2010年8月8日日曜日

Global MBA的 お薦めの本: セクシープロジェクトで差をつけろ! 【その24】

8/8/2010 (Sun) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

会社経営で悩んでいる方へ
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5月末以来、お勧めの本の紹介をしていませんでした。さぼっていましたが、それにはちゃんとした訳(言い訳です(笑))が・・・。梅雨に入り、、、蒸し暑い夏に入ったことです。私は日本の夏が駄目でして、、、しかも、私のパソコンは2階のエアコンの無い部屋にあるため、夏季は其の分アクセスが減ってしまいます。そして、暑いと本を読む気にもなれず、、、読むペースも大分落ちていました。

まぁ、立秋にもなったことですし(まだ残暑は続いていますが)、まだ少しずつですが、お勧めの図書をご紹介して参りたいと思います。本日は(実は)会社の同僚からのお勧めの図書でした。彼も今通っているビジネススクールで友人に勧められたとか。ある会社ではプロジェクトを始めるにあたってこの本が配られたという人もいるそうです。(読めばちょっと納得すると思います)

この本はトム・ピーターズ氏のサラリーマン大逆襲作成(The Project 50)セクシープロジェクトで差をつけろ!という図書です。トム・ピーターズはアメリカの経営コンサルンタントで、 コンサルティング・ファームマッキンゼー時代に同僚らとともに「7つのS」を開発したり、後にマッキンゼーから独立し、「経営破壊」「起死回生」などの著書や講演で、新しい時代の経営やビジネスのあるべき姿を提起し続けている方です。(詳細はwikipediaより)

この本の何が凄いかというと、それは、まず、論理的という以上に「情熱」に働きかける内容の本であることです。彼はスタンフォードのMBAとDBAも取得しているようですが、本の中では、ビジネススクールで教えるような考え方ではなく、、、、と真っ向から否定する場面もあります。でも、如何にやる気であったり、魅力的なプロジェクトにもっていくか、、、という精神論が結構入っていますが、ここから火を付けることで、よりセクシーなプロジェクトとして、周りと差をつけたり、味方を増やしたりしていくわけなんですね。「つまらない仕事を、凄いプロジェクトのかえろ!」これに尽きると役者の最後のあとがきにもありますが、如何に凄いプロジェクト、楽しいプロジェクト、遊び心のあるプロジェクト、仲間の多いプロジェクト、、、にできるかを説く図書です。プロジェクト管理(PM)されている方であれば、この時点でこの本の重要さがわかるはずです。PMの論理だけで全て上手くいくわけでは決してありません。ピーターズ氏曰く、従来までのプロジェクトでは実行に重きが置かれているようにも考えられるが、実際にはそれ以外の部分も重要なウェイトを占めています。(左上図)

最初、同僚に勧められた頃、やけに同僚が熱く語っているなぁと思っていたのを鮮明に記憶していますが、私も読み終わってから色々と挑戦したり、この本にあるように熱くやってみたいという心になってきました。

しびれるほどカッコいいか―勝負はそこだ!つまらない仕事を、ものすごいプロジェクトに変える50項目。 これからの時代、地位や肩書きに関係なく、個人事業主のつもりで働かなければ生き残れない。つまらない仕事を、注目されるものすごいプロジェクトに変える50の方法を紹介しているお勧めの図書です。実はこの図書は「サラリーマン大逆襲作戦2」であり、他にも1と3もあるようです。

タイトル:トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈2〉セクシープロジェクトで差をつけろ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (2))
出版社:阪急コミュニケーションズ
ISBN:4484003120




トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (1))




トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈3〉知能販のプロになれ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (3))



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