2008年9月18日木曜日

Global Enterpriseの授業にて

9/17/08(Wed) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

今日のGlobal Enterpriseの授業は、なかなか面白かったです。来週ゲストスピーカーとしてくるはずだった地元で成功している経営者が、仕事の都合上で今週にしてほしい、ということで、急遽今日ゲスト・スピーカーとしていらっしゃいました。’77年にThunderbirdを卒業したそうで(私が生まれた年です…)、息子は私と同級生でチームでも一緒にプレゼンをしたことがあります。

やはり実践で成功している人、修羅場をくぐってきている人、本当の苦労を経験してきている人の話は(前回の教授の説明のときにも書きましたが)説得力があるものです。教科書やケースから学ぶこともたくさんありますが、これらは少し古い場合があります。ケースだと古いものだと、1980年代に遡ることもあります。しかし、講演者の場合、古くても数年前の話で、新しいものだと「先月の話だけどね、、、」という場合もあります。起業することがどういうことなのか、ベンチャーキャピタル(VC)に対して提案するときの話、苦労話を色々と教えてくれました。

もう1つ興味深かったのは、来春、新しい授業(ノンクレジット)として、彼を始め何名かがVCに認められる事業計画書の作り方という授業を教えるそうです。各自ビジネスプランを作って、それを一度精査/議論して、どうすればVCに対して通じるビジネスプランになるかを指導してくれます。その後、そのビジネスプラン(事業計画書)を作り直し、提出します。其の中からベスト3の事業計画書を選び、実際にVCに対して最終プレゼンをするそうです。そこからの評価から学ぶこともできますし、賛同してくれれば、ファンディングを得ることも十分にあるそうです。面白そうなので、早速、その授業に興味がある旨教授にメールをしました。

前回私も書きましたが、この講演者も、今までMBAで学んできたことをこのようなVCに対する提案をすることで、(学んできたことを)1つに纏め上げることができる、ということは重要だと思います。自分が学んできたことを上手くアウトプットすることによって初めて何を学んだかが理解できると思います。就職をしてから(私の場合は、会社に戻ってから)活かそうと思うことも重要ですが、それ以前に、学んだことがちゃんと身についているかをこのような場で確かめながら、修正し、確かめながら、形にして、身につけていくことが「理解する」近道だと思います。アウトプットを出すことで、理解できているか自体理解することができます。ノン・クレジット(単位として評価されない)クラスであり、負荷は高まると思いますが、来春、この授業をとってみたいと思います。

サンダーバードの皆さんも興味があれば是非教授にコンタクトしてみてください。

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Global Business Plan(事業計画書)作成の授業

9/17/08(Wed) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

先日私が履修している秋期授業の上期(私達は1stモジュールと言います)の概要について紹介しましたが、その中でも私が一番気にいっているGlobal Business Planという授業について今日は詳しく書きたいと思います。Dr. Robert Hisrich教授が教えている授業なんですが、授業もそうなんですが、この教授がまた凄いんです。教授でありながら、アントレ・経営者でも成功していて、著書も沢山あるのですが、アントレプレーナーシップという図書は、Globalにも7,8ヶ国語にも翻訳されているそうです。アントレといえば、Hisrich教授と言っていいほど、Thunderbirdでは、いや、他校でも有名らしいです。

そんなHisrich教授の教え方は、アカデミックな教授というよりは、やはりGlobalビジネスや経営の視点で常に話をするので、いつもの授業とは違って刺激的です。やはり現場を知っている、自分が見てきた事例、事実を自分の言葉で説明する人って、説得力があるなぁと感じます。

この授業は、一言で説明すると、ビジネスプラン(事業計画書)の戦略的な書き方と提案の仕方などを教えてくれる授業でアントレになるには避けて通れないところだと思います。また、それに関係してくるマーケティング、ファイナンス、人材(組織)計画についても教えてくれ、最後は、自分で新しいビジネスの事業計画書を作成します。通常の他のクラスであれば、これで終わりなんですが、Hisrich教授は彼のコネ(知り合い)等を使って、ベンチャー・キャピタリスト、エンジェル、銀行員等の投資家を呼んできて、私達学生は彼らに対して最終提案をします。こうすることで、評価も客観的なものになるし、実際の投資家の評価を私達も得ることができるので、起業をする際、大変参考になります。実際のアントレが投資家に対してするプレゼント同じですよね…。また、内容が良くて、投資家が気に入ってくれた場合、実際にこのファンディング(金銭的支援)を受けることも可能(実際に幾つかケースはあったそうです)とのこと

私は自分の強み・弱みをある程度分かってきたつもりです。Finance/Accounting系は正直申し上げてあまり得意ではありません。それゆえ、最初の1,2学期で必須科目だけとって、(今期)それ以降、履修するつもりもありません。Global MBAで学ぶ最低限のことだけが分かればそれでいいかなぁと。それ以上に、自分から企画をして、提案して、ビジネスを新しく作る、ことの方に面白みを感じます。自分の思い、想像力、創造力、企画、情熱、そして調査した結果がビジネス創造につながることを考えるだけでワクワクしてきます。折角MBAで勉強もしていることだし、頑張って経営者を目指すという夢も歩む道としては間違っていないと思います。MBAで学んできたことも、比較的活かせやすい部分でもありますしね。Finance/Accountingには、それを専門に勉強している人たち(CPAやCFAを目指す人たち)がたくさんいて、彼らを超えることは到底出来ないと判断しました。逆にそういったファイナンス/会計の知識が必要な場合は、その人たちを雇うなり、アドバイザーとしてサポートしてもらうようにし、自分はビジネスを作っていく、自分でしかできないことに力いっぱいパワーを注いでいきたいと考えています。

アントレ=独立、という考え方が日本ではまだ強いかもしれませんが、実際には、独立も多いのは確かですが、(教授によると)企業内アントレも今後激増していくらしいです。また、会社内で起業するだけでなく、アントレの考え方を常に持っておくことで、斬新なアイデアがでてきたり、新しい価値を生み出していくことができるようになります。幅広く、アントレのマインドを持っておくことが重要だと私自身思います

私が企画・提案するプレゼンの内容については、もう少し整理してからこの場でご紹介します。

(PR)何かに夢中になってみませんか?身体動かすことが一番簡単に夢中になれることです。

私の独り言:
最近、何かに夢中になれていますか?
子供の頃、何かに没頭すること、ハマルこと、夢中・熱中したことは多々あったかと思います。皆さんは今、もしくはここ最近、子供の頃のように熱中していたことってありますか?そんな記憶が少しでもありますか?
私も残念ながら子供の頃と比較すると、(なぜなのか)熱中することが少なくなりました。それは、物事が現実的に見えてきたからなのか、忙しくなってきたからなのか、幅広いことを浅くやらざるをえなくなってきたからなのかはよくわかりません。それでも、定期的に最低1つは熱中することを決めています。それは、ビジネスに直結することでなくてもいいと思います。私の考えとしては、ビジネスに直結することが1つと、そうでないプライベートのが1つあるのが一番いいんじゃないかと思います。ついこの間、インターンシップをやっている頃は、「テニス」にかなり熱くなっていました。Dukeに私と同じ会社から留学しているFさんに色々と教えてもらい、「下手クソ」レベルから、「まぁまぁ動ける」レベルまでにはなったのですが、週に2,3回は有料コートで彼と練習をし、試合をしたものでした。今は、来月から始まるSustainable Innovationという、ビジネス提案大会に向けての準備をしつつあります。題材はまだ決まっていないのですが、題材が出題される前に、スケジューリングの準備をしたり、どんな手法でアイデアを膨らませていくかなどを日々考えています。何かに夢中になると、時間が過ぎるのが早くなります。それが理由なのかはわかりませんが、集中力は倍増します。アイデアもいつもより沢山でてきます。面倒なことも面倒と思わなくなり、調整事項もパキパキやるようになります。そして、熱い人って、私から見るとイキイキしていて、エネルギッシュなイメージがあり、また、若くも見えます。精神面でも、プラス思考になると元気がでてきて、やる気も湧いてきます。

このように、何かに夢中になると、いいことがいっぱいついてきます。これは持論ですが、最近、調子ののっていない人や、やる気のでない人は、上の考え方を参考にして、強制的に、「夢中になれること」を探してみて下さい。そうすることで、最初は嫌々かもしれませんが、夢中になり始めると、上の良い作用が働いてきます。結果的に、夢中になって頑張っていることが良い方向に向かっています。それが身体で理解できるようになると、今まで上手くいっていなかったこと、結果が伴ってこなかったものに対しても強制的に夢中になることで、良い方向に切り替えることができることできる、ことが分かってくると思います。私はこうして、自分を常に前向きに、プラス志向に変えようとしています。(自分で書いていて、、、ちょっと複雑になって、理解しづらい内容になってしまいましたが、更に興味ございましたら、個別にお問い合わせ下さい)


夢とロマンと感動の旅

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