2009年7月12日日曜日

Global MBA的:次世代に受け継ぐことを意識する(感謝の心)

7/12/09(Sun) Global MBA@ThunderbirdグローバルMBAを活かせ

私のブログの右下にもリンクを貼っていますが、母校(ロスにいた頃の日本人学校大学)の卒業生便りに何度か寄稿したことがあります。以前にもご紹介しましたが、日本人学校の方では現在でも同じ同窓生に対して寄稿してもらえないかというお願いをしています。

どうしてこんなことをするのか?

ビジネススクールにも行き、色々と勉強をしてきて感じるのは今まで得ることができたのは全て自分の努力や能力があったから!!ということは一切思っていません。留学中や合格したときは、自分の努力があったから、、と思うこともありましたが、今では、そういった想いは少数派となりました。今感じるのは周りのサポートがあったからこそここまでこれたということです。

そう考えると感謝の気持ちが自然と湧いてきます。今までは「俺は頑張った」というような想いがありましたが、そういった想いが自然と周りに対する感謝の想いとへ変わっていったのです。そうすると、今度は自分が他の人たちのために何かしてあげたいという想いになっていきます。なんていうんでしょうかねぇ、会社、人生、そしてビジネススクールの先輩から色々と良くして頂いたので、今度は私が同じように次の代の方たちに良くしていく番かなぁと。Give&Takeの精神のひとつでもあると思います。ある人は「計算して」貸し・借りをしますが、これは最低・最悪です。Why?まず、そういう人に行為って恩着せがましかったり、計算されていることが薄々と感じられるからです。その薄々が実は、後でハッキリと実感できたときに「最悪」にかわっていきます。なので、計算してGive&Takeをすることだけでは絶対にやめましょう。そうではなく、お世話になったから次の代へは今度は自分が、、、という純粋な想いで接することと強くお勧めします。

そうした理由で、私も大学や日本人学校の卒業生便りにも寄稿しました。また、このブログを通じてMBAに関するお問い合わせを頂く方にも真剣にそして親切に(かなり細かく長文になることもありますが)教えたり回答するようにしています。そうすることで、その人が喜び、感謝の気持ちを持つことになり、更にそれを次の代にまた受け継いでくれることでしょう。

最近、今年の秋からサンダーバードに留学する方とも会ったりメールのやりとりをしていましたが、是非、次の代の方にも受け継いでいってくださいね、と伝えました。また、寄稿についても私なりに業種がかぶっていない友人にお願いして書いてもらったりもしています。少しでも次の代の世代に何かを残していくということが私たち大人(ってまだ若い大人だと認識していますが…)には求められていると思います。

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相手のことを考えるだけでなく、相手の立場に立って考えられているか?

7/12/09(Sun) Global MBA@ThunderbirdグローバルMBAを活かせ

顧客サポートのノウハウが凝縮した珠玉の情報!「Customers Are King」

昨日は私も運営者(戦略担当)の一人としてやっている聴覚障害者の協会の定例会がありました。発足してから2年くらいですが、今まで公式な定例会等には海外留学があったため、参加することができませんでしたが、ようやく、昨日初めて出席してきました。昨日は、アメリカからちょうどいらしている聴覚障害研究でも有名な博士をお招きし、講演頂きました。普段、ろう者/Deafと関係のない健聴者からすると結構分かりづらいかもしれませんが、その博士(教授)は英語の手話しかわかりません。それを、日本語の手話と英語の手話を理解する方(ろう者)が、日本語手話に通訳し、健聴者の日本手話通訳者が、今度はそれを音声へと通訳していたので、幾つもの通訳が間に入っていて、、、ちょっと不思議な感じがしました。例えば、アフリカのとある現地の言語を通訳できる日本人がいなくて、一度それを英語に通訳してもらって、その英語をさらに日本語に通訳してもらうようなイメージでしょうか。

色々と勉強になることばかりですが、昨日最も勉強になったのは、良かれと思って親切心で対応していることが実は相手はお願いもしていないことなので、かえって迷惑だったり失礼に相当することがあるとのこと。「私は親切心でやっているのに・・・」と思ってしまうのはあくまでも自分のエゴですね。私も昔はこういったのが少しありました。しかし、最近は大分なくなってきたと思います。如何に相手の立場にたって考えるかがポイントだということをあらためて感じました。相手のことを思って何かするのではなく、相手の立場にたって一緒に考える姿勢が重要だと思います。

営業や経営でも同じことが言えると思います。相手(お客様や他のステークホルダー)が何を必要としているのか、何を課題と考えていることを「考える」ことは当然のことですが、それは従来までの方法だと思います。現在はその一歩先に進み、相手の立場にたって一緒に考えてどう解決していくかを一緒に決めていくことのほうが重要だと思います。相手の了承も得ずに、良かれと思ってやっても、それは自己満足だったり、エゴに過ぎないことがあります。相手が心底「嬉しい。有難う」と思ってくれないとそれは相手のためではないと思います。(例外もありますが)

顧客/お客様志向とよく言われますが、それって自分の場合、どういうことなのだろうか?ということを今一度考えてみてください。正しく理解できていますか?何を持ってお客様を満足させることができているのかということをよく理解することが重要です。
当然といえば、当然ですが、当たり前のことがなかなかできないというのが実態ではないでしょうか?

是非頑張りましょう!

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