2007年9月12日水曜日

アメリカFortune Top200に入る企業との会合(ただ飯!!)

昨日は「ただ飯」を戴いちゃいました。

Thunderbird School of Global Managementは学生にだけ授業を教えているわけではなく、企業に対しても豊富なトレーニングプログラムを設けています。その企業向けトレーニングにアメリカの企業(航空機・ヘリコプター製造メーカーといえばきっとお分かりかもしれませんが)の世界から集められたマネージャー以上のクラスの人(選ばれた50人位の人たち)と食事をするというイベントでした。
私たち(学生)のためのプログラムではなく、彼らのためのプログラムで、Thunderbirdで2週間のトレーニングを受けている間に、他の人種/国の人たちとの触れ合いも必要ということで、日本、インド、ラテンアメリカなど4,5国の学生を中心に集めて、各国の料理屋にいって食事をしながら、文化、ビジネス、食習慣などを説明するんです。
日本人組は私ともう一人同級生、そしてオランダ人だけれど日本でビジネスをしていた人(奥さんは日本人)の3人で食事を共にしたのですが、相手は、私たち以上で10人以上はいたような気がします。最初、人数の多さに圧倒され、まるで就職活動の「集団面接」を外人とやっているような感じがして、抵抗感がありましたが、お店(日本食だったけれど、韓国人が経営しているお店でした)に入ってビールを皆で飲み始めてからすぐに打ち解け、楽しい2時間を過ごしました。私の周りはTexas, Rhose Island, Kansas, UK, Canadaから来ている人が多かったです。このようなイベント/教育があること自体、とてもグローバルな会社だなぁと感じさせられました。
私の会社ももう一歩グローバルになるために同じような教育を受けさせてみてもいいような気がしますね。

追伸:食べたお寿司はいまいちでしたが、天麩羅や揚げ物、炒め物は美味しかったですね。アリゾナが内陸に位置しているから美味しい生魚に出会えないのでしょうか…。

ある授業のグループワーク・・・

9月から始まった授業の中に日本でいう、「異文化間コミュニケーション/ビジネス」のような授業をとっていますが、その授業でグループワークが課せられました。
意外とこういうグループで何か作業するのも私は好きなんですが、組んだチームは案の定ちょっと問題かもしれません。何が問題って、皆いい人だし、優秀なんですが、チームとして上手く纏まらないんです。これは、想定していたことなのですが、、やはり思っていた以上です。
よく○○人は言いたいことばっかり発言して、、、○○人は批判的なことしか言わないし、○○人はあまり意見がないし、、、、日本人は強くは言わないけれど、最終的に上手く纏めることができる、と今まで会話してきたMBA生と先輩から聞いていました。実際にその通りかもしれません。

(グループの【人種】構成)
アメリカ人x1、韓国人x1、台湾人x1、タイ人x1、そして日本人x2(自分含む)

今日で打ち合わせをしたのは、2回目ですが、アウトプットはまだでません。それはまだ良いとしても進め方やドラフト、ブレインストーミングもまだ始まらない。(と、偉そうなことを言ってられる立場でもないのですが)

でも、そろそろ埒が明かないので、、もう一人の日本人同級生と一緒に「そろそろ、本気でやって皆のお尻も叩きながらしないとまずいかもねぇ~」と話していました。全体を見て行動をとれるようになるべきだなぁと周りを見て思いますが、、どうなんでしょうね。
皆にそれが求められるのか、それとも、各人は、それぞれの個性、特性を出して、日本人が上手く纏めて、最後は、アメリカ人がブラッシュアップするっていう流れがいいのか。こういうシチュエーションの中での自分の立場を上手く作り上げることが結構楽しいです。ケース・バイ・ケースで自分の立場がかわることも当然ながらあります。上手く、臨機応変に自分の立場をかえて、環境に合わせていくことも、勉強の一環なのかもしれません。

このグループワークでは、ある国にある会社、職種を選択し、その会社のコア・コンピテンシーをグループで考え、その会社の他の国に同じコア・コンピテンシーが適用できるかという課題です。

来週水曜までに提出できるか・・・。