2008年12月4日木曜日

「目での接客」が素晴らしいとお客様満足が高まる?!

12/03/08(Wed) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

(PR)初回接客グレードアップバージョン

知る人ぞ知る、私は接客マニアであります。一部の人の前でしかそんな態度は見せませんが、接客や礼儀に対してはすこぶる厳しいことを言います。特に販売店や飲食店ではチェックが厳しい。就職する頃、飲食業向けコンサルタントになろうと思っていたくらいです。

そんな私が今日妻と買物に行った際、非常に良い接客を経験することができたので紹介したいと思います。その接客法とは、声をかけることもやっていましたが、「お客様に常に視線を向けておくこと」です。おそらくしっかりとその教育はされているのでしょう。皆が同じでした。具体的に言うと、結構お客さんがいたにも関わらず、私がちょっと横を振り向くと近くにいた店員が私の方を向き、何か分からないことがあるのかなぁという眼差しで見ていました。更に先に行って、妻と一緒にある商品を見ていて、違う方向を見たら、近くにいた別の店員さんも私の視野が移動したことに気付き、私の方を見ていました。レジの近くでも私がレジの先の方を見ていたら、別の店員さんと自然と目が合うのです。(変な誤解がないように書いておきますが、「もしかして、あの店員さん、俺に気があるんじゃ?」なんて、いう妄想は一切ありませんでしたからね。綺麗なお姉さんはいましたが…。それ以上に、自然にお客様と目が合うのです。。。もしかすると、、、、私が怪しいと思って皆見ていたとか??(悲))(笑)

日本ではアイコンタクトはまだ馴染めない人が多いかもしれませんが、今回のこの「目でも接客する」ことに私は驚かされました。よく心理学で、顔の表情や目の動き方から相手の考えていることがわかるというのを聞いたことがありますし、本でも読んだことがあります。とても興味深かったです。しかし、これは、目の動きじゃなくて、相手の目の動きに自分の目の動きも合わせるのです。勿論、物理的に相手の視野に自分がいた場合に限ります。わざわざ、相手の視野の中に移動することはしません。相手の視野の中に今自分(店員)が入っていることが認識できることがポイント1だと思います。そして、相手の視野に入ったのを確認したら、お客様のことを見てますよぉ~、何かあれば声かけてくださいねぇというメッセージ(今回の場合、目が合った瞬間、目がニコッと微笑んでいました)を目で伝えます。あえて声をかけなくてもいいわけです。お客からしてみても、店員が自分の視野の中に入っていて、向こうもそれを理解していると、必要なときにすぐに声をかければ助けてくれます。1,2度目を合わせてあげるだけで、お客さんも気にかけてもらえていることが分かります。それだけでちょっと嬉しいものです。

こんな視線を何度か感じて理解した後、他のお客さんで同じなのか確認してみました。すると、多くのお客さんに対しても同じような「視線を合わせる」行為をしていました。これ、結構いけると思いますよ!接客力アップにもなりますし、一方で、万引きなど犯罪防止にもつなげられると思います。

接客の良い悪いについては、色々な本がでていますが、今日私が見たのは、きっと本にもあまり載っていないのではないでしょうか。

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