2009年7月24日金曜日

Global MBA的:モチベーション理論に関するお薦め図書

7/24/09(Fri) Global MBA@ThunderbirdグローバルMBAを活かせ

最近ちょっと体調がすぐれません。夏風邪なのでしょうか・・・。いや、きっとアリゾナの気候が身体には合っているのでしょう。アリゾナは今は40度を越える猛暑のようですが、乾燥しているので過ごし易さはこのベトベトした日本の気候とは大違いです。しかも、梅雨が明けたにも関わらず、この雨天にはたまりません。環境変動が原因なのかわかりませんが、山口の方では豪雨がもたらした被害で犠牲者も多数でていますしね…。アリゾナの気候が恋しい毎日です。

さて、今日は私の大好きな「モチベーション」について素晴らしい図書をご紹介します。図解 きほんからわかる「モチベーション」理論 (East Press Business)というモチベーションについての基本を説明している本です。何がいいか?とても簡単で読みやすいこと。そして、今まで何となく理解していたり実践していたモチベーションの理論が1つ1つ説明されていること。さらにはこんなにあったのか?というくらいモチベーション理論があり、様々なシーンで適用できるんじゃないかなぁと思いました。後半には実践的になりビジネスにおけるシーンを使ってどのモチベーション理論をどのように適用するかを説明しています。

「モチベーション」って日本ではどれだけ多くの方が日々意識して部下、後輩、同僚、そして上司に対して使っているかは微妙(まだ欧米と比べると少ないんじゃ?という意味です)ですが、どんなに頭が良くても仕事ができる人であっても、それは彼らのモチベーションによってイッキにかわってしまう良くもあり悪くものあるものなのです。欧米のように「成果主義」がやってきたといわれてから結構時間は経っていますが、それでもなかなか成果主義が浸透しないのはどうしてでしょうか?

私が考えるには、「成果主義」にはちょっと限界があるんじゃないかなぁと思います。成果主義では、しっかりとした目標を定めてそれに向かって進んでいくわけですよね?プロジェクトマネジメントという視点ではそれは正しいわけですが、しかし、プロセスも重要になってくるんではないでしょうか?(偏見かもしれませんが)よく外資系では「結果が全て」で成果を尊重するということを耳にすることがあります。それは一部の超プロフェッショナル集団であればいいのかもしれません。いや、でも、彼らにだってスランプはあるでしょうし、壁にぶちあたることは当然あると思います。超プロフェッショナル集団でなくとも、私のように普通のサラリーマンになったらどうなるでしょうか?結果で全て評価されるのはきついと思いませんか?但し、、、但しですよそこにモチベーションを上げるシステムが確立されていれば話は別だと思います。上司や先輩が如何に部下や後輩・同僚のモチベーションをあげるかということをしっかりと考えているだけで大きく成果もかわってくると思います。おそらく多くの企業は成果を評価するが、「モチベーション向上のシステム確立」にまでは至っていないのではないでしょうか?

どうしてモチベーションが重要だと思いますか?単なる「やる気」と侮ってはいけませんよ。この「やる気」次第で会社の雰囲気はガラッと変わります。私自身上司にモチベーションを高めてもらったときの「やる気パワー」はとてつもないものだと実感しております。チリツモでそれが全社レベルに実施されていたらどうでしょうか?MBAで知識をつける、教育にいって知識をつける、毎日客先にいって経験を積む、社外/異業種交流会にいってコミュニケーション能力をつけるなど全て素晴らしいことばかりです。しかし、例えば全てが身についていたAさんがいたとしても、彼のモチベーションレベルがたったの50%であれば、さほど上で挙げたような経験等がみについていないBさんのモチベーションレベルが90%だったら、私は確実にBさんと仕事をしたいし、仕事も任せるでしょうね。やる気・熱意ほど重要なことはないと私は思います。

そんなモチベーションの理論と実践について1つ1つ解説してうれる易しい本です。

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