2008年12月20日土曜日

教会でのクリスマスイベント (相手に対してサービスする心・想いについて考えてみませんか?)

12/19/08(Fri) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

12/14(Sun)
先週末の日曜日、妻が通っている英会話に来ているボランティア講師の一人がクリスマスのイベントにでるので、是非きてほしいと受講生に声をかけていたので、私も妻と一緒に行くことに。教会でのイベントだったのですが、この時期、教会でのクリスマスイベントはどこでもあるようで、12月の週末は教会の駐車場は常に満車状態です。家の近くの教会を過ぎる際も、駐車待ちの車が道で待っている光景を何度も目にしました。さて、今回私たちが訪れた教会は、かなり大きく、確か500人位は入るとか…。皆さんがイメージするような1つだけ十字架が建物に立っているような教会ではなく、見た目は、小さめの大学のキャンパスといった感じでしょうか。大きな講堂を始め、幾つ物建物があります。駐車場も500台以上はあるでしょうし、敷地がとにかく広い。(よくここまで資金(募金でしょうが)が集まったことと感心してしまいます)

イベントの内容は、綺麗なライト講堂内で使って行う劇・ミュージカル・コーラスと言った感じでしょうか。聖書の教えを基本としたテーマにはなっているのですが、それほど堅苦しい内容ではなく、「クリスマスって一体どういったものなのか?」が今回のイベントの基本となっていました。あるモールが舞台になっていて、モールに訪れていたお客様に対して「あなたにとってクリスマスはどんなものなのか?」とアンケート調査を行った結果を1つずつ、ストーリー風に紹介していき、そこからミュージカル・コーラスが始まるといった具合です。クリスマスを良いと捉える人も、寂しく悲しいと捉える人もいる。観客に訴えかけるような内容でちょっと涙してしまう場面もありましたが、(私はキリスト教信者ではありませんが)こういうストーリーを通じて「善」の教えをするのはとても良いことだと思います。

普段、何気なくクリスマスを迎えて楽しんでいる私でしたが、妻共々深く考えさせられた良い経験でした。

講堂はほぼ満席状態で、ちょっと異様な光景(いや、きっと当たり前なんでしょうが)だったのは、出席した観客の99%以上が白人で、私たちや他の6人の日本人家族だけが唯一のアジア人だったのではないかというくらい、ちょっと目立っていました。

独り言:
私の大好きな図書(漫画風に書かれているので大変読みやすい)に「コミックユダヤ人大富豪の教え(1(アメリカ旅立ち篇))」があるのですが、この教会のイベントに参加して、この本のことを思い出しました。ゲラー氏はこの本で、相手/周りが喜ぶこと、満足することを徹底的にサービス(奉仕)してあげることが重要だと本田健さんに教えていました。見返りや報酬をベースにサービスすることはしてはならないとのこと。本を読んで、今回の教会にも参加して感じたことは、「如何に相手に満足してもらえるかを意識した対応ができるか」が重要であることです。純粋に相手を助けてあげたい、サポートしてあげたいと思える心が重要だということです。これは決して神の教えからだけではありません。ビジネスでの基本であり、人間関係の基本でもあります。企業に勤めていると、勿論、「成果」を求められます。それは企業が存続していく以上、当然のことであります。しかし、「成果」だけを求めて仕事をしてしまうと、その仕事に対する「想い」や「心」が失われがちになります。問題が発生しているから解決してあげたい、困っているから助けてあげたい、不況から脱出するために少しでも貢献したい、という「想い」や「心」がないと、形ばかりの「成果」であって、ビジネスとして持続可能(sutainable)のものではないと思います。また、この「想い」や「心」は、モチベーションにも強く関係してきます。強い「想い」や「心」があればあるほど、その課題・案件に対する取り組み度・頑張り度・貢献度は高くなります。

皆さんの相手に対してサービスをするという「想い」や「心」はどれだけのものでしょうか?

この日、アリゾナはかなり寒く、イベント後に外で配られたホットココアがとても美味しく感じました!


参考図書:
サービスの天才たち
なぜそこに感動が生まれたのか
なぜあの人は気がきくのか
サービスは心がつくる

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