2010年5月21日金曜日

Global MBA的: サービスでお店を差別化する(会社近くのラーメン屋さん)

5/21/2010 (Fri) Global MBA@Thunderbird MBAを活かせ

先日、会社の近くにあるラーメン屋がオープンしました。中華屋さんや王将などは近くに沢山あるのですが、いわゆる家系(ではなく、それに近い)ラーメン屋のような本格的なラーメン屋ができたのです。似たようなラーメン屋がないからか昼間は行列ができていてなかなか入ることができません。

この間同僚と帰りがけに立ち寄ってみたのですが、混んでいた理由が分かりました。味は当然評価すべき項目No1ですが、それ以外にも、飲み水にこだわっていたり、店員お接客が普通のラーメン屋以上に丁寧であったり、そして、無料サービスが色々とあったり、、、極めつけはお会計後、臭い消しのためのガムなら多くのお店でやっていますが、ここでは、無料のアイスクリームでした。なんか、アイスを帰りがけに一本貰えるってお客様からしてみると、お得になった気分なんですよね。熱いものを食べた後のアイス、、、そして、食後のデザートとしてのアイス、、、お客様は喜んで戴いて帰ってゆきます。女性のお客様やお子様も大変喜ばれますよね?!

味にはかなりこだわっているが、そのような中でも、「お客様本位」でラーメン屋をやっていることがよく分かります。お客様の立場でとことん考えぬいているなぁということがよく分かります。こういうお店の出店によって、周りの店舗の競争が激化され、、、って、価格面ではなく、特にサービス面でを私は言っています、、、この周辺のお店のサービス全体の向上につながっていけばいいなぁとちょっと期待しています

ポイント:
お客様本位で考えること丁寧にそして親切にサービスを提供することはとても大事です!それができていない人はたっくさんいます!!でも、それだけで満足してはなりませんどれだけ、丁寧にそして親切にサービスを提供したところ、それがお客様の視点で、お客様のためになっていなかったり、考えられていなかったら、お客様は心から満足されません。ここでは、(私の中で)7対2対1の法則があります。サービス提供者の7割はしっかりとお客様と向き合って丁寧なサービスができていません。全体の2割はしっかりとした丁寧なサービスができています。でも、徹底したお客様本位ではありません。そして、全体の1割が丁寧なサービス且つお客様本位であること。結構厳しい割合ですが、お客様が(サービスで)感動するお店ってそう多くはないと思います。皆さんもきっと過去の経験を思い出してみてください。それほど感動するお店は全体の中でも多くはないはずです。でも、だからこそ、チャンスでもあるんですよね。そういった、感動するお店(丁寧なサービス+お客様本位)が少ないからこそ、頑張れば、その1割の勝ち組に入ることは十分にできることです。それなのに味や価格といった要素だけで勝負しようとするから、勝ち組になれないのだと私は思います。どんなに味が良くてもサービスが悪ければ勝ち残れません。どんなに易くてもサービスが悪ければ勝ち残れません。それが、私の持論です。サービスがお客様を支えているといっても過言ではありません!!

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