2008年11月10日月曜日

アメリカの修士課程のほとんどには卒業(修士)論文がない?!!

11/09/08(Sun) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

前々から気にはなっていたのですが、色々と調べてみた結果、ようやく分かりました。当校だけだったらどうしようと心配していたのですが、アメリカの殆どの修士課程コースでは、卒業(修士)論文を課さないそうです。(例外もあるかもしれませんので、その際はご容赦願います)日本では提出した修士論文が認められたときに初めて修士号が授与されそうですが、アメリカでは、決められた単位数を取得した時点で授与です。日本で必死に修士論文を書いている人にはちょっと申し訳なく感じてきます。とはいえ、他の授業や英語面でもこちらは苦労しているので、まぁ同等かなぁとも思いますけどね。(これまた違うと思う人もいますので、あくまでも私個人の思いとして捉えてください)

私の場合、卒業(修士)論文がどうしても書きたいわけではないのですが、来年の最後の期の授業に自主ゼミのようなコースを取ることにしました。ちょうど明日(月)から来年の春コースの履修手続きが開始するため、残りどのような授業を取るか必死に考えています。その中で、この自主ゼミのようなコースをとることを決めたのですが、正式なコース名は、「Topics on Independent Research」というコースで、クラス形式のものではありません。主に研究テーマに沿って個人で進めていくものです。但し、そのテーマに近い教授を見つけて、その人に個人アドバイザー/インストラクターとなって頂き、定期チェック及び最後の論文承認までやって頂く必要があります。まだまだとりたいコースは色々とありましたが、私の中では、インプットはもうこれくらいでいいかなぁと思っています。これ以上あれもこれもと学習していてもキリがないので、必須の授業を取得した後は、自分の将来のために役立つコースをとり、そして最後に研究テーマを設定してそれに合わせて論文を書いていきます。既に教授とも会話をし、快くOkを戴きました。むしろ、やるからには「志は高く!」と言われ、高い目標設定をたてようといわれ(プロマネと生産管理を専門とする教授です)、最終的には共著で正式なレポートを発行できるようにしようといわれてしまい、「大丈夫かなぁ~」と一瞬ひるんでしまいました(笑)

かなりチャレンジングな教授ですが、考え方などは分かりやすく、学ぶことも多いので来年の春コースは頑張って研究をしていきたいと考えています。(まだ事務部門からの最終承認は貰えていないので、確定はしていません)研究テーマは、私の強みでもあるプロジェクトマネジメントと、Thunderbird Global MBAの強みであるGlobal MindSetを上手くブロンドした、グローバル組織におけるプロジェクトマネジメントのようなことを考えています。(別途、教授と調整する必要はあるでしょうが)

なんか、卒業する時点で、形となるものを残しておきたいんですよね~。卒論がない分、この論文がそれの代わりになってくれればと考えています。また、いつか博士課程に進むことがあれば、この論文を使うこともできるかもしれませんし、PMI(Project Management Institute)に提出してPDU(単位)を稼ぐこともできるかもしれない?また、、、、できが良ければ、いつか教授が書く本の中の参考調査資料として使って頂くことができれば幸いです。

今日は何の日?(色々とあるでしょうが、幾つかに絞ってみました)
・119番の日
・ベルリンの壁、崩壊(1989)

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