2008年9月30日火曜日

(ブランド戦略)学校の住所名の変更によりブランド向上を図る!?

9/30/08(Tues) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

9月1日よりThunderbird Global MBAの住所が変更しました。戦略的に大学のブランドを宣伝していく方法の1つとして変更したそうですが、その効果が楽しみです。って、でも、どうやってこの効果を測定するのでしょうか?ブランドマネジメントの授業で、ブランドの効果を測定することはやるそうですが、、、この場合も測定可能なのでしょうかね?(あいにくブランドマネジメントの授業は履修しないので私には分かりません)

Thunder Global MBA新住所:
Thunderbird School of Global Management
1 Global Place
Glendale, AZ 85306

Thunder Global MBA旧住所:
Thunderbird School of Global Management
15249 N. 59th Ave.
Glendale, AZ 85306

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MBA予備校情報(秘かに計画中)

9/29/08(Mon) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

先日、会社の同僚からMBAの予備校についての相談がありました。私だけの情報だと少ししか参考にならないと思い、Thunderbird Global MBAの同級生にも問いかけたところ、即、5,6人からの回答がありました。協力してくださった皆さん、有難うございます!私の聞いたことのない予備校もあったり、あ~噂で聞いていたあの予備校の凄い先生のことだなぁと思ったりと、色々な発見がありました。(早く纏めて会社の同僚に送らなくては…)

会社の同僚からの質問メールを受けてから考えていたのですが、そういえば、自分自身MBAの予備校を探すときは苦労しました。予備校のWebサイトや他の人のMBAサイトからの予備校へのWebサイトへのリンクなどは沢山あります。学校の情報は分かるのですが、大学選びと同じで、どれが良いのかが分かりません。MBAスクールの場合は、ランキングがあるのである程度それを見て評価することはできますよね?一方、MBAの予備校はそのようなランキングシステムのようなものがありません。Webサイトを見るといいことしか書いてありません。自分の予備校のことを悪く書くWebサイトなんかあるはずがありませんもんね。そんな中、どこを選べばいいのか?会社の先輩、MBA友の会などを通じて教えてもらう、がおそらく主の情報収集方法ではないでしょうか。

そんなことを考えている内に、今MBA留学している現役生、もしくは卒業間も無い先輩方達にMBA予備校についての情報を掲載してもらえる仕組みを作って、定期的に更新されるようにしたら、受験生にとってもかなり助かるのではないかと考えるようになりました。ここでいう現役生や先輩方達は、Thunderbird Global MBAだけではなく、アメリカを問わず、日本からMBA留学に行っている大学全て(日本人留学生と連絡が取れる大学)を指しています。こうして、MBA予備校の口コミサイトを作ることで、受験生も苦労なく予備校情報が収集できるんじゃないかなぁと思っています。って、この案ですが、Webサイトを作るのは、至って簡単なことです。だから、それ自体は簡単に案をコピーできちゃいますが、MBA予備校情報を定期的に吸い上げる仕組み、また、それを継続していく仕組みを考えることが最大のポイントになります。ここは少し頭を使わないといけないかもしれません。

と、いうことで、こんなことを考えています、ということを今日は皆さんにご紹介しました。MBA在学中に実現することを目標(残り、7,8ヶ月)に進めていきたいと思います。

日本人MBA/大学院留学生の皆さんへ: 皆さんは勿論ご自分の将来/キャリアのことなどを(も)考えて留学しにきていると思います。それは間違ってはいません。しかし、その視点をもう少し広くして、我々一人一人が今後の日本経済を支えていく重要な人的資源であることも忘れないで下さい。高度成長期以降、日本の経済は下がる一方です。経済力、学力、インフラ力など殆どの項目において競争力を保つことができていません。私はこれを知って日本人としてとても恥ずかしいです。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、日本の経済を支えていくという意味でも、日本からのMBA生を更に増やしていく必要があると思います。近年、特にインドや中国からのMBA生が増えてきていると聞いています。その一方で、日本からの留学生は減少気味だとか。未来のリーダーを育てていくためにも、少しでも多くのMBA生を日本から出していく必要があると思います。MBAを取った=世界を変えれる、日本を変えれる、というわけではありませんが、変えられるだけの知識はつけて帰ってくると思います。そんな彼らのためにも、このようなMBA予備校口コミサイトを作って、少しでも合格者を出していくことが重要だと思い、サイト企画をすることを決意しました。

独り言: 人生はGive & Takeの繰り返しだと思っています。受験生の時は私が色々とTakeさせて頂きました。次は私が受験生に対してGiveしていく番であり、責任があると感じています。
あとは、勝手に一人プロジェクトを作って、プロマネ能力を少しでも向上させようというのが目的・狙いです。他にも幾つか一人プロジェクトを持っています。




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2008年9月27日土曜日

2008 Thunder Fashion Show (Thunderbird Global MBAファッションショー)

9/26/08(Fri) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

日本の大学の学園祭などでも時折やっているのを聞いたことがありますが、今夜、Thunderbird Global MBAの学生主催による2008 Thunder Fashion Showが開催されました(たようです)。あいにく私はサッカーとテニスがあって最初から行くことは考えていませんでしたが、イベントの内容を詳しく聞いてみると結構面白いのです。日本ではなかなか無いようなことですが、アメリカでは比較的普通にイベントとしてやっています。

Cultural, Uniform, Service Industry, Western, Grammies, Casual, Corporate, Dress-to-Impress and Going Out in Scottsdale as well as some surprise categories!とあるように様々な衣装を着た(多分)男女がショーを行います。って、ここまでは普通なんですが、その後に、オークションが始まります。このオークションでファッションショーに出ていたモデルを落札していきます。落札された男女はその夜だけ一緒にお洒落なお店があるScottsdaleでディナーの相手(デート)として一緒に行きます。落札される方はとんでもない人になってしまったら、ちょっと嫌かもしれませんが、入札する方は憧れの人がモデルとしいた場合、一緒にデートできるものなら、、、と思って大金をオークションで使ってしまってもいいと思うかもしれません。(私が入札する立場だったら、、、、、ん~どうでしょうねぇ~)

こうしてオークションをするのは場を盛り上げるためもあるかもしれませんが、1番の目的は募金活動です。得られた収益は全て The Trevor Projectというボランティア団体というところに寄付されるそうです。若い男性の自殺を防止する団体だとか聞いています。ボランティア団体がどんなものにせよ、全ての収益がこうした人助けのために使われるのは素晴らしいことですよね!このオークションのシステムも面白いですが、それをボランティア活動にもつなげていくアメリカ人の考え方には感心します。私もそうですが、ビジネススクールにくる人の大半はきっと「どうやってオークションを通じて儲けるか」と考えてしまうのではないでしょうか。儲けることも大事ですが、社会に返していく、社会に対する貢献もプロのビジネスマンにとってはとても重要なことだということをあらためて学びました。


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サッカー初戦はボロ負け(いい勉強になりました) Global Soccer

9/26/08(Fri) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

先週日曜にサッカーの練習をして、今日早速初戦がありました。Thunderbird Global MBAにきて、こんなチームを組んでサッカーの試合をやるだなんて想像もしていませんでした。Globalチームが集まる中、我がアジアンチームも最強だと思っていましたが、試合の展開はイッキに敵にもっていかれてしまいました。試合結果は、7か8対1で負け。(悔しい!!)でも、ある意味仕方ないかもしれません。ろくに練習もしていないわけですからね。

私は他のチームメートと比べると全然サッカーはできない方ですが(ディフェンスの方がどちらかというと得意だと自分では思っています)、今日の試合の敗因は色々とあると思います。冗談でチームメートが、試合結果の分析をした方がいいとか、ビデオを撮った方がいいんじゃないかと言っていましたが、実際にそれをやってみるとわかると思いますが、「連携プレイ」が全くできておらず、呼吸が合っていなかったと感じます。チームプレイは得意のはずのアジアンチームだったのに、白人+南米チームにこんな形で負けてしまうとはちょっと想像していませんでした。相手のプレイを見ていると、ゴール前での連携プレイが上手いです。個人で攻めようとせず、上手くパスを回して、またパスをもらってゴールを決めていました。かといって、私達のオフェンスも弱いわけではありません。4,5人(オフェンスのほぼ全員)は経験者でもあり、実力もあると思います。但し、オフェンス同士の連携もそうでしたが、ディフェンスからオフェンスへのボールの繋ぎも上手くいっていなかったですし、この間の練習試合(チーム内)で見た掛け声もあまりなかったように見えました。あと、途中見られたのですが、自分の守備範囲をしっかりと守らない人も数名でてきたような気がします。試合に負けていると、どうしても頑張りたいという想いから前へ前へとでてしまいたいのは分かるのですが、守りは守りに徹する必要があると思います。そうしなかった結果、すぐにカウンターアタックを受けた時に、守りがいなくてキーパーが必死に動くしかなかった、という光景もあったかと思います。勿論、フォーメーションによっては、守備側も前にあがる必要があると思います。うまく、チーム内でどのように進めていくかを議論して、決めていく必要があるでしょうね。きっと、口頭でいうよりは、練習をしながら、皆で確かめ合いながらやっていくと一番いいかもしれません。

と、色々と書きましたが、私もチームに貢献できていなかったので、大きなことは言えませんが、色々と勉強にはなったので、皆さんともこれを共有したいと思います。次回に向けて是非頑張っていきたいですね。毎週金曜か隔週金曜に試合は開催されます。他のGlobalチームに負けないよう次回はもう少し頭を使っていきたいですね!

最後にキャプテンがいいことを言っていました。「勝ちたい気持ちは皆一緒だけれど、勝つことよりは、皆が平等に試合をして(疲れたりして、プレイしたくない人などは除く)、皆が楽しめることが一番だ」と。途中、私達は必死に勝とうとし過ぎていたのかもしれませんね。楽しもうとすることで、チームプレイや連携プレイが上手くできてくるのかもしれません。

試合後、食事に行き、、、サッカーで不完全燃焼だったので、妻と友人(同級生)の3人でテニスを…。さすがに1日に2つのスポーツをするとキツイですね。でも、この運動をすることで、勉強とのメリハリをしっかりとつけることができるようになった気がします。

独り言:
こうしたチームでやるスポーツはビジネスにおけるチームにも適用することができる場合が多くあります。同じ目的を達成するためには皆が同じベクトルで進むことが重要です。協力/連携体制をとることは、仕事上で成功する場合もスポーツでも同じように重要です。一匹狼で一人で何でもかんでもやってしまうようなスーパーサラリーマン(スーパープレイヤー)がいたとしても、ビジネスで成功すること、スポーツで勝つことは難しいです。皆で連携してこそ得られる力はとてつもなく凄いものだと私は思います。

ポイント:
「ONE FOR ALL,ALL FOR ONE」
直訳すると「一人はみんなのために、みんなは一人のために」。
一人一人が助け合うことも必要だと言う事です。

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2008年9月26日金曜日

日本の教育制度について(私の想い)

9/25/08(Thurs) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

技術の進歩って凄いですよね!YouTubeや動画サイトのお陰で日本のドラマをアメリカにいながら遅れをとらないで見ることができます。そんな中、私が注目しているのは、学校/教育に関するドラマです。Thunderbird Global MBAにきてからも日本の教育との違いを感じさせられますが、ドラマ、新聞、インターネットを通じても今の日本の教育制度や考え方について、真剣に考えさせられます。

私は日本の学校には小1~小5までと大学4年間しか行っていませんが、私の頃はまだ「お受験」という流行は進行していたものの、ピークのときではなかったと思います。学歴社会は、私の両親が社会人になった頃から既にあったことを聞いたことがありますが、いつしか「受験」を意識しすぎる社会になってしまったと私は思います。

大学の上位校に無理して受かる必要はない。受験が全てではない、という声も聞きます。私もそう思っています。しかし、残念ながら、一部の企業ではまだ大学の名前を見て採用する企業もあるそうです。一見合理的のようでそうでないように聞こえますが、自分が担当するお客様に対して自分の上司が「新しく御社を担当することになった○○君です。○○大学のMBA出身です」というだけで、お客様も安心する、という例を聞いたことがあります。悔しい話ですが、きっと存在することなのでしょう。昔の自分が同じ立場であれば、A大学MBAとZ大学MBAの学生が来た場合、直感で、大学のレベルで比較をして、ある程度先入観で評価してしまっていたと思います。

しかし、こんな学歴社会に完全になってしまい、「受験」を意識し過ぎる社会になってしまったことはとても残念に思います。学歴社会を無くそうと、企業も大学名を聞かないで面接をするようにもなっているそうですが、まだ少ないでしょう。中学高校、更には小学校や幼稚園は、いつしか本来の学年の授業や精神面での教育をしっかりと教えるのが基本だったと思うのですが(いえ、きっと今でも教えていると思いますが…)最近は、「受験」を学校側も意識し過ぎているのではないでしょうか。私立の中学、高校が良い、あそこの中学、高校からは、○○大学に何人も行っているという評判だけが世間では騒がれるようになってきます。子供は、受験の勉強をしに学校に本来行くわけではありません。しかし、社会がそう変えてしまいました。社会が両親をそのように変えてしまいました。良い大学に行かせることが、子供にとって最善の良い選択肢だという考えになってきました。良い大学に行かせてあげたいという思いは間違ってはいません。但し、私がここで申し上げたいのは、皆(社会・世間)がそのように強く思うようになってきたから、学校側も受験を意識し過ぎているのではないでしょうか?その代わりのトレードオフとして、「人間らしさ」「道徳」「思いやり」「考える力」「コミュニケーション能力」「発想力(アイデア)」の教育がなくなってきたのではないでしょうか。そもそも、そういった教育自体はないかもしれませんが、「受験」を意識し過ぎるがために、学校内にそういった本来子供に教えていくべき基礎的なことが教えられる校風にもうなっていないのではないでしょうか。

新聞、ニュース、インターネットで子供による事件が多発していたり、精神的に病んでいる子がいたり、大人になりきれていない子がいたり、そして彼らが大人になりきれていなくて事件を起こしてしまったり、大人になりきれていない子が親になって子供に何を教えてあげられるのかがわからないような話を聞いたりすることは悲しいくらい多くあります。

ドラマ(フィクション)であっても考えさせられますし、勉強になります:
女王の教室体罰は許されないことですが、小学校教師を務める阿久津先生(天海祐希さん)がドラマで子供達にいっていることは綺麗ごとは多いですが、素晴らしいことばかりだと思います。受験を意識した学校にいると、きっとこのような教えはないでしょう。小学校だから、まだ受験に対する教えは少ないかもしれませんが、(受験勉強以外にも)小学生が本来学ぶべきことがたくさんあると私は思います。
太陽と海の教室高校教師を務める櫻井先生(織田裕二さん)の教えも素晴らしいと思いました。受験勉強も大事な時期ですが、彼ら(高校生)にとって、その時にしか経験することができないこと、その時でしか学ぶことができないことを織田さんは教えていたと思います。他の教師も最後の方に影響を受けて変わってくるわけですが、それまでは、「受験」を意識した学校でした。

私は受験を否定しているわけではありません。私も大学に受験をしましたし、Global MBA留学をするためにも、海外の大学の受験をしてきています。なので、「受験は駄目」とは言いません。但し、受験に100%打ち込む前に、君たち学生(もしくは、ご両親が読んでいる場合は、お子さん達)大人になる前に学ぶことはまだまだいっぱいあるはずだと思います。そんな状態で受験をして、大学に入って、就職をしても、大人になりきれていないので、大人の社会にいざ入ってみて挫折してしまいます。立ち直ろうにも、うたれづよさがなかったり、学生の頃、本来学ぶべき「人間らしさ」「道徳」「思いやり」「考える力」「コミュニケーション能力」「発想力(アイデア)」などをしっかりと学んでいなかったことによって、なかなか、挫折してから立ち直れなくなったりするケースも多々あると思います。そうなると、引きこもり、心の病、突発的に事件を起こしてしまうことなどが増えてしまうこともありますし、社会人の仲間に入ろうにも入れなく、いわゆるフリーターになってしまう人も多いと思います。このフリーターも聞こえは格好良いと思う人もいるかもしれませんが、一度限りの人生を無駄にしてしまっています。少しキツイ言い方かもしれませんが、社会から、大人の世界から逃げているとも言えてしまいます。フリーターが増えてくると、国民年金を支払わなくなる人が増えて、年金問題にもつながるし、国の負担も色々な意味で高くなります。「豊かな国日本」とはほど遠くなってきます。高齢者社会になっていく今後、医療費が高くなることは目に見えています。そんな中、フリーターの人たちも苦しい思いをしますし、子供を持ったら、更に苦しい思いをするでしょう。いや、子供を持つこと自体できないと判断して、それが更に少子化を推し進めるかもしれません。

それもこれも私から言わせると、小さい頃の教育に問題があると思っています。ここで言う教育は学校を中心に言っていますが、一方で両親の教育も重要です。まず、学校の教育ですが、アカデミック的な教育も当然必要です(日本の学力は年々落ちてきています)が、それ以外の部分も必要だということです。子供は大人に成長していきます。体は食事や運動をしているとそれなりに育ちます。頭も勉強をすると個人差こそありますが、それなりに発達します。そのように考えると、「心」の教育もしっかりとしないと、大人になったときに、大人の「心(マインドを含む)」になれているでしょうか?この辺の教育が日本の教育制度ではかなり欠けていると感じます。小学校5年生でアメリカの学校に転校した時、一番驚いたのは、勉強熱心というよりは、皆で色々と考えたり(想像力)、会話をしたり(コミュニケーション能力)、道徳について勉強したりという授業が結構多かったと今でも覚えています。

学校だけの問題ではありません。両親にも問題はあると思います。これは色々と考え方があるでしょうし、偏見と思われるかもしれませんが、私は、基本的には母親は極力子供の近くにいるべきだと思います。どうしても共働きをしないといけないという事情もおありでしょう。そんな場合は、子供が学校にいる間だけ仕事をするようにした方がいいと思います。子供との会話の時間は必ずとるべきです。子供と一緒に食事をする時間はしっかりととるべきです。子供を叱ってやること、褒めてやることもしっかりとできるように、子供の近くにいてあげることです。それができない場合は、週3,4回でもいいです。少しでも子供の近くにいてあげることです。最初にも書きましたが、これは事情によって、考え方が違うと思います。離婚された家庭であったり、片親の場合であったりと状況は皆さん違うと思いますただ申し上げたいのは、子供は親を見て育ちます。親が近くにいない場合は、誰を見て大人へと育っていくのでしょうか。

私がこのように日本の教育制度について真剣に考えるようになったのは、Thunderbird Global MBAにきてから、ケースを通じて、日本のレベルが低下してきていること、また、貧困の国で、毎日を必死に生きている難民の子供達が自分達の将来の為、家族の為に必死に勉強している記事を読んだり、他にも同様の話を聞いてからです。私自身誰かと比較することはあまり好きではありません。自分の敵は常に自分だと思っています。しかし、この教育制度を考えた場合、どこかと比較をして、日本の教育が、日本の子供達のレベルが毎年下がっていっていること、また、大人になりきれていないことをしらしめていくこと、気づかせることが重要なんじゃないかと考えるようになりました。

戦後の日本は凄まじい力で回復・復活してきました。あのときにあった起爆剤と同じものは必要ないですが、それと同じくらい強い起爆剤がないものか・・・。また色々と考えてしまいます。


偉そうに色々と書いてしまいましたが、コメント等ございましたら、お気軽にどうぞ。

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2008年9月24日水曜日

異文化間コミュニケーションから「信頼とは?」を学ぶ

9/23/08(Tues) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

Thunderbird Global MBAGlobal No.1と言っているだけあり、特にGlobal/異文化についての理解を高めるクラスがかなり多く設けられています。今回受講しているCross Culture Communicationもその類の1つですが、参考までに、今日の授業でやったことをご紹介します。

異文化間コミュニケーション等では業界でもよく知られている教授が今週と来週は講義してくださるんですが、今日は早速ロール・プレイがありました。2人ペアで組んで、片方がこの度A国にある本社からB国にある支社のトップとしてきた人を演じ、もう片方がB国の人間(地元の人)で、このトップのすぐ下につく部下を演じます。それぞれ特徴があり、上司は目的志向が強く、改善心もあり、部下の声も色々と聞いて反映していこうというタイプの人なんですが、部下は、上下関係を意識して自分の意見は我慢して常に上司の意見を尊重する、また、改善心はそれほど無く、全て穏便に済ませたいと考えているタイプの人です。(若干内容は変えています)

こんな2人が初めてのミーティングを行う、というのがロール・プレーイングの部分なのですが、なかなか、コミュニケーションがとれず、会議もよくわからないまま終わってしまう羽目に。今回の授業は、異文化間コミュニケーションがテーマではなく、「信頼」がテーマだったのですが、そもそも、「信頼」とは何なのか?これを考えされるためのロールプレーイングでした。文化の違いもあるが、そもそも、相手から信頼を得る、相手を信頼をするということはどういうことなのか?そして、Global間ではこの「信頼」をどのようにして相手から得るのか?をクラスで考えました。

クラスで考えた結果、Global Businessで「信頼」を得るには、
  • 相手の文化を知ること
  • 相手の自分の文化を知ってもらうこと
  • 「信頼」の定義も人(国)それぞれなので、それが共通しているか確認すること。
  • 己を知ること(私達はCOIといったツールを使って自分達の性格・傾向を学習しました。COIでは、各国の一般的な性格・傾向・特徴もだすことがえきます)
  • 相手の文化に対応できる能力を持っていること

ごく当たり前のことではありますが、この当たり前のことがいざとなると実行できない人が多いそうです。

授業で色々と聞いていると私の初めてのアメリカ出張のことを思い出しました。プロセス志向の私と結果志向の米国グループ会社との根本的な考え方の違いにより、相手を信頼して仕事をするのに少し時間がかかりました。そんな信頼関係は、距離が離れていても構築することが難しいですよね。私もそれが理解できていたからこそ、担当するプロジェクトに入ってからできる限り早く出張にいって、関係者と会って信頼関係を築こうと考えていました。

日々の(いわゆる)アカデミックなMBAでの勉強だけが勉強ではありません。こうしたクロカル(クロスカルチャー)に関する授業に学校側が力を入れる理由がよくわかるような気がします。どんなに頭が良くても、対人能力や適応能力がないと仕事は任せられません。

これからGlobal社会は日本でも確実に前に進んでいきます。そんな時、先頭をきってみんなをひっぱっていけるよう、どのような文化にも適応できるような人材になっていきたいと授業を受けながら思いました。

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2008年9月23日火曜日

若くないんだなぁと実感・・・(頑張れ将来のGlobal Leader!!)

9/21/08(Sun) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

今学期より同級生(カナダ生まれの日本育ちの韓国人といったちょっと複雑な育ちの彼。Globalなビジネススクールだけあって、殆どの人が海外経験がある方ばかりです。大抵の人が、母国語+英語は当然話せますが、三ヶ国語以上話せる人もたくさんいます)の一人がアジアン・パワーを集めてサッカー(最近ではフットボールというようになってきましたが、アメリカで育った私はやはり、フットボール=アメフトというイメージが強いので、極力、サッカーはサッカーというようにしていますチームを結成しました。学内にあるサッカー・クラブがチームを作って定期的に試合をしようという呼びかけに対して同級生がアジア人に呼びかけて、「Asian Football Confederation (AFC) 」という結成したわけです。

久しぶりのサッカーだったのでかなり楽しみにしていましたが、心と身体は違うもんですねぇ~。小学校の頃に公園や学校のグランドでやっていた頃のようには到底動けません。少し動いただけで息がゼェゼェ言います。そんな人が私を含めて数名…。それでも、他の人たちも30歳前後にも関わらず、意外と動けているのにビックリ。最初は「もう自分も若くないんだなぁ」と勝手に思っていたわけですが、他の同級生たちが頑張って動いているのを見て、「えっ?動けていないのは、もしかして、俺だけ?」とちょっとショックを受けてしまいました。元々短距離派だったので、持久力勝負になるとちょっと弱いんですが、それにしても、自分が全く皆の動きについていけていないことにショックを受けました。

ってなことで、頑張って身体を張って、身体でボールを阻止したり、スライディングタックルを何発かして、食い止めることはできて、、、「自己満足」だったわけですが、と、同時に足にも傷が…。こんな擦り傷は高校の頃にチームでやっていたバレーボール以来かもしれません。もうちょっと体力つけなあかんなと深~く反省しました。

これから毎週金曜は試合をやるそうです…。(大丈夫かなぁ)

気持ちを切り替えて、サッカーの後は、テニスを他の人たちとやることになっていたので、テニスをやることに。テニスの方がテクニックを必要としますが、やはり、体力的にはサッカーの方がかなりエネルギーを消耗しますね…。テニスは少し動かないで立っている時間がありますが、サッカーはキーパー以外は終始動いてますよね…。(私にはテニスの方が向いてるのかなぁ…)

サッカーをやったと後のテニスは、堪りませんでした。楽しかったんですが、足がまずついていきません。頭だけ動いて、身体は2,3秒後についてくる感じでした。(幽体離脱か…)おまけに、サーブをするときに、右のアキレス腱の辺りの筋肉をつってしまい、、、両足負傷。


独り言:
①実力/成果主義社会では、肥満は出世できない、評価されない?!

最近、筋トレやストレッチングをしていたにも関わらず、身体がここまで追いついていかなくなっていることにまたもやショックを受けました。MBAの勉強の前に、身体を鍛える必要があると感じます。もう少し内蔵脂肪を落とせば、、、動けるかもしれない…。実力主義のアメリカでは、トップに立つ人間は、自己責任が強く、健康である必要があるという認識が高く、「肥満=昇格できない」会社が多々あるそうです。私も同じような危機意識をもって取り組まなくちゃ、too lateになるかもしれません。Globalリーダーを目指す皆さんも、体調管理と肥満(成人病など)には十分に気をつけて下さい。Thunderbird Global MBAMBAをとっても不健康だったら全くもって意味がありませんからね…。


②運動をこまめにやってストレス撃退、気分爽快!

(夜から筋肉痛と、つった筋肉の痛みと擦り傷の痛みで、、、寝ることができませんでしたが)久しぶりのいい運動になりました。ストレスや気分転換には運動が1番です。MBAに限らず、仕事に没頭していると、時折、気分転換やストレス発散が必要になりませんか?そんな時、少しでもいいので身体を動かすと身体がスッキリとしてきますよ。新しいひらめきがまたでてくるかもしれません。

③精神的に不安な人たちにも効果的なのでは?

現在、私はある心理協会の幹部と言いますか、アドバイザーのような立場にいますが、そんな私が思うには、スポーツは心の病を治すこともできることです。

残念なニュースですが、最近、日本でまた色々と悲しい事件が起きていますね。私が思うには心が病んでいるんだと思います。心の病の治し方は、とても難しいと思いますが、1つの方法としては、身体を動かすことだと思います。身体を動かすことで、エネルギッシュな自分を確認できますし、またチーム一体で動くスポーツの場合、一体感が生まれたり、友情が生まれたり、時には恋愛が始まることもあるかもしれません。私は基本的に人間は一人で生きていけるほど強くはないと思っています。人を頼って、人に頼られて生きていると思っています。それを最も感じられるのがスポーツではないでしょうか。スポーツをやることで、勉強になることはたくさんあります。自分を強くすることもできると思います。自分を強くすることで、心の悩みや病気も打ち勝つことができると私は信じています。(勿論、そうでない人の場合もいらっしゃると思いますので、万人がこの方法で心の病みを治療できるとは思っていません)


追伸:
サッカーとテニスをしてグッタリした後、同級生お勧めのインド料理に行ってきました。ここのお店は、(料理の質が)間違いなくGOODと言っていたのですが、ちゃんとした根拠がありました。インド人のクラスメートに紹介してもらったお店だからです。大抵の場合、ネイティブの人たちがお勧め!と、言ったら、間違いはありません。結構遅くまでやっているお店で、大学からもそこそこ近く(車で5分位)の場所にあるので、まだ行ったことがない人は一度お試しあれ。私は味も最高だと思いましたが、それ以上に良かったのが、接客の質ですね。私のもう1つの「顧客満足関連」のブログ(まだ非公開)にも載せようと考えていますが、アメリカにありながら、日本のような手厚い、サービス、心配りでした。

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Asian Night at Thunderbird Global MBA

9/20/08(Sat) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

Thunderbird Global MBAもとうとう2年目になりました。そう感じるのはやはり2度目のAsian Nightがやってきたからです。昨年は、1年生の私達が余興をやってパラパラダンスを披露しました。私はダンス自体苦手なので後ろの方でこっそり踊っていますが、それでも、一生忘れない経験となりました。

其の前に、Asian Nightとは何か?ご存知ない方に簡単に説明致します。Thunderbird Global MBAだけではなく、他のMBA校もきっとやっているかと思いますが、当校では毎年Globalを地域にわけてその地域毎のイベントをやります。最初はなぜかいつもアジアから始まるのですが、南米、北米、欧州、アフリカなどもそれぞれ別の機会にやります。何をやるかといいますと、簡単に言うとそれぞれの文化や料理の紹介ですね。メインは、この料理と余興です。今年のAsian NightにはJapan Club, Taiwan Club, Greater China Club, Korean Club, そしてThai Clubがアジア代表として催し物をしました。今までは手作りの料理もOkだったのですが、衛生面を考慮したからなのか今年からは手作りは一切禁止となり、近くにあるレストランで仕入れてくるので、まぁ味は間違いないでしょう。(と、いっても、私は奥様方達の手料理の方が好きですが…)

この料理なんですが、かなりの人気で、開始してから瞬く間になくなっていきます!今年はJapan Clubのカリフォルニアロール(巻物)が沢山あったからなのか、最後の方までこれは残っていましたが、遅れてきた人たちは「もう、ないのぉ???!」と驚いていました。

余興も各国様々ですが、China Clubは伝統的な歌を歌ったり、Taiwan Clubは踊ったり、Korean Clubは伝統的な太鼓を披露したり、Thai Clubはキックボクシングを見せたりとそれぞれ個性のある余興を披露してくれたと思います。そんな中、Japan Clubも頑張ってくれました。基本的に秋のAsian Nightでは1年生が余興はすることになっていて(特に決まっているわけではないと思いますが)、私達は今回は安心して見る側にいることができました。

・ラジオ体操
・組み体操
・ヒゲダンス
http://jp.youtube.com/watch?v=nJip5TTip5k

を今回は頑張って披露してくれました。

その後、日本人とアメリカ人のハーフの同級生が刀を使ったパフォーマンスを披露してくれました。(本当の刀は見せるためだけに持ってきていて、パフォーマンスでは木刀です)彼は去年もこれを披露してくれて、好評だったから今年もまた披露してくれたそうです。(ゴメンナサイ、アンドリュー、流派を忘れてしまいました)
http://jp.youtube.com/watch?v=Ql__MdDSjCE

ご参考:
去年の私達がやったパラパラダンスの動画です:
http://www.youtube.com/watch?v=O2PKTpREh70

こういったイベントを定期的に開催することで、各国についての理解が深まり、関心が深まり、Thunderbird Global MBAGlobalさを更に高めて、深めていくのだろうと感じました。MBAは勉強をするところだけではありません。こうしたイベントを通じてより自分のGlobalな視野を広めていくこと、そして、彼らの文化を理解をすることも重要なMBAでの経験の1つだと思います。

今回、パフォーマンスをして下さったJapan Club1年生の皆さん、有難うございました。

独り言:
今回のイベントもまた前年同様に盛り上がりましたが、私の個人的な希望としては、教授たち、学校関係者にも沢山来てもらいたかったです。逆に教授や学校関係者がくると、かたくなるんじゃないか、と思うかもしれませんが、こういった場での交流は普段の教室でのコミュニケーションとはまた違ったものになると思います。教授たちは既にGlobalな経験のある方たちばかりですが、それでも、こうした場にきて学生と一緒に楽しんでもらえると、また違った刺激にもなるし、学生も教授と気軽に会話できるチャンスだと思います。昨年は、私が知る限りでは、Data AnalysisのHoseini教授が娘を連れて来ていましたね。他の教授たちと学生との交流を深めるためにも是非きてもらいたかったと思います。是非次回は・・・。


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2008年9月20日土曜日

妻の英会話講師の自宅にて(面接の練習??)

9/19/08(Fri) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

※ 明日は学校でAsian Nightがあります。Thunderbird Global MBAでは毎年、各地域のイベントがあり、明日はAsiaです。他、アメリカ、ラテンアメリカ、アフリカ、ヨーロッパなどのイベントがあります。

==============================

今朝から夕方まで一度も外に出ないでレポートを書いていました。明日もきっと同じでしょう。明後日もそうなるか・・・。ただし、今日の夜は面白い予定が入っていました。予めあるとは聞いていたんですが、自分には関係ないと思っていて流していたんですが…。

先週だったでしょうか、妻から、妻の英会話講師の旦那様がご自宅でGlobal企業ではなく、アメリカの企業に就職する際の面接について話をするので、興味があったらどうぞ、と奥方達に話があったようです。私は、会社派遣で来ている留学生なので、関係ないから~と妻にも言っていて行く予定はなかったのですが、数日前になって、仲の良い同級生(彼も社費)に、「君が社費留学生とは知っているけれど、もし良かったらきませんか?」というお誘いがあったと聞き、じゃぁうちも予定入っていないし、行ってみてもいいかなぁと思って、他にも同級生2人を誘って行ってきました。と、、、、到着してびっくり!てっきり私達6人(2夫妻+2同級生)だけだと思っていたら、次から次へと来るではありませんか・・・・・・?結局20人近く集まったと思います。面接の練習が中心になるのかと思いきた、そうではなく、旦那様のお話を聞くという形式でした。ちょと想定外だったので、面食らってしまいましたが、ネットワーキング(人脈作り)にもなるので、こういったイベントも悪くないかなぁと思いました。

さて、旦那様は、地元で弁護士をされていて、採用活動にも色々と携わってきたとか。本日のアドバイスは、具体的な面接の内容ではなく、それ以外の部分でのアドバイスでした。この場を借りて、皆さんとも共有したいと思います。(全て覚えているか定かではありませんが)

内容は、米国(米国系企業)での就職活動をする際の話に限られますが、
  • アイ・コンタクトをしっかりすること。相手の目をしっかりと見ること。
  • 握手しっかりとすること。
  • 相手の会社のことを理解しておくこと。面接官が事前に誰かわかっていれば、インターネット等で調べておくこと。(共通の話題を見つけておくことができる)
  • 常にポジティブ(プラス)な考え・意見をすること
  • 前の会社、上司を批判するようなことは絶対に言ってはならない(言わないといけないような場合は、上手く表現をかえて悪く言っているようなイメージが伝わらないように言う)
  • ボディ・ラングエージに注意すること。(姿勢はちゃんとすること。変な態度を取らない;足を組む、手を組む。変な動作をする等)
  • Yes/Noの質問であっても、Yes, I like this school because...と話題を膨らませること。
  • 3つくらいの質問はできるように準備しておくこと。可能であれば、質問→(面接官の)回答、の次に更にフォローアップの質問ができると更に良い。
  • 聴く耳を良くもっておくこと。(リスニング力が重要
  • 緊張しているからといって、緊張している動作を見せない(ペンのクリックを繰り返したり、貧乏ゆすりなど)
  • 面接官が、(例)「Hi, John」とFirst Nameで呼んできても「Nice to meet you Mike」とFirst Nameでは言い返さない。「Nice to meet you Mr. Washington」とLast Nameで呼ぶ。相手がMikeでいいよといわれない限りは必ずLast Nameで呼ぶこと。
  • 相手が長話を嬉しそうにしてきたら、それにはずっとついていってあげること。下手したらそれだけで面接が終わることもあるとか。逆に自分が長々と話のはタブー。
  • 準備は大切。常に練習していくこと。一番良いのは、同級生同士で練習すること。
  • 英語の壁もあるが、、、やはり米国企業で勤めるのであれば英語の壁は極力なくしておくこと。英語での面接の練習をたくさんしてから、面接に臨むこと。アメリカ人は、我々(アメリカの外から来ている留学生)よりは国際面で遅れていて、、、英語が中心になっているので、他の言語に対応するのに遅れているとか。だから、我々が頑張って英語で話していくのが重要。しっかりと話せる英語の方がベターとのこと。(これは難しいですけどね…)
  • 情熱/意欲を持って臨むこと。面接が終わった後、優秀だけれど、熱意が感じられない人を良く見かけるとのこと。「どうして、うちの会社がいいんだろうか?」と思ってしまうそうです。
  • 服装はあまり派手にしないこと。面接後に、服装の印象が残ってしまうようであれば、派手過ぎるとのこと。
  • 自信を持って会話すること。でも、自信過剰にはなりすぎず、控えめ(modest)であることも重要とのこと。例:私はAとBとCのプロジェクトを担当してきたので、御社でのXというプロジェクトでもきっと成功すると思います、というふうに、過去の経験に基づいて言うのはOkですが、「俺はXのプロジェクトもへっちゃらだぜー」と自信過剰な面を見せるのは逆効果だとか。まぁ、大体想像つきますよね。

他にも幾つかあったかもしれませんが、上記が主なポイントだったと思います。

他、幾つか質問がありましたが、
  • 小話(本題に入る前に世間話のようなもの)の際、自分がわからない話をされた場合どうするのか?という質問に対しては、そうなる前に、自分から自分の得意な内容について話をしてみるように努力するとのこと。他には、話題の図書について話をしてみるのもいいかもしれないとか。これは自分が好きだからだけではなく、共通する内容が話題の本だったら見つかるかもしれない、という副効果もあると思います。
  • もう一人(同級生)は、批判的なことは言ってはいけないとのことだったが、以前に面接官に、「当社の欧州にあるグループ会社に対して批判できる部分がないか?」と質問されたけれど、この場合もやはり批判してはいけないのでしょうか?という質問に対して、トム(旦那さん)は、その場合だけは、唯一、分かるのであれば、正直に批判してもいいと思う、とのこと。ただ、言い方にもちょっと気をつけて言った方がいいかもしれません。ここが悪い、あそこが悪いという言い方よりは、こことこことは、こういった形で改善できると思います、という風に前向きに改善する方向で。
最後の質問は、私のアメリカン・フレンドシップ・パートナー(希望する留学生に対して、アメリカの家族を紹介して、アメリカ文化を彼らから学ぶという制度が大学にあります)からの質問で、
  • 米国企業で共通する質問はないのか?という質問に対して、最も多いのは、「どうしてここの会社で働きたいのか?」「あなたの強み・弱み」「どうしてここの土地で働きたいのか?」だそうです。これらの質問に対して予め準備しておくことは大切ですが、一方で、回答を暗記したような答え方だけはしないように注意しないといけない、とのことでした。

私も色々と忘れていたことばかりだったので、新鮮でした。一方、自分が営業の頃にやっていたこともあったなぁというものが頭の中に蘇ってきました。客先に行く時は、必ず、最寄の駅から客先につくまでは、しっかりと周りを見ておく。客先についても、会社の周りを1周する。会社に入っても、よく周りをみておくこと。こうすることで、お客様の周りで何が起きているか、変化に気づいているかが見えてきます。お客様と共通の話題から入ることにより、その先の商談が一段と進め易くなります

ってな感じで、私にはとても有益なイベントでした。誘った同級生は(他の学校のプロジェクトで忙しかったので)ちょっといまいちのようでしたが、少なくとも私にとっては、良い勉強になりました。トムさん、有難う!

Globalビジネスといわれる今日ですが、それぞれの国にはそれぞれの国の文化・スタイルがあります。面接も同じことが言えます。Globalだからと言っても、面接の際は、しっかり、その国のスタイルになりきることが重要なのかもしれませんね。(と、同時に自分を失わないことも大事だと思います)

皆さんのGlobalでの活躍を期待しています!




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2008年9月18日木曜日

Global Enterpriseの授業にて

9/17/08(Wed) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

今日のGlobal Enterpriseの授業は、なかなか面白かったです。来週ゲストスピーカーとしてくるはずだった地元で成功している経営者が、仕事の都合上で今週にしてほしい、ということで、急遽今日ゲスト・スピーカーとしていらっしゃいました。’77年にThunderbirdを卒業したそうで(私が生まれた年です…)、息子は私と同級生でチームでも一緒にプレゼンをしたことがあります。

やはり実践で成功している人、修羅場をくぐってきている人、本当の苦労を経験してきている人の話は(前回の教授の説明のときにも書きましたが)説得力があるものです。教科書やケースから学ぶこともたくさんありますが、これらは少し古い場合があります。ケースだと古いものだと、1980年代に遡ることもあります。しかし、講演者の場合、古くても数年前の話で、新しいものだと「先月の話だけどね、、、」という場合もあります。起業することがどういうことなのか、ベンチャーキャピタル(VC)に対して提案するときの話、苦労話を色々と教えてくれました。

もう1つ興味深かったのは、来春、新しい授業(ノンクレジット)として、彼を始め何名かがVCに認められる事業計画書の作り方という授業を教えるそうです。各自ビジネスプランを作って、それを一度精査/議論して、どうすればVCに対して通じるビジネスプランになるかを指導してくれます。その後、そのビジネスプラン(事業計画書)を作り直し、提出します。其の中からベスト3の事業計画書を選び、実際にVCに対して最終プレゼンをするそうです。そこからの評価から学ぶこともできますし、賛同してくれれば、ファンディングを得ることも十分にあるそうです。面白そうなので、早速、その授業に興味がある旨教授にメールをしました。

前回私も書きましたが、この講演者も、今までMBAで学んできたことをこのようなVCに対する提案をすることで、(学んできたことを)1つに纏め上げることができる、ということは重要だと思います。自分が学んできたことを上手くアウトプットすることによって初めて何を学んだかが理解できると思います。就職をしてから(私の場合は、会社に戻ってから)活かそうと思うことも重要ですが、それ以前に、学んだことがちゃんと身についているかをこのような場で確かめながら、修正し、確かめながら、形にして、身につけていくことが「理解する」近道だと思います。アウトプットを出すことで、理解できているか自体理解することができます。ノン・クレジット(単位として評価されない)クラスであり、負荷は高まると思いますが、来春、この授業をとってみたいと思います。

サンダーバードの皆さんも興味があれば是非教授にコンタクトしてみてください。

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Global Business Plan(事業計画書)作成の授業

9/17/08(Wed) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

先日私が履修している秋期授業の上期(私達は1stモジュールと言います)の概要について紹介しましたが、その中でも私が一番気にいっているGlobal Business Planという授業について今日は詳しく書きたいと思います。Dr. Robert Hisrich教授が教えている授業なんですが、授業もそうなんですが、この教授がまた凄いんです。教授でありながら、アントレ・経営者でも成功していて、著書も沢山あるのですが、アントレプレーナーシップという図書は、Globalにも7,8ヶ国語にも翻訳されているそうです。アントレといえば、Hisrich教授と言っていいほど、Thunderbirdでは、いや、他校でも有名らしいです。

そんなHisrich教授の教え方は、アカデミックな教授というよりは、やはりGlobalビジネスや経営の視点で常に話をするので、いつもの授業とは違って刺激的です。やはり現場を知っている、自分が見てきた事例、事実を自分の言葉で説明する人って、説得力があるなぁと感じます。

この授業は、一言で説明すると、ビジネスプラン(事業計画書)の戦略的な書き方と提案の仕方などを教えてくれる授業でアントレになるには避けて通れないところだと思います。また、それに関係してくるマーケティング、ファイナンス、人材(組織)計画についても教えてくれ、最後は、自分で新しいビジネスの事業計画書を作成します。通常の他のクラスであれば、これで終わりなんですが、Hisrich教授は彼のコネ(知り合い)等を使って、ベンチャー・キャピタリスト、エンジェル、銀行員等の投資家を呼んできて、私達学生は彼らに対して最終提案をします。こうすることで、評価も客観的なものになるし、実際の投資家の評価を私達も得ることができるので、起業をする際、大変参考になります。実際のアントレが投資家に対してするプレゼント同じですよね…。また、内容が良くて、投資家が気に入ってくれた場合、実際にこのファンディング(金銭的支援)を受けることも可能(実際に幾つかケースはあったそうです)とのこと

私は自分の強み・弱みをある程度分かってきたつもりです。Finance/Accounting系は正直申し上げてあまり得意ではありません。それゆえ、最初の1,2学期で必須科目だけとって、(今期)それ以降、履修するつもりもありません。Global MBAで学ぶ最低限のことだけが分かればそれでいいかなぁと。それ以上に、自分から企画をして、提案して、ビジネスを新しく作る、ことの方に面白みを感じます。自分の思い、想像力、創造力、企画、情熱、そして調査した結果がビジネス創造につながることを考えるだけでワクワクしてきます。折角MBAで勉強もしていることだし、頑張って経営者を目指すという夢も歩む道としては間違っていないと思います。MBAで学んできたことも、比較的活かせやすい部分でもありますしね。Finance/Accountingには、それを専門に勉強している人たち(CPAやCFAを目指す人たち)がたくさんいて、彼らを超えることは到底出来ないと判断しました。逆にそういったファイナンス/会計の知識が必要な場合は、その人たちを雇うなり、アドバイザーとしてサポートしてもらうようにし、自分はビジネスを作っていく、自分でしかできないことに力いっぱいパワーを注いでいきたいと考えています。

アントレ=独立、という考え方が日本ではまだ強いかもしれませんが、実際には、独立も多いのは確かですが、(教授によると)企業内アントレも今後激増していくらしいです。また、会社内で起業するだけでなく、アントレの考え方を常に持っておくことで、斬新なアイデアがでてきたり、新しい価値を生み出していくことができるようになります。幅広く、アントレのマインドを持っておくことが重要だと私自身思います

私が企画・提案するプレゼンの内容については、もう少し整理してからこの場でご紹介します。

(PR)何かに夢中になってみませんか?身体動かすことが一番簡単に夢中になれることです。

私の独り言:
最近、何かに夢中になれていますか?
子供の頃、何かに没頭すること、ハマルこと、夢中・熱中したことは多々あったかと思います。皆さんは今、もしくはここ最近、子供の頃のように熱中していたことってありますか?そんな記憶が少しでもありますか?
私も残念ながら子供の頃と比較すると、(なぜなのか)熱中することが少なくなりました。それは、物事が現実的に見えてきたからなのか、忙しくなってきたからなのか、幅広いことを浅くやらざるをえなくなってきたからなのかはよくわかりません。それでも、定期的に最低1つは熱中することを決めています。それは、ビジネスに直結することでなくてもいいと思います。私の考えとしては、ビジネスに直結することが1つと、そうでないプライベートのが1つあるのが一番いいんじゃないかと思います。ついこの間、インターンシップをやっている頃は、「テニス」にかなり熱くなっていました。Dukeに私と同じ会社から留学しているFさんに色々と教えてもらい、「下手クソ」レベルから、「まぁまぁ動ける」レベルまでにはなったのですが、週に2,3回は有料コートで彼と練習をし、試合をしたものでした。今は、来月から始まるSustainable Innovationという、ビジネス提案大会に向けての準備をしつつあります。題材はまだ決まっていないのですが、題材が出題される前に、スケジューリングの準備をしたり、どんな手法でアイデアを膨らませていくかなどを日々考えています。何かに夢中になると、時間が過ぎるのが早くなります。それが理由なのかはわかりませんが、集中力は倍増します。アイデアもいつもより沢山でてきます。面倒なことも面倒と思わなくなり、調整事項もパキパキやるようになります。そして、熱い人って、私から見るとイキイキしていて、エネルギッシュなイメージがあり、また、若くも見えます。精神面でも、プラス思考になると元気がでてきて、やる気も湧いてきます。

このように、何かに夢中になると、いいことがいっぱいついてきます。これは持論ですが、最近、調子ののっていない人や、やる気のでない人は、上の考え方を参考にして、強制的に、「夢中になれること」を探してみて下さい。そうすることで、最初は嫌々かもしれませんが、夢中になり始めると、上の良い作用が働いてきます。結果的に、夢中になって頑張っていることが良い方向に向かっています。それが身体で理解できるようになると、今まで上手くいっていなかったこと、結果が伴ってこなかったものに対しても強制的に夢中になることで、良い方向に切り替えることができることできる、ことが分かってくると思います。私はこうして、自分を常に前向きに、プラス志向に変えようとしています。(自分で書いていて、、、ちょっと複雑になって、理解しづらい内容になってしまいましたが、更に興味ございましたら、個別にお問い合わせ下さい)


夢とロマンと感動の旅

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2008年9月16日火曜日

新しいビジネスチャンス?!

9/15/08(Mon) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

面白いビジネスを発見しました。昨年のThanksgiving Dayのときに初めて知ったものなのですが、アメリカ発のEdible Arrangementsというフルーツの配達サービスがあります。日本にはまだ上陸していないようですが、少しずつですが、海外展開もし始めているようです。

何がそんなに凄いのか?以下URLをご覧頂ければ一目瞭然ですが、フルーツを花束のようなアレンジ・ブーケのように切って、飾ってプレゼントするのです。至ってシンプルなんですが、初めて見たときは感動しました。なかなか、商品を見て感動することって最近はなかったんですが、これを見たときに、身体に震えがきたくらいですから、間違いないでしょう。私も今回このサービスを使ってみました。13日に私の仕事上のパートナーでアメリカにいるBeaさんの誕生日がありました。週末はきっといないと思って、今日(月)に会社に届くよう手配してあります。きっと喜んでくれるのに間違いありません!!私の後輩にもカメラ持っていって写真撮ってきてねぇ~とお願いしています。

日本でも似たようなサービスをやっているところもあるかもしれませんが、組織だって、チェーンとして展開している会社はまだまだ無いでしょう。面白いビジネスだと思いませんか?私はきっと繁盛すると思いますよ。誕生日、結婚記念日、退職祝い、母の日、卒業祝い、入学祝い、バレンタイン、快気祝い、入院のお見舞い、クリスマスなど記念日やお見舞い品として贈るきっかけ・機会はたくさんあると思います。普通の花束は定番になってきました。ケーキも定番。一時、アイスクリーム(フローズン)ケーキも話題になりましたよね。一歩、先を進んでこういったビジネスを検討してみるというのも面白いですよね。

Edible Arrangements
http://www.ediblearrangements.com/

フランチャイズ情報
http://www.ediblearrangements.com/franchise/home.aspx

※ 私はEdible Arrangementsからの回し者ではありませんが、もし、ご興味ございましたら、いつでもご連絡下さい。何かお手伝いできることがあれば、協力させて頂きます。

※ 今回のような「ビジネスチャンス?!」コラムは、不定期に見つけ次第アップしますので、是非お楽しみに。

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Global Financial Industryに激震!!

9/15/08(Mon) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

山一證券のときも凄まじい衝撃的なニュースでしたが、今回も同様に、いや、それ以上にショッキングなニュースが入ってきましたね。

米リーマン、経営破綻 破産法を申請(日経NET)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080915AT2N1504215092008.html

バンカメ、メリル買収を発表 総額500億ドル(日経NET)
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/us/20080915D2N1503X15.html

AIGが事業売却、増資も計画(日経NET)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080915AT2N1501S15092008.html

特にショッキングなのは、米4位の大手証券リーマン・ブラザーズの連邦破産法11条(アメリカでは、Chapter 11と言いますが)日本の民事再生法に相当)の適用ではないでしょうか。1850年創業でGlobalな金融機関として世界30カ国に拠点を持ち、従業員は計約2万9千人もいるあのリーマン・ブラザーズがサブプライム関連の損失でこのような結果になることを誰が予想できたことでしょうか。他にも危機に直面している金融機関も実はあったりするのではないでしょうか。

このような大手が破産申告した場合、しわ寄せは色々な所に出てくるでしょう。まずは、3万人弱の従業員の突然の失職。明日からどうするのか?すぐに転職先が決まれば良いがこのご時世、すぐに決まる人の枠はある程度決まっていると私は思います。残った人たちは、路頭に迷い、他の産業の経理・財務部門に来ることも考えられます。上手く見つかるといいですけどね…。同時に、我がMBA生たちにも深刻な問題が…。金融機関を第一志望としている学生たちは更に就職難に陥る可能性が高くなります。企業側慎重になるだけでなく、職を失ったリーマンの人たちも仕事を探すライバルになるわけですしね。

世の中、何が起きるか分からない時代になってきました。日本でも総理が突如辞任をしたり(しかも2度目)、昔では考えられないような事件が起きたりしています。皆さんが働いている・働こうとしている会社が例え伝統的な大手企業であっても、いつ何が起きるかは分からなくなってきたことは、今回のリーマンの件でよくお分かりかと思います。

私も含めて皆さんにいえることは、会社に就職をする、という思いを捨て(就職するなとは言っていません)、どこでも通用するように自分をスキルアップするために残りの留学生活を送ってもらいたい、ということです。今留学をしているのが、A社、B業界に行きたいため、という理由であれば、その先についてもよく考えた方がいいかもしれません。私の場合、IT系製造業の会社派遣で留学に来ておりますが、卒業後は、勿論、会社に戻りますが、自分のゴールはその会社に戻って一生会社のために貢献することではありません。もし、そうゴールを設定していた場合、万一、山一證券やリーマン・ブラザーズのような状況になった場合、自分を市場に売り出していくことがすぐにはできません。また、そんな状況に陥った場合、自分自身何がやりたいのか、何ができるのかがすぐにでてこないかもしれません。

昔、会社に入りたての頃によく先輩に、自分より2つ上の階級の人を意識して、その人をまずは目標にしてごらんといわれていました。同期と競争するのも、1つ上の階級の先輩を意識して仕事をするのも決して間違ってはいませんが、成長する速度が違うようです。私もそれを意識してがむしゃらに頑張りました。今、私が思うには、2つ上の階級+外(市場/外部環境)の世界も意識する、ことも重要になってきたのではないでしょうか。終身雇用制度が(ほぼ)崩壊しつつある日本で働く以上、自分の価値を如何に高めていくか、どれだけ高まっているかを常に意識しながら日々努力することが大切だと思います。少しでも日本のGlobal力強化のため、頑張っていきたいですね!


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2008年9月14日日曜日

秋期:私のThunderbird Global MBAの履修授業

9/13/08(Sat) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

先日、Thunderbird Global MBAで履修する秋の授業について簡単に書きましたが、今日は、その履修しているクラスのシラバスにある概要だけですがご紹介します。どんな授業を履修しているかが皆さんにもお分かり頂けるかと思います。Thunderbird MBAはグローバルでNo.1の評価を得ているだけあって、ほぼ全てのコースはグローバルな内容ばかりです。他校から教えにくる教授もグローバルに関してここまで教える授業は少ない、と言っているくらいなので、ホントなのでしょうね。
  • Corporate Strategy
  • Global Strategy
  • Global Business Plan
  • Global Enterprise
  • Cross Cultural Communication
Corporate Strategy

The Corporate Strategy course is designed to help you understand the central strategic challenges facing multibusiness firms. The organizational forms variously referred to as business groups, chaebols, keiretsus, grupos, and business houses are quite common across much of the global business landscape. These forms include a range of internal skills and resources that transcend individual businesses and the sources of their competitive advantage. Thus, the Corporate Strategy course focuses on understanding the set of skills and resources that exist under a multibusiness corporate umbrella. The course deals with a range of issues such as identification of business opportunities outside the core business area, allocation of resources to individual business units, and optimization of corporate level performance.

In this course, we address questions such as:

* Why do multibusiness firms exist? What advantages do they have over single business firms and under what conditions can they be successful?
* How might the success of multibusiness firms depend on the country context within which they operate?
* What are the unique management challenges associated with managing a multibusiness firm? What are the potential sources of conflict between the corporate parent and its subsidiary businesses?
* What is the role of mergers and acquisitions in the corporate strategy process?

In addressing these questions, the course examines how firms generate and preserve corporate advantage, which is the extent to which a firm enhances the competitive advantage of its component businesses. We will examine a set of firm choices:

* Choices concerning the scope of the firm (e.g. should Wal-Mart enter the banking business?)
* Choices about organizational design (e.g. what is the role of the corporate office in a multidivisional firm)
* Choices about corporate strategy vehicles (e.g. when are alliances preferred over wholly-owned entities; why are acquisitions often unsuccessful).

From this course you should develop an understanding of the following key areas of corporate strategy:

1. Domain of corporate strategy and how it links to competitive advantage
2. Vertical scope, transactions costs and resource based theory
3. Horizontal scope and geography - conglomerates and related diversifiers
4. Corporate parenting
5. Alliances and joint ventures
6. Mergers & acquisitions
7. Ownership structures and corporate governance

Global Strategy

This capstone course in global strategy focuses on the inherent tensions that global organizations encounter in formulating and implementing strategy. The treatment of issues such as localization versus standardization, and centralization versus decentralization; transcends the typical multi-domestic or international template to address concerns of a transnational nature. Within this framework, contemporary developments in joint ventures, strategic alliances, cross-border mergers and acquisitions, and the management of the globally diversified organization will be addressed.

Learning Objectives:

* Provide a framework within which multinational organizations can be analyzed.
* Cover the entire spectrum of foreign venture management ranging from the definition of multinationals, the rationale behind foreign expansion, the alternative modes of market entry, understanding foreign environments and cultures, and designing global strategies.
* Emphasize both theoretical and practical elements of strategy formulation and implementation.
* Explore the basics of business and corporate level strategies and how to view the corporation as a complete entity in the environment(s) in which it competes.
* Further expand the ability to communicate with top managers in a manner that is clear, concise, and relies on established analytical tools and frameworks to organize and evaluate data.

Global Business Plan

One of the key issues in successfully starting and growing a global venture, particularly if outside capital is needed, is to create a global business plan. A well developed comprehensive global business also provides a guiding framework and evaluation mechanism. This course focuses on the development of a global business plan and all if its components with particular focus on the marketing plan, financial plan, production plan, and organizational plan. The various organizational structures available are discussed in terms of their applicability as well as important legal issues. The sources of capital and how to obtain them, starting, managing and growing a new venture, new venture valuation, and building a lasting venture are also discussed. Each student is expected to develop a formal business plan that would be presentable to venture capitalists and others to receive funding. Lectures, discussions, cases, and a few guest speakers will make this class a robust, valuable learning experience.

Course Objectives

The primary goal of this course is to provide an understanding of entrepreneurship and the global business plan. This course will broaden a basic understanding obtained in the functional areas as they apply to new venture creation and growth, the business plan, and obtaining funding. Specifically, the course will:

* Integrate functional area material as it applies to starting a new venture and its growth.
* Develop an understanding of the role and activities of entrepreneurship in a global setting.
* Provide an opportunity to evaluate your own entrepreneurial tendencies and ability to create a global business plan.
* Understand all aspects of developing and submitting a business plan.
* Understand the various capital sources and the process of obtaining outside funding.

Global Enterprise

In global economies, entrepreneurship is the engine of economic growth and prosperity. As emerging global leaders it is critical to explore underlying principles and concepts about entrepreneurship, the entrepreneurial process and how social responsibility and ethical values are woven into the fabric of entrepreneurial opportunity. This course provides an exploration into these basic concepts including how corporate and social organizations can act entrepreneurially. Specifically, the course covers the personal characteristics and qualities of the entrepreneur, innovation, creativity, global franchising, family business, feasibility and opportunity analysis.

Cross Cultural Communication

This course presents, in a dynamic and interactive format, a framework of models and skills for
communication performance in competitive global business settings. This course assists students in implementing strategies for mastering interpersonal encounters, including conflict resolution, in multicultural environments. This course not only examines theories of communication, but places students in experiential situations in which they develop valuable skills for global management. Through use of cases, self-assessment questionnaires, multicultural team exercises and simulations, this course equips the global manager with the ability to solve problems and take advantage of opportunities in a multi-cultural world.

Course Objectives:

“The Jack Welch of the future cannot be me. I spent my entire career in the United States. The
next head of General Electric will be somebody who spent time in Bombay, in Hong Kong, in
Buenos Aires. We have to send our best and brightest overseas and make sure they have the
training that will allow them to be the global leaders who will make GE flourish in the future.”
Jack Welch, the former CEO of GE, in a speech to GE employees The course will provide students with knowledge, skills, insights, and experience necessary to be a communicatively competent international manager. Upon completion of this course, students should be able to:

1. Understand theories of culture, communication and cross-cultural communication interactions and how these impact business relationships;
2. Develop an empirical understanding of how the cultures of the world compare and what are their similarities and differences.
3. Examine the impact of cultural differences on managerial communication and how to be an effective communicator in a cross-cultural setting.
4. Gain insight into personal and cultural "baggage" that influences your cognitive, affective, and crosscultural behavioral processes; and
5. Expand skills in achieving cross-cultural communication competence through the understanding and practice of increased appropriateness, flexibility, and adaptability.

大分やりたい内容の授業になってきました!

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2008年9月12日金曜日

MBA/ビジネススクールに必要なGMATの点数が無効になった?!

9/11/08(Thurs) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA

(英語記事の日本語版要約) (原文へのリンクはこちらより)
海外のビジネス・スクールに行きたいのであれば、避けて通れないのがGMATという試験です。このGMAT試験についてちょっとした事件が起きました。アメリカの一流ビジネススクールが、在校生と受験者(出願者)計84名のGMAT入学試験を無効としました。カンニングをしたわけではなく、scoretop.comというサイトが問題のようです。このサイトは、月間$30で出題された最新の質問を買うことができるシステムになっているそうで、6月にサイトの閉鎖を要請する連邦裁判所の命令並びに同サイト運営者に対する230万ドルの罰金を命じる裁定を勝ち取ったとか。調べた結果5,000~6,000人ものサービスの登録者もいるとか。無効になった人の内12人は、自分達で(受験に出た質問を)掲載していたそうです。

大学名は、ここには書きませんがちょっとショッキングなニュースですよね。一生懸命頑張って勉強している人が大勢いるのに、このように実際の試験問題を買うだなんて…。試験監督機関であるGMACも先日富士通製の静脈認証を導入してセキュリティ強化をする発表を出したばかりなのに、それ以前の根本的な問題もまだあるようです。

皮肉にも本日、Thunderbird School of Global Managementは、Ethics Dayと言って、倫理/道徳について考える日で、校長を始め、講演者も呼んで大学全体で倫理について考える日となっています。私も講演会に行って参りましたが、大手企業のCEO、COOの方がいらして、彼らが考える倫理について、会社ではどのように倫理について教えているか、考えているかを学生の質問に答えながら説明して下さいました。日本では、倫理や道徳ってあまり重要視されないですが(ここ最近は色々と変な事件も起きているので、意識したほうがいいとは思いますが)異文化の集まりでもある自由の国、アメリカでは、こうした倫理・道徳について真剣に考える日があるのはとても良いことだと思います。(9・11の日にしたのが偶然なのか、意図的にしたのかは分かりませんが…)

(英文の記事)
http://online.wsj.com/article/SB122109733923122015.html

(独り言) MBAは使えない???

会社にMBA留学に派遣させて戴いておきながらこんなことを書くのもあれですが、所詮MBAを取得したところで、それはただの大学院修士号の称号でしかありません。取得したからといって、一躍有名になるわけでも、活躍できるわけでもありません。それでも、MBA、MBAと言って、とれば、確実に出世すると勘違いしている人は日本にも、そして海外にも沢山いると思います。でも、最初に言っておきます。MBAをとっても、あなたの将来が約束されるわけではありませんよ。MBAという看板、肩書きは全く意味のないものだと思った方がむしろ良いです。中にはMBA取得者限定という求人広告もあるかもしれませんが、それはその職に就くためだけの資格であって、入社してからの出世コースが決まっているわけではありません。MBAに来てから、どのような目的意識で、どのようなビジョンで何をどのように身につけていきたいのか、どういったネットワーク(コネクション)を築いていきたいのか、自分の強み・弱み(コンピテンシー)を理解した上で、それを強化・克服していくにはどうすればいいのか、、、といったことがしっかりと自分の頭の中に入っているのと入っていないのでは、卒業後に大きく差が開いてくると思います。私が思うには、入学する迄(もしくは1年目が終わる迄)にこの辺のことを自分の中でも考え始めている人は、卒業後に大きく伸びると思います。そうでない人も活躍こそできるかもしれませんが、やはり、意識して考えている人の方が伸びは早いと思います。MBAは大学の名前や取ることが目的ではなく、取った後、自分のキャリアで学んできたことをどのようにアウトプットとして活かしていくかが最重要ポイントだと思います。私も1年目が終わってその辺についてようやくしっかりと意識して、身体で感じることができるようになりました。今まではそれなりの目的意識こそはりましたが、まだまだ弱かったです。

皆さんもいつしかMBAを取ることが目的になっていたりしませんか?日々の忙しさに流されないように、本来の目的を定期的に意識するよう心がけてみてくださいね。まだ手遅れではありませんよ。授業が忙しいのはわかります。試験も大変です。でも、それは皆一緒です。そんな中、「忙しい、忙しい」と毎日言っている人と、ビジョンを持って頑張っている人では、歴然とした差がでてきそうにあなたも思いませんか?? Now is the chance!!

久しぶりに(独り言)コメントを書いてみました。皆さんも何か上の(独り言)に対してコメント、賛成・反対意見等があれば是非コメントしてください。

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2008年9月11日木曜日

富士山の入山を有料化するべきか?

9/10/08(Wed) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA

Do you think we should charge money to climb Mtn. Fuji in Japan?

「異常人気、富士登山」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000008-san-l19

日本ではガソリン価格が高騰していたからなのか、団塊世代が多くなったからなのか、それとも、富士付近の天候がとても良かったからなのか、富士山を登る人がかなり増えているとか。それに伴い、想像できると分かるとは思いますが、色々と問題も発生しています。最も深刻なのは環境問題でしょうね。ゴミを持ち帰らずにその場に捨てるマナーの悪い人は必ずいます。(情けなくなりますが)他にも色々と問題はあるのですが、それに対応するために、富士山を有料化するという案もあるそうです。

基本的に、私は大賛成です。と、いうのも、ここアメリカに来て、グランドキャニオン、イエローストーン、ヨセミテや他の主要国立公園に行ってきましたが、ここでは、NPS(National Park Services)といって、アメリカ合衆国が管理する区域となっており、レインジャーもしっかりと管理しています。勿論、その運営には費用が発生するので、入園するに辺り車1台$20~$30位支払います。(私はアメリカ合衆国の国立公園の年間パスを持っているので、其の都度支払う必要はありませんが)

有料化されている国立公園を見て感じるのは、やはゴミが少ないことです。お金を支払っていることで、しっかりと管理されるようなっただけでなく、支払った人たちもある意味国立公園の環境を守っていこうという思いになるのか、園外では汚すのに、園内では殆ど汚すことはありません。

富士山もアメリカの国立公園にならって、有料化していいと思います。他にも屋久島を始め、日本を代表する自然豊かなポイントは沢山あると思います。それらは全て有料化し、国の管理下(どこまで信用できるか、、という問題もありますが)で指導、管理、運営・維持をして頂くのが、アメリカ合衆国の成功例から学んだやり方だと思います。

Thunderbird MBAに来て、、アメリカに来て感じること、、
但し、、、これだけですと、運営・維持には力が入るかもしれませんが、富士山を汚す(一部の)日本人&日本人在住の外国人の心まで「改心」することはできるのでしょうか?昔(私が小さかった頃位まででしょうが)、近所で悪さをしたら、知り合いのおばちゃんから、知らない通行人の人にまでかなり怒られたことがあります。(自分で言うのも何ですが、悪ガキというかヤンチャというか…)そんな叱れる雰囲気があったのでしょう。しかし、学校崩壊、オヤジ狩り、逆ギレという良くないトレンドが始まるに連れ、叱る方も構えてしまい、叱れなくなってきました。(私も反省してます)

残念なことですが、日本人はここの部分の「心」をいつしか失ってしまったように感じます。小さな町や村であればまだ続いているのでしょうが、今では近所間であっても、相手の名前を知らない、会話をしたことがない、会話は全て電話やEmailになってきてしまい、フェース・ツー・フェース(面と向かって)のコミュニケーションが取れなくなり、叱ることができなくなりました。

富士山の有料化をすることも重要だと思いますが、長い目で考えると、この根本的な部分の改善も図らないと、酷い言い方ですが、日本人の心は腐っていくと思います。私の大好きな言葉「目配り、気配り、心配り」はどこに行ってしまったのか?その代わりに今あるのは「見て見ぬフリ」や「自分には関係ないから」など情けないコトばかりです。日本人の心とはもうちょっと違うものだったと思います。

こういったことは、日本から離れて外国人と接することでより一層感じます。先進国のアメリカであっても、相手への気遣いは(ケース・バイ・ケースですが)私の面識のある方は皆良いです。一方、発展途上国方面から来ている人たちを見ると、昔の日本の人っぽい印象を受けることが多々あります。熱くて、正義感があり、躊躇しないで相手に指摘をする、思いやりもしっかりとある…。見ていると、日本はどうなってしまったものかと感じてしまいます。

話が脱線してしまいましたが、
  • 富士山の有料化には賛成します(アメリカの国立公園から学ぶ!!)
  • 日本人の心を根本的に改善していくことを考えないといつか手遅れになる!!
の2点を今日は皆さんと共有したかったです。

皆さんは、どうお考えですか?

MBAに来ると、単にお勉強だけではなく、むしろ、「考える力」がついてきます。どんなことについても、あらゆる方向で物事を考える力はついてくるので、一方的な考え方で終わることがないのがいい点です。

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2008年9月9日火曜日

ロス時代の中高からの友人の結婚式@サンフランシスコ

8/30/08(Sat) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA

※ 本日9月8日(月)ですが、過去に遡って投稿をしています。

インターンシップでサンフランシスコ(実際にはちょっと南のシリコンバレー地区でしたが)に行っていましたが、再びサンフランシスコに行く機会がありました。ロスに住んでいた頃の中学&高校(現地校)で一緒だった友人の結婚式に妻と一緒に出席するためです。彼(Khin)というアメリカ育ちの中国人と奥さんになるAnnというアメリカ育ちの韓国人は私達が2005年春に結婚式を挙げた時にもわざわざアメリカから日本にかけつけてくれました。そんな二人を私達も是非祝福したく、学校が始まる直前でしたが、1泊2日でサンフランシスコに行ってきました。

8月29日(金)

朝4時半・・・。
挙式の前日朝4時半に起きて、6時台のフェニックス発の飛行機に乗るために大慌てで準備を…。まぁ毎度のことですが、私達はギリギリに準備を終えるという最悪(笑)なパターンで荷物の準備を。と、いっても、イエローストーンやインターンシップの時のような長期間でかけるわけではなかったので、スーツケースは1つで済みました。
5時台の高速は日中よりは当然空いていますが、日本より更に朝型人間の方が多く、朝早くから通勤している車が見られます。朝の5時、6時からスポーツジムも空いているくらいですからねぇ~。アメリカ人のバイタリティーにちょっと驚いてしまいます。

早朝にでた理由は、サンフランシスコでの滞在時間を出来る限り長くとっておきたかったからです。前回のインターンシップ後には妻をサンフランシスコ観光に連れていってあげることができなかったので、今回は少しでも見させてあげたいと思い、、、早朝に出ることに。(まぁ我が家の旅は常に早朝出発ではあるんですが…。いい加減、早起きが苦手な妻も慣れてきたことでしょう。I hope so...)

今回はサンノゼ空港ではなく、サンフランシスコ空港を利用しました。2日分のレンタカーをしていたのですが、ここでレンタカーをされる方に使える情報をお伝えします。エコノミーカーであれば、最安値価格を出している業者が幾つかありますが、数ドルの差であれば、大手(Enterpriseやavisなど)を利用するといいでしょう。今回1つ失敗したのは、Expediaで予約した際、他に(聞いたことはなんとなくあるけど、決して大手ではない)4,5ドル安い業者があって、何も疑問に思わないでそこにしたんですが、何が問題かというと、地理的な問題があったことです。レンタカー会社は空港から無料のモノレールで移動した所(降りた目の前)にあるのですが、大手以外は、そこから更にシャトルバスで移動して(オフサイト)5,6分の所にあります。シャトルは定期的にくるものでなく、自分で電話をしなくてはならないし、色々と面倒でした。もしレンタルされる場合は、大手の業者を選ぶことをお勧めします。サービスや施設のレベルも違いますしね…。

(手短に書きますが)レンタカーを借りて、夕方までの6、7時間をどう活かすか?妻にも行きたいところを聞きながら私達が行くことを決めたのは、次の通りでした:
  • ゴールデンゲートブリッジを見る
  • フィッシャーマンズ・ウォーフでくらむチャウダーと蟹を食らう
  • SF MOMA(私は絵画はいまいちわからないんですが、妻は大好きです!)
  • 日本人街(Japan Village/Town)
他にも色々とポイントはあると思いますが、「橋」が有名なので、ゴールデンゲートブリッジは見逃せませんよね。市内からゴールデンゲートブリッジに乗って、橋を過ぎた直後の休憩ポイントで市内が展望できるポイントがあります。また、駐在で来ている会社の後輩に教えてもらったんですが、その休憩ポイントから北に100m位いった所にある出口を降りて、西側に行くと、ちょっとした山を登ることができ、そこからの景色は、ゴールデンゲートブリッジ+サンフランシスコ市内が一望できるので最高でした。午前中や夕方、夜景の方が綺麗らしいです。この時は正午だったので、それほど綺麗には撮れませんでした。(写真左)この時点でもうお昼を過ぎていて、朝食も食べていなかったので、急いでフィッシャーマンズ・ウォーフへ。アリゾナだとなかなか美味しい(新鮮な)蟹を食べる機会などないので、、、ちょっと嬉しかったです。まぁ日本のタラバ蟹の方が美味しいでしょうが、ここの蟹もそんなに悪くはありませんでした。(Not bad...)

MOMAはニューヨークの方が妻の好きな絵画が多かったので、、、ちょっと期待外れだったようです。絵画よりは、写真等が多く、美術にうとい私でも「ちょっと高い入場料だったかなぁ」と言うほどでした。残念。ニューヨークのMOMAが最大級なので、最初にあそこに行ってしまうと、他の所に行くと物足りなく感じてしまうのは仕方ないかもしれませんね。

夜、2002年頃からずっと一緒にプロジェクトを組んでいたBeaさん(私は日本勤務、彼女はアメリカ勤務で、場所こそ離れていましたが、同じプロジェクトだったんです)という同僚と彼女の上司、彼女の彼氏、そしてサンフランシスコ市内が一望できる場所を教えてくれた後輩と一緒に食事をすることになっていたので、サンノゼへ戻ることに。彼女の上司(Agnesさん)と彼女の彼氏(Aaron)に私の妻を紹介したかった、というのが今回の目的でした。前々から向こうも一度会ってみたいねぇと言っていたので、折角の機会なので、皆で食事をすることに。初めて食べるカンボジア料理(タイ料理に近いですが、甘い味の料理も結構あるって感じでしょうか)は想像以上に美味しく(アリゾナにもあるといいなぁ。。。)そしてこの5人での会話もすこぶる楽しく、この人たちと今まで仕事ができたことを心から嬉しく思いました。AgnesとBeaにはいつも助けられ、励まされ、お互いにここまで頑張ってプロジェクトを継続してきました。MBAに来てから私はプロジェクトから外れましたが、時折、相談のメールやチャットは今でも来ますし、連絡も定期的にとっていて、、、仕事内外でも仲良くできているのは本当に嬉しいです。帰任後、このプロジェクトに戻ることは無いかもしれませんが、関係は一生涯続けていけるといいなぁと思っています。
嬉しいことにBeaさんからは「Tojo-san, good luck with your studies and don't worry - we're like tape on your shoe, you can't shake us off :)」というコメントも。

私にとっての最大の財産はやはり「人間関係」だと思います。これに代えられるものはそうないと思います。

また長文になってしまいました。(ゴメンナサイ。早く本題に入ります)

8月30日(土)
翌朝、結婚式の会場はサンフランシスコの少し北東の方にあるバークレーという町で行われました。日本とさほど変わらないスタイルで、まずは教会(写真左。バージンロード)で挙式を。それから披露宴(写真右。ある歴史のあるクラブハウスを利用した披露宴会場。表(私が向いている目の前は大きな池があります)でという流れです。今回の結婚式に行って良かったのは、KhinとAnnの晴れ姿を見れたことが1番の理由ですが、2番目の理由は、中学校からの友達と再会できたことです。4,5人の同級生と再会し、内1人は私が入社した直後位にKhinと日本に遊びに来てくれたことがあり、もう1人はKhinとAnnと一緒に我々の結婚式に来てくれたことがあたので、4年ぶりの再会だったのですが、残りの2,3人とは高校を卒業して以来、一度も会っていなかったので、再会でき、かなり嬉しかったですね。少し大人(オヤジ?)になっていたくらいで、皆昔の面影があり、すぐに名前と顔が一致しました。何か、こういう再会っていいですよねぇ~。と、同時に、自分が成長して、歳を取っていることも認識してしまいますが…。

披露宴の間、ご両親が挨拶をしに来られたのですが、Khinのお母さんが「高校卒業の時にうちの家の前の庭で息子と写真を撮ったよね~」と話しかけてきて、覚えてくれていたことに感激しました。前夜の会社の同僚もそうでしたが、中高の仲間にも私は恵まれていました。Khinを始め今回再会した同級生達ともまた関係を続けていきたいと思います。結婚相手のAnnもとても可愛いく、人柄も最高に良く、Khinの奥さんにはぴったりだと思います。お二人ともどうぞお幸せに~。

結婚式が終わると、私達は急いでサンフランシスコ空港に戻り、帰りの便へ。この時間帯のフェニックスへの直行便が無かったのと、少し時間をずらせばあったんですが、飛行機代がかなり高かったので、やむを得ず(?)ラスベガスで乗り継ぎをする便へ。って、言いながら、妻と私はちょっとしかなかった待ち時間でしたが、空港の中にあるスロットマシンで遊んでいました。まぁ一人$5を5¢のマシンでやっていたので、、これくらいだったらいいでしょう。

これで、今年の夏休みの旅行は終わりです!!!本当に終わってしまいました。
気持ちを切り替えて9月2日からの授業に専念します!卒業までは残り8ヶ月。結果を出していきます!

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2008年9月7日日曜日

秋期入学の日本人学生歓迎会

9/6/08(Sat) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA

今日は秋期入学の日本人学生歓迎会がありました。日本人以外にも日本に住んでいた外国人、日本に興味のある外国人、日本人学生のルームメイトなどもきていて、30数人でアパートにあるクラブハウスを貸しきっての歓迎BBQパーティがありました。楽しいイベントでしたが、彼らを見ていると、「あ~もぅ1年が経ったんだぁ」と思ってしまいます。ホッとした意味でも思いますが、ちょっとこのままでいいのか、という思いも込めて言っています。

キツイ授業に関しては何とかクリアすることができた、という意味では無事1年が経過してくれて良かったと思いますが、それと同時に、この1年でどれだけ身についたのか、どれだけ帰任後、会社に貢献できるのか、自分(個人)の目標に対してどれだけの成果を得ることができているのか、自分の弱みを少しは克服できていたか、強みを強化することができてきているかなどを考えると、改善の余地はまだまだあります。それに気づいていること自体は素晴らしいことだと思うのですが、結果が上手く伴っていないことはまずいことだと反省も同時にしなくちゃいけないと考えてしまいます。

MBAに来たからといって、世の中を変えることが卒業と同時にできるものではありません。それは分かっていますが、MBAに来たからには熱い思いを持って全てにおいて取り組んでいく必要はあると思います。自分の時間に投資しているわけですから、其の分の回収が近い将来できるように準備しなくちゃなりません。

今日の歓迎会は楽しかったですが、帰り道そういったことを考えながら帰ってきてました。

MBAに行かれている皆さん>自分の将来の目標設定はできていますか?それを達成するには今後何に取り組んでいく必要があるかを認識していますか?それを達成するスケジュール、つまり、期限設定はできていますか?2年目になってからはそういったことをしっかりと意識しながら残りの8ヶ月の留学生活に臨んでいきたいと考えています。

と、堅い話になってしまいましたが、今日の新入生歓迎会イベントを企画してくれた、Japan Club PresidentのShinsukeさん、どうもお疲れ様でした。その他、協力してくれたシニアーや役員の皆様もお疲れ様でした。
そして、新入生の方はこれからの2年間(AcceleratedやMSの方は1年間)を存分に満喫してくださいね。幸いシニアも今年は沢山いますので、何か分からないことがあったら、誰かに助けを求めればいいと思います。必要であれば、私達シニアはいつでも皆さんをサポートしますので!

それでは、頑張りましょう!

追伸:写真画像にはプライバシーの関係上薄くモザイクを入れてあります。目の辺りがちょっと変に見えてしまいますが、ご勘弁を。

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Bryce Canyon国立公園の旅(MBA同級生たちと)

8/25/08(Mon) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA

8月25日(月)

この日、ザイオン国立公園近くのホテルの前のレストランで朝食をとってから2台の車は別行動に。私と妻、そして韓国人同級生ともう一人の日本人同級生はブライスキャニオンへ。他は既にブライスキャニオンには前回行っていたので、アリゾナへ戻ることに。

この日の天気はちょっと微妙・・・・・・・・・。晴れ女・男の私達では、向こうには暗黒の黒い雲が広がっていました。観光スポットは昨晩、アリゾナに戻った(以前来たことのある)日本人夫妻に確認して、ドライバーのYoungkukとも話をしていました。まず、ブライスキャニオンに入る手前にRed Wood Canyonだったか、別の国定公園があり、そこを通過していくのですが、岩でできた「弧(英語ではアーチ)」(写真左)をくぐってからのスタートです。(特にここが出発地点というわけではないんですが、こういう場所をくぐると、どうしても、「よーい、ドン」と思わず言ってみたくなる、思いたくなるのは私だけでしょうか)

ブライスキャニオンの良いところは、まずは上から下を眺め、それありましたがから下から上を眺めることだと聞いていました。そうすると、その良さが更に分かると。私達もまずは展望ポイントをぐるりと回ることに。(写真左)ここからのブライスキャニオンの景色は最高でした!天候が良ければ更に綺麗だったと思います。1つ気になったのが、周りに小さな炎が至る所に見えたこと。「ん?」って思いますよね。私達も最初は「山火事か?」とビビッていましたが、ある展望台で同じような心配をして、近くに待機していた消防員に尋ねていたので、聞いたいたところ、大きな山火事を防ぐ為に小さな火事を起こして、部分的に木を燃やしているのだとか。そうすることで、万一大きな山火事でおきても、火がすぐにはうつらないそうです。そうはいっても、至る所にある炎には少し驚きました。この時期、カリフォルニアでもずっと山火事が起きていますが、乾燥する季節でもあるので、自然火災(発火)や雷による山火事も多いとか。

上からの景色を一通り見た後、私達はブライスの谷へ降りていくことに。時間も限られていたので、友人の勧めていたポイントには全ていけないので途中の回り道は止め、またコースも少し登りが軽い逆側からのスタートにしました。(SunsetポイントからSunriseポイント経由でSunsetポイントに戻ってくる)上から見る谷の景色と下から見上げる谷の景色は全く違いましたね。まずはイッキに下っていくのですが、下った先にあるのは、ウォール・ストリート(写真右)(他の国立公園でもこのような言い方をするポイントはあるようです)。上から見たあの長細い谷と谷の間にある細い道を更に下っていきます。ここもやはり、今まで見たことのなり景観、地層ですね。この道を馬で行くツアーも(他の国立公園と比較しても安くいける)あるので、次回はそれで行ってみたもいいかなぁと思っています。(実は飾り用のスプーンを買い忘れたので、またいつか来ないといけないんです…)

下り坂は楽勝だったんですが、登りになると、かなりキツクなりました。でも、頑張った先には、更にまた綺麗な景色が待っていました。(写真左)ここもザイオン同様に高所恐怖所の方にはちょっと怖いかもしれませんが、こんな景色は日本では見ることはまずできないと思います。ラスベガスに来る人が比較的近いからザイオンとブライスの両方に立ち寄るというケースも多いそうですから、皆さんも機会があれば如何でしょうか。
そうそう、私達がトレッキングに出発した時には、かなり怪しかった天気(途中、一身でしたが雹も落ちていたり…)も急に回復し、見事に青空がでてきました!良かった良かった!

夜、ブライスキャニオン国立公園を出る時に、行きがけに撮り忘れた看板があったので、Uターンをして、皆で合同写真を撮ることに。私の妻はカメラ撮影にうるさいので(笑)何度もトライをして、しまいには、暗かったので、私がYongkukの車を移動してもらって、フラッシュ代わりの明かりにするために、ライトをつけてもらい、それから2,3回撮ってようやく妥協してくれました。しかし、安いデジカメで撮ったのと、夜に差し掛かっていたので、ちょっとボケていますが…。でも、何かいい感じの写真ですよね。

夜は、Ruby's Innでのビュッフェ料理が美味しいと聞いていたので、行列だったにも関わらず並んで入ることに。それでもすぐに入ることができ、美味しい料理を戴くことができました。ホテルは園内には泊まらず、これまた安く済ませるために隣の町(Tropicという市)まで行って園内と比較するとかなり安く泊まることができました。ホテルに向かう途中、辺りには何もない真っ暗なポイントがあったので、Youngkukに止められる所があったら止めてもらうようお願いしました。と、いうのも、ブライスキャニオンは標高の高い国立公園ということでも有名で、星空が最高だと聞いていました。車から降りたらちょっと怖い(周りは真っ暗なのでどんな動物がでてくるかわからない…)感じがしましたが、それ以上にあの星空は綺麗でした。ブライスに行ったら必ず星空を見てみてくださいね。流れ星も見えるかもしれませんよ!!

シティ クラシックカード

8月26日(火)

翌朝は、昨日夕方は雲がでてきて夕日を見ることができなかったので、頑張って早く起きて日の出を見にいきました。私達は色々な国立公園で日の出・日の入りを見てきましたが、どこで見る太陽も微妙に違っていたり、背景などが違っていい味を出しています。(今回ちょっとしたハプニングがあり、、、と、いうのも妻が日の出に反応するのか?(笑)いえ、たまたまでしょうが、しかし、いつも日の出が出る時にトイレにいきたくなり、一緒に探しにいったので、実際には見ることができず、他の2人にカメラを託し、撮ってもらいました)それでも、日の出直前や直後はしっかりと見ることはできました~。

さて、日の出の後は、アリゾナ方面に帰るわけですが、途中、ページ市を通過するので、一度Antelope Canyonに行ってみたいという話が2人からありました。私達はもう2回Upper Antelopeには行っていたので、Lower Antelopeだったら是非我々も行ってみたいと伝え、そこに行ってみることに。以前にもUpper Antelope Canyonの写真は載せたことがあると思いますが、Lowerはまたちょっと違いました。最初にツアーはないと聞いていたのですが、行ってみると、料金は同じで自動的にツアーに入っていました。ま、結果オーライなんですけどね。

料金を支払って、ツアーが開始しました。UpperとLowerの違うのは、高さと幅でしょうか。こちらの方が高く狭いんです。高さはまた後でも書きますが、狭さは写真をご覧頂ければ分かるかと思います。(写真左上。私の間抜けな顔がちょっと嫌ですが…)この細い割れ目に入り口(降り口)はあります。もしかすると、あのアメリカでも見る超ビッグ(一言で言うと"デブ")ははまってしまうので、体重制限をかける必要もあるかもしれませんが…、私は何とかOkでした。

下に降りて行くと、場所によっては更に狭くなり、片足の幅しかないような道にもなり、かなりハードな道のりでした。しかも、更に下って行くのです。途中、下るために必要なハシゴもあり、高所恐怖症というよりは、閉所恐怖症の方の方が怖いかもなぁと思うくらい狭かったですねぇ。終着地点もUpperと比べると2倍以上遠く、ただ、帰りは同じ道を戻ることもできるし、終着地点から階段を登って地上に出ることでもできました。あの狭い下り道を、しかも、狭い中を引き返すことは私には到底できません。他3人も賢明な選択をしたと思います。無難に階段を登って地上にでました。(写真左上)でも、ガイドが「こちらの選択も地上にでれば分かるだろうけど、そんなに安易な選択じゃないよ(笑)」と。。。「ん?」出てみると、分かりました。100度(華氏)以上の気温で、しかも、日陰がどこにもないんです。(写真右上)写真では笑顔ですが、その後、暑くて、、、結構ばててしまいました。

Lower Antelope CanyonもUpper Antelope Canyonとまた少し違っていたので、十分に楽しむことができました。最後は、たまたまいた日本人観光客にお願いをして、4人で記念写真を。2人には次はUpper Antelope Canyonにも行ってみてもらいたいなぁと思います。またUpper Antelope Canyonにしかいったことがない人は是非Lower Upper Canyonにも機会を見つけていってみてもらいたいと思います。

こうして夏季休暇も残り僅かになってきました…。

海外ホテル

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Zion国立公園の旅(Thunderbird MBA同級生たちと)

8/23/08(Sat) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA

※ ザイオン国立公園は2泊の旅でしたが、3泊目、私と妻を含む4人はブライスキャニオンにも1泊しました。他の4人は以前にもブライスに行ったことがあったので、3泊せず、アリゾナへ帰りました。

8月23日(土)

妻の友人姉妹を木曜に見送って、木曜夜にアリゾナに戻ってきましたが、実はあまりゆっくりする時間はありませんでした。夏季休暇を無駄なく楽しむためにも予定を無理して詰めていました。2日後の23日(土)からはサンダーバードの仲の良い学生ら8人(車2台)で旅行を企画していたからです。当初(夏季休暇前)は、イエローストーンに5,6人くらいでキャンピングカーで行こうという企画をたてていたのですが、スケジュールが合わず断念。それとは別の時期に仲の良い日本人同級生がZion国立公園への旅を考えていたので、そちらに皆で行くことに!

私達が住むGlendale市(フェニックスの西)からは車で6,7時間位の場所にザイオン国立公園はあります。どこの国立公園もそうですが、ここもやはり今までに行った国立公園とは全く違った景色で私達を楽しませてくれました。行きはフラッグスタッフで休憩をし、ページで休憩をし、そして、カナブ(ここはイエローストーンから私達が帰ってくるときに私が体力の限界を感じて妻と運転を交代した所です。一生忘れません)でお昼休憩を。入った地元のサンドウィッチ屋さんで面白かったのは、「ゴメンナサイ、パンが品切れでサンドウィッチがもう作れません」おいおい、マジかよ?サンドウィッチ屋さんからパンをとったらどうなるの??と、皆で笑いながら、向かい側の(定番の)マックに変更。

ザイオン国立公園に着いたのは、午後1時か2時頃だったでしょうか。東側(高速89の方面)から入園したんですが、まず私達を歓迎してくれたのが、横線が異様に刻まれている巨大な岩山でした。このような線が入った岩山はグランドキャニオンでも見たことがありませんし、イエローストーンにもセドナにもありませんでした。最初からこのような興味深いモノを見たので、後もかなり楽しみです!

次にトンネル直前に駐車スペースがあるんですが、そこから片道30分位の所に展望スポットがあるということで行ってみることに。私は登り坂は苦手なので、皆より少しスタートを早めて進んでいたのですが、途中、角を曲がって目の前10m位の所にアンテロープといった角のはえたシカのような動物に遭遇(写真左)。むこうもびっくりして、逃げるように崖に向かって(有り得ない…)イッキに走り落ちて行きました。目が合ったのは一瞬でしたが、ちょっと恐怖と嬉しかったのとで興奮が止みませんでした。目的地の展望台は想像以上に景色の良いところ(写真右)で写真の向こうは100m以上の絶壁です。(高所恐怖症の方はご注意下さい)

それからまだ時間があったので、ホテルへのチェック・インはせず、車をビジターセンターに止めて情報収集をした後、無料シャトルに乗って園内にあるホテル方面へ。ここから往復2,3時間のトレッキングをすることに。(あ、そうそう、私も初めて知ったのですが、ここザイオンは(環境に嬉しいことに)園内のホテル宿泊者でない限り、車で中心部には入ることができません。よって、車をビジターセンターに止めて、頻繁に出ている無料シャトルに乗って行く他、中に入る術がありません。動物との事故や環境に配慮したとても素晴らしいことだと思います)夕方に近づいていたので、山の中で太陽が落ちたらまずいと思いながらも入山することに。沢山写真はありますが、其の中でも、目的地での写真が私は好きです。どうしたら、このように綺麗に岩が削られているんでしょうかね。逆にこのように綺麗に削られているから登りやすいんでしょう、ロッククライミングをやっている人もいたようです。

(コースを変えたこともあって)下山にも思っていた以上に時間がかかり、スタート地点に戻ったのは7時半頃だったでしょうか。ちょうど日の入りに差し掛かる時間帯だったと記憶しています。(右写真は下山直後の友人夫妻と私の妻ですが、ぶれてしまい、少しピンボケしてます。ゴメンナサイ)今回一緒に行った仲間は、日本人、韓国人、タイ人、そしてカナダ生まれの日本育ちの韓国人(複雑…)の計8人のアジア人仲間でした。無料シャトルで戻って、車に着いた頃は日は落ちていて、、、私は「夕飯大丈夫かなぁ」と心配ばかりしていました。ホテルは安くすませるためにハリケーンという園外にある町で予約していて、車で25分位の場所にあったのですが、食べる所があまりなさそう。。。(ガビーン)遅くなっていたので、まずは、ホテルにチェック・インをして、フロントでレストランを紹介してもらうことに。アメリカンか中華。中華を皆選んだわけですが、、、結果は「大外れ」でした(笑)まぁ、それも1つの思い出となるでしょう。

8月24日(日)

さて、今回のザイオン国立公園のメインのイベントがやってきました。ここは岩山だけが有名なわけではありません。Narrowsといった渓谷があるんですが、その中を通っている川を歩いて散策するというのが有名らしいんです。この日は9時頃(朝食を食べていたりして、結局10時過ぎになってしまいましたが)出発して、レンタル屋さんへ。滑り止め靴(水の中の岩は結構滑るんです)と杖のレンタルです。

残念ながら写真はまだ現像できていないので(水中カメラを使用)、今回はアップできませんが、夏場に一度皆さんも行かれることをお勧めします。水はとても気持ちよく、周りにも人が結構いるので、安心です。勿論、場所によっては、結構深い所があって、そこは、杖を使いながら深さを確認しながら進んでいきます。今回最も深かった所で腰より少し下(私は172cm)位でした。まぁ私はこういうのが大好きなので、あえて深い所、あえて流れの激しい所に自ら行きましたが、怖いことは全くありません。ただ、まぁ一人で行くのは怖いかもしれませんね。こうしてグループで行く分には皆がいるので、安心します。水の中を2,3時間歩いて周りの岩肌を見たり、景色を楽しんだんですが、やはり、アクティビティ(イベント)を国立公園でやると更に満足度が高まります。いつも景色を見るだけの国立公園ですが、こうして水に入って動いて体験することは更にいい思い出になります。ザイオンに来て写真だけ撮って帰るのは勿体ないですよ~。ナローズにも是非行ってみてください。正しい、時期や天候によっては、危険な場合もあるので、十分に注意して行ってください。

ここは是非また行ってみたいと思った国立公園の1つでもあります。お勧めしてくれたS家夫妻には感謝x2です。有難う。

明日は私達はブライスキャニオンに行ってきます!


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2008年9月6日土曜日

妻の友人と妹さんが遊びにきてくれました!!

8/14/08(Thurs) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA

※ 既にThunderbird MBAでの秋期授業は開始していますが、以下は8/14-8/21の間、妻の友人と妹が遊びに来てくれたときの内容を遡って書いています。

先月(8月中旬)、妻の小さい頃からの大親友のO.N.さんと妹のO.M.さんがアメリカに遊びにきてくれました。アリゾナまで来てくれたのは私の両親だけだったので、嬉しかったです。友人と妹(以後友人姉妹とする)はアメリカに来るのは初めてだったようで、今回は1週間かけて色々と旅をすることに。アリゾナにも少しいてもらいたかったので、ツアーにはせず、飛行機だけ予約してきてもらいました。当初はアリゾナ泊を多めにしていたのですが、折角のアメリカ旅行なので、それだと勿体ないと私が言い、最後にもうちょっとハードなスケジュールになってしまいました。1週間の旅行のことを忘れないためにも、以下、簡単に(備忘録?)纏めたものを書きまーす。

8月14日(木)到着日
午後到着の友人姉妹。ロサンゼルス空港(もしくはサンフランシスコ空港)からのアリゾナまでの乗り継ぎが(特に初めてで英語もできないとなると尚更)大変なので、妻と私はロスまで迎えにいくことに。前日(13日)は早朝にアリゾナを車で出発し、お昼頃にロス付近へ。実際には、海岸沿いの市Costa Mesa市(LAXより車で2,30分の所)に到着しました。妻の派遣社員の頃に一緒に働いていた(妻がお世話になっていた)社員さんが旦那さんの仕事の都合で海外駐在となり、今は住んでいる所です。久しぶりに再会し、お昼ご飯をその元社員さん宅で戴き、夕方前に、私の遠い親戚(父の兄の奥さん方の親戚)の宅に泊めて頂きました。横川さんというもうおばぁちゃんなんですが、とても元気でいつ遊びに行っても優しく歓迎してくれます。1回目、2回目(私は今回が3回目)の滞在時から、私達家族が常にお世話になっている親戚です。今回もまた泊めて頂きました。おばちゃんは、私のことも可愛がってくれるのですが、それ以上に妻のことをとても優しく可愛がってくれます。

さて8月14日になりますが、この日から私の体力勝負は開始します。(といっても、意外と楽しんでいたんですけどね)お昼過ぎに空港に到着し、自分の車を長期駐車場に預け、友人姉妹を空港で出迎えます。それから、レンタカー会社でレンタカーをし(自分が乗っている車で1週間4人で旅行をするのにはかなり限界があるので、ここは思い切ってSUV車をレンタルすることに)、初日はイッキにラスベガスへ。色々と宿泊する順番を考えていたんですが、ホテルの空き状況を確認する限り、これから書く方法しかありませんでした。でも、考えてみると、このスケジュール設定が一番良かったかもしれません。

レンタカーでLAXを出発したのは良かったんですが、途中、San Bernardinoを超える所までは大渋滞。ここで既に1時間以上時間をロスしてしまいました。夜、ラスベガスのMGMホテルでやっている「KA」というショーを9:30より見に行く予定だったので、遅れての到着は許されません。7:30と9:30の2つからショーは選べたのですが、9:30にしておいて良かったです。

そうそう、高速でも途中ハプニングがありました。すぐ前の方に警察車両がいたんですが、いきなり、緊急用のライトを渋滞中つけ、誰かを捕まえるのかと思ったら、誰もその警察車両より先にいかないような動きをとり始めました。それを知らない端の車が出ようとすると、その車の前にいって動きを封鎖するのです。それが、数分続いて、皆が警察車両より先に行かないとわかった時、警察車両は再度徹底するために、8の字のように動き、完全に前に出ないようにしました。そして、少し先で止まり、後続の我々全員(渋滞中)にも一時停止するように手で信号(伝える)を出し、何をするかと思ったら、フリーウェイ上に落ちていたタイヤ(鉄の部分も含む)をとって、走行の邪魔にならないよう横に投げ捨てていました。このために、皆の動きを封鎖していたわけですが、こんな動きをする警察車両は初めて見ました。

ラスベガス入りしたのは、8:15頃でした。ホテルは、前々から泊まりたかったベラッジオを(いつもだと泊まれないホテル料金なんですが、特別に、しかもデラックスルームが$200もしない料金だったので即予約しちゃいました)予約していたんですが、私達と友人姉妹の部屋を極力近くにしてもらいたい、というお願いに対応するのに時間がかかってしまい、チェックインが完了して部屋に入れたのが8:40頃でした。それから急いで着替えて、9:00過ぎにホテルを出て、MGMへ…。チケットには9:15には完全に会場に入っていてください、と書いてあったので、妻と友人姉妹を走らせ走らせ、、、何とか9:20頃でしたが、ホテルに到着。(考えてみると、ベラッジオからMGMに行くにはちょっと距離がありますね~。走らせてしまったことを今ではちょっと悪く思っています。ゴメンね~ぇ)

MGMでシルクドソレイユがやっているこの『KA』は素晴らしい!です。幸運なことに前から4列目の席に私達は座ることができたのですが、後ろの席からも楽しめるようになっているそうです。英語が分からなくてもOkです。英語での会話は一切ありません。見て感じて楽しむものです。きっと満足すること間違いありません。まぁただあえていうならば、私達のように走っていかなくてもいいように余裕もっていってくださいね。(私もかな~り余裕もって計算していたのですが…)MGMホテルの近くで安いホテルをお探しの場合、私のお勧めは斜め向かいにありExcaliburですね。(ラスベガスに関する情報はこちらが分かり易いかもしれません)

夜、妻と私はカジノへ~。
友人姉妹は疲れたのか、すぐに部屋に戻っていってしまいました~。

8月15日(金)
前夜はショーが終わった時間も遅く、Planet Hollywoodホテルで食べたあのビュッフェレストランも当然しまっていて、ベラッジオで午前2時頃まで空いている麺屋さんへ。(私のは美味しかったですが、他の人たちにはちょっといまいちだったとか…)

この日は、疲れが残っていたにも関わらず(特に友人姉妹)、前夜から皆でプールに行く話をしていました。友人は頑張れたら行くと言っていましたが、結局無理でした。友人の妹は電話ごしの声は眠そうでしたが、さすが18歳、元気ですね~!妻と一緒にプールに泳ぎにいきました。さすが、ホテルが立派なだけあって、プールも超ご立派!綺麗な(お上品そうな)お姉さんもいっぱいいました。(オヤジ化…)私はこれからの運転もあるので、プールは遠慮することに。泳ぐのと太陽の日を強く浴びるとすぐに疲れて眠くなってしまうので、今回はやめておきました。

お昼はビュッフェに。日本のビュッフェって安から悪かろう、というのものから、ホテルではまぁまぁなレベルのものもありますが、ラスベガスの高級ホテルのビュッフェはかなり評価が高いです。昔はかなり安くレベルもそれほど高くはなかったのですが、今ではそこそこ高く、レベルはかなり良くなっています。残念ながら、ランチには蟹はありませんでしたが、和洋中、そしてデザートもしっかりと置いてありました。かなり満足すると思います。内容や評価はこちらからご確認下さい。

朝昼兼の食事を食べて少しホテルでカジノをして、ラスベガスを発ちました。2時頃出発して、到着したのは夜の9時頃だったでしょうか。自宅に戻る前にそのまま最寄のスーパーで買物をし、其の日は簡単な料理を妻が作って、皆早々に寝ることに…。

8月16日(土)
アリゾナでは、昨日と今日泊まることになっていて、今日は、予定では、ゴルフ、テニス、プール、お買物…。でも、起きれたのがお昼前で、それから(時間的に失敗してしまいましたが)それからすぐにゴルフの打ちっぱなしへ。其の後、私の学校を車でさささ~ぁっと観光し、昼食へ。テニスをするほどの元気はなく、それからちょっと買物に行き、自宅でのんびりと過ごすのが精一杯だったようです。夜は妻が韓国系スーパーで買ってきた骨付きカルビを食べさせ、大満足のようでした。(私も大満足でした…)その後、3人はプールにいったようですが、私は明日に疲れを残したくなかったので、自宅待機。


8月17日(日)
早朝に自宅を発ち、今朝はまずは11:30からのAntelope Canyonのツアーへ。この日、グランドキャニオンに泊まることになっていたので、折角なので、その付近で楽しめる場所がないか考えていました。Monument Valleyと悩んでしまいましたが、この時期(夏がベスト)Antelope Canyonに行くにはちょうど良いタイミングで来ていたので、悩んだ結果Monument Valleyは諦めることに。以前にも写真は載せたので、今回は載せませんが、あらためて、日光の入り方が素晴らしいと思います。ガイドさんもしっかりと案内してくれたので、かなり満足しました。その代わり、前回行き忘れたHorseshoe Bendというポイントには行っているので、写真をつけますね。(左上写真)

この日は超ラッキーなことにグランドキャニオンの中にあるThunderbird Lodgeが2部屋取れることに。それまでに頻繁にチェックしていたのですが、常に満室状態だったのですが、ある日運良く2部屋分予約できることができました。(キャンセルしてくれた人たちに感謝x2です)

残念だったのは、これまた時間に余裕を持っていたにも関わらず油断をしてしまい、肝心の夕日を見逃してしまったこと。言い訳をすると、West Rim行きのシャトルバスでHopi Pointという所まで行って、そこから夕焼けを見ようと思っていました。(前回もそこがお勧めスポットだたので)ところが、シャトルバス乗り場まで行くと、そこが現在工事中か何かで道が封鎖。バスも通っていないことが判明。急ぎ他のポイントに向かったのですが、夕日が見れるポイントに着く頃には日が落ちるということを聞き、その1つ前で降りて、そこからギリギリ見えそうな所まで行ってみたんですが、ちょっと遅かったようです。(ゴメンナサイ)

8月18日(月)
前日、夕日が見れなかった分、今朝は頑張りました!朝は強いので4時半起きで、5時半頃にはホテルを出て、日の出をしっかりと見ることができました。(写真右)今回は少し雲もありましたが、それでも、一度日の出を見た後に、この雲に隠れた時の光景も最高に良かったです。(写真左)それから昨日は時間がなくて、グランドキャニオンのポイントを1つも見ることができていなかったので、1つずつ見ることに。やっぱり、グランドキャニオンの風景は最高ですよね。友人姉妹も喜んでいたようです!!

グランドキャニオンからの運転が私にとっては一番ハードだったかもしれません。グランドキャニオンの次はLAでした。グランドキャニオンからは、確か9時間前後だったと思います。途中、無理があるので、LAの手前で泊まっても良いという話になっていましたが、それだと翌日の行動に支障をきたすし、時間が勿体ないと感じていたので、ロスのホテルを予約していました。午後7時頃San Bernardino(ロスの最も東の辺り)に入ったのですが、夕食をどこでとるか悩み始めました。予約していたホテルがあるハリウッドに着く頃にはお店はしまっているので、、、どうしようか悩んでいたところ、ちょうど私が以前住んでいたSan Gabriel市近くまできました。私はとっさに高速を降り、家の近くにあった中華レストランの近くへ・・・。昔、両親と行ったことのあるお店(どうみても名前はかわっていたが)の前に車を止め、レストランに入ろうか悩んでいたときに、高速を運転中に電話をかけた高校の頃からの友人から着信が。彼にこの近くの美味しい中華レストランを聞きたくて電話したんですが、、、、折り返しの電話があり、その近くにある美味い中華レストランを的確に指示してくれ、何とかこの日の晩飯は、満足いけるものとなりました。(有難う、Yuki)

この日と翌日のホテルは、Best Western等と同格のモーテル系ホテルで宿泊。Not bad...という感じですが、まぁ寝る程度の所でした。車庫が地下にあり、かなり狭かったのが唯一の問題でした。

8月19日(火)
この日は、朝からユニバーサル・スタディオへ。大阪のUSJには行ったことがありませんが、ここは素晴らしい!行った時期・時間が良かったのか、待ち時間が平均10分。最初は殆どが5分程度でした。でも、ガラガラという感じではありませんでした。しっかりとお客さんは入っているように見えましたが、早かった!まず最初に乗ったのは、トラムに乗っていく園内のツアーバスです。45分もかかるんですが、貴重なツアーだと思うので、お見逃し無く。時間帯によっては、日本語のツアーもやっていますよ~。幸い、我々の前に(偶然にも)JTBのツアー客がいて、、、日本語のトラムツアーが開始する所でした。このトラムで周るツアーですが、JAWSのロケシーンを始め、Deep Impactに出ていた男の子の家、バック・トゥー・ザ・フューチャーの車、パイレーツ・オブ・カリビアンで使われていた酒場などを目の当たりにして、とても刺激的で且つ楽しむことができました。出来れば、日本語のツアーに行くといいです。全て日本でスタッフが説明してくれるので分かり易いですよー。

他にもハムナプトラ(アメリカではThe Mummyといいますが)の乗り物やまだまだ楽しめるものがたくさんあります。ディズニーランドと同じくらいかそれ以上に楽しめると思います。

夕方でユニバーサルスタディオは切り上げ、其の後、LAでも有名なグリフィスパーク展望台へ。ロスが一望できるので、100万ドルの夜景が見れるということで有名なのと、あとは、プラネタリウムですね。結構長い間、改装中だったようですが、今はもう入れます!チケットも並んでゲットしてきました!(ここは予約が×なので、発売する時間帯にいって並ばないといけません)夜景の写真はちょっとぼけちゃったので、載せられませんが、夕日はここも綺麗でした!(左上)

8月20日(水)
この日は朝からロスのビーチに行くことになっていましたが、ちょっと皆さん疲れがでたのか、急遽予定を変更することに。ホテルのプールでチェックアウトギリギリまで泳ぎ、チェックアウト後に、ビバリーヒルズに買物に行き、それから当初行けるかわからないUCLAにも観光。ん~、Thunderbirdとは規模が違いすぎます。ちょっと「いいなぁ~」と思ってしまいました。まぁビジネススクールしかない当校と学部も大学院もあり、あらゆる部があるUCLAと比較して「いいなぁ」と思うのは自然ですよね…。(え?違う?いや、そうでしょう。。。でも、私はThunderbirdが好きですよ~)

夕方違うホテルにチェック・インを。初日と最終日はいいホテルにしようと最初から考えていて、最終日は、金額もそこそこいいんですが、宿泊者からの口コミや評価が最も高かった「Hollywood Hills Hotel」にしてみました。ハリウッドの丘の上にあるホテルで、ここもまたロスの景色が一望できます。建物は結構古いんですが、部屋は綺麗でプールもNiceでした。夜のディナーまでの時間と翌朝チェックアウトの時間まで満足のいく限りプールで泳いでいましたね~。私もここではしっかりと泳ぎました。ホテルは日本人オーナーなのか、以前そうだったのか分かりませんが、見た目も和のテーストが入っていて、サービスもきめ細かいです。チェックインの手続きをしに入ったら、ウェルカム・ドリンクがでてきて、飲み物、スナック等は全て無料でした。また、チェックアウトをした際も、(偶然だったのでしょうが)アイスクリームはいかがですか、、とお姉さんが皆に配っていました。決して高いものを提供しているわけではありませんが、こういったのって嬉しいですよね?!あ、、そすそう、後は車で丘の上に行くと、YAMASHIROというレストランがあるそうです。こちらもいつか行ってみたいなぁと思ってます。

さて、夜は、日本でも有名なワゥルフ・ガン・パックの系列のお店でビバリーヒルズにあるSPAGOという高級アメリカン(カリフォルニアン)料理のレストランを予約していました。ここには、アメリカ(高校)にいた時、日本人学校や塾等で仲が良かった友人が副料理長として働いているから久しぶりに会いたかったのと、友人姉妹の旅を締めくくるには最高のレストランだと思ったから選んでみました。ちょっと予算は高く設定しておかないと、まず行かないお店ですが、滅多にない機会なので、楽しく美味しく料理を戴くことができました。(てっちゃん>サービス有難う!)

8月21日(木)帰国日
今日はいよいよ最終日。渋滞に巻き込まれながら何とか空港に到着!一緒にレンタカー会社にいっていたら、きっと間に合わないので(私の判断は正しかった!)、妻を含む3人を空港で降ろし、搭乗手続きを先に進めてもらうことに。その間、私はレンタカーを返しに。最後少し会話する時間はあったものの、セキュリティでも時間がかかるので、軽食を食べた後、すぐにセキュリティゲートに連れていきました。「さよなら」を言って別れてからも、飛行機が離陸する時間も結構ギリギリだったので、私達は不安で仕方ありませんでしたが、翌日、無事に到着した旨のメールが届きホッとしました。

帰りは日本のスーパーに寄って買物をして帰ったのですが、アリゾナ州に入ってもうすぐで、101の高速に乗り換えるところで危うく人を引きそうになりました。「え?どうして?高速でしょ?」って思いませんか?時間は8時か9時頃で、都心であればまだちょっと明るいかもしれませんが、ちょうど走っていたところは、周りには何もないところで、星と月だけが唯一の明かりでした。そんな真っ暗な中、制限時速75マイルで走っていたら、一瞬ですが、私の車の前を左から右に人らしき影が走ったのです。距離にしたら、数十メートルしか離れていなかったと思います。ギリギリ当たらなくて済んだんですが、何が起きたのか私もさっぱりわかりませんでした。今でも憶測でしか考えられませんが、その人影らしきものを通過した直後、(中央分離帯の先の)逆斜線に警察車両が1台とまっていました。其のとき、すぐに、車の中から逃亡してきた人を危うく跳ねるところだったことに気づきました。最初おばけかもしれないと思いましたが、妻もお越し運転しながら少しずつ平常心に戻ると、やはりあれは逃亡者だろうという憶測で落ち着きました。幸い逃亡者であっても、ひかないで済んで良かったです。(もしひいていた場合、やはり私の責任はあるのでしょうかね・・・?)

と、ちょっと後味の悪い結末(事故らなかったので、良かったとも言えますが)でしたが、、、、、いや~でも、妻の友人姉妹が来てくれたので、楽しい旅行ができたと思っています。遠く日本からわざわざ遊びに来てくれて本当に有難う。感謝しています。

P.S. 長文で且つ誤字脱字も今回はたくさんあると思いますが、堪忍してくださーぃ。

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