2009年1月31日土曜日

経営(マーケティング)シュミレーションのビジネスゲーム大会

1/30/09(Fri) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

昨年11月にロレアルのEStrat9というマーケティングのビジネスゲームコンペティション(大会)がある説明をしました。(その時の投稿記事へのリンク

1月から実際にビジネスゲーム大会が始まっているのですが、非常に興味深いです。マーケティングだけでなく、ビジネススクールに通っている人全てに対してお勧めしたい大会です。概要を説明すると、あるバーチャルの会社経営をあなたのチームがします。経営する期が何回かに分かれていて、その期中に色々な経営判断をします。マーケティングの判断が多いですが、どういった予算を幾らどの製品に投下するかという内容や製品開発をするしない、他社(競合)の状況を把握して、市場での当社の位置づけを確認しながら、バーチャルで競っていきます。最終的にはある指標が最も高いチームが勝ち進んで行く流れです。ここまではマニュアルにも書いてあり、一般にも公表されている内容です。どのような経営判断をするかは皆さんのチーム次第なんです。1つ1つの判断がこの指標を左右していくので、ビジネススクールで学んだことが確実に活かされます。実際に企業の経営をしている感覚にもなり、色々と考えたり調べたりしないといけないので大変ではありますが、面白いゲームですよ。

まずは第一ラウンドはクリアして、トップ1000チームに入ることができました。世界から何チーム出場しているのかはわかりませんが、過去8回の大会で計221,000人の学生が128ヶ国、2,200校から出場している大規模なビジネスゲームコンペです。日本からはどれだけ応募・出場していたかはわかりませんが、トップ1,000校に選ばれたのは1,2校しかいなかったと思います。出場した校数が元々少なかったのでしょうかね。ちょっと残念に思いました。(こんなチャンスを…)

Loreal Estrat9公式ページ:
http://www.e-strat.loreal.com/_int/_en/home.aspx



独り言:
持論ですが、MBAで学んだことは使わないと学んだとは言えないと思います。MBAだけではありません。あらゆる教育に共通することですが、机上の学習だけでは、身体が覚えていません。インプットからアウトプットに変えていく必要があります。授業でやるプロジェクトなどはアウトプットの1つですよね。その授業のことを身につける上ではとても重要だと思います。その更に上にインターンシップ(職種にもよりますが)、ビジネス提案大会、ビジネスゲーム大会などがあると思います。これらは、プロジェクトのように1つの授業の内容のインプットをアウトプットに変えるのではなく、今までの授業全ての内容を活かさないといけない(勝てない)というところがポイントです。難しいところですが、面白みもありますし、卒業後、業務でも即使えることでしょう。私は2年目に入ってからできる限りこのアウトプットを意識した授業やビジネス提案大会のチャンスを狙っています。皆さんにも是非お勧めします。

唯一、問題となっているのはシステム上の問題で、100%確証はないのですが、日本語OSではこのっレアルのソフトは動かないので、英語OSが入っている端末でご利用下さい。(私ももう一人の日本人同級生も日本語OSのため、もう一人のチームメートの英語OSのPCを画面共有しながらやっています)(泣)
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(速すぎない?)世界で起きていること(世界のリアルタイム統計情報)

1/30/09(Fri) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

早いもので1月も明日で終わってしまいますね。残りの留学生活もアッと言う間に終わってしまいそうな勢いです。「勢い」といえば、皆さんは普段の生活が「早く」過ぎ去っていくと感じていますか?それとも、過ぎる時間が長すぎると思うでしょうか?私は大人になればなるほど常に「時間が過ぎ去るのが早すぎて足りない」と感じます。やりたいことがたくさなります。それでも、手足は2本ずつしかないので、自分でできることは限られてしまいます。一方、時間は待ってくれません。私達の普段の生活ではあまり感じられませんが、地球全体で見た場合、凄まじく秒単位で物事が変化していっています。そんな中に私達は住んでいるのです。地球で起きているこのスピードを以下URLで感じてみてください。(ちょっとこのサイトを開くと重く感じられるかもしれませんが、見ているだけでも面白いです。。。あ、、、英語ですが、数字が殆どなので問題なしです)

Worldometers - real time world statistics
http://www.worldometers.info/

このサイトを見たからって、世界観が変わるわけではありませんが、私はやれることは何でもやろう。だらだらと時間を過ごしているのは勿体無すぎる、と感じます。時にはゆっくりすることも必要かもしれませんが、この地球に生まれたからには、この一生涯で出来る限りのことを経験したいなぁと感じます。

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2009年1月29日木曜日

春期授業の開始(授業の紹介)

1/28/09(Wed) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

一昨日(月曜)から春期授業(卒業前の最後の期)が始まりました。履修している授業は今までで最も少なく3クラスだけですが、負荷は今まで最も高そうです。モチベーション度も最も高いので、負荷はあまり気にはなりませんが…。

いつものように、シラバスからコース概要をご紹介します。

Business Consulting Tools:

Course Overview

This is an introductory applications course exploring the profession and practice of organizational consulting. The narrow view of consulting is limited to the field of private sector management consulting and those firms that are dedicated to its practice. A broader view acknowledges that mastery of the skills and practices required in planning, executing, and delivering a consulting project is useful to anyone considering a career in management, whether in the private, public, or NGO sectors. The goal of this course is to provide students with an introduction to consulting as it is generally practiced across sectors. Students will pursue this goal by undertaking a consulting engagement for a real-world client organization.

Effort will be placed on developing proficiencies in a range of process and technical skills required to practice consulting. Students will be provided an opportunity to become familiar with the typical phases in a consulting project: contracting, discovery and data collection, feedback and the decision to act, engagement and implementation, and disengagement.

Objectives

The primary objectives of the course are to: 1) provide an overview of external and internal organizational consulting; 2) provide a direct application experience; and 3) provide participants an opportunity to develop a set of skills that will add value and depth to their personal and professional capabilities.

While this class will be concerned with internal consulting, an emphasis will be placed on external consulting. Internal consulting is often defined by line and staff relationships with in-house consultants (staff) serving the professional and organizational needs of line personnel. The skills we will explore will have utility in both internal and external consulting arenas but, of necessity, will be applied in an external consulting relationship environment.

The class is not preparatory for a career with organizations such as McKinsey & Associates. It is a basics class that will emphasize:

1) The interpersonal and communications skills necessary for building trust and client confidence;

2) Strategies for assuring client participation and project ownership;

3) Managing client resistance;

4) Exposure to a variety of processes and interventions useful in the consulting arena; and, importantly;

5) Building client capacity to address similar challenges independently in the future.

コンサルタントになるための授業内容ではなく、コンサルタントが実際にコンサルする際のプロセスやツールについての授業です。また、実際のコンサルを経験すべく、教授がクライアントを既に準備しています。通常の他のプロジェクトであれば、無償ですが、このコンサルプロジェクトは、有償にしてあり、プロ意識を持ってプロジェクトを遂行する必要があります。大中小と色々なクライアントがあり、3つまで候補を選べたのですが、私はその中でも小さいNPOを選びました。我々のチームもそれほど大きくなく、4人でコンサルすることになっています。他のチームでは7,8人という規模のところもあり、これだとちょっと纏まりが悪いかなぁという理由もあって小さい規模のプロジェクトを選びました。

Leading Change & Transformation:

This course will (1) increase your understanding of the nature of organizational change (through conceptual frameworks, readings and discussions), (2) increase your skill in managing change (through a project) and (3) enhance your sensitivity to the contribution and consequences of the human element as related to change. As a pivotal requirement of this course, you will create and manage a change project. This project will be the platform through which you will apply the issues and concepts that we cover in this course. Project efforts and analyses will include (1) the nature of the change agreement, (2) the goals of the change, (3) the identification and management of key stakeholders, (4) the challenges faced as change agents, (5) your own and you’re a client’s assessment of the relative success and failure of the change, and (6) the lessons learned in completing this leading change project.

こちらは、「企業における変革/改革」に関するコースです。変革/改革と言うと大きなテーマに聞こえてきますが、小さなシステム変更であったり、体制変更であっても変更するにあたって踏むプロセスはあまりかわないそうです。そのフレームワークを学び、こちらもプロジェクトがあります。前者のコンサルプロジェクトと違うのは自分達で法人(非営利団体に限る)を見つけてくる必要があるということです。その法人がこれからやろうとしている「変革/改革」のサポート役として私達のプロジェクトチームが入ります。

Topics in Global Business Independent Research;

以前にも少し書きましたが、当校は総合大学などにあるビジネススクールと比較すると規模はそれほど大きくありません。それゆえ、2年目になると少人数のクラスで教授の授業を受けることができるのですが、このコースは、私対教授(1:1)のゼミのようなものです。自主研究ではあるのですが、定期的に教授と会ってアドバイスを貰い、レポートを纏めていきます。また、英文の学術論文を書いたことがなかったので、別の教授にもサポートして頂けることになりました。実際の授業がないので一見楽そうですが、これが一番厳しいかもしれません…。

全部で3コース、、、残り3ヶ月。頑張ります!!

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2009年1月27日火曜日

Bloody Monday-米国だけで(本日)71,400人がリストラに…

1/26/09(Mon) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

CNNMoney.comニュース記事によると本日(月曜)だけで、米国で71,400人が解雇通知を受けたとのこと。世界的な景気悪化で業績が落ち込んでいる米企業が大規模なリストラを打ち出し始めました。
・キャタピラー:2万人
・ファイザー:1万9千人
・スプリント ネクステル:8千人
・ホームデポ:7千人
・テキサスインストラメンツ(TI):3千4百人
・GE:2,000人
・その他

計:71,400人


CNNのニュースでは、今後リストラは更に拡大し、1月だけで合計数十万人規模になるだろうとのこと。オバマ大統領の早急なる景気刺激策と雇用支援対策が求められることになる。今年に入ってからの米国リストラ情報は左の図の通り。

米国だけを心配していてはなりません。日本もこれから更にリストラが加速されていくでしょうね。日本はアメリカや韓国とは運命共同体のようなものです。特に韓国ではサムソン電子の赤字を始め多くの企業業績が悪いわけですが、そんな韓国企業に部品を供給している日本の中小企業もたくさんあるそうです。業績が悪化すると、韓国側も生産縮小や支払い遅延を起こし、日本側にも大きな影響を及ぼしかねません。取引先が数社しかない企業場合、取引先の業績に大きく左右されてしまうので、リスクが高くなってしまいます。

オバマ大統領の就任は景気を刺激するという意味では良いかもしれませんが、それ=リストラを食い止めることではないと思います。企業も必死です。先日CEO/起業家の冬期特別講座のプレゼンをしに来てくださいました電子デバイス大手の社長は「リストラはしたくない。何とか解雇せずに済むような方法を一緒に考えてほしい」とビジネススクールの学生のアイデアでさえも聞いてしっかりとメモしていました。

オバマ新政権に代わったからといって、そればかり期待していてはいけません。企業側も個人も皆が助け合っていかなくては今回の不況を早く抜け出すことはできないかもしれません。

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サワロ国立公園(アリゾナ州)

1/26/09(Mon) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

昨日(日曜)の話に遡ります。
前回、土曜早朝から友人夫妻と4人でチリカワ国定公園に行ったことは書いたかと思います。あのBalanced Rockはやはり凄いですよね?あの岩と岩の間の細い部分はどうなっているのか…。そう思いませんか?実は私達もビジターセンターで聞いて知ったのですが、あれは決して2つの岩ではないそうです。元々1つの岩だったそうで、風や雨などであそこの部分だけが削れていったとか…。そして、写真で見ると、駒が立っているように見えますが、最も細い所で3ft(90cm)あるそうです。私は聞いていなかったのですが、友人曰く、この辺は時々地震があるようで、このBalanced Rockがあの状態であるのも時間の問題かもしれない、と言っていました。崩れてしまう前に見れて本当に良かったと思います。

もし、チリカワ国定公園に行かれる際は、時間には余裕を持っていったほうがいいですよ!トレッキング中に暗くなると結構怖いと思います。(ま、どこでも同じでしょうが…)登山客とすれ違うときは数回しかなかったのと、携帯の電波も通じないので、早朝からゆっくりと出発することをお勧めします。

さて、日曜(翌日)のサワロ国立公園の話に戻します。前日のトレッキングで体中が痛んでいて、朝はゆっくりと(それでも8:30)起き、ホテルで朝食をとってからいざ出発。ツーソンの市内からサワロ国立公園までは車で30分位だったかと思います。ビジターセンターに到着する前から、辺り一面がサボテンに…「きた~!!!ここぞアリゾナ!!」って感じでした。車の中でも、妻に「アメリカに来る前、アリゾナってどんな所だと思ってた?どんな環境の所に住むと思っていた?」と聞いたら、サボテンが近くにあってかなり田舎っぽいところという回答が…。私もそれを想像していましたが、住んでいるところは、かなり都会(まだ新しい町ですが)です。

ビジターセンターは他の国立公園のビジターセンターよりはお金をかけているのか新しいのかわかりませんが、トイレも綺麗でしたし、設備/建物が綺麗でした。ビジターセンターでお決まりのグッズと今まで買いたいなぁと思っていたモノポリー(人生ゲームのようなゲーム)の国立公園版(写真右)を買い、ちょうど隣の部屋でサワロ国立公園の紹介ビデオを流しますというアナウンスがあったので、それを見ることに。国立公園に行くとタイミングが合えばこの紹介ビデオを見ますが、先にこれを見てから国立公園を回るとより理解も深まるので皆さんにもお勧めします。さて、今回は昨日からの疲労も溜まっていたので、長いトレッキングはしないように考えていました。レインジャーに相談したところ、次の場所を教えてくれました。ビジターセンターを出て、T字路で右折をして、真っ直ぐ行くと、途中標識がでてきます。砂利道を右折して、景色の良いポイントを幾つか教えてもらいました。我が家の車で砂利道はかなり辛かったですが、何とかポイントに到着。幾つかショートトレールコースがあり、車も何台か止まっていたので、私達も30分トレイルへ…。サワロは成長すると10メートル以上の高さになり世界最大のサボテンなのですが、遠くから無数にあるサワロを見るのも良かったですが、そのサワロた立っている中に奥深く入ってサワロと一体化するのも素晴らしかったです。神秘的というのはありませんが、大地を感じるというのか、なんか温かい感じがしました。サワロサボテン以外にもちょっと見たことのないようなサボテンも見ることができ、面白かったです。

いよいよ明日(月)から春期授業開始です!!

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【穴場】チリカワ国定公園(アリゾナ州)

1/26/09(Mon) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

土曜日に友人夫妻と私と妻4人でChiricahua National Monument(チリカワ国定公園)に行ってきました。前回、カールズバット国立公園(NM州)の帰りに立ち寄ったのですが、午後で登山(トレッキング)をするには遅すぎたので、再度来る計画をしていました。ここチリカワ国定公園は、アリゾナ州のツーソン市からI-10というフリーウェイで東に1時間位行った所にあるWillcoxという町から186号線で南東に30分程の所にあります。(地図)最寄の町がWillcoxになり、チリカワ国定公園付近には食事をするところもガソリンスタンドもありません。今回私達が住むGlendale市から車で5時間弱かけて再び行ったのには大きな理由がありました。それは、あのBig Balanced Rockを見ることです(写真左)。今まで色々と国立公園巡りはして参りましたが、ここまでバランスされている岩は初めて見ました。あのアーチーズにあるバランスド・ロックより上手くバランスを維持しているように思います。

朝は6時頃出発したのですが、私達が住んでいる場所は暗黒色の曇り(写真左)。でも前日確認したときのWillcoxの天気は晴れ/若干曇りとあったので、大丈夫だろうと安心していました。通常であれば車は1台で行くのですが、私達は翌日サワロ国立公園にも立ち寄って帰りたいので、1泊するため、車は2台で。ツーソンの近くに入る手前からだったでしょうか…、天気が急変してきました。前回もツーソンでは雨に降られてしまったのですが、今回は濃霧です。(写真右)ツーソンの辺りの濃霧はまだ良かったのですが、その後高速上に2回濃霧の塊ぶち当たりました。75マイルの速度で走っていて、20m先がやっと見える感じです。Willcox市は大丈夫と確信していましたが、高速を降りてみると、更に濃霧は悪化。ホント酷かったですね。飛行機が着陸する際に、雲の中を通ることがありますが、あれより少し視界が良くなった感じでした。途中、諦めて引き返そうかとも思いましたが、更に進んでチリカワ国定公園の手前15分位の所でイッキに濃霧は消え、綺麗な平野が一面に!太陽も出ていて最高の天気に一変です。雲からちょうど抜けた飛行機のようなイメージでしょうか。(濃霧についてはこれくらいにしますが、今までにこんな濃霧は経験したことがないくらいです)

チリカワ国定公園に到着するまでは、サボテンがあったり、だたっぴろい平原が続いていたりするのですが、国定公園に入ると急に緑が増えてきます。このギャップは意外と面白く、アリゾナにいないような気がします。ビジターセンターは決して大きな建物ではありません。お水は売っていますが、食事などは一切ありませんのご注意ください。ここではハイキングトレイルの確認などをして、頂上近くにあるトレイルの始まりまで車で行き、そこから出発です。勿論、目当ては、Big Balanced Rock!トレイルは往復4時間と聞いていたのですが、目的地に到着する手前の下りで既に2時間が経過…。思っていた以上にハードなトレイルで、結局往復5時間位だったでしょうか。Big Balanced Rockまでの長い登り坂が超きつかったですが、見れたときの瞬間は最高ですね!あと30分程歩けばもう少し近くまでいけたのかもしれませんが、予定よりかなり時間がかかっていて(私が足引っ張っていたのですが…)日暮れまでに戻れるかは分からなかったので、ちょうどこのBig Balanced Rockの絶景が見られて昼食が食べられる岩の(自然にできた)広場があったのでそこで昼食休憩を取ることに。ここのチリカワ国定公園は、Big Balanced Rockだけが名物ではありません。むしろ、Big Balanced Rockはかなり歩かないといけないので、中上級者くらいでないと見に行くことができないと思います。それより有名なのは、こけしのような細長い岩が沢山連なっているところです。まるで岩の墓場のようにも見え、岩の間からヒューヒューと風が音を立てて通り抜けていき、少し不気味なところもあります。

4時半過ぎだったでしょうか。思っていた以上に帰りは早く駐車場まで戻ることができ、真っ暗闇のトレイルを歩いて帰らなくて済んで本当に良かったです。帰り道、国定公園の手前まで来た時に妻と車の中で「夕方になったからそろそろ動物がご飯を食べに行動する頃だねぇ~」と話していたら、突如現れました!鹿の家族がいました!(嬉)写真では2匹しか見えませんが、他にも3,4匹いたと思います。この日、Tucsonまで戻り4人で食事をして、友人夫妻はGlendaleへ、私達は明日はサワロ国立公園のためツーソンで1泊することに…。久しぶりに長時間トレッキングだったので、足が棒になってしまい、筋肉痛なのか痛みなのか、、、、でも、嬉しい痛みです。久しぶりに登山ができたのはとても良かったと思います。

補足:一部、友人の写真を使わせて頂いています。


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2009年1月24日土曜日

(企業として)問題が発生した時の情報伝達の重要性(米国のピーナッツバターからみつかったサルモネラ菌の例)

1/23/09(Fri) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

今アメリカの食品業界ではある業者が製造したピーナッツバター、そしてそれを使って加工した商品からサルモネラ菌が発見されたということで問題視されています。これまでに全国43州の少なくとも453人が食中毒の症状を訴えているそうですが、入院患者もでているとか…。内、(少数ですが)亡くなった人もでたとか書いてありましたが、それはまだこれが原因かは分からないので、今検証中だそうです。

詳細につきましては、FDA(アメリカ食品医薬品局)のホームページをご覧下さい。
■ピーナッツバターのリコール情報のページ:
http://www.accessdata.fda.gov/scripts/peanutbutterrecall/index.cfm
■リコール対象商品リスト(PDF)
http://www.accessdata.fda.gov/scripts/peanutbutterrecall/PeanutButterProducts2009.pdf

さて、タイトルに「(企業としての)情報伝達の重要性」と書きましたが、このようなサルモネラ菌が発生してしまうことはあってはならないことですが、100%完全に防ぐことは難しいです。食品業界の基準値がわかりませんが、衛生上○○%という品質基準を設けていると思いますが、これが100%安全な商品にすることはできないと思います。リスクは必ずついてきます。問題は、その後です。今回のような問題が発生した場合にどうするか?できることはたくさんありますが、お客様に近いところから1つずつ確実に対策を練って実行していくことがポイントです!あなたの会社がそのピーナッツバターを使っている使っていないにせよ、まず一番心配するのはお客様です。「自分の会社は問題なかったから一安心だぁ」と思っていても駄目ですよ!あなたが分かっても(全ての)お客様はそれを知っているということではありません。中には疑ってあなたの商品を買わないかもしれません。間違った理解をして、当面、ピーナッツバター関連商品は全て買わない食べないと思っている人もいるかもしれません。一方、問題のあった企業のピーナッツバターが入っている商品をいつも買っていたけれど、これからは、あなたの会社の商品にしようと思う人もいるかもしれません。しかし、そのような情報がシッカリとお客様に伝わっていない限り、お客様は冷たい視線で、遠くから見ています。あなたの会社の商品に問題がなかったとしても、疑いの眼差しは消えません。

いち早くそのような「思い違い」を解消し、信頼を再度得るには、問題発生直後に、状況をお客様に伝えることです。「弊社は一切関係ない」とホームページ伝えることはとても重要だと思います。今回、幾つか私がよく口にするチョコの会社のホームページをチェックしてみました。状況を伝えていない会社が多数あった中、リンツチョコ(米国版サイト)はしっかりとうちは問題のあった会社とは関係ないとホームページのトップに表示していました。自分達の会社は関係ないにせよ、このようなリコール問題は、業界にいる全ての会社にとって「危機管理」としてすぐに行動する必要があると思います。それは会社の信頼を維持してお客様に安心してもらうというのが最大の理由です。

独り言:
問題を未然に防ぐことだけに力を注いでいては駄目です。問題はいつかは発生します。完璧な人間がいない限り、完璧に全てをこなすこともできません。少しでも品質管理や○○管理を徹底することで、より良い管理が実現できるとは思いますが、完全はありえません。そんな中、何か問題が起きてしまってからのことについてもしっかりと考えるべきです。問題が発生した際、瞬時に連絡網(ルート)によって、関係部門に状況が伝わるか?どのような段取りで進めていけばいいのか。そして、お客様からの信頼を失ってしまうレベルなのか否かを見極めて、失う可能性がある場合は、その対処方法も考えるべきです。これらは全て起きないようにするための施策ではなく、万一起きてしまった際の対処方法です。私はリンツチョコのようにお客様に心配をかけないで、リンツチョコのファンが一人でも減らないようにすぐに情報発信している姿は素晴らしいと思います。FDA(アメリカ食品医薬品局)のホームページにいけば情報は見つかりますが、そんなことをお客様にわざわざさせないで、自分達から「私達は無関係です」と伝えた方が早いですよね?!

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ウォルマートの海外展開(チリ最大のスーパー買収)

1/23/09(Fri) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

米ウォルマート、チリ最大のスーパー買収」NikkeiNetにこのような記事が載っていました。ウォルマートは近くインドとロシアにも進出する計画。地盤の米国市場が伸び悩んでいるため、新興国を中心に海外への投資を加速する。 この選択が良い選択になるか、悪い選択になるかはまだ分かりません。勿論、この不況からいち早く脱出してもらうためにも、先頭に立って頑張ってもらいたいです。先日(チリで)発表された40億ドル規模の景気刺激策が少しでもチリの景気回復になり、外国企業が新たに参入しやすくなるような環境になればと思います。

私個人としては、ウォルマートのような最大手が「食の安全」を考えて地元産、もしくはオーガニック系の食材を扱うようになると「食の安全」に対する基準や考え方が底上げされてアメリカだけでなく、各国にも影響を及ぼすのになぁと思いますが、一方で、それはウォルマートの戦略には合わないかもしれませんね。食の安全の部分では合致するかもしれませんが、規模の経済を活かして大量に安く仕入れて独自の物流システムを使ってコストを下げ、安く売るというやり方ですから、大量生産ができないオーガニック系や地元産のような商品は扱わないかもしれません。しかし、このようn最大手がリーダーシップをとって先頭にでると、中国で起きたメラニン事件や餃子事件なども今後は未然に防げるのかもしれません。冬期特別講座である社食サービスを提供している会社のCEOの話を聞きましたが、「食の安全」について政府にも色々と働きかけているけれど、なかなか動いてもらえないとのことです。やはりここは大手がガツンと動いてもらえるといいのになぁと思います。

ウォルマートの急成長に関するページを発見しましたので、こちらにてご紹介します。
ウォルマート急成長の秘密:
http://www.tsukishiro.com/html/guide/002/01.html




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2009年1月23日金曜日

「グアンタナモ収容施設」を知ってますか?

1/23/09(Fri) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

「グアンタナモ収容施設を1年以内に閉鎖」、大統領令に署名へ」という記事が出ていましたが、このグアンタナモ収容施設(若しくはグアンタナモ基地)って皆さんご存知ですか?Guantanamoと書くらしいですが、実際にはキューバ領土にある米軍基地になります。ここには、テロに関与する容疑者の収容所としても使われているそうで、だから、グアンタナモ収容施設とも言われているそうです。ここはアメリカ領土でない為、米国の法制度が適用されないことから、拷問など、普通では考えられないことが通用してしまうという異例な、、特殊な場所です。ここでの扱いが問題視され、オバマ新大統領は昨日(1月22日)即刻閉鎖することを指令しましたが、「グアンタナモ、僕達が見た真実」という映画を見たのですが、凄まじいです。

日本語が如何に安全な国であるかが分かると同時に、まだまだ外国では「戦争」が続いていること、そして私達の普通の理解・想像をはるかに超えることが色々な所で起きていることがわかります。


グアンタナモ、僕達が見た真実」という映画を見ると実態がよく分かります。アメリカで起きた9・11テロは決して許されるべきことではありませんが、それでも、無実の人達が人権を全て無視されて拷問を受け続ける姿を映画化しています。実際に無実で釈放されたパキスタン系イギリス人らの3人の体験話からなっています。他にも「グアンタナモ収容所で何が起きているのか」という図書がでています。

公式英文サイト:
http://www.roadtoguantanamomovie.com/

英語に問題が無いようであれば、Google Videoでも映画がありましたので、ご紹介まで。(英語ですが

The.Road.to.Guantanamo.2006.LiMiTED.DVDRip.XviD-PROMiSE ...
Starring: Farhad Harun, Arfan Usman, Rizwan Ahmed, Waqar Siddiqi, Shahid
Iqbal
Directed by: Michael Winterbottom, Mat Whitecross
95 minutes, UK (20...



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Vortexで有名なセドナ(Sedona)での登山

1/22/09(Thurs) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

【JTB】海外旅行に現地ツアーをプラスして自分流の旅

先週の日曜に3回目のセドナに行ってきました。目的は、登山/ハイキングです。ここ最近、運動不足解消のために色々と運動はやっているのですが、私達夫婦の趣味でもある登山/ハイキングも久しぶりにと思って行ってみました。もっと近くに(車で5分)片道20分で登れる小山はあるのですが、もうちょっとしっかりした山に登りたいのと、セドナはスピリチュラルとしても有名な場所なので、もうすぐ開始する春講座に向けてパワーをゲットしようと思って行ってきました。セドナをご存知ない方は、次のリンクをご覧下さい。(お勧めサイト(その1)(その2))。アメリカ国内の観光スポットとしてトップ級に選ばれる場所でもあります。ちょっと意外ですが、癒しを求めに来る場所と考えると納得します。セドナで特に有名なのは「ボルテックス」と呼ばれる『地球からのエネルギーが地表から出てくる』と考えられている場所が何か所かありことではないでしょうか。その近くで瞑想する人も結構いるようです。

今回の目的地は2箇所。1箇所はRed Rock CrossingというVortexで有名な所です。セドナの中でも最も人気の高いものは、キャシードラル・ロック(ゴシック建築の教会に似ているからこう命名されたそうです)がそびえる前をオーククリークが流れる風景ということを事前に調べていたので、今回はここから行ってみました。有料公園($8)の中に駐車し、ここはハイキングではなく、トレッキング(散策レベル)でたどり着ける場所なので、目的地までは簡単にいけます。ここのキャシードラル・ロック(写真左)の真ん中に見える部分は、「拝んでいる手」にも見えるようなことをどこかのホームページでも見たことがあります。実際に、ここの部分からかなり大きなパワーが出ているようなことも聞いたことがあります。このエネルギーですが、男性的エネルギーと女性的エネルギースポットに分かれ、男性的エネルギーは身体や心を元気づけ、女性的エネルギーは精神的なレベルに影響を及ぼし身体のエネルギーバランスを整え浄化する。 ここCathedral Rockがある場所は、女性的エネルギーが出ているところだったようです。

次に行ったのは実際の登山用のトレイルでセドナの空港に近い「シューマン山」(お勧め)というところです。片道1時間弱の中級(中級と書いてましたが、初級に近いかもしれませんが)の山でした。1月だからなのか、この山を登っている人は0人…。私達だけでした。高校の駐車場を過ぎたすぐ左に登山者の駐車場がある(分かりづらい)のですが、日曜だったと、そこに登山者用の駐車場があることを知らず、高校に駐車場を使わせて戴きました。最初は軽い登りが続き、それから少しずつ傾斜が高くなっていきますが、それでも、ペースを落とさないでイッキに登りきることができる山で、お勧めです。途中トレイルにサボテンが幾つかあって、靴や足に当たりそうでしたが…。(実際に過去に当たったことがある形跡も残っていました。というのもサボテンのトゲが一部分だけ無くなっていたりしたからです)登っている途中も綺麗な景色が続いていましたが、頂上に着くと270度のパノラマ景色が待っています。私達が写真に写っている(写真左上)彼方向こうの方には、最初に撮ったCathedral Rockが見えると思います。この景色に「おむすび」と「熱いお茶」は最高です!!!

ここ最近、アパート内にある小さなジムで身体を動かすことが多いのですが、やはりこうした景色の良いところで身体を動かす方がよほどいいですよね~。皆さんもたまには、外に出てみて、川、海、山など自然があるところで身体を動かしてみてください。身体に良いだけでなく、気分も爽快になりますよ!

次は、上級者コースの登山に挑戦する予定です。

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2009年1月21日水曜日

アメリカ)オバマ新大統領の就任式【ビデオ放送】

1/20/09(Tues) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

(お勧め)幻の3大蟹しゃぶしゃぶセット(爪下ポーション)


本日(米国時間)にオバマ新大統領の就任式(演説)がありました。ちょうどライブ映像もやっていたので、先のブログ記事ではライブ(オンデマンド)放送をしているサイトをご紹介しましたが、ここではYouTubeにアップされている動画を幾つかご紹介します。最初の2つは数分で終わり、オバマ大統領のスピーチのみを紹介しています。3つ目は、他の方たちの就任式も含まれているので、長時間版です。

オバマ大統領就任式(1)


オバマ大統領就任式(2)


オバマ大統領就任式(3)


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アメリカ)オバマ新大統領の就任式(演説)【生放送】

1/20/09(Tues) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

太陽電池とUSBで充電するモバイルバッテリー DigiCharge SOLARE

オバマ新大統領の就任式
http://www.pic2009.org/page/content/live


今日も冬期特別講座授業を受けていますが、朝健康診断を受けてきました。加入している保険で無料で受けられるのですが、色々と医師の診断を受けて、さぁ採血をしようと看護婦が試みようとすると(日本でも同じですが)血管が上手く見つけられません。(看護婦泣かせ?)結局、学校の保健室では無理ということになり、保健室に来る医師がいる病院に明朝いくことに。

さて、授業が始まったのですが、今日は何の日かご存知でしょうか?
オバマ新大統領の就任式がある日です。授業中ですが、教授がその時だけ中断して皆で就任式を見ようということで、今、パソコンからCNNのサイトにつなげて皆で見ています。

ニュース:
・オバマ大統領、20日就任式 4万人が厳戒
・オバマ大統領就任式、MSの「Silverlight」でストリーミング配信


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2009年1月19日月曜日

スポーツがこんなに盛んなアリゾナ?(アメフト情報)

1/18/09(Sun) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

闘魂注入 アントニオ猪木特製カレー10個セット

アリゾナってこんなにスポーツが盛んでしたっけ?と留学以来思います。それまでは、バスケのPhoneix Sunsくらいしか知りませんでしたが、留学してから結構スポーツで注目を浴びています。

  • 昨年の(アメフト)スーパーボールが行われた場所
  • NBA All Star Jam (バスケ)
  • Arizona Diamondbacks2007年地区優勝
  • シアトルマリナーズ(イチロー選手)がキャンプ地として使う場所
他にも全てのプロスポーツチームがあります。しかも、野球場やアメフトの球場も建てられてまだ数年だとか!?綺麗な建物ばかりです。

そして、今日、まともビッグニュースが!
アリゾナのアメフトチーム、カーディナルスがNFCを制して初のスーパーボウルへ!1週間ほど前からでしょうか、町を車で運転していても、車にカーディナルズのチーム旗をつけて運転している熱狂的ファンを多数見かけました。イーグルズとの試合は、かなり接戦(私はあいにく見ることができませんでしたが)だったようですね。前半勝っていたものの、後半に逆転され、最後にまた逆転し…。ゴルフの打ちっぱなしをしている時も周りの人たちは、「ニュース見たか?勝ったぜ!!」と大喜びでした。朝、セドナに出かける際も、いつもよりアパートの中が賑わっていました。後から何とか察したのですが、皆で集まって応援していたようです。帰宅後、2階の住民も(珍しく)大きな声で喜んでいました。まだスーパーボウルがあるので、油断はできませんが、ここまで頑張ってくれていると、州全体が盛り上がってきます!

私が留学し始めた2007年秋から今までスポーツが常に盛り上がっています。この勢いでスーパーボウルも制してきてもらいたいですね!

カーディナルズの試合ニュース:

カージナルス、初のスーパーボウル出場…NFC決勝
2009年1月19日10時20分 読売新聞)

カーディナルス、NFCを制して初のスーパーボウルへ!
[NFL JAPAN 2009年01月19日 @ YAHOOニュース]

Cardinals end 60-year run of futility, 32-25(英文ニュース)
USA TODAY



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2009年1月17日土曜日

起業家の熱い想いに圧倒されてしまいます

1/16/09(Fri) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

わずか月額1.5万円で都心にオフィスを設置!

Winterim(冬期特別講座)が開始していて私が起業家のコースを履修していることは既に何度も書いているのでお分かりかと思います。本日は午前中はYOGAのチェーン店で大成功を収めている50歳の女性起業家/社長がまた熱く語ってくれました。一度は癌と戦い、ロッククライミングで落ちて6ヶ月間の入院を強いられ役員の座を失い、、、とこの方もどん底を味わってから這い登って現在の成功を手に入れました。午後は、サンダーバードの卒業生(3年前に卒業)で、卒業する2年目の最後の授業で「ビジネスプラン(事業計画書)」の授業をとって、その授業で書いた事業計画書を実行/実現しました。そんな簡単に起業できちゃうんだ?と私は思いましたが、やはり相当苦労されたそうです。今日の講演者を含め月曜からいらっしゃってる皆さんにも共通する話ですが、皆さん、「熱い」です。自分達が事業計画を立てて、自分のビジネスをここまで進めてきたので、皆さん、その仕事を楽しんでいますし、財産も投資してきています。想い/心が入っています。彼らの1つ1つの発言には想いがしっかりと感じられます。

この熱い講演者の想い(できればノウハウもですが…)を私も最大限吸収して来週末までの講座を終えたいです。

独り言:
起業家の話を聞いていると私も起業したいという思いはでてきます!でも、私を始め多くの学生は起業ではなく、企業に勤めることになるでしょう。私の場合、元々企業派遣できている為、最初から会社に戻ることが前提です。そんな中、起業のクラスをとって何のメリットがあるのか?アントレは起業や起業家のことを指しますが、イントラプレーナー(intrapreneur)というビジネス用語も最近は有名になってきています。企業の中にいる起業家のようなものです。社内でビジネス提案などをしていく人たちを指します。常にビジネス提案をする必要はないですが、常に新しいマインドで、改善、改革を意識して斬新なアイデアを出すことに注力するだけでもいいと思います。不況の中、新しいビジネスをするにもお金(予算)が大幅カットされたり、下手したら凍結しているところもあるのではないでしょうか?そんな時でもモチベーションを高く維持して、今までのやり方からより良い方法、よりコストがかからない方法を考えてみたり、低い予算で大きな結果を得られることを企画してみることはとても重要です。大きな評価にはつながらないかもしれませんが、こうした小さく(大きい場合もあるでしょうが)地道な改善・改革が不況が続く経済・企業の中に求められているスキル・マインドだと私は思います。
これを実現するには、やはり起業家のように新しいアイデアを出せる人、斬新なアイデアを出せる人だと思います。

日々の業務に疑問は感じませんか?お客様が困っていたり、愚痴をこぼしているようなことを聞いたことありませんか?社内の関係部門と上手くいっていないことはありませんか?社内の士気が低いと思いませんか?何でもいいのです!!疑問に感じたことについて、どうすればより良くできるか考えてみてください。小さなことから始めていってみてください。その積み重ねは大きな結果となっていきます。小さなことでも「熱い想い」で取り組んでみてください。最初の内、(憶測ですが)周りからはちょっと煙たがられるかもしれません。しかし、すぐに周りは気付きます。分かる人にはそれは見えています。自分から熱い想いで進めていく内に、周りもきっと影響されていくことでしょう。
あなたの最初の一歩が会社を改善するかもしれませんよ!!

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企業のM&Aだけでなく、インターネットサイトのM&Aも活発に!?

1/16/09(Fri) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

インターネット(Web)サイトやブログ、MLなどを幾つか運営している私も大変興味深く追っているニュースと言いますかトレンドがあります。それは、「WebサイトM&A」です。昨今、このサイトM&Aが急上昇中だとか。株式会社矢野経済研究の調査によると、国内のWebサイト売買市場は2010年度の予測で85億円規模(件数にして約1,500件)に達する勢いだそうです。
調査は2008年5月から12月までの調査期間中、サイト売買サービス提供事業者や仲介事業者などを対象に、直接面接および電話ヒアリングにより実施し、事業譲渡や企業M&Aでサイトが移行する取り引きは調査の対象とはせず、サイト単体の売買取り引きのみを調査の結果のみをだしています。

2007年度の市場規模は、成約件数が270件(前年度比168.8%)、売買金額が13億円(同203.1%)。これが2010年度には成約 件数が1500件、売買金額が85億円に達すると見ている。「今後は、参入企業による普及啓蒙活動や業界団体設立によるルールづくり、人材育成などが実を 結び、市場は順調に拡大していく」(矢野経済研究所)

これに海外のマーケットも入れてみると更にビジネスの幅が広がります。あの2チャンネルもシンガポールの会社が今ではサイトオーナーになってしまいましたが、中国の劇的なインターネット人口の増加などを考えると、日本だけでなく、海外でのサイトM&Aのビジネスチャンスは期待できると思います。(勿論、海外の場合はその国の言語が分かることが大前提となりますが…)

企業のM&Aだけでなく、WebサイトのM&Aにまでビジネスが伸びていることをみると、ますますビジネスには可能性があり、新しい技術によって更に幅広がっていくことがわかります。

データ出典元:
サイト売買市場に関する調査結果 2008
~インターネットの世界にもついにM&Aが到来~

http://www.yano.co.jp/press/press.php/000428

調査結果PDF
http://www.yano.co.jp/press/pdf/428.pdf

独り言: 私が注目したいのは、サイトのM&Aだけでなく、「情報」ということ自体の関心や価値が高まっているということです。単なる情報も今では「金の卵」になる時代です。企業価値を高めると同時に、情報の価値を高めることも意識すると良いと思います。情報の価値といっても、よく理解できないかと思いますが、お客様に対してメリット(価値)のある情報、と意識すれば分かり易いかと思います。情報洪水社会の中、有益で、使い易くて、価値のあるサイト作り、運営、改善を皆さんも頑張って下さい。

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2009年1月16日金曜日

NYハドソン川に飛行機が奇跡の着水!!?

1/15/09(Thurs) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

既にニュースでご覧になった方も多いと思いますが、奇跡的な出来事がNYのハドソン川で起きました。病院で待っていた時、看護婦のおばさんが、ニュースを聞きつけて他の同僚に「ハドソン川に飛行機が落ちたけど、無事着水して死傷者ゼロだって!!」皆助かったことはとても喜ばしいことですが、そんな有り得ないことができるのかと私は不思議に思っていました。通常であれば、水に当たった衝撃で機体は勿論のこと、その中にいる乗客にも大きなダメージを与えるのですが、機長の素晴らしい判断力の下、死者も重症者もでなかったとか…。見事ですよね~。

テレビではこのニュースをずっとやっています。日本人の乗客も2名いらっしゃったようですが、怪我などもなくて良かったです。ホント、大惨事にならなかったことを心より嬉しく思います。

独り言:
CNNのニュースを聞いていてニュースキャスターの一人が興味深いことを言っていました。現在、大不況/不景気で全てが上手くまわって(機能して)いない。システムが全く正しく動いていない。そんな中、この機長がミラクル(奇跡)を起こしてくれた。機長が冷静に全てを上手くまわし(機能し)たことで、マンハッタンのど真ん中でなく、ハドソン川に無事着水することができました。この奇跡の出来事が上手く「経済」にも影響を与えてくれると良いのだが…というコメントでした。藁にすがるような経済危機に陥っている今、奇跡を起こして全てを上手く回すことができた機長のようにできれば、、、ということです。

聞いていて、確かに経済全体、いや、社会全体が急速に遅くなっていて、力もなくなってきて、何をやろうとしても空回りしているように見えます。火曜までブッシュ政権が続きますが、それ以降、オバマ大統領がこの機長のように奇跡を起こしてくれることを心から願っております。

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2009年1月15日木曜日

(民間療法で)虫歯(らしきもの)が治った?!!(歯医者いらず)

1/14/09(Wed) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

アメリカ留学をする際、アメリカでは歯の治療が高くつくから、しっかりと日本で予防・治療してからいこう、と妻に呼びかけ、妻が去年の夏一時帰国した際にも日本でしっかりと歯の検診には行ってもらいました。散々、歯には注意!虫歯はするな!と言っていたのですが、、、その私が今年に入ってから甘いものの食べすぎが原因かわかりませんが、(おそらく)虫歯に。何気なく歯を磨いていると、右の奥歯に1㍉位の大きさですが、ハッキリとした「黒い点」を発見。最初はゴマか食べかすかと思って歯を磨ければ取れるだろうと思っていたのですが、5分磨いても10分磨いてもとれず…。「虫歯・・・??」になっていたことに気付いた頃には15分以上経っていたと思います。妻への一言目は「ゴメン」でしたが、妻にも見てもらい、おそらく虫歯だろうということで、、、私の中ではパニックでした。アメリカでは、医療保険の中には歯の治療が含まれないので、別途加入しないといけないのですが、大丈夫だろうと思って加入していませんでした。それだけがパニックの理由ではありません。歯には自信があったので、「まさか・・・、俺の歯が虫歯??」という事実にショックを受けていました。

まぁ確かによくよく考えてみると近頃何となく歯がしみる感覚があったなぁと感じ始めました。それから1週間は甘いものは「ゼロ」ではありませんでしたが、いつもの90%は控えていたと思います。今まで毎日3回は歯磨きをしていましたが、それを毎日4回にして、丁寧に時間をかけて、食後すぐに磨くようにしました。糸楊枝というのでしょうか、英語では「フロス」といいますが、あれも毎歯磨き後、歯と歯の間をしっかりと掃除することに。歯磨き後は、うがい液で洗浄。寝る前と起床後も、まずはうがい液で洗浄。そして、食後(歯磨きとうがい後)はキシリトール入りのガムを噛むことに。キシリトール入りのガムを噛むことで、虫歯菌が減っていき、再石灰化もされるという説明を読んだので、これに賭けました!!

すると、2,3週間経ったある日、鏡で歯をチェックすると、な、な、なんと「黒い点」は消えていました!ちょっとだけ後はまだ残っていましたが、黒い点は無くなり、痛みもなくなりました。完全に虫歯が無くなったとは思っていませんが(油断すると何が起きるかわからないので)、民間治療法である程度は抑えることもできるという事実にちょっと驚きました!Yahoo知恵袋や教えてgooなどでも色々と調べて、民間治療は不可能と書いてあるのが大変だったので、この結果にはちょっとハッピーです!虫歯になりかけの皆様にも是非お勧めします。保証はしませんが、小さい点であれば、何とか抑えることができそうです。完治治療はできていないと思うので、残り米国滞在期間(4ヶ月弱)はこのままにして、日本に帰国したら、再度歯医者さんでチェックしてもらいますけどね!!!

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あなたの会社の従業員は会社や仕事に満足していますか?

1/14/09(Wed) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

今週月曜から開始したWinterim(冬期特別講座)ですが、毎回大変勉強になります。過去の失敗体験を隠すことなく全て教えてくれる方もいれば、熱く私達にも起業家のエッセンスを少しでも理解してもらおうと語ってくれる方など大変有意義な授業をとることができたと思います。今日まで5人の起業家若しくはCEOのプレゼンして頂きましたが共通して言えることは、皆さん相当苦労してきたこと。時には何百億円という負債を個人で抱えてしまったり、奥様に逃げられてしまったりと窮地に立たされた人が多いことです。どん底を味わったからこそ、今日の成功があるのかもしれません。(そうはいっても、どん底を味わわないと成功しないというわけでもないと思いますが…)もう1つ共通することは、成功された方は、金銭的欲求は(もう)それほどなく、それ以上に、自分が成功したように後世の若者達に伝えていきたいという思いの方が強いそうで、こうして、Thunderbird School of Global Managementにプレゼンしにきてくださったり(わざわざこのためにシカゴからアリゾナまで飛んできて下さった方もいらっしゃいます)、他校、他団体で教えたりもしているようです。

5人のプレゼンは全て興味深く印象的でしたが、特に私が共感したのは、ある電子デバイス業界(大手)の会社のCEOの話でした。彼がI社から転職してきたときは、まだこの電子デバイスの会社は業界でも下の方でしたが、それが毎年ランクを上げ、今ではトップ級に入ったとか。そこに至るまでは色々とあったようで(長くなるのでそこは割愛)すが、色々な取り組みの中、一番力を入れたことが「従業員満足度の向上(ES)」だったそうです。その取り組みに取り掛かる前、色々なコンサル会社にも相談をしたそうですが、皆それぞれの強みの分野の強化を勧めてきたようですが、その中でもやはりこの「従業員満足を向上させる」ことがとても重要であったと言っています。(勿論、他にもやるべきことはあって、それも実行したそうですが、最重要なのはこれだといっていました)

従業員が満足して仕事ができないと、製造するものにも欠陥がでてきます。当時、欠陥率がどれだけ悪かったかということを教えてくれ、それを改善するために職場の充実や満足度を向上する活動をされたそうです。アメリカでは転職、離職率が高いといわれていますが、ここの企業では殆どの人が「不満」が理由で去ることはないそうです。この不況の中、電子デバイス業界でリストラを唯一(まだ)実行していないのもこの企業だけだそうです。(違った取り組みで過剰な人件費を抑える試みはしているようですが)従業員に満足を与えることが、今までの成長率にも大きな影響を与えてきたと社長はおっしゃっていました。定期的に従業員を集めてランチをし、小さな不満や提案でも聞いてあげることも欠かさずしているようです。

組織についても驚きました。私の卒論テーマでもあったのですが、完全な「逆ピラミッド型組織」にしていて、社長が組織図上、一番下にいます最もお客様に近い従業員、最も「作業」「業務」をする人はいわゆる平社員です。トップや上層部は彼らに「価値」を与えるサポートをするのが仕事である重要な責任でもあるとおっしゃっていました。例えば、以下のようなやりとりが地域営業と社長との間であったそうです:

地域営業:「今度私達の地域にいらっしゃるとスケジュールを拝見して知ったのですが、○月○○日の午後の予定が空いているようですが、宜しかったらお時間戴けますでしょうか?」
社長:「大丈夫だよ。その時間帯は空けておくので僕に何をしてもらいたいか教えてくれるかな?」
地域営業:「社長がされたいことがあれば何でもおっしゃってください。ゴルフをしますか?○○に観光されますか?お客様の所にあいさつ回りに行きたいですか?」
社長:「君の方で僕に何かやってもらいたいことはないかね?」
地域営業:「いえ、社長の希望されることを計画したいと思いますが…」
社長:「○○君、僕は君が僕にやってもらいたいことをやるよ。時間は午後いっぱいとってあるので、やってほしいことをいってくれ。お客様に対してお詫びするようなことがあればそれも良いし、他の○○地域の従業員を集めて皆さんとコミュニケーションをとる場にしても良いし、戦略的提案をしないといけないお客様のビジネスプランを僕がチェックをしてもいいしね。僕が午後の時間を君たちと一緒に過ごした後、「価値」のある午後だったと皆が思ってもらえるように僕の時間を作ってもらいたい
地域営業:「!!!!!」

地域営業の方はその時に社長がいわんとすることがようやく理解することができたそうです。社長が上から指示をするのではなく、社長を含む上層部は従業員を最大限サポートしてあげる役割なのです。勿論、舵取りなどは経験のあるトップがしっかりとしなくてはなりませんが、このような上下関係を構築することも、高い満足度が維持されている要因の1つとなっているようです。

同じ企業文化を共有できる仲間で話しやすい仲間と仕事のしやすい環境で仕事することがどれだけやりやすくて生産的かを数字(データ)をもって証明してくれたような気がします。勿論、これだけが全てではないでしょうが、この「従業員満足(ES)の向上」は極めて重要なことだと思います。

(お勧め図書)
会社が得するESコーチング& ESマネジメント感動倍増組織のつくりかた
ポスト顧客満足の教科書
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補足:前夜この会社を調べてみたところ、私が勤める会社の北米電子デバイス事業(工場)の一部を買収していた会社(ライバル?)だということが分かりました。

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