2008年3月6日木曜日

期末試験準備開始 & 「時間厳守」について

3/05/08(Tue) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

今週末より2nd Trimesterの前期授業の期末試験(1ヶ月半に1度は試験があるような気が…)が始まります。今回前期だけで終了する授業が3コマ。「Financial Accounting & External Reportin」「Financial Management」「Global Marketing Strategy」です。他の授業は前期・後期と続く授業の為、4月末~5月末の試験時にやります。

この試験準備の為、またブログの更新が少し遅くなる可能性がありますので、予めお伝えしておきます。今週土曜、来週の火曜、水曜が試験日となっています。それ以降、またブログを頻繁に更新して参りますので、是非またお越し下さい。


独り言:

時間を守ること。先に申し上げておきますが、今日もまた偉そうなことを書いてしまいますが、私が全て実行できているか、完璧かというと決してそうではありません。但し、ここに書いてあることは少なくとも他の多くの人よりは実行できている方であり、日々改善の努力をしています。

今日は時間を守ることについて書きたいと思います。日本の文化では「時間厳守」はかなり厳しいですよね?でも、地域によっては時間をしっかり守ることが必ずしも昔からの文化、しきたり、習慣ではない国もあります。他、血液型でも時間を守る型、そうでない型とあるようです(ちょっと偏見も入ってしまいますが)。なので、一概に時間を守ることはMUSTであるとは言い切れません。国や文化によってはCase by Caseで上手くその変化に対応していく必要がありますが、それでも、ビジネスの観点で考えた場合、「時間厳守」は当然のことであります。「時間にルーズな人=仕事もルーズな人」という固定概念がビジネスでは考えられてしまうことが多いです。「だから、時間を守った方が良い」と昔は思っていました。ビジネス上必要だから、守る。これは当然のことでですが、色々と考えてみるとそれだけだとちょっと動機が弱いですよね。友人や知人に時間厳守をどうやって教えますか?仕事で必要だから守った方が良いと言われても、言葉ではわかっていても、身体では理解できていない場合があります。

私の場合、(まだ自分にしか実践していませんが)(1)時間を守らないことで相手、周りにどのような迷惑がかかるかをまず考えます。こうすることで、ビジネスであれば、損益に影響する、リスクの拡大(もしくは最小限に抑える)、人間関係の構築(もしくは解消を防ぐ)、信用問題など色々と影響することが思い浮かんできます。そんなことをすると、相手にも迷惑がかかるし、自分の会社にも、そして自分自身も嫌な思いをすることがわかります。だから、時間をしっかり守ろうと思うようになります。(2)ある本で読んだことがあるのですが、仕事でもプライベートでも相手より常に先に約束の時間に行くことで色々なメリットがあります。例えば、ビジネスであれば、訪問先へ先に到着して、社内外を見て回る。そうすることで、新しい発見「気づき」があり、その後の打ち合わせ等で会話のきっかけとして活かすことができます。また、実際に見ることで課題が見つかる場合もありますよね。他にも先に着く場合と遅刻して着く場合(或いは遅刻ではないけれど、相手より後に着いた場合でも同じだと思いますが)とを比較すると、先に着いて準備しておいた方が良いと思いませんか?先に着いて自分の空気を作っておくのです。時間に守れない人の場合、遅く着いてしまうと最初の一言目は、「遅くなりました、申し訳ありません」と謝罪の言葉から始まります。コミュニケーションの流れは既に相手主導で始まってしまい、自分は相手より下、もしくは相手から悪く評価されて見られていることも考えられます。プライベートの場合であっても、例えば、飲み会の場であっても先に着いてお店の作りがどうなっているか、トイレはどこにあるか、どういった席順がいいのかを考えておくと、パーティが始まった際にスムーズに流れていきます。私は司会進行やリーダーを自らやるよりは、こうした裏方だけれど、実際には物事が上手く進むようしっかりと支えていくような能力をもっている人の方が好きですね。なぜかって、より「気付き」能力があるからです。


時間厳守はとても大事です。初対面であれば当然のことですが、例え相手が友人であっても必ず守りたいものです。そうでないと、いつしか「あいつは時間を守らない奴」というレッテルが貼られてしまいます。それ=友人関係解消にはなりませんが、何か印象が悪いと思いませんか?

では、どうして時間が守れないのでしょうか?

ん~、それは人それぞれですから何とも言えませんが、きっと自分に甘く、そして弱いのでしょうね。頭の中では時間を守ることが大事だと思っている人は多いと思います。ただ、実行するとなるとそれが実現できない。何度試してみても上手くできない人が多いのではないでしょうか。理由は、、、ご自分で思いあたる節がきっとあると思います。是非考えてみて下さい。


では、どうすれば時間厳守が実現できるのか?
私がよくアドバイスするのは、

・いつも5分前に着こうと努力して遅刻するのであれば、いつも15分前に着く努力に切り替えてみる

そうすると、少し余裕もって着くことができます。5分前を目指したところで、渋滞や不測の事態により遅れることは多々あります。これは予測できる範囲のことだと思います。それも考慮した上で15分前に着く努力をしてみてはいかがでしょうか。遅刻することはNGですが、早く着く分には何ら問題ありません。早く着き過ぎた場合でも、予定表を確認したり、小さな雑務は色々とできるはずです。

・きつい予定を入れすぎない

皆さん毎日忙しくされているかと思います。そんな皆さんへは予定を詰め込みすぎないことです。予定がどうしても多くてそれができない場合は、その予定の前後に+@の時間を入れておくことです。例えば予定が15:00からだとしたら、14:50を予定時刻にし、その15分前(上の項より)に到着できるように心がけてみてください。少し約束の時間にバッファーを持たせることで時間に余裕ができ、(実際の)約束の時間に慌てて走ることがありません。

・時間が勿体無いという節約精神を持つ(時間にケチになれ)

上の項と少し矛盾してしまいますが、読んで頂ければ何となく理解してもらえるのでないでしょうか。1年間は365日しかありません。1ヶ月は4,5週間。1日は24時間。1時間は60分。1分は60秒。例えば、「1年間を365日ある」「1年間を365日しかない」のどちらをあなただったら考えますか?私は当然後者です。たったの365日しかないんですよ。1日24時間もかなり少ないと思っています。どうして、そう思えるのか?それは自分の中で大中小目標を作って、それに基づいて何を大体いつ頃までにやると考えているからです。細かくスケジュールにまで落とし込むと、時間が足りないというのがすぐに分かります。自分のやりたいことを意識して予定を立てると自然とこの時間が勿体無いという節約精神がうまれてきます。そうすると、「時間厳守」が自然と身についてきます。睡眠時間を削った方が良いとは言いませんが、私は社会人になった頃からナポレオン睡眠法などに挑戦し、さすがに1日3時間は無理ですが、4,5時間あれば十分になりました。1日やそこぃらでできるものではないので、もし挑戦されてみたい方は気長に取り組んでみてくださいね。健康にも特に問題は(今のところ)ありません。1日8時間睡眠していると比較すると、私が毎日5時間睡眠でいった場合、3時間の差ができます。1週間に21時間。1ヶ月を4週間と単純にした場合、月84時間の差がでてきます。1年にすると1008時間(42日分に相当)。

時間に徹底的にケチになることにより、これだけ時間を節約することができることがお分かりかと思います。あなだだったらこの時間をどのように有意義に使いますか?人生は1回限りです。巻き戻して戻ることもできません。時間は刻々と過ぎていく中、上手く効率良く時間のマネジメントができることが大切に感じるのは私だけでしょうか。

色々と書きましたが、全てを毎日実現できているかというと私もまだできていません。ただ、強い思いで努力しているので、完全実現もそう遠くないと思っています。是非、皆さんも自分の時間に対する考え方を再度見直してみて、「時間厳守」にトライしてみませんか?