2008年12月15日月曜日

2008・2009年度経済見通し(2008年12月改訂)【富士通総研】

12/14/08(Sun) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

2008・2009年度経済見通し(2008年12月改訂)
http://jp.fujitsu.com/group/fri/topics/2008/081209info.html

富士通総研は、7~9月期のGDP統計(2次速報)の発表を受け、経済の見通しの改訂したそうですが、「日本経済は減産が本格化する一方、企業、消費者ともマインドが大幅に悪化し、輸出もさらに減速と、牽引役を失った状態にあり、08、09年度とも弱い動き が続いていくと見込まれるとの、前回予測の基本シナリオには変更はありません。世界同時不況の深まりに伴い、実質GDPの年度予測値は下方修正しました。(引用)」とのこと。予測値等の表もこのホームページに載っていますが、当面の日本経済にはあまり期待できない、という予測になっています。

かといって、この予測通りに必ずしも進むわけではありません。私たちはこの予測の事実を知った上で、どう改善していくかを考えなくてはなりません。政府の政策だけを批判せず、企業も継続的努力は必要です。特に不況が続くと、社員のモチベーションがイッキに下がってしまいます。このモチベーションは形に見えない分、掴みどころのない難しいモノですが、できる限りのことをしてモチベーションは維持するようにしなくてはなりません。勿論、数字達成やコスト削減は重要ですが、それを実現するのは社員です。その社員の動機付けがシッカリとできない限り、100%のやる気を引き出すことができないため、期待する結果はでてきません。こんなときこそ、従業員満足(ES)を満たすことを意識しませんか?多少経費がかかってでも、従業員満足(ES)を満たすことが、成功につながるかもしれません。

では、どうすれば、従業員満足(ES)を満たすことができるのでしょうか?よく「コミュニケーション」を活発にする、というのが挙げられます。これはとても重要ですよ!でも、一方的なコミュニケーションではなく、双方向的なコミュニケーションをとることがポイントです。一方的に仕事を依頼、指示、命令されると仕事はこなしますが、それはあくまでも受身の姿勢ですよね。社員を能動的に、積極的に色々な場面で参画してもらうことがモチベーション維持には重要です。社員も参画して、意見が少しでも反映されている場面が多くなればなるほど、社員の「やる気」はあがってきます。最終的にはトップが決めるのは通常通りで良いのですが、その過程で如何に社員が加わっているか、参画しているかがキーポイントとなります。

他にもコーチングや褒めること、よく話を聞いてあげることなど色々とモチベーションを挙げる方法はありますが、今日は「双方向コミュニケーション」「社員参画型」「従業員満足度を満たす」点について書いてみました。

独り言:
数字、ノルマ、売上、年末の追い込みで、従業員にお尻を叩いても効果がないと感じる方は、是非、180度戦術を変えて、「双方向コミュニケーション」「社員参画型」「従業員満足度を満たす」を意識してみませんか?

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