2010年2月28日日曜日

Global MBA的: 2010・2011年度経済見通し ~徐々に増す景気回復の自律性~(富士通総研)

2/28/2010(Sun) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

2009年10~12月期のGDP統計(1次速報)を受け、富士通総研による経済見通しの改訂が行われました。

世界経済は景気回復の広がりに伴い、金融引き締めが課題になりつつありますが、各国とも漸進的に実施していくと見込まれ、世界経済の失速を招くリスクは低いと考えられます。日本経済は、これまで足を引っ張ってきた設備投資や住宅投資が上向き、こ れまでの政策依存から徐々に自律性を増す形で、緩やかな回復を続けていくことが見込まれます。実質成長率:2009年度 -2.2%(前回-2.6%)、2010年度 1.6%(前回1.4%)、2011年度 1.7%(引用)
世界経済と日本経済に関する詳細につきましては、富士通総研のページをご覧下さい。

少しずつ景気が持ち直しているという情報は大変嬉しい話ですよね。但し、そうはいってもまだ油断は禁物です。景気回復の期待は持っていいものの、引き続き引き締めて頑張っていいましょうね。

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Global MBA的: 「個」より「和」の心とは?(個人力よりチームワーク(Teamwork)力)

2/28/2010(Sun) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

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「個」の力では及ばずとも、「和」の心を忘れなければ世界と戦える。「心を一つにすればいい。そういうのは日本人は得意だと思う」これは女子スピードスケートの小平奈緒選手の言葉です。

この結果、女子スピードスケートの団体では、銀メダルをとりましたね。素晴らしいことだと思います。これはビジネスにおいても大きなヒントとなります。仕事にもよるのかもしれませんが、個々人の能力がずばぬけて凄いことよりも、組織力やチームワーク力を如何に発揮することができるか、つまり、相乗効果による高いアウトプットを期待することの方が重要視されていると思います。個人での能力の限界はある程度限られていますよね。しかし、複数人でやると、1+1=2ではなく、3だったり、それ以上の数字(結果)が期待できることは皆さんもよく耳にするかと思います。

小平選手の言葉と、この銀メダルは正にそれを実証しているものだと思います。本来は、「個」の力もずばぬけて凄くて、組織力/チームワーク力においても更にずばぬけているのが理想ですが、一般的な日本人にはなかなか難しいものだと思います。その理由は、日本の教育制度にあるのではないでしょうか。難関校など色々とありますが、アメリカなど欧米諸国と比較すると、個人の能力を尊重した教育の仕方ではありませんよね。元々全体や和などを意識した教育のように私は感じます。そのように教育されてきている中、個人の能力がずばぬけて、、、というのは稀かなぁと思います。(勿論、素晴らしい能力の持ち主が沢山いらっしゃるとは思いますが)

いずれにせよ、一般的な考えとして、日本人はチームワークチームでの行動においては高く評価されていますよね。これはとても重要でビジネスでは欠かせないポイントだと思います。簡単な例を出しますと、100億円プロジェクトがあったとします。これを一人でやるわけはないですよね?必ずチームがあって、他にもたくさんの利害関係者がいます。このチームや利害関係者と如何に素晴らしいチーム力を発揮できるか、それによって、この100億円プロジェクトの成功が決まると私は思います。
今回のスピードスケート(団体戦)の銀メダルはとても良い勉強(実証)になったと思います。女子団体スピードスケートの皆さん(田畑さん、小平さん、穂積さん)本当におめでとうございます。

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