2009年2月8日日曜日

日本の世界へ与えている良い影響力(第3位)【読売新聞/BBC共同世論調査】

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「読売新聞社と英BBC放送が共同実施した21か国対象の世論調査で、「日本は世界に良い影響を与えている」という評価は56%となり、「悪い影響を与えている」の23%を上回った。」(yomiuri.co.jpより引用)
この記事を見ると日本って結構頑張っているなって感じがしますよね?電話調査で答えた方々どういった理由(根拠)でこのように評価しているかという部分が気になりますが、このようなランキングはちょっと嬉しいものです。しかし、このように日本が高い評価を得ているにも関わらず、日本の世界への貢献などは一体どれだけ認知され、評価されているものでしょうか。勿論、他の国も「世界貢献」の取り組みは色々とされていると思いますが、日本の支援は世界でもトップ級だと聞いています。それに見合った評価をされているかと考えると、私の答えは「No」です。日本を決して過大評価しているわけではありません。今までやってきている取り組みがしっかりと世界から上手く評価されていないと言っているだけです。それは、評価する側にも問題がありますが、個人的には、日本側にも問題が少なからずあると思います。

一般的な日本(人)の性格だからある意味仕方ないといってしまえばそれまでかもしれませんが、日本民族は、自分達の功績をアピールすることが非常に弱い、といいますか、消極的です。一方、アメリカは本当に小さなことでも、あたかも大きな功績かのようにしっかりとPRしてきました。功績を大きく見せることは必要ないと思いますが、少なくとも、しっかりと功績を外部に対して伝えていくことは重要だと思います。「誰かがきっと見てくれているだろう、分かる人にはわかるはず」という日本人的な考え方も(私は)好きですが、それでは、多くの人に日本の活動を認知してもらうことができません。広報・マーケティング活動をしっかりと、積極的に打ち出していくことが重要だと思います。

私の周りにいる同級生に以前に聞いたところ、日本のイメージは、「金を出す国」という意見がかえってきました。「金銭的援助の日本」というイメージしかないのはちょっと寂しいですよね。もしかすると、日本の中では、「色々な取り組みを日本はしている」というイメージが強いかもしれません。しかし、それは、ある意味日本国の「自己満足」であって、周りからの評価/イメージは全く違うことを知るべきです。正しい活動をやっていても、それが周りにも正しく周知できなくては、やる意味がないと思います。誤解しないでくださいね。周りに伝えるために「活動」をする、と言っているのではありません。積極的に世界に貢献する取り組みは、世界をリードする国の1つとしては、重要な責務だと思います。と、同時に、それを効果的に周りにも伝えていく必要があるということです。

ビジネスで言うと、ROI(投資対効果)は絶対に必要ですよね?世界貢献も少なからず同じだと思います。世界に貢献、つまり、国のお金、つまりは、私達の税金を使っているわけですから、それはしっかりと世界中に貢献/取り組みの実績を伝えていく必要があると思います。ここまでやっている、今後はこれをやっていくということを常に伝えていく必要があると思います。

世界中のどこもが危機に陥っている中、麻生総理は日本が一番早くこの経済危機から脱出して、他の国をリードするような発言が前にありましたが、是非、これは実現してもらいたいですね。そのような働きは日本の評価をより高め、認知され、評価が上がります。

「日本は世界に良い影響」56%…BBC・読売共同世論調査
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080116-907457/news/20090207-OYT1T01068.htm


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