2009年2月16日月曜日

日本の政治の醜いところ:揚げ足取りか?

2/15/09(Sun) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

まず最初に書いておきますが、私は自民党を支持しているわけでもなく、他の党を支持しているわけでもなく、一般国民の立場で書いています。ちょっと今回のG7後の記者会見での対応のニュースを見ていて残念に感じたのは、皆で中川財務・金融相の揚げ足取りをしているように見えたことです。国を代表する国務大臣なので、当然、振る舞い、言動はしっかりやって頂かなくてはなりません。日本の「顔」でもあるわけです。失言や、国民の恥になるようなことは進退に影響するかもしれませんが、体調不良で風邪薬が効きすぎたが為に、ちょっと意識がもうそうとした結果になってしまったことは、仕方がないように感じます。その分、G7会議で結果を出していたのかもしれません。積極的に日本の貢献を世界にアピールしていたのかもしれません。違う党はある党を批判しかしません。プラス評価したことがどれだけあるでしょうか?ニュースでは常に批判です。前向きに日本を良くしようと選挙では言っていますが、ふたを開けてみると他の党を非難・批判することが表立ってきているようにしか見えません。

党や派閥があるのは仕方ないかもしれません。これを1つにしようなどと考えること自体無謀だと思います。しかし、日本を始め世界中が経済危機に陥っている中、揚げ足取りをすることが国にとってどれだけの損になるでしょうか?自分達の党が優勢になりたいのはわかります。しかし、それ以前に日本を皆で良くしていこうという志があるはずです。「経済」や「政治」の勉強不足でよく私も分かりませんが、どうして今のこの日本の経済危機を一致団結することができないのでしょうか?

一方、アメリカでは、「米の景気対策法案が可決」というニュースがありました。72兆円規模ですよ!?勿論、政党や派閥などは日本同様にアメリカにもあります。しかし、それ以上にこの危機を乗り越えないといけないという皆に「共通の早急に解決が必要な危機意識」が前面にあることが日本と違うのではないでしょうか。一国民の視点に過ぎませんが、どうも日本の政治は「党」や「派閥」の方が「共通の早急に解決が必要な危機意識」より前面にでてきているようにしか私には見えないのがちょっと残念であり、悲しくもあります。

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