2010年3月7日日曜日

Global MBA的 お薦めの本: きちんとした人は仕事ができる! 【その11】

3/7/2010(Sun) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

久しぶりにお勧めの本をご紹介します。近くの図書館や会社の図書館、そして他から勧められた図書は色々と手元にあるのですが、全てつまみ食い状態で、久しぶりに本を読み終えました(笑)。今回の図書は難しい内容のものではないので、どなたにも1,2日あれば読める内容です。

どういった人が仕事ができるのか?それは、「きちんとした人」です。とはいえ、特に難しいことをやっているわけではありません。優秀じゃないと仕事ができるというわけでもありません。当たり前のことをしっかりとできているか、それが重要なのですね。

著者の石井さんは、トヨタ自動車にお勤めになっていて、役員秘書、技術員を経て、安全衛生、設備安全、リスクマネジメントを通じ、強い職場&人づくりを実践されてきたそうです。現在は、株式会社エフェクトの代表を務めていらっしゃって、人材育成研修やコスト低減のカイゼン指導、戦力になる社員研修などを展開されているとか。他にも幅広くご活躍されているようです。

私の上司もよく「段取り力」という言葉を連発している(トヨタ式を学んだのかな?)ので、私もその影響を受けてか、事前に準備できることは何でもしようという心構えになりました。できる限り重い仕事なども早朝に済ませようとか、議事録もなるだけ、前もって準備しようと考えたりして、"Preparation is the Best"と言っていたMBAの教授の教えも今の仕事・生活にもできる限り取り入れるようにしています。そんな私にとってこの図書は「復習」という意味でとても良い勉強になった図書です。かなり分かり易く書かれてあるので、きっと、今の業務と照らし合わせながらすんなりと吸収できる内容かと思います

タイトル: 「きちんとした人」は仕事ができる!―女性でも男性でも「必要!」とされる働き方
著者: 石井住枝
ISBN: 978-4-8379-2336-7



<目次>

第一章:ポイントは「段取り」!
 1.当たり前の段取り力
 2.環境を整える
 3.何事にも準備
 4.ブレない金銭感覚
第二章:こんな「創意くふう」ができるか
 5.作業を仕事へ
 6.仕事を楽しくする
 7.現状を把握する
 8.先を読む
第三章:「自立と自律」ができる人の強さ
 9.あきらめずにやり続ける
10.信頼を高める
11.仕事の準備は身体から
第四章:「人財育成」急所中の急所
12.しかけをつくる
13.言葉の軸を合わせる
14.質問力を整える
15.まかせて、育てる
16.背景を明確にする
17.有限実行

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Global MBA的: 外見にではなく、中身にカネをかけろ!

3/7/2010(Sun) Global MBA@ThunderbirdMBA を活かせ

先日とある温泉街にいってきたのですが、そこの商店街を歩いていると、お土産屋さんが沢山軒を並べておりました。そんな中、私が注目したのは2つの店舗でした。距離は百メートル位離れていて、共に饅頭屋。どちらも店舗の大きさは同じ位で、饅頭の大きさも殆ど同じでした。

私が注目したのは次の通りです:

店舗A:
歴史ある饅頭屋さん。店舗自体は決して新しいとは言えないが、決して汚いとかそういったことはない。、店の主人とおかみさんがきりもりしていて接客・サービスは悪くはないが、華やかなイメージはなかった。しかし、味は最高に美味い。昔からの味をしっかりと引き継いできたんだなぁと感じました。

店舗B:
駅からすぐ。店舗前ではお茶を配って集客アップ戦略。お店も綺麗で、若い女性を使って元気の良い、そして丁寧な接客・サービスをしている。2Fはお洒落な喫茶室があり、食事処もある。お客は常に混んでいて、お客がお客を引き寄せていました。

さて、色々とあるお土産屋さんの饅頭で店舗AかBから選ぼうとしたわけですが、私達はどちらの店舗から買ったと思いますか??

THINKING TIME....


THINKING TIME....


THINKING TIME....

まぁ、こういった話をしていると、流れからすると、店舗Bではなく、店舗Aとなりますよね。外見こそ華やかではありませんし、特別集客対応をしているわけではありませんが、外見以上に中身で勝負でした。両方とも美味しいお饅頭でしたが、それでも、店舗Aの方が遥かに美味しかったとカミさんも私も迷いもなく決断しました。

どちらが正しいか?というと、答えは、どちらも正しいのかもしれません。店舗Bは、駅近でかなり便利な立地条件にあるので、集客方法と店舗に入ってからそれなりに丁寧に接客をしているとお客は入ってきますよね。そんな混んでいるお店を見て、「なんだろぅ?」とまたお客は入ってきます。お茶のサービスや試食サービスも手伝ってか、お客さんはここで買っていきます。

店舗Aでは、華やかさ以上に今までの伝統の味をしっかりと守ることい力を入れているので、最高品質を維持することにおそらくお金をかけていることでしょう。それ以外は並レベルです。特別な集客方法もありませんでした。私の記憶では、試食しかありませんでしたね。

どちらが正しいかという質問に対して、店舗Aか店舗Bと断言できる答えはないと申し上げましたが、それでも私だったら、店舗Aがやっぱりいいなぁと思います。まず競争力という観点で考えた場合、味でダントツNo.1というのは相当強いですよね。お饅頭屋さんですから、最終的な評価は「味」です。サービスで大半の評価がされているわけではないと思います。超高級フレンチレストランに行った場合は、料理以外にも接客の評価の比重が高くなるのは分かりますが、お饅頭屋とはまたケースが違うと思います。何で闘っているかをよく理解した上で、競争戦略をしっかりと立てる必要があると思います。ただ、味でNo.1がとれないことを承知で、味は中の上でも、立地条件とサービス/接客を若い女性がすることにより、活気のあるお店作りにし、集客率を高めるという方法も競争の中のどの辺に自分達がいるかをよく理解した上での戦略になると思います。(No.1がとれないというのは、店舗Bのことではなく、あくまでも私が考えた一例です)

外見重視ではなく、中身に是非をカネはかけてください。
(私は男性なのでいいますが)女性の魅力についても同じです。どんなに綺麗な格好をしていても、どんなにエステにいって綺麗な身体になったとしても、中身に問題があれば一発でアウトです。また、外見を改善するのは結構カネが発生する一方で中身に対する投資は以外と外見より少ない場合もあるので、検討してみる価値は十分にありますよね!

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Global MBA的: 毎日学習/勉強していますか?

3/7/2010(Sun) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

ThunderbirdGlobal MBAを卒業してもう数ヶ月で1年が経ちます。2年間相当勉強して、実はもう勉強は懲り懲りだなぁと卒業直後は思っていましたが(笑)、でも、会社に戻ってくるや感じたのは、勉強は常に続くものであり、その量も年々増えていくことでした。業種/職種によっては特有の差があるかもしれませんが、それでも、皆に共通するのは、継続した「学習」が必要であることです。

例えば、上場企業に勤めるIT部門の従業員であれば、IFRSについては今後避けて通れない話なので、この勉強をしなくてはなりません。入社しても新人教育があります。昇格すれば、昇格試験や幹部社員用の教育があったりもします。無い場合もあります。いきなり、部下が3人ついたとします。リーダーシップ能力がないとわかり、会社にそのような能力開発サポートがない場合は、自習するしかありませんよね。昨日書いた「カイゼン」を継続していくにも、やはり日々の勉強/学習があるからこそカイゼンできるものだとも思います。

仕事をし続ける限り我々は成長を求められ、勉強/学習しなくてはなりません。まずは、図書館から本を借りてくることでもいいと思います。少しずつ勉強/学習する習慣をつけて、慣れてきたら、それなりの目標とスケジュールを立てて勉強/学習していくようにしてみましょう。強制はしません。但し、勉強/学習しない人にカイゼンや進歩はそれほど見込みがないと思います。それは会社からの評価にも影響するし、遣り甲斐やモチベーション、リーダーシップなどあらゆるものに影響してうると私は思いますョ。

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