2008年11月3日月曜日

ボッタクリガソリンスタンドでタイヤを交換しなくてホント良かったです!

11/2/08(Sun) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

先週のアメリカの国立公園巡り旅行の帰りのガソリンスタンドでタイヤを換えろボッタクリ商法に危うく遭うところだったということはこの間書いたと思います。帰宅翌日に、日本人のメカニックをすぐに呼んでオイル交換と一緒にタイヤもチェックしてもらったところ、その場で換える必要は全くなかったので、ぼられなくて良かった、と嬉しい褒め言葉を頂戴しました。但し、そろそろ換えておいたほうがいいというアドバイスはあったので、2,3ヶ月後に換えるのであれば、5月までしかいないので、今換えておいた方がいいなぁと思い、昨日早速換えて来ました。タイヤ交換まで1週間かかったのは、色々と相見積もり をとっていたからです。日本人メカのおじさんはPep Boysが安かったと勧めてくれたので、まずそこに…。それから自宅近くのDiscount Tireへ。その他、オンライン見積もりを、4,5件。CostcoやWalMartもやっているので、確認することに…。タイヤの金額は様々ですが、それにつけるサービスによって各社料金が違いました。Fletcherという会社にはオンラインで見積もりをしたところ、社長の息子?(Fletcher Jrさんというお名前)からメールがきて、色々と見積もりをだしてくれて、対応(サービス)という意味では、ここが一番良かったと思います。最終的に、価格的には、PepBoysが一番安かったのですが、電話でアポをとろうとした際、電話に出た兄ちゃんの対応がいまいちだったので、またかけ直すと言って一度電話を切ることに。そして、家から歩いていける距離にあるDiscount Tireのウェブサイトで再度見積もりをとってみると、$5しかかわらないので、ここで予約を。朝9時に行き、45分でタイヤ4本を交換してもらえました。

タイヤが新しくなったことも嬉しいですが、それ以上にあのぼったくりガソリンスタンドのおっちゃんに向かって、「無事フェニックスまで戻れましたよ~!(余計な)お気遣い有難う!」と言いたいです。(ちょっと嫌味っぽくネ)
今でもちょっと腹に立ちますが、まぁよくナメラレタものです(おそらく)アジア人だから、気が弱いだろうということと、英語ができないと思ったのでしょうが、大間違いです!

でも、そんな嫌味を(珍しく)言う私ですが、感謝もしています。スタンドのおじさんに言われなかったら、私は気にもとめず、日本人のメカニックのおじさんにオイル交換だけを頼むところでした。タイヤ4本の交換は更に先になっているところだったので、ちょっとは感謝しています。

皆さんも信頼のできる車のメカニックに定期的に車は診てもらったほうがいいですよ!(少なくともオイル交換は定期的にやりましょう。そうでないと売ろうとするときに、ガタがきていることもあるでしょうし、定期的なメンテナンスを怠っていなかったということで、しっかりとした値段で売却できるかもしれません。(私の車が幾らで売れるかはちょっと分かりませんが…)

ご参考:ぼったくりガソリンスタンドでタイヤが幾らだったかはわかりませんが、日本人のメカ曰く、そういうところだと、2本で$200以上は請求されるだろうとのこと。今回4本で$260だったので、やはり換えなくて正解だったとあらためて思います。

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アメリカでまたもや悲しい銃事件(私たちは何を学んできたのか?)

11/2/08(Sun) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

今日はちょっと真面目な内容です。ハロウィーンが終わってから2日経ちましたが、今年も(またアメリカで)残念で悲しいニュースが入ってきました。「ハロウィーンで訪問の少年射殺=強盗と思いドア越しに発砲-米南部」(Yahooニュースよりタイトル抜粋)強盗だと判断して、自動小銃で29発も発射して、12歳の子供は死亡。一緒にいたお父さんと9歳の弟も負傷したとのこと。他の英字記事には、家族は両親と子供4人がサウス・カロライナのダウンタウンであったイベントの帰りに幾つかの家にTrick-or-Treatingに行こうと判断し、立ち寄った先で起きた事件とのこと。お母さんは車にいて、お父さんと子供4人で向かっていったところ、ドア越しから22歳の男性が撃ってきたそうです。昨年、強盗に襲われているからといって、自動小銃で29発も撃つのは、殺人以外に説明のしようがありませんよね。許しがたい行為です!

今回のハロウィーンで起きた事件ですが、ご存知の方も多いかもしれませんが、銃事件はこれまでも多くありました。アメリカでは、残念ながら、毎年のように似たような悲しい事件が起きています。これらの事件から社会が学ぶことは多くあったはずですが、同じ過ちを再び起こしてしまっています。まず、過去の悲しい事件がどれだけ発生したかを纏めてみました:

(話題にもなった悲しい過去の銃事件)
・1992年:日本人留学生(16歳)射殺事件(ルイジアナ州)(YOSHIの会)
・1999年:コロンバイン高校銃乱射事件(コロラド州)(13名が犠牲となる)(wikipedia)(※)
・2007年:バージニア工科大学銃乱射事件(バージニア州)(33名が犠牲となる)(wikipedia)(※)
・2008年:12歳の子供が射殺された今回の事件(asahi.com)

(※)容疑者は現場で自殺した。


この4件以外にも銃事件は日常的に起きているはずです。National Center for Injury Prevention and Controlの調べによると(少し古いですが)2004年に銃事件で命を落とした犠牲者は、649人もおり、1日約2名の計算になります。

私達日本人からしてみると、銃社会は無くせばいいと簡単に思いますが、そもそも根本的な考え方が違っていて、「自分の身は自分で守る」という考えが備わっており、世界一安全(今はどうかはわかりませんが)と言われる日本(?)と比べると身の安全に対する考え方が違います。また、政治的な問題もあるようです。詳細にはついてはこのブログでは触れませんが、銃社会については、以下wikipediaにも詳しく説明がありますので、ご覧下さい。また、私はアメリカしか知らなかったのですが、欧州でも拳銃携帯許可をしている国が結構あるとのこと、また、今特に深刻化しているのは、中東やアフリカなどの発展途上国とのこと。アメリカでの銃社会が常に取り上げられますが、他の国でも問題にはなっているようですね。アメリカがいつも取り上げられるのは、先進国であり、世界を引っ張る国でありながら、このような事件を毎年のように起こしていることなのでしょう。
銃社会についての説明@wikipedia

アメリカの銃社会がよく取り上げられますが、日本人の誤った固定観念による誤った銃社会の理解もあることをお忘れなく。まず、皆が携帯しているわけではありません!確かにジュネーブ高等国際問題研究所の調べ(webtelevi.comより抜粋)などによると、民間人100人当たりの小型武器所有者数でアメリカは90人と、9割の民間人が持っている、という調査結果がありますが、使われることはまず滅多にありません。万一の場合に備えておいてあり、殆どが使いたいとも思っていません。ニュースで取り上げられる銃事件の殆どは、(本当の意味で)身を守ろうとして使った内容ではないことがお分かり頂けると思います。また州によっても、自宅所持率が違うそうです。確か、私が住んでいるアリゾナ州は意外にも所持率が全米の中でも高い方だと聞いていますが、、滅多にそのような事件はありません。

アメリカに住んでいるだけで、拳銃やドラッグ(薬)をやったことがあるという馬鹿馬鹿しい誤解も勘弁したいものです。かなり前になりますが、私がLAで高校を卒業して日本に帰国した頃、誰だったか覚えていませんが、(無知の)誰かに、アメリカではドラッグとかやっていたの?と聞かれたことがあります。拳銃も簡単に手に入るんでしょ?と聞かれました。確かに未成年でなければ、簡単に拳銃を手にすることはできてしまいますが、だから、といって、アメリカに住んでいる=ドラッグ、拳銃をやっている、というのは大間違いです。私が知り合ってきた人たちの99%は拳銃やドラッグとは無関係でした。(1%位はいましたが…)

私がここで申し上げたいのは、「銃を持つな」「銃は所持してもい」という議論ではなく(この議論を続けば永遠と続くでしょうし、アメリカ社会並びに政府を変えることは到底できないでしょうし)、過去の悲しい事件を振り返ってみることが重要だということです。銃を無くそうと頑張っても少なくとも私が生きている限りは無理かもしれません。それであれば、どうすれば、銃社会の中で、このような悲しい事件が起きないように働きかけるかということに焦点を当てていくべきだと思います。アメリカ人的な考え方かもしれませんが、銃社会があるからこのような事件が発生したと考えるのではなく、皆のマインドセット(意識)がしっかりしていない、教育がなっていないことにも原因があることを理解する必要があると思います。少しでも非行に走らないよう、幼少期の教育を徹底していく必要があります。私も小学校にいた頃、よく地元の警察官が学校にきて全校生徒に対して教えてくれていたことを覚えています。このような教育は常に続けていくべきですし、中高でも続けていくべきだと思います。大人になっていく過程で、現実世界が見えてきて、社会について、裏社会について、大人のずるいところ、社会のずるいところ、政府のずるいところが色々と見えてきてしまうと、どうしても、「ムカツク」ことがでてきてしまいます。これを「反抗期」と言ってもいいのでしょうが、そういったことも事実として受け止めてもらうのと同時に、そんな大人にはなってもらわないような教育をシッカリとしてもらう必要があります。(日本でも同じことが言えるかもしれませんが)

1つだけアメリカ的考えと私の考えが違うのは、「自分の身は自分で守る」という考えを子供の頃から徹底させるより、如何に家族、仲間、地域、そして国の平和の為に貢献していくことができるかを徹底して教えこむ方が今後重要なのではないでしょうか。確かに移民国であるアメリカは、様々な人種が集まり、考え方も全然違う人たちがいます。皆が同じような考え方を持っているわけではありませんが、アメリカ合衆国を代表するアメリカ人(※ ←これは正しい考え方ではないかもしれません。アメリカは移民の集まりなので、白人種がアメリカ合衆国を代表する人種ではないのですが、私個人の考えとしては、やはり白人種がアメリカ合衆国を代表する人種だと考えたいです)がこのような考え方をいつまでもしていると、皆がやられたらやりかえす、という精神になってしまいます。そうではなく、どうすれば平和な社会を築いていくことができるかをアメリカ人が先頭に立って考えていくことで、他の移住民もそれについていくことを期待しています。(勿論、これは理想であって、きっと現実的には、なかなか難しいかもしれません)

今回起きてしまった銃事件が無駄にならないよう、是非今後に活かしてもらいたいと心から思います。

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