2010年2月16日火曜日

Global MBA的: コミュニケーションが心に与える威力【その2】(具体的な例)

2/16/2010(Tues) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

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前回に続き、今回は具体的なコミュニケーションのとり方についてご紹介します。なお、コミュニケーションに1つの正解はありません其の時々において然るべき対応方法があるかもしれませんが、決して1つの正しい解があるわけではないということを予めご理解下さい。また、その人々のバックグラウンドにもよっても対応方法が変わります。今回は、健聴者・既婚者・男性、というバックグラウンドの持ち主の近所でのコミュニケーションのとり方についてご紹介します。

色々と注意しなくてはならいこともありますよが、まずは3つほど私が気にかけたことをご紹介します。

1.その土地の習慣、文化、ルールなど

今まで色々な所に住んできましたが、その土地・地域ごとに習慣、文化、ルールなどがありますよね。それはきっちと文面で書かれている場合もあれば、暗黙の了解というものが存在している場合もあります。まずはこれらをしっかりと把握することです。例えば、昔会社の社宅に住んでいた時は社宅内のルール(規則)というものがありました。残念なことにそれを守れていない人も多々いましたが、そこで生活をする以上秩序ある行動を取ることが最初から強い信頼関係を築くことにつながります。今、私が住んでいる住宅街は古くから住んでいる方々ばかり私のような新参者はとても少ないです。そういった場所では、それなりの文化が存在しているようです。これらもまずは隣近所から色々と教えて頂く必要がありますよね。それをするには、面倒かもしれませんが、私達はしっかりと引越し前から引越しをする際ご迷惑をおかけしますという事前の挨拶を始め、引越し後も当然一軒一軒挨拶に回りました。今時珍しいという方もいらっしゃいましたが、私は人間との付き合いをしっかりとしたいので、この「挨拶」はとても重要だと思います。特に、主婦となる妻には前面にでて「挨拶」をしてもらいました。と、いうのも、私は日中の大半を会社で過ごす一方、妻は自宅にいたり買い物にいったりしますので、近所の方との交流も必ず発生してくるからです。

今では朝の挨拶をする範囲をもう少し広げて、私は朝のゴミ捨てで会う近所で知らない人にも挨拶をします。これは人によって「当然のこと」と思う人と「朝からそんなの面倒」と思う人もいるかもしれませんが、私は前者ですね。顔見知りになるといいこともあるんですよ。私の場合、スーツ姿でゴミを捨てに行くわけですが、近所の(名前は分からないですがあそこの家程度は分かるような人)奥様とゴミ捨てが一緒になるとき、「ワイシャツやスーツが汚くなるから私が網(ネット)の中にいれておきますから、どうぞ置いていってください」と優しく声をかけてくれます。他にも地域社会ですから、顔見知りであることは安全面でも重要ですよね。隣近所の顔を普段からよく見ていれば、いざ、不審者などを発見した際にすぐに怪しいと思えます。また、常に皆で挨拶する習慣をしておくと、その不審者に対しても声がけをすることで、その不審者も「ドキッ」としてしまいますね。そういった地域社会を作っていくことも、実は近所間のコミュニケーションでは求められているし、最近減ってきている深刻な問題なのではないかと考えます。

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2.年齢層による対応

近所付き合いで重要なのは相手を知ることだと思います。相手を知らなくてはコミュニケーションも上手く図れません。隣の家は誰がいるのか?いつも親しく会話しているのは、奥様かもしれませんが、旦那さんとお子さんと、、、そして例えば、旦那様のお母様もいらっしゃるとか。どこの近所まで押さえるかは人それぞれですが、最低でも隣や向かいのお宅までは押さえておきたいですね。

大体の家族構成が押さえられれば、次は年齢層別の対応です。厳密に対応方法を変える必要はありませんが、例えば、どこか旅行に行った際に買って帰るお土産もある程度考慮/配慮して購入できますよね。私が信州にいったときは、ある方には信州のお漬物で、ある方には洋菓子にしたり、、、と。ちょっと大変ではありますが、その心遣いは相手に必ず伝わります。って、その心遣いをどうしてするのか?その先に私が期待するものなどは一切ありません。ただ単に相手に最も喜んでもらえるようなものを提供したいなと思っての考えです。例えば硬いモノが食べられない高齢者に対して硬いお煎餅などをお土産に渡すのはNGですよね。他にも回覧板(などがあれば)を渡す時間帯も相手の都合をよく理解した上で私にいくのも重要です。

ま、とことん徹底していいくと、キリがないので、自分に「大きな負担」と感じない程度にやるのが目安だと思います。無理してまで相手のことを気遣いすぎると、自分が気疲れしてしまって、元も子もありません。

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3.ギブ・アンド・テイク精神

最後は当然のことですが、常に相手に提供するという精神が重要だということです。テイク・アンド・ギブではなく、厳密にいうと、ギブ・アンド・ギブ精神かもしれませんね。ギブ・アンド・テイクですと、テイクを期待しているように感じますが、そうではなく、できる限りご近所さんにとって有益になることは最大限やって差し上げるのがポイントです。(勿論、これも無理のない範囲でですが)夏場、私の家の駐車場の部分だけ近所の中(その私道に並ぶ家々)では、ちょっとしたスペースがあるようになっています。(ん~、上手く説明ができませんが…)夏の暑い時は、必ずその駐車場全面と、そして目の前にある私道も必ず水を撒くようにしています。打ち水ですね。そうすることで、周りの家まで涼しく感じられることでしょう。実際、目の前のお宅のお祖母さんが「打ち水をやってくれるから、涼しく感じるねぇ」と言ってくれたほどでした。他にも、私道には電灯がなくとても暗いので、我が家は夜は必ず外の電気を付けています。防犯上という理由もありますが、ご近所さんの通行の安全の為にもなると思ってのことです。お陰様で電球の消耗は早いですが、、、それでも、きっと皆さんのお役にたっていると思っています。

まとめ:

さて、これらの行動は全て相手から何かを望んでいるからではありません。ま、唯一あるとするならば、円滑な近所付き合いを継続していくためにやっていることであり、それは、原点であるコミュニケーションをしっかりととることにあるのではないかなと私は常日頃感じています。言葉(会話)でのコミュニケーション以外にも、非言語コミュニケーションを多用したり、そして、年賀状や季節の挨拶を贈ったりすることもありますね。お金をかけすぎず(相手に負担を感じさせないという意味もある)、色々な方法でコミュニケーションを豊かにしていくと、きっとやっている自分もいつしか楽しくなりますし、その1つ1つが相手に伝わって、相手から「有難う」という言葉が返ってくるときは最高に嬉しいものです。

皆さんはどのような近所付き合いやコミュニケーションのとり方をされていますか?




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