2007年12月9日日曜日

Final Exam.... (Finance)

12/9 (Sunday) Thunderbird MBA 留学日誌

昨日、Final Exam(期末試験)の1つ目がありました。
Fundamentals of Finance... 私の苦手な「数字」系の
授業です。苦手というよりは、あまり好き好んでやって
こなかった(同じか…)だけでやってみると楽しいんだ
ろうなぁとは思いますが、前回書きました戦略の授業
だったり「人/組織」系の授業の方が興味があり、
ついついそちらに力が入ってしまいます。

MBAに来た理由は沢山あります。
その中の1つに自分の弱点を克服する、というのが
あります。渡米前に自分の強み・弱みを分析した
ところやはり「数字」系が強くないことがわかりました。
今まで何かと避けて通れれば避けたいと思っていた
唯一の科目です。

但し、ビジネスをやる以上「数字」から逃れられることは
まずありません。昨日読んでいた記事にも書いてあり
ましたが、「CIOがMBA取得者であることは望ましいことだ。なぜなら
CIOは、ITの実務経験のほかにもIT予算を管理する必要がある。
経営的な視点を持つことができなければ、CIOは務まらない」

クライスラーのCIOが述べていました。
経営的な視点を持つという中には、予算管理や
リスク分析、業績把握などAccounting/Finance/Statisticsに
関することは必ず含まれます。避けては通れないのです。

私の会社でのゴールは、マネージャー→ディレクター
→ゆくゆくはCIO→社長かCOOです。

この夢が今勤めている会社で実現できるのか(無理かなぁ)
それともグループ会社で実現できるのかはわかりません。
あの会社ではきっとそこまでの地位にたどりつくには
相当時間がかかるかもしれませんが、ゴールとしては
悪くないと思います。そのゴールを達成するためにも
自分の弱点を強化したいと思います。

で、、、、試験の話に戻りますが、Mid-termはかなり
楽勝だったのですが、Final examは想像以上に
難しく前回のようにはいかないと思います。

やっと1つ終わり、残りもう1つ。1番きついGlobal
Political Economicsです。今日はここでは書きませんが、
火曜の朝まで毎日徹夜が続くのかなぁ~と今から
覚悟しています。

それでは、また。

コメント:
皆さんも何かをやるときは、その先の大きなゴールを
設定した上で進めると進めやすかったり、モチベーションを
下げずに頑張れることがあると思います。目標設定って
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、これってかなり大事だと
思います。私の場合、紙(ノート)に目標を書いて、それに
対するアクションアイテム(AI/やるべきこと)の一覧を
書いて1つ1つ達成していったものを消していっています。
日本を引っ張っていく大手IT企業に勤めているものの、
こういった目標やAIになると、どうしてもアナログ的な
やり方の方が効果的なんです。デジタルで考えると私の場合、
頭に入っていきません。皆さんも色々と工夫をしながら、
目標設定/AIなどを作ってみてください。

先日のグループ提案課題について(Competitive Strategy)

12/8 (Sat) Thunderbird MBA 留学日誌

期末試験真っ最中ということもあり、また投稿ができてません。
スミマセン。

まず今日は前回書いたCompetitive Strategyの授業の
グループでの発表について説明したいと思います。
前回(何日も)夜中通しでチームで準備したこともあり、
当日の発表は意外と上手くいきました。

今週月曜と水曜に発表会があり、私達は他の課題や
試験勉強もあるので、極力早く終わらせようということで
月曜の1番目を希望しました。そうしたことで、かなり
週末が辛かったんですが、見事に当日はチームで
纏まった良い発表ができたと思います。

・メインのプレゼンテーター(カナダ生まれの韓国人の仲間)
・サブプレゼン(アメリカ人の仲間と私)
・PPTファイル作成者によるPC操作
・タイムキーピング(これって意外と重要なんですよ)
・もう一人タイ人の女性がいますが、彼女はプレゼン
自体には直接関わらなかったのですが、直前の
予行練習のときに色々と良いフィードバックを
くれました。

最高に良かったと終わってから思いました。

他のチームはどうだったか?
皆さん頑張ったとは思いますが、やはりとことん議論して
いなかったように感じた部分が多々ありました。
また、プレゼンの練習もしていなかったため、教授が予め
言っていた時間を超えなかったチームは数少なく、
時間通りに終えて教授から質問されたのはうちだけでした。
それはタイムキーピングをやっていたからだと思います。

プレゼンテーターも読まないで皆に対して話しかけているように
見え、プレゼン資料もPPTではなく、動画のような、滑らかで
且つ訴える視覚的な資料を仲間が作ってくれたこと、全ての
皆の努力が結果として出たと思います。

で、結果は??

「満点」でした。
教授からもお褒めのメールを頂き、徹夜を続けてここまで
頑張った甲斐があったと本当に思います。

今回の発表会を振り返ってみて自分はチームに対して
どうやって貢献できたかと考えると、私自身「裏リーダー」
的な役割だったと思っています。

いわゆるファシリテーターというのかプロジェクトマネージャー
というのでしょうか?表向きにはプレゼンテーターの仲間が
しっかりと指揮って皆をひっぱってくれていました。
その築いた軌道から皆さんが落ちないように、ずれないように
調整し、プロジェクト遂行まで推し進めていくような立場です。

具体的にいうと、進捗管理、スケジュール管理、プロジェクトの
全体から見た場合の状況確認、そして他の人の意見を活発に
取り入れるように質問をさせたり、逆に質問をなげかけて
いったと思います。
私の担う役割は「プロジェクトが円滑に進むための"velocity"を
力強く推し進める」という感じかと思います。

このプロジェクトで学んだことで皆さんにも考えて頂きたいのは、
皆それぞれ強み・弱みがあります。弱みは改善していくものですが、
まずはどのプロジェクトやチームにおいても自分強みを如何に
発揮できるか、強みを活かして如何にチームに貢献していくかを
考えてみてください。

改善点は強みを活かしてからで構いません。弱点を克服するのは
なかなか難しいですが、強みを更に活かしてまた、強化することは
楽しいものです。その後に改善部分を直して行くほうが改善点を
より克服しやすくなります。

プロジェクトでは、自分の強みをできる限りチーム全員に提供・共有
できるように働きかけて下さい。Give & Takeとよく言いますが、
私はこれはとても重要だと思います。私達皆が全てにおいてプロで
あったり強いわけではありません。また私達全員が全てのスキルに
おいて一定のレベルであるわけでもありません。(皆がGeneralistic?)
自分の強みの部分は積極的に相手に提供することで、相手も自分の
強みの部分に関しては積極的に提供してきます。

「Give & Take」の←順番通りまずは「Give」からすることが重要だと
いうことが改めて理解できました。

チームの皆、有難う!最高に良いチームでした!