2009年10月8日木曜日

Global MBA的:台風の中での仕事(仕事は同じだが、タイミングや心で読みニーズを心で満たす)

10/8/2009(Thurs) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

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皆さん台風の被害は最小限に抑えられましたか?アリゾナにいた頃は、台風はありませんでしたが、激しいスコールは何度も経験したことがあります。今回は数年振りの大きな台風と聞いていましたが、思っていたほど私の周りは被害がないというか、あまり強く感じられないまま過ぎ去っていった感じがします。でも、(でも、二人の死者がでてしまいましたね。ご冥福をお祈りいたします)朝出社時はかなりの強風が続いていました。でも、こんなときこそが頑張り時っていう商売もあります。それを出社しているとき、帰っているとき、テレビを見ながら感じました。
  • 例えば、いつも朝通り過ぎる(ローカル話でスイマセンが)川崎信用金庫(おそらく中原支店?)です。毎日必ず金庫前を掃き掃除をしていますが、今日は一枚一枚落ちた葉っぱを拾っていたり、怪我がないように徹底的にゴミを拾っていたように感じました。こういった日こそ頑張ってもらうことで、お客さんや通行人が喜んでくれます。そして、そういった姿勢を見てお客様は喜んでくれます。
  • 警察官もそうですね。いつも交番前で立って市民を守ってくれる警察官っていますよね?失礼な言い方ですが、彼らは市民を守るのが仕事なので、「市民を守る」というとごく当然のように聞こえますが、こんな台風や悪天候のときこそ、外で私達をしっかりと見守ってくれている姿を見ると頼もしく感じますよね。安心します。
  • 書店にいくと、(これは売り上げに左右されるからでしょうが)雨が少しでも降り始めると、傘を入り口に持ってきます。売れるからでしょうが、お客の行き来するこうしたお店などですぐに手の届くところに必要な商品が揃っていると助かりますよね?
裕福な社会になってしまった今、私達って普通の商品では満足しなくなりつつあると思いませんか?いや、厳密にいうと、商品が違う場合もありますが、商品は同じなんですが、お客様が必要なタイミングに合わせて、つまり、ニーズをしっかりと読み取った上で提供しているという場合もあります。銀行員の掃除も交番の警察官の仕事も、そして傘という商品も実はいつもとそれほどかわりはしません。そのタイミングがぴったりなわけです。

お!と思って、「じゃぁタイミングを狙ってどんどん相手のニーズに合わせて商売をすればいいだな!」と思う方が多いと思います。其の通りなのです!と、言いたいところですが、是非皆さんにはもう一歩先に進んでもらいたいです。先読みしてお客様に付加価値(ニーズやタイミングにあった瞬間のサービス)を提供することはとても重要なのですが、それをあまりにも計算してやってしまうと、それはお客様にばれてしまいます。それを意識ばかりして銀行員が外の掃除をしているとどうでしょうか?何となく「計算高い」印象が薄々と読めてしまいますよね?

それを悟られないように、自然とさりげなく見せる努力が重要なのです。これは非常に難しいですが、見え透いたことをやるのではなく、さりげなく提供するのが本当のプロだと思います。これを実現するには、お客様に好印象を与えるだとか、お客様の目を気にしたりする人が多いかもしれません。お客様に見られているから綺麗にしようだとか思っている人も多いでしょう。しかし、そうではなく、外見上のことに意識をとられるのではなく、内面(心)で勝負することがポイントです。お客様に怪我してもらいたくない、市民をこの悪天候から守ってあげたい、雨で困っている人の手にすぐ届く所に傘を準備しておいてあげたい、という相手の心を思った「心」があることが最重要だと思います

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