2010年3月31日水曜日

Global MBA的 お薦めの本: クラウドコンピューティング入門 【その14】

3/31/2010(Wed) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

今日ご紹介する図書は「クラウドコンピューティング」に関する図書です。サービスとしては既に私達がよく知るGoogleAmazonMSなど大手企業が提供していましたが、「クラウド」というキーワードが注目され始めたのは昨年後半位からではないでしょうか。元々はここにたどりつく概念だということはIT業界にいる方であれば簡単に分かることだったのですが、クラウドコンピューティングがここまで注目を浴びるようになったのは、ネットワーク回線の安定化、コストダウン、そしてスピードの向上でしょう。

そもそも、クラウドコンピューティングって何なのか?まずここから説明したほうがいいですよね。IT情報マネジメント用語辞典によると「インターネット上にグローバルに拡散したコンピューティングリソースを使って、ユーザーに情報サービスやアプリケーションサービスを提供するという、コン ピュータ構成・利用に関するコンセプトのこと」だそうです。

今回私が読んだ図書は、この「クラウドコンピューティング」の入門書です。ちょっと内容としては、入門書の入門書だった為、今まで耳にしたことがないという人向けだと思ってください。それほど分かり易く基本を説明しています。

簡単に章立てをご説明いたしますと、
  1. 「クラウドコンピューティング」とは何か
  2. Googleで体験できるクラウドサービス
  3. Windows AzureとMSのクラウド戦略
  4. アップル、ソニーと海外Webサービスのアプローチ
  5. セールスフォースとVMウェアの企業向けクラウド「
  6. クラウド時代のセキュリティと今後の展望
そもそも私が読み始めたのは、会社の中で「クラウドコンピューティング」に関する業務を少し担当するからという理由だったので、幾つかの章はまるっきり直接関係ないものばかりでしたが、それでも、大きな意味での「クラウドコンピューティング」を理解する意味ではとても分かり易かったです。特に身近にあるgmailやamazonなどの例から入っていくのですんなりと理解できますね。

図書はコンパクトサイズで軽くて持ち運びにも便利です。1日で読みきれる難易度とペース数だと思いますよ。自社の「クラウドコンピューティング」について考える、という人であればこの図書のレベルですと少しレベルが低いと考えるかもしれませんが、まずは基本を理解する、という意味ではとても参考になると思います。(新しい本を買うというよりは、最寄の図書館で借りるか古本を購入というレベルでもいいかもしれません)

タイトルできるポケット+ クラウドコンピューティング入門
著者:小林祐一郎&できるシリーズ編集部
ISBN:978-4-8443-2675-5


できるポケット+ クラウドコンピューティング入門


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Global MBA的: 東洋経済3/27号:モチベーションが会社を救う!あなたは部下のモチベーション管理ができていますか?

3/30/2010(Tues) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

いよいよ、明日で今年度も終わりですね…。早すぎます。昨年5月に帰国してもう年度末が終わるとは思ってもいませんでした。それなりに頑張ってきましたが、私の努力はどこまで報われたのでしょうか。どこまで結果としてでているのでしょうか。どこまで評価されるのでしょうか。(って、評価のためにやっているわけではありませんが、自分の努力を測る尺度/バロメーターにはなりますよね)

それはさておき、今日は体調不良で休んでいましたが、同僚から東洋経済に面白い特集が載っているということで早速見てみることに。私の大好きな「モチベーション」についての特集のようですね。まだ全て読みきってはいませんが、 日本企業には多々&切実に学んで欲しいことばかり書かれています。終身雇用制度がなくなり、アメとムチを使った成果主義方式に変わりつつある中、それでは限界があることが分かってきました。いや、考えれば当然のことですが、アメとムチ方式であれば結局指示されたことや、職務として定義されたことしかやらない傾向があり、発想力も豊かにならないし、新しい改善提案も生まれません。果たしてそれでいいのか?企業が今以上に成長するには今までのやり方ではなく、一人一人(従業員)の内に秘めた感情に働きかけていかなくてはなりません。自発的にこうしたい、能動的に改善したい、給与に関係なく、この業務が面白い!と感じさせる必要があります。「仕事は楽しいものではない、ある程度は我慢するものだ」なぁんてよく耳にしたことがありますが、それでは、プラス成長はなかなか見込めないですよね。高度経済成長期やバブルのときは、自然と需要が高かったこともあって伸びていましたが、そうでない今では同じ考え方では通用しません。

モチベーションアップ3つの秘訣を解説。解説音声と共に、モチベーションアップの秘訣を学び実践しよう『モチベーションアップ解説ワークショップ ASAP』

ゴメンナサイ、私もまだ全てを読みきれていないのですが、今回の特集は、是非MBAを取得した皆さん、現在取得に向けて大学院で勉強されている皆さん、今後MBA留学を控えている皆さん、そして企業の皆さん(特に幹部社員)には是非読んで頂きたいです。一部の社員が声を挙げたところで、モチベーションの取り組みについて会社や部門でどれだけマジメに取り上げて対応しようとするでしょうか。よくよく考えると意味のあることなんでしょうが、結局、投資対効果(ROI)を考える(時間もコストとして考えた場合)と、価値のある取り組みではないと思われるのがオチです。勿論、それをしっかりと説明して納得してもらう努力を一般社員もしなくてはなりませんが、、、それでも、やはり、幹部社員の皆様に対しても強くお願い申し上げます。あなた方が立ち上がらないと、中々話は進みません!

モチベーションの低い会社/組織が魅力だと思いますか?あれやれ、これやれと指示して、その対価として金銭的インセンティブを支払っていればそれだけで企業は伸びると思いますか?勿論、従業員の満足度はある一定レベルまでは満たされますが、それより先はあまり期待できません。ましてや伝統的な日本企業であれば、金銭的インセンティブもあまり期待できない中、幹部社員の大きな声で気合で頑張らせる、、、という古いやり方はもうやめましょうよ!部下は喜んで動いているわけではないんですよ。部下が「やりたい!」「面白い!」と思えるように仕事を仕向けていく、作っていくことも幹部社員の責務だと思います。モチベーションを高めたり、維持することがどれだけ可能性のあふれたことだか想像されたことはありますか?

と、色々と書きましたが、まずは、この特集を読んでみてください。


週刊 東洋経済 2010年 3/27号 [雑誌]



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2010年3月28日日曜日

Global MBA的 お薦めの本: 難関資格は働きながらとりなさい 【その13】

3/28/2010(Sun) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

(PR)資格試験一発合格のための効率的学習法マニュアル

今回お勧めする図書は、「資格」に関する図書です。資格が全てではありませんが、能力をつける過程で資格をとることはあながち間違ってはいないと思います。また、資格を取得するのは、社会人としての実務経験が役立つという著者の説明に私も同じ意見を持っているので、読んでみました。

この図書では、「弁護士」「公認会計士」「司法書士」「弁理士」など難関資格をターゲットにしていますが、私の中では、もう少しレベルの低いものでも問題ないと思っています。この図書では、難関資格を取得してそれで食っていく場合を想定して考えているかもしれませんが、会社で必要な資格を目指して頑張る人も中にはいると思います。そんな人のためにも、この図書の勉強法は通用すると思いますので、是非この機会に参考にしてみてはいかがでしょうか。主に考え方と勉強方法(取り組み方)について書かれた内容の図書です。

MBA取得後、もうすぐ1年が経過しますが、また、何か勉強したいという思いになってきました。と、いうより、MBAにいって良かったのは、常に勉強して新しいことを理解する、学習したいという思いになったことですね。継続して学習していかないと、仕事もチャレンジングに感じないでしょうし、退屈(つまらない)人生になってしまうような気がします。

参考までに目次までご紹介致します:

  • 働きながら難関資格を目指すことのススメ
  • 働いているからこそ、合格しやすい
  • 普段の仕事で得た経験やノウハウが役立つ
  • 「仕事で忙しい」が時間を生む-合格までの自己管理術
  • 働きながら難関資格に短期合格するための実践的学習法
  • 短期合格を達成するための日常習慣術
  • 働きながらも視覚取得後を意識する
タイトル:難関資格は働きながらとりなさい―社会人としての実務経験が役立ちます
筆者:佐藤幸幸
ISBN:4-7612-6160-9



是非、皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

(PR)ケアストレスカウンセラーCD講座 資格取得講座 電話・FAX・メール・郵送による個別指導を最大9ヶ月無料

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2010年3月27日土曜日

Global MBA的: 私達の日々の生活やビジネスはいつの間にかグローバル環境に?!

3/27/2010(Sat) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

英語スピード翻訳

以前のガイヤの夜明けで、日本の<食(農作物)>を海外へ・・・、という特集がありました。そして、先日、ビートたけしがでている番組は、昔のガイヤの夜明けで、中国マネーや、中国の日本進出についてが番組で取り上げられていました。何がここで申し上げたいかといいますと、前々から書いてはいますが、私達のビジネスも生活も少しずつ、、確実にグローバル化の渦にのめりこまれていっている、ということです。そのときに日本はちゃんと対応できるのか?準備できているのか?まともに相手にされるのか?それは、国のインフラというレベルから始まり、私達の意識レベルまで幅広くインパクトを与えることです。

私は日本はまだまだグローバル化には対応できていないと思います。一部のビジネスにおいては、ちょっとはグローバル化対応ができつつありますが、それでも、完全ではないですよね。他の多くの企業も海外とのやりとりはあるものの、まだグローバル化には対応できていません。チャンスを掴むどころか、先が見えない競争にいつしか飲まれていっているようにさえ私には見えます。

グローバルでのビジネスがどういったことか、グローバル人材教育がどういったことか、相手の文化、感覚、言語、感情、さらには論理の立て方などが理解できているか?日本はまだ「島国根性」だとか、「鎖国的」だといわれても仕方がありません。「グローバルグローバル」といっているのはまだ一部の人たちであり、いや、、、他の人たちも言っているかもしれませんが、「自分にも影響していることだ」身体で理解している人は多くないと思います。仕事でいうと、海外ビジネスに関する人たちだけが「グローバル」をやっていればいいと思っているのではないでしょうか。それは、日本企業が海外に行く場合や、海外でのビジネスをやる際は其の通りかもしれませんが、今ではあらゆる場面で外資の日本参入もしてきていますし、それは直接投資だけでなく、間接的な投資だったり、共同パートナーであったり、様々な方法で「グローバル環境」が具現化されてきています。それを事実としてしっかりと受け止めなくてはならないのですが、(きっと受け止めていても)なかなか、日本は次の一歩が打てないんですよね。

その点、韓国なんかは、国を代表する企業のサムソンやLGなどは、積極的にグローバル化に向けた取り組みをしています。ただ、私は企業レベルだけでこういった「グローバル化」をするものではないと思います。企業だけの責任ではありません。そして、政府だけの責任でもありません。勿論、今の民主党には最大限頑張ってもらって「国民と世界が望む日本のあり方」を実現して頂く責任はありますけどね。でも、それ以上に重要なのは、日本国民がグローバルにしっかりと目を向けないといけない、ということです。「Made in Chinaと書かれてあるもの=品質が低い」と言われていた話は(一部まだ実際にあるのかもしれませんが)今は大分変わってきています。業種やビジネスにもよるでしょうが、トップクラス品質のものも多々あると思います。昔の固定観念で全てを決めてしまうのはちょっとナンセンスだと思います。中国だけではありません。○○国はこうだからきっと駄目だ、、、質も悪い・・・と昔がそうだたから今もこうだと決め付けるのはよくありませんよね。

戦後の日本はがむしゃらに頑張ってグローバルに向けてその技術力や品質力で高い評価を受けてきましたが、その日本が、今はなぜかグローバルから取り残されている感があるではありませんか。そこを私達でちゃんと変えていかないと、、、どんどん衰退していく一方ではないでしょうか。もしかすると私達のレベル自体は変わっていないが、諸外国のレベルが急激に上がってきているだけなのかもしれません。しかし、それでも、私達もそれと同等に、もしくはそれ以上頑張らないと、生き残っていくことはできなくなります。

まずは考えてみてください。 あなたにとってグローバルとは何なのか?それはただ単に「英語ができる」という話ではないと思います。でてきた「解」に対して、「どうしてそうなのか?」を最終的に答えられなくなるまで自問自答してみてください。自分が考えるグローバルの本質が見えてくると思います。無理してグローバルに貢献せよ、とはいいませんが、ちょっとだけでもいいので「意識する」ことから始めてみませんか?

Thunderbird School of Global MBAグローバルビジネスを学んだ今、できる限り多くの方にも「グローバル」を意識してもらえるよう活動していくのが私の使命の1つでもあると(偉そうですが)感じています。




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Global MBA的: 留学後も継続してブログをつけていこう!

3/27/2010(Sat) Global MBA@ThunderbirdMBA を活かせ

このブログはMBA日記として始めたものでしたが、やめるにやめられない。いや、やめるつもりは毛頭ないですが、大多数のMBA留学生は日記としてブログを書いていましたが、卒業と同時にそのブログ日記も閉鎖するか、更新しなくなっています。今も色々とネットサーフィンをして調べていましたが、勿体ないなぁと思う内容ばかりでした。

彼が学んできたことを1つに纏められるとまた面白いものができるのになぁと思うばかりです。過去の纏めだけでなく、そのブログを継続して今の自分についても書いていってみるともっと面白いものになるのになぁと思うのは私だけでしょうか。

留学に行くにはそれ相当の理由が(一般的には)あったはず。それが、留学前と後とでは、どれだけ変わったのかを、ブログを通じて伝えてもらいたい。そうすることで、今後留学に行く人たちのためにもなるし、その習得後(留学後)の考えを共有することで、一般の人たちにも「学び」がたくさんあると思います。私のブログはまだそこまでは到達していませんが、できる限り皆さんのためにもなるような内容にし、且つ、今後MBA留学を検討されている方をサポートする(小さな)窓口になれればなぁと思って細々とですがやっています。

是非、現在留学されている方も、留学中の日記だけにせず、その後も継続してつけていってみてくださいね。

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2010年3月26日金曜日

Global MBA的: 相手の話を聞くという基本が大人になっても直らない?(会議を駄目にするポイント)

3/26/2010(Fri) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

コミュニケーション専門特化スクール・コム学院

先日の話ですが、ある会合(MTG)でちょっとしたことが起きました。事件ではなく、意見の食い違いです。私達が取り組んでいるあるプロジェクトがあるのですが、そのプロジェクトのユーザというか、サポーターの声を是非聞いてみたいと想ったわけです。その背景にはこちらが依頼していることに少し無理があるんじゃないかとか、我々の思いが相手(依頼先)の思いと合致しているのかどうかなどを確認したかったからです。事前に1,2名の先方の方とはメールでやりとりをしていて、我々が想っていることと、彼らが期待していることにかなり齟齬があったりすることも分かり始めたので、我々はチーム全員にアンケート等を実施して改善プロジェクトを内部で起こしたい、と提言したのです。

そしたら、私達の説明が終わる前にYさんが「そんなことやる必要はない。問題はMというところにあるのは分かっている。そこが問題なんだ」というではありませんか。だから、アンケートを実施するまでもなく、Mという問題を改善すればいいと。

確かに、M(Mは人ではありません)が問題であることは事実です。但し、それが唯一の問題だったのでしょうか?答えはNOです。私達が依頼先の方たち数名にサンプル・ヒアリングをした結果では、それ以外にもコミュニケーションの問題から我々の内部の問題まで挙がってきました。勿論、それら全てが大きなインパクトを与える問題かというと、それは優先順位付けによっては、軽症のものもあります。

このとき説明していた私達はカチンときました。それを踏まえて、是非皆さんにも理解してほしいことを以下の通り纏めます:

1.最後まで話を聞くこと

話好きで会話が永遠と続くような人でない限り、改善点と改善内容など重要な説明をしているときくらい(本当は常にと言いたいところですが、そこまではあえて強制しません)はしっかりと話し手の話を最後まで聞きましょう。努力して練ってきた案を最後まで聞かないで「そりゃー駄目だよ」と否定するのは最低です。これは年配の方で経験を詰まれている方に多く見られる傾向ですが、最近では若い年代の方にも見られる傾向です。とにかく、最後まで説明を聞いてみましょう。私はここでかなり腹が立ちました。ポイントを言う前に、「否定」から入ってこられたからです。これではイッキにテンション下がるし、もうどうでもいいや、と思ってしまいますよね。必ず相手の話は最後まで聞いてあげてください

2.固定観念で決め付けない

もしあなたが問題点はMだと信じていても、それだけが全てなのかどうかは決め付けないことです。ご自信で裏づけを取っているのであればいいのですが、そうでない場合は、決め付けるのは危険ではないでしょうか。実際に私達は数名ですが裏づけをとりました。但し、それはその数名に限ったことではないのかという心配もあり、アンケートを実施しようとしたのですが、そのアンケートでもやる意味がない、と否定されてしまったので、、、カチンと来たわけです。
裏づけがあるまでは、可能性はMだけではなく、A~Z、、、いや、それ以上にあるかもしれないと広く考えてもいいと思います。いや、それくらい、原因はあると考えておいたほうがいいと思います。あらゆる可能性から絞り込んでいくことで、より精度も高くなりますし、取りこぼしがないかも検証することができます。

3.自分本位にならない(常に相手の目線で)


こんなことは当然かもしれませんが、なかなかできていない人も多いのではないでしょうか。私も時折忘れてしまうことがります。私は常に誰かと一緒に仕事をしていますよね。お客様、パートナー、依頼人、ベンダー、サービスプロバイダー、社員、株主、、、その他、、、色々なカウンターパートナーがいるかと思いますが、彼らがどう思っているかを推測するのはいいと思いますが、それはあくまでも自分の視点でしか考えられていません。それだけでは、本当の意味での顧客満足(CS)従業員満足(ES)が実現できるはずがありません。やはり、相手の視線で考えることが重要です。一見、遠回りに見えるかもしれませんが、結局、これが最短距離になることが多いのではないでしょうか。皆さんの今までの経験から、「原因はこれだ!」と考えるかもしれませんが、本当にそれが原因なのかは、相手にも確認しないと分からない場合があります。これが、国境をまたがった場合は更に理解しているつもりでも、理解できていない場合が多々あります。

あなたは、しっかりと相手のことを理解できていますか?相手の視点・視線で物事を考えていますか?小さな話ですが、どれも、相手とのコミュニケーションを円滑に進めるためには最低限必要なスキルというか、常識だと思います。

是非、この機会のご自分のコミュニケーション能力やスタイルを見直してみませんか?




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2010年3月23日火曜日

Global MBA的: 花粉症の方へ(お勧め情報)

3/23/2010(Tues) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

日本に帰国してからここまで「花粉症」が酷いとは思いもしませんでしたが、人生の中で今年が最も酷いですね。ティッシュペーパーは欠かせません。っていう人が周りにも大勢いるようです。マスクをしている人たちが、swine flu(豚インフル)の時のように最近は増えてきていますよね?

まぁそれはさておき、今日は朗報です。根拠とまだ2日しかやっていないので効果の程は確証がありませんが、花粉症に「ビタミンC」が効きそうです。そんな内容をインターネットで発見して左側トライしています。元々東洋医学やビタミン等には関心があり、自分なりにサプリメントも飲んでいたりはしているのですが、「ビタミンC」が花粉症にも効くということを知って、早速試しに…。週末にビタミンEとCの両方を服用した結果、今週末は花粉が飛ぶ公園で長時間過ごしたにも関わらず、問題ありませんでした。もしかすると、ビタミンEに効果(効能)があるのかもしれないと思い、今度は、ビタミンCだけを服用してみましたが、やはり、鼻水が蛇口から水が流れ出るようにでてくることはありませんでした。(嬉)

まだ、2日だけですが、早速重度花粉症状の上司にも伝えました。1週間くらい続けてみますが、その結果をまたここで報告させて頂きますね。

他にもある花粉症改善方法:
重度の花粉暦24年の私が10年前から花粉症と完全にさよならできました。夢のような本当の話。ありとあらゆる花粉症対策を実践して苦節24年でたどり着きました。簡単に花粉症の症状を克服した方法!
花粉症完全撃退マニュアル


時間差で溶けるからムダなく吸収!ビタミンC サプリメント 【C-マックス1/3スプリット ダグラス...



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2010年3月20日土曜日

Global MBA的 お薦めの本: YouTubeの威力!(グローバルに向けた広告手段としても抜群?!)

3/20/2010(Sat) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

YouTube(まぁ広くいうとインターネットが・・・ですね)などが世界をボーダレスにするというのは何となくわかっていましたが、今日、あらためてそれを実感しました。アメリカに住んでいるアメリカ人(友人)から「面白い動画を見つけたから見てみて!」とメールがきていました。早速今見てみたところは、それは面白い日本のコマーシャルでした。カルビーのコンソメパンチポテトチップスのコマーシャルでした。私がテレビを見る時間帯が違うからなのかわかりませんが、このようなCMはまだ見たことがありませんが、海外の方が先にチェックしているって凄いですよね・・・・?情報発信力ってあらためて凄いなぁと思いました。

広告・宣伝をテレビや雑誌媒体で国内に広めるだけではなく、新しい宣伝媒体を使って安価にスピーディにグローバルに対して情報発信をすることも十分可能になり、戦略の1つとしても有効に利用できると思います。ただ、問題は、そのような技術を企業のトップ(一般的には50~70歳位のおじさま)や役員たちが積極的に受け入れて利用しようと思うかどうかにあります。アメリカとかであれば、難なく進むのに、こうした技術に対する理解がまだいまひとつ弱いのも事実ですよね。テレビや印刷媒体での広告・宣伝が今までの習慣だった為、そこからなかなか脱却できない人もいるわけです。インターネット技術なんかは、もうそれなりに月日は経っているものの、雑誌やテレビ、らじおなどの媒体と比べるとまだ赤ん坊に近いですからね。

そうはいっても、YouTubeを始め今ではSNSやTwitterなどもビジネスで活かしていく企業が急激に増えてきているようです。利用するしないは経営者の判断ですが、検討対象候補の1つとして入れてみてもいいのではないでしょうか?

アメリカからカルビーのCMについてメールがきたのはちょっと驚きでしたね(笑)



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2010年3月18日木曜日

Global MBA的 お薦めの本: 鉄則!企画書は「1枚」にまとめよ 【その12】

3/18/2010(Thurs) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

今日お勧めする図書は、「企画書の書き方」です。ある理由から社内で企画書を書くことになりました。業務上書く必要性があるわけではなく、今の現状に対する改革案を提案したい、ということから、企画書を書いてみようと思い立ちました。PPTの資料ならよく作るのでずらずらと作成することはできますが、「企画書」ってそもそもどんなものだろうと考えて調べていたらこの図書と出会いました。イメージで書きますが、今まで企画書って、2,3枚のものを想像していましたが、この図書では、キッチリ1枚で納める企画書の書き方を教えてくれます。

今年で10年目になる会社員生活です。ただ単に目の前の業務をこなすだけでなく、そろそろ、会社の制度だったり、やり方について改善提案をしていく立場にもあるかなぁと最近感じてきました。今の部署には部下や後輩はいませんが、本部全体にはいます。彼らのためにもこの「企画」は是非通したいものです。(って、詳細はここでは申し上げられません)

詳細は是非この図書を読んで頂きたいですが、この図書でいう企画書の構成要素は、次の通りです:

  1. タイトル
  2. サブタイトル
  3. 目的
  4. サブ目的
  5. 理由
  6. 予算
  7. 現状
  8. 要望
これに最後に署名と日付を忘れないこと。これらを簡潔に1枚にキッチリと納めるのです。

皆さんも、是非現状に満足せず常に様々なことにチャレンジしていってみてくださいね。思いを1枚にに込めて簡潔に相手に対して説明して、理解・納得してもらえるよう企画書を作成してみましょうね。きっと想いは伝わりますよ!

タイトル鉄則!企画書は「1枚」にまとめよ
著者:パトリック・G・ライリー(著) 池村千秋(訳)
ISBN:4-484-03111-6




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2010年3月17日水曜日

Global MBA的: 厳しい就職活動でも勝ち取れるは必ずいる!あなたもその1人になってください!

3/17/2010(Wed) Global MBA@ThunderbirdMBA を活かせ

相変わらず就職活動は大変そうですね。先日、NIKKEI NETに「就活狭き門、ネットで拍車 説明会、瞬時に満杯」という記事がありました。でも、これを読んで別に驚いてはいけませんよ。今年が初ではありません。私が就職活動をしていた1999年も同じでしたよ。あのSONYの就職活動説明会なんかは、ネットで申し込もうとすると、回線がパンクしそうになるくらいでしたからね。私はちょうどアクセスできていた友人にお願いしたくらいです。

(PR)求人情報検索

ネット社会になっている今、就職活動もできる限りネット対応できるように準備しておくといいと思います。例えば、お気に入りの会社のサイトに更新があると自動通知してくれるようなツールだってあります。WWWCも私は今でも利用していますね。忙しいと1つ1つのサイトを見に行く時間がないので、纏めて更新があるかないかをチェックしにいったほうがより効率的なのです。

他にもネットワーク回線を早くすることもポイントかもしれませんよね。特にNTTフレッツ光などにして、よりインターネットを高速にするのも1つの手かもしれませんね。サイトにアクセスする場合、PHSや携帯など遅い回線速度でアクセスしている間に、高速回線に差をつけられることだって十分にありえます。他にも周りとの差別化を図るために、自分名刺を作る人も少なくないですよね。

エッ!この不景気に名刺を無料制作!?Vistaprint

就職活動が厳しくなってきるなら、その対策を考えて対応するだけです。準備できることは最大限やりましょう。其の上で勝ち取ることができなかったら、潔く(悲しいけど)諦められますが、努力もしないで負けると、悔しいだけですよね。情報が足りないなら情報収集を、場数を踏んでいないなら、もっと色々な企業に飛び込んでいってみてください。きっと努力した者が最後に報われると思いますョ。

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Global MBA的: 子供の個性を引き出してあげることで、内向き傾向から脱出!!

3/17/2010(Wed) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

3歳からのバイリンガル英語学習法

先日、面白い記事が載っていました。それは「子ども、内向き傾向に」という内容で、ベネッセ教育研究開発センターが調べた結果のようですが、子供達が内向き傾向にあるということで、将来像について「世界で活躍する」と答えたのは2割以下だったとか。友達とのかかわりについて尋ねた項目で、「仲間外れにされないように話を合わせる」子供も増えてきているとか。

決して悪いことではありませんが、私はあまりいい傾向ではないような気がします。内向きになると、悪い結果が起きないように、、、と不適切な発言かもしれませんが、いい子ぶってしまったり、自分を出さないで、周りに合わせすぎて、結局自分の個性が出せない人間になってしまうような気がします。それって、、、どちらかというと、今の日本人にも同じようなことが言えるのではないでしょうか。外国に長年住んでいて感じるのは、グローバルという舞台では、日本人の個性ってなかなか発揮できないものがあります。個性をしっかりと顕著に表しているのは、インド人や中国人でしょうね。躊躇せずハッキリと物事を言う。時には、場をわきまえない人も見かけますが、でも、自己主張がしっかりできているという意味では評価すべきだと思います。

テストの点数で言うと、日本人の傾向は、全教科が同じようで、平均点を上回っています。でも、満点に近い数字はありません。一方、外国人は、極端に悪い点もあるけれど、極端に満点に近い点数もあります。個性がハッキリしているんですよね。内向き傾向の子供が増えると、益々この個性が発揮されるどころか、個性が消えていくのではないか、と危惧しています。

何が原因なのかは分かりませんが、個人的には、子供が育つ環境や我々の世代を見て子供は育つので、我々の個性も低くなってきているのかもしれません。何か子供達の可能性を引き出していけるような教育なども考えていけるといいなぁと思っています。そういった意味では、留学などはとてもいい経験になると思います。海外に住んだことで、私はかなり視野や可能性が広がったと思っています。個性あるグローバルの仲間と知り合うことができ、貴重な経験を得ることができたと思っています。それを更に深めるために、Global No.1Thunderbird School of Global Managementグローバルビジネスを学び、今後は、更にそういったグローバル観を共有していければと思っています。




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2010年3月16日火曜日

Global MBA的: 会社の上層部へのプレゼン(結婚式以来の緊張)

3/16/2010(Tues) Global MBA@ThunderbirdMBA を活かせ

久しぶりの投稿です。さぼっていてごめんなさい。実は昨日は幸運なことに(?)とても偉い方にプレゼンをするという機会がありました。元々は、通訳として呼ばれていたのですが、冒頭のパワーポイントの資料の説明までやることになり、不安と緊張と、そしてちょっぴり嬉しさが入り混じっていました。経緯は割愛しますが、昨日当日の話をしましょう。

早朝から出勤して準備を、、、と6時台に出社。ところが、、、駐輪場に自転車を止めてふと自分のスーツをみたら、「白い塊が…」やられました。「超でかい、鳩の糞が…スーツに命中」していたのです。ついていないですよねー、よりによってこんな重要な会議があるときに…。こんなお偉いさんに対してプレゼンする機会なんて人生において数回しかないはずなのに…。すぐにトイレに行って、ふき取りましたが、臭いは消えず…。結局、上だけ換えることに。周りからは、「ウン○だけじゃなくて、運もついたんだよ、きっと」って言われましたが、私はショックの方が大きかったですね。

お昼前に事務所に到着して、簡単に他の関連部門の幹部社員たちと情報共有をしてから、再度練習です。その内、緊張が始まり、腹痛や尿意が何度も襲ってきたり・・・。そうなんです、私はこう見えてもかなり緊張する方なんです。

そして、打ち合わせ時刻の「3:30」がやって参りました。こんなに緊張したのは結婚式以来かもしれません。そして、その予感は的中。冒頭1分は、緊張して、文章をまともに読み上げることもできませんでした。声が震えているのもわかるし、上司から後で(冗談げに)「心臓の鼓動がバクバク言っているのが聞こえてきたよ、、といわれたくらいでした。(笑)頭の中は真っ白になりかけていたのですが、次第に慣れてきて、後半からはいつものレベルに戻り、説明と通訳ができるようになりました。

結果的にはいい会議になったようですが、、、私の中では、英語レベルと通訳レベルはかなり酷かったですね。終わってから、こちらの関係者である私の上司(ボスのボス)、そしてその上司のボスのボスにあたる方にも「ご迷惑おかけしました。申し訳ありません」と早々に謝りにいったくらいでした。特に問題はなさそうで、逆に良かったよ、、、と優しく声をかけて戴けたのは嬉しかったですが、私の、、なんというか、英語経験を存分に出せなかったのは、プロとして、、とても悔しい一日でした。

もっと場数を踏まないといけないという指摘もあり、確かに其の通りだなぁと思いますが、緊張・不安から、安堵・反省へと想いはかわっていった1日でした。

皆さん、めちゃくちゃ緊張した経験ってありますか?

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2010年3月7日日曜日

Global MBA的 お薦めの本: きちんとした人は仕事ができる! 【その11】

3/7/2010(Sun) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

久しぶりにお勧めの本をご紹介します。近くの図書館や会社の図書館、そして他から勧められた図書は色々と手元にあるのですが、全てつまみ食い状態で、久しぶりに本を読み終えました(笑)。今回の図書は難しい内容のものではないので、どなたにも1,2日あれば読める内容です。

どういった人が仕事ができるのか?それは、「きちんとした人」です。とはいえ、特に難しいことをやっているわけではありません。優秀じゃないと仕事ができるというわけでもありません。当たり前のことをしっかりとできているか、それが重要なのですね。

著者の石井さんは、トヨタ自動車にお勤めになっていて、役員秘書、技術員を経て、安全衛生、設備安全、リスクマネジメントを通じ、強い職場&人づくりを実践されてきたそうです。現在は、株式会社エフェクトの代表を務めていらっしゃって、人材育成研修やコスト低減のカイゼン指導、戦力になる社員研修などを展開されているとか。他にも幅広くご活躍されているようです。

私の上司もよく「段取り力」という言葉を連発している(トヨタ式を学んだのかな?)ので、私もその影響を受けてか、事前に準備できることは何でもしようという心構えになりました。できる限り重い仕事なども早朝に済ませようとか、議事録もなるだけ、前もって準備しようと考えたりして、"Preparation is the Best"と言っていたMBAの教授の教えも今の仕事・生活にもできる限り取り入れるようにしています。そんな私にとってこの図書は「復習」という意味でとても良い勉強になった図書です。かなり分かり易く書かれてあるので、きっと、今の業務と照らし合わせながらすんなりと吸収できる内容かと思います

タイトル: 「きちんとした人」は仕事ができる!―女性でも男性でも「必要!」とされる働き方
著者: 石井住枝
ISBN: 978-4-8379-2336-7



<目次>

第一章:ポイントは「段取り」!
 1.当たり前の段取り力
 2.環境を整える
 3.何事にも準備
 4.ブレない金銭感覚
第二章:こんな「創意くふう」ができるか
 5.作業を仕事へ
 6.仕事を楽しくする
 7.現状を把握する
 8.先を読む
第三章:「自立と自律」ができる人の強さ
 9.あきらめずにやり続ける
10.信頼を高める
11.仕事の準備は身体から
第四章:「人財育成」急所中の急所
12.しかけをつくる
13.言葉の軸を合わせる
14.質問力を整える
15.まかせて、育てる
16.背景を明確にする
17.有限実行

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Global MBA的: 外見にではなく、中身にカネをかけろ!

3/7/2010(Sun) Global MBA@ThunderbirdMBA を活かせ

先日とある温泉街にいってきたのですが、そこの商店街を歩いていると、お土産屋さんが沢山軒を並べておりました。そんな中、私が注目したのは2つの店舗でした。距離は百メートル位離れていて、共に饅頭屋。どちらも店舗の大きさは同じ位で、饅頭の大きさも殆ど同じでした。

私が注目したのは次の通りです:

店舗A:
歴史ある饅頭屋さん。店舗自体は決して新しいとは言えないが、決して汚いとかそういったことはない。、店の主人とおかみさんがきりもりしていて接客・サービスは悪くはないが、華やかなイメージはなかった。しかし、味は最高に美味い。昔からの味をしっかりと引き継いできたんだなぁと感じました。

店舗B:
駅からすぐ。店舗前ではお茶を配って集客アップ戦略。お店も綺麗で、若い女性を使って元気の良い、そして丁寧な接客・サービスをしている。2Fはお洒落な喫茶室があり、食事処もある。お客は常に混んでいて、お客がお客を引き寄せていました。

さて、色々とあるお土産屋さんの饅頭で店舗AかBから選ぼうとしたわけですが、私達はどちらの店舗から買ったと思いますか??

THINKING TIME....


THINKING TIME....


THINKING TIME....

まぁ、こういった話をしていると、流れからすると、店舗Bではなく、店舗Aとなりますよね。外見こそ華やかではありませんし、特別集客対応をしているわけではありませんが、外見以上に中身で勝負でした。両方とも美味しいお饅頭でしたが、それでも、店舗Aの方が遥かに美味しかったとカミさんも私も迷いもなく決断しました。

どちらが正しいか?というと、答えは、どちらも正しいのかもしれません。店舗Bは、駅近でかなり便利な立地条件にあるので、集客方法と店舗に入ってからそれなりに丁寧に接客をしているとお客は入ってきますよね。そんな混んでいるお店を見て、「なんだろぅ?」とまたお客は入ってきます。お茶のサービスや試食サービスも手伝ってか、お客さんはここで買っていきます。

店舗Aでは、華やかさ以上に今までの伝統の味をしっかりと守ることい力を入れているので、最高品質を維持することにおそらくお金をかけていることでしょう。それ以外は並レベルです。特別な集客方法もありませんでした。私の記憶では、試食しかありませんでしたね。

どちらが正しいかという質問に対して、店舗Aか店舗Bと断言できる答えはないと申し上げましたが、それでも私だったら、店舗Aがやっぱりいいなぁと思います。まず競争力という観点で考えた場合、味でダントツNo.1というのは相当強いですよね。お饅頭屋さんですから、最終的な評価は「味」です。サービスで大半の評価がされているわけではないと思います。超高級フレンチレストランに行った場合は、料理以外にも接客の評価の比重が高くなるのは分かりますが、お饅頭屋とはまたケースが違うと思います。何で闘っているかをよく理解した上で、競争戦略をしっかりと立てる必要があると思います。ただ、味でNo.1がとれないことを承知で、味は中の上でも、立地条件とサービス/接客を若い女性がすることにより、活気のあるお店作りにし、集客率を高めるという方法も競争の中のどの辺に自分達がいるかをよく理解した上での戦略になると思います。(No.1がとれないというのは、店舗Bのことではなく、あくまでも私が考えた一例です)

外見重視ではなく、中身に是非をカネはかけてください。
(私は男性なのでいいますが)女性の魅力についても同じです。どんなに綺麗な格好をしていても、どんなにエステにいって綺麗な身体になったとしても、中身に問題があれば一発でアウトです。また、外見を改善するのは結構カネが発生する一方で中身に対する投資は以外と外見より少ない場合もあるので、検討してみる価値は十分にありますよね!

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Global MBA的: 毎日学習/勉強していますか?

3/7/2010(Sun) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

ThunderbirdGlobal MBAを卒業してもう数ヶ月で1年が経ちます。2年間相当勉強して、実はもう勉強は懲り懲りだなぁと卒業直後は思っていましたが(笑)、でも、会社に戻ってくるや感じたのは、勉強は常に続くものであり、その量も年々増えていくことでした。業種/職種によっては特有の差があるかもしれませんが、それでも、皆に共通するのは、継続した「学習」が必要であることです。

例えば、上場企業に勤めるIT部門の従業員であれば、IFRSについては今後避けて通れない話なので、この勉強をしなくてはなりません。入社しても新人教育があります。昇格すれば、昇格試験や幹部社員用の教育があったりもします。無い場合もあります。いきなり、部下が3人ついたとします。リーダーシップ能力がないとわかり、会社にそのような能力開発サポートがない場合は、自習するしかありませんよね。昨日書いた「カイゼン」を継続していくにも、やはり日々の勉強/学習があるからこそカイゼンできるものだとも思います。

仕事をし続ける限り我々は成長を求められ、勉強/学習しなくてはなりません。まずは、図書館から本を借りてくることでもいいと思います。少しずつ勉強/学習する習慣をつけて、慣れてきたら、それなりの目標とスケジュールを立てて勉強/学習していくようにしてみましょう。強制はしません。但し、勉強/学習しない人にカイゼンや進歩はそれほど見込みがないと思います。それは会社からの評価にも影響するし、遣り甲斐やモチベーション、リーダーシップなどあらゆるものに影響してうると私は思いますョ。

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2010年3月6日土曜日

Global MBA的: カイゼン活動が企業を変える!

3/6/2010(Sat) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

今カイゼン活動に関する図書を読んでいます。あまり難しい内容ではないのと、日々の作業や業務から取り上げている内容なので、1,2日で読み終える図書です。

それを読みながら感じたことをご紹介しますね。

以前にも、チャレンジするについて書きましたが、では、どうやって、何を挑戦(チャレンジ)するのかというのが分からない方もいらっしゃると思います。いえ、逆に挑戦すべき ことがたくさんありすぎて、的が定まらないといったほうがいいのかもしれませんね。今の環境ではチャンレンジする ほどでもないと思うかもしれません。人それぞれかとは思いますが、(いい意味で)一 番手っ取り早い(というと安易で軽率な発言に聞こえますが)といいます か、効果が出しやすいのは、「カイゼン」す るということでしょうかね。

この「カイゼン」活動を企業活動につなげて考えてみましょう。会社には色々とそれなりのルールだったりやり方が決められています。し かし、それが、必ずしも完全なものかというとそうとは限りませんよね。マニュアルがあったとします。それが、常に100%正しいと感じる人はまずいないで しょう。状況によっては使えないマニュアルに過ぎないと思うことだって当然あると思います。それは仕事をすると必ずでてきます。そういった小さいことか ら、大きな会社の業務改革カイゼン) という規模までカイゼンという用語1つでも様々なことが考え られます。日々今まで以上に努力して、より良くしていこう という「心」があればまずは大丈夫です。そして、その「心」に足をつけてあげて、「行動力」を備えてあげます。ど んなに素晴らしいカイゼン案であってもそれは実行されないと絵に描いた餅に過ぎませんよね。

会社ではこういった常にカイゼン活動を上司に命じられ なくても考えていく人材もとても重要視しています。上司に「あれやってこれやって、、、」という指示を最初のうちはされないとなかなか動けないものです が、慣れてからも同じような行動をとっていたようでは、進歩が見られないと今度は指摘されてしまいます常 に現状だけで満足をしないで、より一歩上達できるよう、カイゼンで きるよう常に考える必要がありますよね。例えば、あと1 分早く完成させよう、後1円安いコストで作れないか、後1g軽い商品ができないか、、、など、小さな単位レベルでもいいので、毎日小 さくコツコツとカイゼンされていくことです。なかなか大きなカイゼン活動って結果を出すことが難しいのですが、日々の業務や生活か ら感じることを少しずつ挑戦して、試行錯誤して少しずつカイゼンし ていける、というのが理想でしょうね。

まずは皆さんも身近なカイゼン活動から挑戦してみてください。大きなことからやると計画倒れになってしまうので、小さいことからコツコツとやってみるのが成功(達成)の秘訣です。

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2010年3月5日金曜日

Global MBA的: 常に1つ、2つ上のレベルで物事を考えること

3/5/2010(Fri) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

ここ最近また少しずつですが確実に業務量が増えてきました。でも、今度は違った考え方をしようとしています。以前までは、昨年5月に異動してきたので、まずは業務を覚えるのに必死でしたが、もうすぐ1年を迎える今、大分業務を理解してきたので、今度は、もう少し上の視点で物事を考えようとしています。まぁ、当然といえば当然ではあるのですが…。

営業時代の上司にも何度か言われたことがあります。「自分の2つ上のランク(地位)の視点で物事を考えろ」とね。と、いうことで、私も課長・部長(室長)、そしてその上の統括部長の視点でも考えるようにしています。今までは部レベルの視点では考えていましたが、もう1つレベルを上げて、本部という大きな組織の視点で業務を考えたり、同僚/従業員のことを考えたり、IT投資(コスト)についてのバランスを考えたり、無茶な納期に対してどうやって上手く実行できるように調整していくかコーディネートしたり、、、と。最初の頃は、こんな面倒な作業を押し付けられた、、、なぁんて思っていたこともありましたが、でも、ここは乗り越えないといけない壁というか障害物でもあるのかなぁと自分で理解し始めてきました。これを乗り越えると更に1つレベルアップするような気がします。だから、今は結構無茶な要望(依頼)が上からもふってきますが、それを何とかクリアしていけるように頑張っています。ここ最近上司も厳しくなり、今まで自分で良かれと思って行動して作成・提出したレポートに対しては一定の満足を示してくれるものの、それだけでは納得してもらえず、更にレベルの高いものを求められてくるようになりました。その変化は肌で感じています。これを前向きに捉え、更に自己研磨していくしかない、、と考えています。

いつかは自分を無理に追い込む必要もあると思います。そうしないと、レベルアップするのは難しいのではないでしょうか?後は、、、仕事って楽しいものじゃないと思うかもしれませんが、それは考え方次第だと思います。どんなにつまらない仕事であっても、それを如何に速く終わらせてやるかとか、目標を○○日早く達成したなどと、自分の中でゲーム感覚にやってみる場面も作っておくていいと思います。そうすると、常にマジメに取り組むわけではなく、時には楽しめる要素も盛り込んでおくことにより、仕事に対して身構えたり、否定的なイメージを持つ必要がなくなります。否定的なイメージを持つと、其の分生産性も下がっていくんじゃないかなぁと思うのは私だけでしょうか?

是非、1,2,3つくらい高い視点で仕事を見てみてください。視点を変えると、色々と見えなかったものがきっと見えてきますよ。

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2010年3月4日木曜日

Global MBA的: 新しく「就職案内人」というブログを立ち上げました

3/4/2010(Thurs) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

新しくブログを立ち上げました。
名づけて、就職案内人(社会人に訊く就職活動)です。

この就職氷河期を少しでも乗り切ってもらえるように頑張る学生に対しては私もできる限りサポートしたいと考えています。そのためにこのブログを立ち上げました。昔の就職活動の経験や企業に就職してから学んだことをや先に知っておいたほう良かったなと思うことを纏めてあります。就職活動のマニュアル本と比較してもそんなに悪くない内容のはずです。(とはいえ、まだ量は少ないです)

是非就職活動を今後される方は参考にしてみてください。

なお、一緒に投稿してくれる社会人も同時に募集中です

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2010年3月3日水曜日

Global MBA的: トヨタバッシングとトヨタの対応(その時ライバル企業はどう考えているのか?)

3/3/2010(Wed) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

先に申し上げておりますが、私はトヨタ側に立って以下のコメントをしているわけではありません。客観的な立場で書いているつもりです。トヨタの関係者でもありません。

とにかく、最近はトヨタバッシングがひどいですよね。Yahooの書き込みなどにもこれはちょっと異常だとか、米国の自動車会社が国有化されたから米国が意図的にやっているだとか、、、まぁ、米国に対する批判的なことばかり書いてあります。しかし、お客様に不安を与えてしまったことには変わりありませんよね。それは、事実として、最善の努力を尽くしてトヨタはお客様と向き合っていかなくてはなりません。例え、トヨタに非があることでなかったとしても、誠意を見せてスピードが伴った調査をし、情報開示をしていく必要があります。リコール続きで何でもリコールしろ、という悪いスパイラルに入らなければいいのですが、お客様に対して誠意を持って対応することはとても素晴らしいと思います。一方、コストという面で考えるととんでもない額になってくることは間違いないでしょう。しかし、今、この大問題を(語弊がありますが)むしろチャンスと捉えて、できる限り会社の「膿」を出し切るべきなのです。

一方、他の米国やその他の国の自動車会社は今のトヨタが受けている仕打ちというか、処分を笑って見ていると思いますか?シェアを奪い返せると考えていたりしているのでしょうか?そうした企業はきっとこれから同じ立場に合うと思います。利益重視というのは企業として素晴らしいことですが、それ以前にお客様重視・安全重視が最も重要ですよね。品質に関してはトップを走っていたトヨタです。それと同レベルの品質、もしくはそれ以上の品質を他国の自動車会社にあったかどうか、もしくは、今でもあるかどうかと聞かれると私はきっと無いと思います。つまり、同様な問題は他社でもきっと発生するわけで、たまたま、今回がトヨタ社だったわけなのです。そう、考えると、今の自体を笑ってみすごすのではなく、自分達の会社ではどうなのか、、と徹底的に公になる前に、、、指摘される前に調査するべきではないでしょうか。いい例に(それが理由か分かりませんが)、他の日本の自動車企業でも、トヨタ社の問題が公になってから、リコールを発表したりしています。

参考記事:
急加速の原因究明に全力=元運輸長官起用し品質管理強化-米上院公聴会でトヨタ表明

ポイント:
問題は指摘されたり、公になる前に自ら「膿」をださないと、(今回のトヨタ社のように)酷いバッシングを受けてしまいます。特にこうした大きな問題の場合は、トップ自らがリーダーシップを全面的に発揮し(つまり、他の役員や従業員に任せっきりにしない)、スピードの伴った対応をすることがとても重要です。豊田社長、引き続き頑張って下さいね!応援しています。




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Global MBA的: 世界のリーダー育成先進企業 (社員が貪欲に学習する企業文化を築く)

3/3/2010(Wed) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

「人は人財だ」と言っている会社は少なくないと思います。しかし、日本企業でリーダー育成にかなり力を入れているところがどこまであるだろうか?記事にでてくるGEやザッポス社(他にもザッポス社にはこんな面白い記事がありました)のレベルに近い勢いで教育をしているだろうか?(昨日の豊田社長の単独インタビューでも、「教育が追いついていなかった」などという発言もありましたが…)

日本企業は素晴らしい企業だと私は思っているが、どうも、直近のことにしか目にいっていない傾向に感じてしまう。人が会社を支えているというものの、時折それが綺麗ごとにしか聞こえないときがある。それだけ、人(従業員)が宝だというなら、もう少し、会社の将来のために、単なる普通の研修ではなく、会社の戦略に合った本格的な研修制度を育成計画に基づいて実行するべきではないでしょうか。どんなに悪いときであっても、良いときと同じように人材育成には投資を惜しむべきではありません。

BUSINESS WEEK
世界のリーダー育成先進企業
社員が貪欲に学習する企業文化を築く


人材育成先進国トップ20になれ、とまでは言いませんが、通りいっぺんの社内教育ではなく、会社の戦略や方針に合った育成計画がとても重要だと思います。中小企業になると教育制度自体ないところもあるでしょうが、社員の育成こそが、今後の会社の方向性をも決める場合があります。是非慎重に従業員のことを考えて、検討されてみてください。他にも、社員の育成を重視することで、ES(従業員満足)も高めることができます。ある本に書いてありましたが、社員を満足させらない限り、社員はお客様を満足させられない、と。100%正しいかどうかは分かりませんが、でも、間違ってもいないと思います。理解できるところは多いにあるのは私だけでしょうか。

本当に従業員は宝だとお考えであれば、今からでも、ちゃんとした育成計画を作成し、企業の戦略と連動するようにしてみてください。

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2010年3月2日火曜日

Global MBA的: 台湾PCメーカーAcerが日本PCメーカーの富士通を買収ターゲットに??

3/2/2010(Tues) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

事実なのかわかりませんが、こんな記事がでていました。

(英文)Acquiring Fujitsu notebook business fastest way for Acer to surpass HP, say watcher
(和文)Acerによるノートパソコンメーカー買収、ターゲットは富士通か

つまり、AcerにとってNo.1になるためには、買収をした方が近道だと。確かに企業が大きくなるには、買収して、規模を大きくするという話もありますが・・・。ちょっと複雑な気持ちでもありますよね。

グローバルビジネスを推奨するビジネススクールで学んできたから、本来であれば、ビジネスがよりグローバルになることは大歓迎なのですが、どうも、日本企業が多国籍経営の会社の買収でもされたら、、、って考えると、それがビジネスとして素晴らしい内容であっても、ちょっと考えてしまうのは私だけでしょうか。東芝や富士通も話には挙がってきているようですが、でも、それにしてもAcerの勢いって凄いですよね。どうして、日本のPCメーカーはAcerのような成長が遂げられないのかがちょっと疑問に感じるところでもありますが。

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