2010年11月7日日曜日

Global MBA的: 日本と中国は更に関係悪化か?(勝負はビジネスで)

11/7/2010 (Sun) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

中国での就職・転職はジョブリンクチャイナ

沖縄・尖閣諸島問題が日中関係に大きな亀裂を入れてしまったことは否定できないが、今後、日中関係は更に悪化していくものなのだろうか?一度起きてしまったことは仕方ない。今後、どういった対応をしていくかがポイントとなるのだけれど、感情論や歴史的背景などを引きずり出して議論はしないほうがいいと思う。起きてしまったことに対して、日中政府の双方がシッカリと対応していく必要があり、事実をしっかりと確認できていない中、一般の市民が事実を彎曲してしまってはいけない。それは中国に対してだけ言っているのではなく、日本に対しても言えることだと思う。中国批判が多かったり、日本批判が多かったりする中、、、そもそも、私達は本当に批判をしたいのか??中国の怒りの一部は政府に対する怒りがそもそもの原因であり、その矛先が日本の今回の問題に向けられたという話もニュースで見た。一方、日本の場合も、元々政府・政治が不安定な状況下であった為、新内閣に対して苛立ちを感じる人も多かったのではないか?決して、日中共に相手を批判したくてやっているわけではない。まぁ、こんなことを書くと、事実から目をそむけているだとか、お前はどっちの味方なのか?という中傷も受けるかもしれないだろう。

ただ、それはそれで議論を続ける必要があるかもしれないが、一方で中国も日本も一歩先に前進する必要もある。事実が判明した際は、粛々とその責任をどちらかにとって頂く必要はあるが、それでも、両者の関係を改善する努力を双方でしなくてはならない。

日本からすると、、いや、おそらく、多くの国が今後中国とのビジネスは避けて通れないくらい、中国の存在は大きくなってきている。その状況は、中国のめまぐるしい成長・発展や人口増加もあって、今後更に高まることだろう。競争力も高まり、GDPも日本をようやく追い越し、、、これから米国も越える勢いである。そんな中国とビジネス上、どの土俵で私達は闘っていくのか?ビジネスマンとしては、ここが特に関心がある。政治の話などは、正直どうにもならない。政治家に頑張って頂くというほかないだろう。色々なカードを出して双方が交渉するが、それをどうこう言うより、ビジネスマンとして今何ができるのか、今後どういった対策をとっていく必要があるかのほうがよほど私は重要だと思う。政治において敵対視する時間があったら、一般の方やビジネスマン・ウーマンはビジネスにおいて敵対視してほしい。

中国の価格競争に勝てる方法はあるのか?品質に今まで問題があったが、その品質が改善された際のパフォーマンスは相当高くなるのではないか?人件費で、日本は圧倒されるのではないか?技術も相当高まってきているのではないか?
まだまだ日本は技術大国といっている人も、見方を変えて考えてもらいたい。中国は既に我々を超えている分野もあれば、これから抜いていく分野もあるだろう。まだ大丈夫!という一言や考え方が命取りになるのも時間の問題だと私は思う。

だから、1日でも早くビジネスにおいて中国に負けないよう強い戦略を立ててもらいたい。そして一方で中国も世界のビジネス競争力の底上げのためにも、技術力の強化を始め、そして、よく問題視されている偽造(コピー)ものなどの製造を制止し、フェアーなビジネスに参戦して頂きたいと強く願う。(注記:勿論、大半の中国ビジネスがフェアーなんでしょうが、一部の偽造問題があることによって、中国ビジネスの信頼を大きく損なっていることも否めないと思う)
『読売新聞社と中国・新華社通信発行の週刊誌「瞭望東方週刊」が実施した日中共同世論調査(電話方式)で、日本では現在の日中関係を「悪い」と思う人は90%、中国を「信頼できない」は87%に達した。「中国信頼せず」87%、対日不信は79%
中国側でも日中関係が「悪い」は81%、日本を「信頼できない」は79%に上った。 』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101106-00000896-yom-int
読売新聞 11月7日(日)3時5分配信 Yahoo Newsより引用




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グローバル時代に確実に突入してきている今、グローバルビジネスに強いグローバル人材を鍛えていく必要があります。それは語学力(英語など)だけではなく、異文化対応能力やグローバル環境におけるマネジメント力などいわゆる「グローバル感覚」だと私は考えています。一朝一夕で磨ける能力ではありませんが、常にグローバルに対してアンテナを張り巡らせ、自分をグローバルの舞台に引きづり出すことからまずは始めてみましょう。是非、日本のグローバル競争力の為に、そしてあなたのグローバルキャリアをより豊かにする為に頑張りましょう!