2008年10月2日木曜日

MBAゲーム(カルチャーショックを受けて異文化を理解する)

10/1/08(Wed) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

もう10月です…。
5月上旬の卒業式まであと7ヶ月ほどになってきました。冬休みを入れると、半年をきってしまいます。時間が過ぎるのがあまりにも早く感じるのは私だけでしょうか。この貴重な2年間のGlobal MBA生活を悔いのないようにしなくては…。

昨日の授業でもう1つ面白いことをやったのでご紹介します。Cross Culture Communication (CCC)という異文化コミュニケーションの授業でやった内容ですが、簡単にいうと、「カルチャーショック」を実体験するMBAでやるゲームでした。前にも書きましたが、Thunderbird Global MBAではこのような異文化コミュニケーションに関する授業がたくさんあります。幾ら知識があっても、異文化に対する理解や対応能力がない限り、自分の能力を最大限に活かすことはまず無理なのです。

ゲームの内容:
クラスは40人位いたでしょうか。8チームくらいにわけて(各テーブル4,5人)、テーブル毎に指示の書いた用紙が配られます。(ポイント:(途中で気づきましたが)全体で2,3種類別の指示/ルールが書いた紙が入っています)指示を読んだ後は、一切、口をきいてはなりません。先生に対しても会話はNGです。そんな中、指示に書いてあった内容でトランプゲームをやります。最初のチームとゲームをやるのは何ら問題ありません。そのゲームの勝者・敗者は、次の試合は違うチームにいきます。チームには予め番号がふられていて、勝った人は、チーム番号の高い方のチームへ移動し、敗者はその逆だったと思います。そんな中、2試合目、違うチームから勝者・敗者がやってきてゲーム再開です。と、やっていると、どうも違います。1試合目の私たちのチームでは、A(エース)が一番強く、数が大きくなるとほど、弱くなっていきます。ところが、2試合目にやった際、あらたに加わった敗者・勝者のルールは、全く逆でした。最初、我々は戸惑い、彼らも戸惑いました。会話もできないので、身振り手振りで必死に説明しようとします。何ゲームかやっていると、大分意思疎通ができるようになってきます。

このMBAゲームは実際に企業に対しても使われているそうです。Globalでビジネスをやる際、相手(他国・他部門)とのビジネスでは、ルールや考え方が全く違ってくる場合があります。そんな中、最初は自分のルールを持ち込みますが、次第に相手のルールが何なのか、自分のルールはこうであると情報共有し、どのように進めていけばいいのか考えていきます。


独り言:

自分のルールが相手に受け入れてもらえない。自分にとって当たり前のことが相手にとって当たり前(常識)ではないことに気付き、上手く理解してもらえないことにイライラしたり、カルチャーショックを受けます。こんな時こそ頑張る必要があります。ここで落ち込んだり、キレたり、前に進まなくなっていては異文化においてビジネスをすることは難しいと思います。仮にできたとしても、それは相手の文化をよく理解できていない状態でしょう。カルチャーショック、挫折を経験するからこそ、自分の文化とは全く違う習慣・文化であってもやっていくことができるんだと思います。異文化が原因で悩んでいるときこそ、それを乗り越えた先にはチャンスがあるということを信じていてください!

TAG index
人気ブログランキングに参加しています。面白い、参考になった、また見にきたいと思った方は是非クリックしてください!! ->Global MBA<-