、今必死にクリスマスカードを書いています。特にアメリカにいる分、日本にいる友達やお世話になった方々を会う機会が少ない分、この1枚のカードに想いを込めて送ることは極めて重要だと私は思っています。意外と疎遠になっていた友人とクリスマスカードや年賀状1枚でまた仲良くなることもあるでしょう。相手に自分の近況を伝えることで、相手からも近況を教えてもらえます。(返事を貰えればですが…)今日、3/4ほど書き終えたので、足りない分の切手を買いに郵便局に行ったら、、、、20mくらいの行列になっていました。日本もこの時期混むと思いますが、アメリカはクリスマスプレゼントを贈るからなのか、小包を抱え込んでもってきている人たちばかりでした。一方、切手は自販で買う人が多くなってきているようです。私はクリスマス用の切手が欲しかったので、しっかりと行列の中で20分くらい並んでいましたが…。

凸版印刷株式会社が運営しているデジタル写真の補正・加工サイト「いい色」は、全国の12歳~60歳までの男女624名を対象に「年賀状に関する意識調査」したみたいですが、年賀状を送る人は92.3%にものぼったようです。意外ですよね…。もう少し少ないかと思っていました。「もらって嬉しくない年賀状についての質問には、「セールス目的」が64.6%、「宛名が間違っている」が39.1%、そして45.1%の人が「手書きのメッセージが一言もない年賀状」と答え、気持ちのこもった年賀状が望まれている結果となった。【引用】

あまり手書きのメッセージを添えない方も、1行2行でもいいので、手書きに挑戦してみてください。それだけで相手へのメッセージの伝わり度がかわってきますよ。字が汚いから、ということはあまり考えてはいけません。私も子供のような字で、おまけに字が汚いとよく注意されるものです。それでも、私は手紙、葉書、年賀状、クリスマスカード、書中・残暑・寒中見舞いなどを送るのが大好きです。相手へ気持ちを伝えるには、勿論直接会うのがベストですが、そう皆に毎日会うこともできないので、その次に良い伝え方は、文字で伝えることだと私は思います。

ちょっと残念なのは、セイコーエプソンによる「年賀状意識調査」によると、10代~20代の世代では、メールで年賀状を送るというのが60%にものぼるとか。これは残念です。年をとるに連れて、年賀状の良さを理解してもらえることを期待しています。

他にも年賀状に関する興味深いトピック:
年賀状を営業ツールにするテク!
日本郵政の年賀状CM:誰も気付かない真のメッセージ
年賀状の書き方
2009年 年賀状 年賀状フリーイラスト集
和紙の手作り年賀状セット

面白グッズ:

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2008年12月15日月曜日

2008年賄賂指数(BPI)(賄賂=腐敗を撲滅せよ!)

12/14/08(Sun) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

これまでも色々な「指数」をご紹介してきましたが、今回のはまた強烈な「指数」です。其の名も、「わいろ(賄賂)指数」です。英語では、賄賂のことをbriberyといいますが、別の言い方では、corruption(腐敗)という言い方もします。この「賄賂指数」はBPIと言って、Bribe Payers Indexの略のようなのですが、ドイツの民間活動団体(NGO)「トランスペアレンシー・インターナショナル」(本部・ベルリン)が各国の汚職体質を示す「贈賄指数」調査で使っている指数です。調査の結果、(ある程度予測はついていましたが)、中国、インド、ロシアのような新興経済諸国に本社を置く企業は海外でビジネスを展開する際に日常的に賄賂を使っていることがわかったそうです。日本はドイツと並び5位となっています。(左上ランキング表は、トランスペアレンシー・インターナショナルサイトの和訳版PDFより抜粋したものです

英文記事:
http://www.transparency.org/news_room/in_focus/2008/bpi_2008
和訳記事:
http://www.ti-j.org/TI/BPI/BPI2008pressreleasefinal.pdf
和訳概略:
http://www.ti-j.org/TI/BPI/2008BPIsummary.pdf

MBA/ビジネススクールであればおそらくどこでもEthics(倫理)についても勉強すると思いますが、Thunderbird MBAでは、以下のようなOath of Honorがあり、Thunderbirdの学生(卒業生も含む)である以上、これらは常に守っていく誓いをします。ビジネスを率先していく立場にあるMBAホルダーが、腐敗(賄賂)をしていては話になりませんよね?!我々が逆に腐敗(賄賂)を撲滅していかなくてはなりません。健全なビジネス社会を築いていくことが私たちの使命でもあると思っています。会社員(ビジネスマン)である前に私たちは、人間(社会人)であり、倫理的に人間としてやっていいことといけないことの判別はしっかりとできるはずです。

Thunderbird Professional Oath of Honor

As a Thunderbird and a global citizen, I promise:
I will strive to act with honesty and integrity,
I will respect the rights and dignity of all people,
I will strive to create sustainable prosperity worldwide,
I will oppose all forms of corruption and exploitation, and
I will take responsibility for my actions.
As I hold true to these principles, it is my hope that I may enjoy an honorable reputation and peace of conscience.
This pledge I make freely and upon my honor.

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2008・2009年度経済見通し(2008年12月改訂)【富士通総研】

12/14/08(Sun) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

2008・2009年度経済見通し(2008年12月改訂)
http://jp.fujitsu.com/group/fri/topics/2008/081209info.html

富士通総研は、7~9月期のGDP統計(2次速報)の発表を受け、経済の見通しの改訂したそうですが、「日本経済は減産が本格化する一方、企業、消費者ともマインドが大幅に悪化し、輸出もさらに減速と、牽引役を失った状態にあり、08、09年度とも弱い動き が続いていくと見込まれるとの、前回予測の基本シナリオには変更はありません。世界同時不況の深まりに伴い、実質GDPの年度予測値は下方修正しました。(引用)」とのこと。予測値等の表もこのホームページに載っていますが、当面の日本経済にはあまり期待できない、という予測になっています。

かといって、この予測通りに必ずしも進むわけではありません。私たちはこの予測の事実を知った上で、どう改善していくかを考えなくてはなりません。政府の政策だけを批判せず、企業も継続的努力は必要です。特に不況が続くと、社員のモチベーションがイッキに下がってしまいます。このモチベーションは形に見えない分、掴みどころのない難しいモノですが、できる限りのことをしてモチベーションは維持するようにしなくてはなりません。勿論、数字達成やコスト削減は重要ですが、それを実現するのは社員です。その社員の動機付けがシッカリとできない限り、100%のやる気を引き出すことができないため、期待する結果はでてきません。こんなときこそ、従業員満足(ES)を満たすことを意識しませんか?多少経費がかかってでも、従業員満足(ES)を満たすことが、成功につながるかもしれません。

では、どうすれば、従業員満足(ES)を満たすことができるのでしょうか?よく「コミュニケーション」を活発にする、というのが挙げられます。これはとても重要ですよ!でも、一方的なコミュニケーションではなく、双方向的なコミュニケーションをとることがポイントです。一方的に仕事を依頼、指示、命令されると仕事はこなしますが、それはあくまでも受身の姿勢ですよね。社員を能動的に、積極的に色々な場面で参画してもらうことがモチベーション維持には重要です。社員も参画して、意見が少しでも反映されている場面が多くなればなるほど、社員の「やる気」はあがってきます。最終的にはトップが決めるのは通常通りで良いのですが、その過程で如何に社員が加わっているか、参画しているかがキーポイントとなります。

他にもコーチングや褒めること、よく話を聞いてあげることなど色々とモチベーションを挙げる方法はありますが、今日は「双方向コミュニケーション」「社員参画型」「従業員満足度を満たす」点について書いてみました。

独り言:
数字、ノルマ、売上、年末の追い込みで、従業員にお尻を叩いても効果がないと感じる方は、是非、180度戦術を変えて、「双方向コミュニケーション」「社員参画型」「従業員満足度を満たす」を意識してみませんか?

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