2008年4月9日水曜日

アメリカの企業?人?の対応(全てがそうではないけれど・・・) <結論>

4/8/08(Tues) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

前回の続きです。

結論…。

午後、ようやく、、、ようやく、、、Emailが届きました。「今回の件、工場マネージャーに確認したところ、多忙につきプロジェクトへの協力はできそうにありません」、と。おぃおぃ、私達に2週間前はOkと言ったからここ2週間近く他の工場やお店をあたらないでいたのに、、、、。俺達の2週間を返せぇ~!と怒鳴りたくなります。本来だったらもしもの時に備えてコンティンジェンシー・プランをたてる余力・余裕は10%位残しているのですが、今回は既に企業から一度「やりましょう、是非きてください」と言われていたので「もしものとき」については1%程度しか考えていませんでした。

Negotiation術を工場担当者に使うこともできず…。

滅多に怒らない私(え?自分で言うなって?)ですが、今日のこの対応についてはちょっとキレかけましたね。他のプロジェクトの進行にも大きな影響を与えるし、これから他の企業に問い合わせてもまた時間がかかるし、、、と、そんなことは言っていられないのですが。

独りでブーブー言ってましたが、5分後には気持ちを切り替えて、別の会社に問い合わせ開始!まだまだ頑張ります!!

(独り言)
気持ちの切り替えって大事ですよね!それが上手い人と下手な人ってハッキリと見てわかります。私は上手いと思います。残念ながら私の妻はそれが非常に下手だと思います。(でも、それは上手い人と一緒にいれば、上手くカバーすることでもできると思います。)
今回の企業とのやりとりでは相当腹が立ちましたが、それはそれとして、次に進んでいかないとプロジェクトは回りません。パソコンのDual CPUに似ている考え方かもしれませんが、上手く同時進行で物事を考えていく必要があります。どうしても嫌なことが起きると、それがずっと引っ張ってしまうことってありますよね?特に私は感情的になってしまいます。それは仕方がありません。よく「感情的になるなよ~」って聞くことがあると思いますが、私は人間なんだから感情的になってもおかしくないと思います。(TPOをわきまえる必要はありますが)感情的になってもOkですが、それと同時に、他にもやらないといけないことがある、今進んでいることがあって、遅らせるわけにはいかない、と自分に言い聞かせることが必要です。

逆の発想で考えてみると、そのように考えることで、他の案件を遅延させないように集中するようになり、問題の方に対する意識が薄まり、キレていたり、ブルーになっていたりしたことが、解消、もしくは軽減されてくることがあります。これに実際に気づいて・感じ始めてから何か嫌なことがあるときは、すぐに他のことに打ち込むようにしています。そうすることで、1時間後、嫌なことに対する想いが大分治まっていることが多くなりました。違った発想ですが、やってみると効果がわかりますよ。

アメリカの企業?人?の対応(全てがそうではないけれど・・・)

4/8/08(Tues) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

詳細をここで書いてしまうとその会社の方が見るとバレてしまいますので、Thunderbird MBAのプロジェクトの説明は簡単にします。今3つ、4つくらいのプロジェクトが各クラスで進められていますが、その中のプロジェクトは実際の会社と連絡して訪問して、、、、授業で学んだことを活かすことが目的としたプロジェクトが設定されています。

私もチームを作って準備をしているのですが、アメリカの人の対応の悪さには呆れてしまいました。

・2週間前にEmailにて打診した

・是非来てほしいと、Okを戴いた(日程についての確認メールを戴く)

・Emailで返信した

・(返信なし)再度メールした(2度目)

・(返信なし)再々度メールした(担当者+代表MLにもメールする)(3度目)

・(返信なし)直接電話をした(話中とのことで、call-backを依頼)

・(電話無し)再度電話をして今度は直接Voice Messageを残した(今朝)


私は幼少の頃からアメリカにいたのでアメリカが好きです。フランクでオープンな性格のアメリカ人が大好きです。日本人や東洋の人はどちらかというと(西洋の人と比べると)閉鎖的です。(だから私は自己主張が強すぎと小さい頃言われていたようですが…)

そんなアメリカ人でも許せないのが対応の悪さです。日本の場合、結果的に上記のようになった場合、申し訳無さそうな対応になりますが、こちらでは、それが当然かのような対応、もしくは、何もなかったかのように普通に対応してきます。「配慮」に欠けるんでしょうね。私の勤務先の執行役がいつも私達に向かって「スピード」の重要性を強く言ってきますが、アメリカの企業にはそれが欠けているのではないでしょうか?(勿論、皆がそうというわけではありません。但し、少なくとも私の周りにある企業は殆どそうでしょぅね。アリゾナという土地柄【のんびり?】もあるのかもしれませんが??)

アメリカの企業/人の対応の悪さ(特に今回のプロジェクトの件でお願いしている会社様)について色々と書きましたが、全てがそういうわけではないということもしっかりと書かせてもらいますね。そうでないと、「アメリカ=だらしない/対応が全て悪い」と私が言っているようになりますから。
私がよく行くイタリアンで「Bravi」というお店があります。そして、妻とよく買物にいく「Sprouts」というオーガニック系のスーパーがあります。両店舗共に顧客重視を尊重しているのか、customer careが素晴らしいです。常に声をかけてくれ、色々と配慮してくれ、対応も素晴らしいです。まるで日本にいるような気がしたくらい(久しぶりに)サービスで感動しました。こういった会社/お店あるんです!!


旅に暮らしに、ひとクラス上の悦びを。ANAダイナースカード

(独り言)
私も一時はサービス業を目指そうと考えていたくらい「サービス」には人一倍関心が高くセンシティブになります。彼らもどうしてお客様志向にならないのか、、、。目先の儲け(売上げ/利益)のみに関心がいっていてはプロとは言えません。お客様(全てのステークホルダー【利害関係者】)を大事にすることで、長期的なお客様との関係を築くことが重要です。お客様との関係を築くことで、目先だけでなく、更にその先のビジネスも獲得することができ、自分だけが儲かるのではなく、お客様も満足を得て、互いにwin-winの関係が実現できるようになります。最終学期、私は経営とお客様志向(もしくは、社内のモチベーション向上によるお客様に対する満足度を提供するレベルが向上する)の関連性について独自に研究したいと考えています。100%完璧な顧客志向を実現することは難しいかもしれません。資源等の制約により少ししかできないかもしれません。しかし、まずは皆さんのMind-set(意識のあり方)から顧客志向にしたい、と変えていくことお大きなポイントだと思っています。

Managerial Decision Making Accounting中間試験

4/7/08(Mon) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

今期(厳密にいうと期は2つのモジュール【簡単にいうと前期・後期のようなイメージ】に分かれていて、今回の中間試験はその前期に開講されている「Managerial Decision Making Accounting」の中間試験)中間試験があるのは会計だけなんですが、この授業の教授がThunderbird School of Global Managementで教えるのは私達のこの授業が初めてとか…。つまり、教授の情報やスタイルが全く分からないままの試験準備なので、かなりやりにくい。通常、教授によっては、過去に使った問題を教授自身がこんなのを去年だしている、という形で出してくれるのですが、今回の教授は適当にどこかからかき集めた質問を纏めたものを私達に出してきました。新任講師ではなく、他の大学で教えていたそうですが、どうも慣れていないようで、数少ない私が「不満」に思う教授の一人です。(でも、Thunderbirdにはまだ来て早々だから強くは言わない方がいいですね。でも、残念ながら期末のアンケートでは学生から悪く評価されそう。当校でも他校同様に期末に学生によるアンケートが行われます。その結果がどのように影響するのかはわかりませんが…)

試験は平日の夜6時からでした。試験自体は結構難しかった(少なくとも私はそう思う)のですが、それ以前に5時30分に試験会場に行ったら、、、、「あれ、机がない!!!」というハプニング。何かイベントがあったからなのか、机と椅子が一切ありませんでした。通常であれば係の人(ジャニター)がやってくれるのですが、時間がないので、急遽そこにいる学生10数人で重い机を出して、セッティングをすることに。「こんなこと普通有り得ねー!!!」と思いながら渋々準備しましたが、他の同級生は、準備の手伝いをすればするほど、覚えたことが頭から抜けていく、、、と。(よく分かるような気がします)

試験は2時間。気のせいだかいつもより早く周りは試験を終えて席を立っていきました。それを見ると余計に焦ってきてしまいますよね。結果はよく分かりませんが、、、試験用紙に穴があくほど目を凝視していました。凝視しすぎたのか、試験後にはめまいがし、車の運転もふらふら。それから妻と買物にいって、常連の韓国料理屋に行き、夜は速攻で(といっても時計を見たら0時でしたが)寝てしまいました。

もうちょっと準備すれば良かったと悔やんでも悔やみきれませんが、まぁ今回の中間試験で教授の出題傾向が少し分かってきたので次回の期末試験に向けて全力を込めて頑張るのみですね!

(独り言)
昨日、私のブログの中央右にあるお問い合わせリンク経由で合格者からお問い合わせ頂きました。合格者の方だけでなく、受験生の皆さん、合格したけれど、どの大学にしようか悩んでいる皆さん、卒業生の皆さん、企業の方々など皆さんからのご質問をお待ちしています。少しでも不安や疑問、分からない点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。メールは毎日チェックしていますので、基本的には1日程度で返信をしています。他の同級生にも戴いたメールを転送し、彼らから返信することもできます。是非Thunderbird MBAに興味・関心を持って頂ける方が一人でも増えればと思っています。私のブログは日々のMBA留学生活を伝えることで、「行ったことのないアメリカの土地でのMBA留学生活ってどんなものだろうか」をよりイメージしやすくできると思っています。MBAは決して安い投資ではありません。不安や疑問点は全て解消して、自分が納得して最終判断をすると良いと思います。その最終判断がよりしやすいよう不安や疑問点を少しでも解消してあげられればと考えています。
受験生の皆さん>引き続き頑張って下さい。