2008年7月21日月曜日

ヨセミテ再挑戦&バトル(その2)

7/14/08(Sun) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

ところが、第二のハプニングは、次のサドルバッグレークで起きました(未だに納得いきませーん!!)

さて、前回の続きです。(また投稿が遅くなり申し訳ありません)

上司のお勧めポイント2つ目は、サドルバッグレークというところでした。この湖には水上タクシーがあり、これで湖の向こう岸までいけるそうです。その向こう岸からのトレッキングをすると万年雪が見えたり、山々が綺麗だたったりするそうです。私達も眠い目をこすりながら、Mono Lakeから向かいました。6時過ぎにここに到着し、水上タクシーが7時頃から始まると聞いていたので、少しだけ到着した駐車場で仮眠を。(ここはキャンプグランドの駐車場とありましたが、ここがサドルバックの駐車場だと思っていましたが、、、実際のところはどうなのかよくわかりません)

(すると、、、、、、、、、、)
30分位寝ていたところでしょうか。
「ドンドンドン!」
と窓を叩かれる音で目が覚めました。仕草からして、叩いている白人のおじさんが「窓を開けろ」と言わんとしていることは分かりました。窓を開けるとちょっとでてこいと。眠い目を擦りながら、外にでると、凄い剣幕で
「ここはキャンプをする人たちの場所であって無断で車の中で宿泊することは許されないんだ」
と言ってきました。私達は宿泊をしたわけでもなく、ただ仮眠をしていただけなので、
「I'm sorry but we did not stay here overnight. We just got here half an hour ago」
と言うと(と言っても)
「No no no... Don't try to lie to me. I have someone told me that you have been staying here since last night」
って、何を嘘言ってるんだろう、このおやじ!!と思いながら、聞いていても埒があきません。相手のいっていることを理解しないで、自分のわけのわからないことを相手に理解させようと押し付けてくるのです。きっぱりと私達は泊まったわけじゃなく、昨晩はMonoLakeにいって、さっきこここに来たのだと何度も説明しましたが、駄目でした。
駄目でした、というのは理解する頭を持っていない超レベルの低いオヤジ(もうちょっと論理的にそして冷静に考えてもらいたいなぁと思うくらい酷い人でした)だったからです。

彼は、ここのキャンプ地の管理人でもあるような雰囲気(実際にそうかどうかは分からない)の人でしたが、挙句の果てには、レンジャーがこの件を見つけたら、$150位の請求+処理費用+・・・費用+・・・費用で$200は超えるよ、、、と。

「僕の場合だったら、$17だよ。ここのキャンプ地で寝たいのであれば$17になる」
と言われれば、もう仕方なく払うしかないですよね。いやいや、財布を出して$20を出して渡そうとしながら、それでも、私は納得がいかなくて、
「泊まっていなくて、仮眠をしていただけなのに宿泊した、と言われるのは理解し難い」ようなことを伝え、あなたにとって、「1時間の仮眠=宿泊」なのか、と質問したら、、、「関係ない」と言っていましたが、それから若干の変化が。
「もしも隠れてただで泊まりたいのであれば、車をここに泊めて、キャンプ地の外に寝袋でも敷いて寝れば俺は金を請求はしない」
とのこと。納得いかず、、、不審なな目で見ていたら、、、
「まぁ今回は見逃してやろう。金は払わなくてもいいから、ただ俺が見逃したなんていうことは言わないでくれよ」と。この言い方またむ・か・つ・く!!!(↑かなり表現を優しく変えています)

結局、最終的にはお金を払わないで済んだんですが、超不愉快だったので、もうこのサドルバッグレークの水上タクシーはやめて、引き上げてきました。F氏は大丈夫じゃない?と言っていましたが、「こんな、不愉快な屈辱を受けた後にここに車止めて水上タクシーに乗る気なんかもう無いよ。気が失せたよ!!」と一人キレながら、(滅多にキレル私ではないのですが)次のポイントへ・・・。

独り言:
会社にいた頃からネゴシエーション技術の講座は受けていましたし、MBAでも論理的思考でアプローチをすることは教わってきました。来期からもネゴシエーションの授業はあるのですが、この学んだことが一切通用しない場合も社会ではあることを改めて痛感致しました。グローバル感覚があったり、MBA思考ができたからといって、できないことは(当然ですが)たくさんあります。
そんな時、何ができるか??やはり、定性的な表現になってしまいますが、相手の目を見て、相手の心にこちらの心をぶつけていくしかないと思います。目をみていると本気かどうかは(相手が役者で無い限り)ある程度はわかります。後は、想いをしっかりと相手に伝えることだと思います。それでも、ワーァと言ってくる訳の分からない相手には、「はぃはぃ」と話を聞いてあげる(これは常に鉄則ですが)ことが最重要ポイントですね。特に怒られる立場にある場合は、しっかりと相手に怒られて「はぃ」と素直に頷き、お詫びし、相手を受け入れることが重要です。(詫びるのがアメリカでどれだけ通用するかはわかりませんが。こちらは詫びる=負けた、という考えでもあるので・・・)
相手を受け入れることができたら、相手も少しは満足します。其のときに相手側に隙ができてきます。この隙間を上手く利用して、こちらの言い分も相手に伝えるのが一番良い方法でしょう。(勿論、ケースバイケースで、やり方は幾通りもあると思いますが、私はこれがベストだと思っています)

続く~

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