2009年1月15日木曜日

(民間療法で)虫歯(らしきもの)が治った?!!(歯医者いらず)

1/14/09(Wed) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

アメリカ留学をする際、アメリカでは歯の治療が高くつくから、しっかりと日本で予防・治療してからいこう、と妻に呼びかけ、妻が去年の夏一時帰国した際にも日本でしっかりと歯の検診には行ってもらいました。散々、歯には注意!虫歯はするな!と言っていたのですが、、、その私が今年に入ってから甘いものの食べすぎが原因かわかりませんが、(おそらく)虫歯に。何気なく歯を磨いていると、右の奥歯に1㍉位の大きさですが、ハッキリとした「黒い点」を発見。最初はゴマか食べかすかと思って歯を磨ければ取れるだろうと思っていたのですが、5分磨いても10分磨いてもとれず…。「虫歯・・・??」になっていたことに気付いた頃には15分以上経っていたと思います。妻への一言目は「ゴメン」でしたが、妻にも見てもらい、おそらく虫歯だろうということで、、、私の中ではパニックでした。アメリカでは、医療保険の中には歯の治療が含まれないので、別途加入しないといけないのですが、大丈夫だろうと思って加入していませんでした。それだけがパニックの理由ではありません。歯には自信があったので、「まさか・・・、俺の歯が虫歯??」という事実にショックを受けていました。

まぁ確かによくよく考えてみると近頃何となく歯がしみる感覚があったなぁと感じ始めました。それから1週間は甘いものは「ゼロ」ではありませんでしたが、いつもの90%は控えていたと思います。今まで毎日3回は歯磨きをしていましたが、それを毎日4回にして、丁寧に時間をかけて、食後すぐに磨くようにしました。糸楊枝というのでしょうか、英語では「フロス」といいますが、あれも毎歯磨き後、歯と歯の間をしっかりと掃除することに。歯磨き後は、うがい液で洗浄。寝る前と起床後も、まずはうがい液で洗浄。そして、食後(歯磨きとうがい後)はキシリトール入りのガムを噛むことに。キシリトール入りのガムを噛むことで、虫歯菌が減っていき、再石灰化もされるという説明を読んだので、これに賭けました!!

すると、2,3週間経ったある日、鏡で歯をチェックすると、な、な、なんと「黒い点」は消えていました!ちょっとだけ後はまだ残っていましたが、黒い点は無くなり、痛みもなくなりました。完全に虫歯が無くなったとは思っていませんが(油断すると何が起きるかわからないので)、民間治療法である程度は抑えることもできるという事実にちょっと驚きました!Yahoo知恵袋や教えてgooなどでも色々と調べて、民間治療は不可能と書いてあるのが大変だったので、この結果にはちょっとハッピーです!虫歯になりかけの皆様にも是非お勧めします。保証はしませんが、小さい点であれば、何とか抑えることができそうです。完治治療はできていないと思うので、残り米国滞在期間(4ヶ月弱)はこのままにして、日本に帰国したら、再度歯医者さんでチェックしてもらいますけどね!!!

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あなたの会社の従業員は会社や仕事に満足していますか?

1/14/09(Wed) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

今週月曜から開始したWinterim(冬期特別講座)ですが、毎回大変勉強になります。過去の失敗体験を隠すことなく全て教えてくれる方もいれば、熱く私達にも起業家のエッセンスを少しでも理解してもらおうと語ってくれる方など大変有意義な授業をとることができたと思います。今日まで5人の起業家若しくはCEOのプレゼンして頂きましたが共通して言えることは、皆さん相当苦労してきたこと。時には何百億円という負債を個人で抱えてしまったり、奥様に逃げられてしまったりと窮地に立たされた人が多いことです。どん底を味わったからこそ、今日の成功があるのかもしれません。(そうはいっても、どん底を味わわないと成功しないというわけでもないと思いますが…)もう1つ共通することは、成功された方は、金銭的欲求は(もう)それほどなく、それ以上に、自分が成功したように後世の若者達に伝えていきたいという思いの方が強いそうで、こうして、Thunderbird School of Global Managementにプレゼンしにきてくださったり(わざわざこのためにシカゴからアリゾナまで飛んできて下さった方もいらっしゃいます)、他校、他団体で教えたりもしているようです。

5人のプレゼンは全て興味深く印象的でしたが、特に私が共感したのは、ある電子デバイス業界(大手)の会社のCEOの話でした。彼がI社から転職してきたときは、まだこの電子デバイスの会社は業界でも下の方でしたが、それが毎年ランクを上げ、今ではトップ級に入ったとか。そこに至るまでは色々とあったようで(長くなるのでそこは割愛)すが、色々な取り組みの中、一番力を入れたことが「従業員満足度の向上(ES)」だったそうです。その取り組みに取り掛かる前、色々なコンサル会社にも相談をしたそうですが、皆それぞれの強みの分野の強化を勧めてきたようですが、その中でもやはりこの「従業員満足を向上させる」ことがとても重要であったと言っています。(勿論、他にもやるべきことはあって、それも実行したそうですが、最重要なのはこれだといっていました)

従業員が満足して仕事ができないと、製造するものにも欠陥がでてきます。当時、欠陥率がどれだけ悪かったかということを教えてくれ、それを改善するために職場の充実や満足度を向上する活動をされたそうです。アメリカでは転職、離職率が高いといわれていますが、ここの企業では殆どの人が「不満」が理由で去ることはないそうです。この不況の中、電子デバイス業界でリストラを唯一(まだ)実行していないのもこの企業だけだそうです。(違った取り組みで過剰な人件費を抑える試みはしているようですが)従業員に満足を与えることが、今までの成長率にも大きな影響を与えてきたと社長はおっしゃっていました。定期的に従業員を集めてランチをし、小さな不満や提案でも聞いてあげることも欠かさずしているようです。

組織についても驚きました。私の卒論テーマでもあったのですが、完全な「逆ピラミッド型組織」にしていて、社長が組織図上、一番下にいます最もお客様に近い従業員、最も「作業」「業務」をする人はいわゆる平社員です。トップや上層部は彼らに「価値」を与えるサポートをするのが仕事である重要な責任でもあるとおっしゃっていました。例えば、以下のようなやりとりが地域営業と社長との間であったそうです:

地域営業:「今度私達の地域にいらっしゃるとスケジュールを拝見して知ったのですが、○月○○日の午後の予定が空いているようですが、宜しかったらお時間戴けますでしょうか?」
社長:「大丈夫だよ。その時間帯は空けておくので僕に何をしてもらいたいか教えてくれるかな?」
地域営業:「社長がされたいことがあれば何でもおっしゃってください。ゴルフをしますか?○○に観光されますか?お客様の所にあいさつ回りに行きたいですか?」
社長:「君の方で僕に何かやってもらいたいことはないかね?」
地域営業:「いえ、社長の希望されることを計画したいと思いますが…」
社長:「○○君、僕は君が僕にやってもらいたいことをやるよ。時間は午後いっぱいとってあるので、やってほしいことをいってくれ。お客様に対してお詫びするようなことがあればそれも良いし、他の○○地域の従業員を集めて皆さんとコミュニケーションをとる場にしても良いし、戦略的提案をしないといけないお客様のビジネスプランを僕がチェックをしてもいいしね。僕が午後の時間を君たちと一緒に過ごした後、「価値」のある午後だったと皆が思ってもらえるように僕の時間を作ってもらいたい
地域営業:「!!!!!」

地域営業の方はその時に社長がいわんとすることがようやく理解することができたそうです。社長が上から指示をするのではなく、社長を含む上層部は従業員を最大限サポートしてあげる役割なのです。勿論、舵取りなどは経験のあるトップがしっかりとしなくてはなりませんが、このような上下関係を構築することも、高い満足度が維持されている要因の1つとなっているようです。

同じ企業文化を共有できる仲間で話しやすい仲間と仕事のしやすい環境で仕事することがどれだけやりやすくて生産的かを数字(データ)をもって証明してくれたような気がします。勿論、これだけが全てではないでしょうが、この「従業員満足(ES)の向上」は極めて重要なことだと思います。

(お勧め図書)
会社が得するESコーチング& ESマネジメント感動倍増組織のつくりかた
ポスト顧客満足の教科書
「思いやり」という世界で一番のサービス

補足:前夜この会社を調べてみたところ、私が勤める会社の北米電子デバイス事業(工場)の一部を買収していた会社(ライバル?)だということが分かりました。

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