2008年12月19日金曜日

今年のインフルエンザは猛スピード?(会社へのダメージも計り知れない?)

12/18/08(Thurs) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

アリゾナにいるとそれほどインフルエンザとは縁がありません。日本と比べるとそれほど寒くならない気候のせいかもしれませんね。それでも、日本以上にインフルエンザの予防接種は簡単にしかもあらゆるところでできてしまいます。一番近い所では、最寄のドラッグストアにお医者さんがいるような診療所のようなところ。病院ではないので、治療とかはできないと思いますが、医療相談ができる窓口が多くのドラッグストアにあります。そこで、買物についでにインフルエンザの予防接種が受けられます。日本だと、あの重苦しい病院にいく必要がありますよね…。私がよく疑問に思うのは、健康な人がインフルエンザの予防接種を受けにいくのに、不健康な人達(もしかしたら、インフルエンザに感染している人たちもいるかもしれない環境)と同じ病院に行くことははたして良いことなのか…。

特に今年はかなり早いタイミングでインフルエンザが流行っているそうなので、まだ予防接種を受けていない方は早急にされたほうがいいですよ。100%予防することはできないでしょうが、防ぐ確率はグンと上がります。ちょっと痛い思いをするのと、多少費用は発生しますが、インフルエンザにかかってしまった場合と比較するとお金と時間の出費の差は計り知れません。

大分では、学級閉鎖も起きているようです:
http://www.tostv.jp/news/index.php?nno=6061

インフルエンザが広まると、企業にも大きなダメージを与えてしまいます。一人ならまだしも、それが感染して複数人がインフルエンザになってしまうと業務がまわらなくなってしまいます。感染したくないので、出社しない人もでてくるでしょう。それを皆さんも想定されたことはありますか?

企業の新型インフルエンザ対策:
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0812/17/news004.html

自宅で業務が行えるのならまだ良いですが、会社に出社しないといけない業務や工場などでは、そうも言ってられません。かといって、インフルエンザに感染した従業員に出社してもらっても困るので、業務に支障がでてしまいます。きっちりと予防することが最善策です。会社から従業員に対してできる限り予防接種を受けるよう勧めるべきです。おそらく、現在の法律等では、強制することはできないでしょうが、強制しなくても、成果評価等に反映するような仕組みを今後考えても良いかもしれません。会社に損害を与えかねないインフルエンザを未然に防ぐのは従業員一人一人の責任でもあると私は思います。

企業側も、インフルエンザの予防接種が受けられやすいよう、費用面の負担や、予防接種を受けにいく時間を特別に許可するなど、対応を考えることも重要です。

新型インフルエンザの有効な予防方法はまだ見つかっていないようですが、この新型が日本に上陸して人間が感染してしまった場合、64万人が死亡し、経済的にも損害が約20兆円に達する予想値がでています。どれだけの影響を企業にも与えるか考えられますか?私たち一人一人だけでなく、会社としても、しっかりと危機管理の意識を持って対応していくべきです。

インフルエンザは、企業にとっては大きなマイナスの「リスク」でありますが、対応の仕方によって、上手くこのリスクを回避することもできます。一般的に起きていることだから、どうしようもないと思っていたら、そこであなたはリスクに負けてしまっています。リスク回避をしっかりして、企業を危機から回避しましょう。

皆さん、インフルエンザの予防はしっかりしましょうね!

--------------
TAG index
人気ブログランキングに参加しています。面白い記事だったなぁと思った方は是非是非クリックしてください!!