2008年10月25日土曜日

提案大会決勝戦に残れず(Sustainable Innovation Summit)

10/24/08(Fri) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

先日Thunderbird Global MBAが主催するSustainable Innovation Summitという提案大会に出場していることを書きました。アメリカからだけでなく、世界各国から出場しています。その発表が旅行中にありました。結果は、「敗退」。2回戦=決勝戦に残ることが残念ながらできませんでした。

反省点:
1.チームとして上手く連携ができなかった。(理由:NSHMBAという就職フェアーがあり、2名がほぼ参加できない状態だったこと)
2.チームとしての考えがギリギリまで纏まらなかったこと。最終的にかなり妥協があったような気がします。
3.時間不足。これは皆同じなので、単なる言い訳になってしまいますが、2人のメンバーが一時的に抜けてしまったことによる時間のロスがかなり大きかったと思います。

残った10チームの皆さんには是非頑張ってもらいたいです。

独り言:
今回は企業に対するコメントになりますが、このような提案大会を企業がスポンサーするというのにはかなり意味があると思います。今回、4,5社がスポンサーとなり、賞金も企業が出すわけですが、企業も十分にメリットを得ることができます。学生の斬新なアイデアとビジネススクールの学生によるロジカル・ビジネス・プランは即活かせる内容のものが多いです。企業は即活かせる内容の質問を出題し、学生はそれに応じて色々と調査します。その調査結果を企業が賞金を使って買い取るというシステムですが、他でも頻繁に使われている手法なので、特にアメリカでは目新しいことではありませんが、企業は、何百万円も調査会社に対して支払って調査してもらうより、安く調査や課題抽出を実現することができるようになります。(勿論、調査会社と比較すると、ビジネス・スクールの学生の内容は若干低いかもしれませんが、それでも、ビジネス・スクールで叩き込まれたコンセプトなどを活かす部分では調査会社より上の場合も十分にあります)

学生にとっても、上手くいけば賞金だけでなく、入社するきっかけを作ることもできるでしょう。大学側も企業とのネットワークを作っておくことは重要ですし、就職時に学生に紹介しやすくなることもあります。

★企業、大学、学生の3者全員にメリットがあるように考えるのがポイントです。

敗退してしまいましたが、提案大会に参加できたことは良かったです。

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