2008年8月4日月曜日

サンフランシスコで体験した危険な地域

グローバルMBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

今回のインターンシップ中、「危険」と感じたことが2回ありました。通算12年間アメリカのロスに住んでいたこともあり、ある程度危険に対しては免疫ができていたと思いますが、そんな私でもちょっと「危険」の空気を感じることがありました。

1回目:
私同様にインターンシップ中の同級生2人がロス(インターンシップ先)から遊びにきた時のことです。Good Dealだからといって飛行機+ホテルの格安でサンフランシスコ市内に泊まったのですが、何も聞かされないままメールに書かれてある住所まで迎えにいくことに…。フリーウェイを降りてから少~ぉしずつ周りの空気が変わってくるのが肌で感じます。確か地図では、South of Marketと書いてありましたが、101Nで途中Orlando行き(右側)と101N(途中下道に変わる)分岐がありますが、Orlando方面にいった最初の出口を降りて5分の所にホテルはありました。

一言でいうと、スラム街ですね。
ホテルの前は一方通行だったので、回り込んでいく形でホテル前に車を一時停車したのですが、その途中が一番怖かったです。道の端にはホームレスがこれでもか、というくらいました。日本では「ホームレス=危険」という考え方は間違っていますが、アメリカの場合は、必ずしもその考え方が間違っているとは否定できない部分も、あの場にいると感じてきます。その裏道に(車で)入ると彼らの視線が感じられます。特に危害を被るわけではないのですが、何があってもおかしくない感じでした。更に気になったのは、周りに警察署はないはずなのに、警察車両が大量に止まっていたことです。危険区域の1つなのでしょうかね。私だけかと思いきや、後から友人に聞いたところ、サンフランシスコ空港でタクシーの運ちゃんにホテルの場所を伝えたところ、「そこの周りは危険だよ・・・」と、注意されたそうです。しかも、フリーウェイを降りた運ちゃんは、すぐに鍵を閉め、窓ガラスも全て締めたというくらいだとか…。私が迎えにいったのは、午前中だったので、まだ良かったですが、夜彼らを降ろしたときも相当びびりながら、、、一時停止しました。

久しぶりにこんなスラム街での恐怖感を感じました。

2回目:
次はTexas Roadhouseという美味しいリブを食べにいった時でした。ちょっと偏見が入ってしまいますが、ヒスパニック系のギャングが多そうな感じの場所でした。おそらくUnion Cityという所なのですが、食べにいった一角(ショッピング・センター)は決して安全なところだとは感じませんでした。(Union Cityにお住まいの方、ゴメンナサイ)ヒスパニック自体私は嫌いではなく、ロスにいたときもたくさん友達はいましたし、会社でのカウンターパートナーもヒスパニック系の方でした。その人も今回一緒に食事に行き、メンバーは、日本人x2(私含む)、メキシコ人x1、アメリカ人x1、ロシア人x2で行ったのですが、皆同じようにちょっと安全ではないなぁ~と口を揃えて言っていました。内、2人は以前にも来たことがあり、其の時は、目の前を(ショッピングセンター内なのに・・・)時速100キロ近くで暴走した車が入ってきたかと思いきや、それを追っかけて警察車両も凄まじいスピードで入ってきて、すぐに取り囲んで、よくテレビでも見かける、拳銃を犯人に向けて構えるシーンが目の前であったとか。今回はそんなことないよなぁと笑いながら言っていましたが、ちょっとした事件が今回もありました。常に混雑していて、広い駐車場も満車状態。4,5周してようやく1台の車が出るので、待っていたところ、少しして逆側からもう1台車がきました。明らかに我々の方が早くから待っていたのに(相手もそれを知っていたことでしょう)、彼らもここに駐車しようと考えているようでした。助手席から一人降りてきて、これから駐車場から出る車のところに行き、車がでたら、我々の車が入れないように「通せんぼ」をして、仲間の車が駐車できるようにするではありませんか?(超図々しい)

それはないだろ、とアメリカ人の友人(同僚)が行ったところ、相手も負けずに、俺達が先にいたんだ、、と嘘八百を並べて、、少し嫌~な空気に。見るからにガラの良さそうな兄ちゃんではなく、ギャング系かその知り合いかというところでしょうか。でも、相手も自分達が後から来ていたのは知っていたのか、最終的には(睨みながらも)「じゃぁ、仕方ない、譲ってやる・・・」と言って駐車することができたのですが、、、、美味しいリブを楽しんで駐車場に戻る際も、車に(腹いせで)傷つけられていないか皆でチェックしたものでした。怖かったす!
(面白い話:ここのTexas Roadhouseの面白い所は、ピーナッツが食べ放題で入り口沢山おいてあります。で、この殻つきピーナッツなんですが、殻は床に捨てるんです。だから床は至る所にピーナッツの殻だらけなんです!日本では有り得ない光景でしたが、アメリカではアリなんですね、こういったことも)

独り言:
アメリカであれ、日本であれ、危険な区域はどこにでもあります。そこにはまず一人で興味あるからといって入らないことです。命知らずのことはやめましょう。どうしても一人で行かないといけない場合は、貴重品を見に付けているように見えないようにするとか、抜け道/逃げ道をちゃんと確保/把握しておくだとかしておくことですね。他の人たちといる場合は、かなり安心しますが、かといって、無謀にも危険な地域の奥地へとはいかないことです。でも、こういったのって、肌である程度感じないと分からないことなので、そういった地域に行ったことの無い方は、ガイドブックなどに書かれている「危険な地域」を良く読んでそこに最初から訪れないようにすれば大丈夫だと思います。

あなたはどんな危険な思いをしたことがありますか?


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