2007年12月3日月曜日

Competitive Strategy(授業)の最終提案

12/2/2007(Sunday)

Thunderbird School of Global Management(Thunderbird MBA)に留学中してもうすぐ4ヶ月になります。12/15でこの学期もいよいよ終了です。まだまだ試験と宿題は残っていますが。

今日はあるプレゼンについて書きたいと思います。

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正直言ってここまで深く物事を考えたことはなかったかもしれません。

Competitive Strategyという戦略の授業があり、マイケル・ポーターの
ファイブフォース分析(外部脅威)」を始め、「VRIO分析(内部分析)」、
コア・コンピテンスや戦略策定を通じて「マーケット」や「戦略」を理解する
授業を1学期目に(必須授業)受けています。

個人的にはAccounting/Financeよりはこういった授業を求めていたので
楽しくはあるのですが、今回の最終プレゼンに近づくに連れ、難易度が
更に高まってきました。

今まで学んだことを通じて今までチーム毎に取り上げてきた会社に対する
戦略的提案をするのです。(実際に会社に対してするわけではなく、
あくまでもケーススタディということで、授業の中で教授と他の学生に対して
行う採集提案です。但し期末試験の代わりにこのプレゼンで評価される
比重が重いので頑張らなくてはなりません)

今回、私達が組んだチームは前とあまり変わらず(というより、1学期目の
下期はチームワークが沢山あって大変ということを聞いていたので、
あえて前組んだ仲間と再度組んで[新規チーム作成]で発生するような
煩わしさ/リスクを避けました)日本人x2、韓国人x1、タイ人x1、カナダ人x1、
アメリカ人x1というメンバー構成です。

チームで選んだ会社は「マクドナルド」でした。
マックの経営戦略などを考えるために延べ1週間以上は時間をかけたといっても
過言ではありません。何度夜中(徹夜)チームで議論したことか。

最終的に「健康」というトレンドにのって、マックの企業責任とからめて
最終提案を纏め始めたのですが、、、、明日(月)に提案するのですが、
まだ出来上がっていません。昨晩も正午から始めて帰宅したのは、
AM2:30でした。

途中白熱した議論になり、深い議論にもなっていったのですが、
何とか全体像はまとまってきたと思います。

実際の提案は、PPTによる提案書だけではなく、
・実際にマック商品を持ってきて匂い、見た目でも刺激する
・提案の1つであるマックによるヘルシー商品コンペ企画書を
 作成したのでそれを配布する(かなりリアルにできています)
・マックヘルシー調査(店舗で回答してもらえ、それがR&Dに
 まわり上手くいけば商品化されるというアイデア)
・音楽/視覚的にも訴えていきます

アメリカのプレゼンや提案の面白いところは日本と違って
「PPT」だけを使うわけではなく、あらゆるものを使って
見ている人に訴えていきます。そして、それを楽しく(面白ろ
おかしくではなく)見てもらう効果にも時間をかけて訴えかけて
いくのが私は好きです。

またMBA留学に来て1つ学ぶことができました。

皆さんも(日本独特の)真面目で楽しくなく、棒読みのプレゼン
だけは避けるようにして、ストーリーを語るように説明してみて
くださいね!