2010年4月10日土曜日

Global MBA的: 企業のグローバル化の方法(その1) 【逆駐在って??】

4/10/2010(Sat) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

テレビ・雑誌・ラジオ・各種メディアで話題になった噂のあの商品

私の後輩が来週から海外駐在します。今は既に違う部署の後輩だが、わざわざ挨拶までしにきてくれて、ちょっと嬉しかったです。私も折角MBAで学んできたことを活かすには、、、やはり海外駐在をして、現地でスキルを発揮する、ことがしたいと考えています。日本の環境下ではやはりMBAってまだまだ受け入れられない場合も多々あります。(特に伝統的な日本企業の場合はね)外資系企業であれば逆に大歓迎なのかもしれませんが…。時折、そういった会社はMBA卒大歓迎とかって書いてあるメールを見ることがあります。海外に行って活かしたいという想いがある一方で、会社をよりグローバルにするには、駐在員を派遣することだけが唯一の解かというと、そうではないと思います。特に日本に本社を置く日本企業の場合は、日本からのコントロールがまだまだ強いですよね。そういう企業の場合、むしろ日本にある本社をもっとグローバル化する必要があります。海外拠点に駐在員を派遣してガバナンス強化なぁんて考えている会社はちょっと考え方が古すぎると思います。(駐在員の存在を否定しているわけではありません。私は駐在員は必ず必要だと想っています)

グローバル化の視点で考えた場合、そして、特に本社機能が日本に集中している場合は、海外拠点の外人さんをもっと本社の中にブレンドする必要があります。そうすることで、会社の文化が少しずつグローバル化します。本社だからといって日本語で話していればいいわけではありません。本社からグローバルになっていかなくては何も変わりませんよね。

海外からの逆駐在を受け入れることによって、言葉だけでなく、考え方や仕事観まで大きく変わっていくと思います。言葉は顕著ですが、仕事観も興味深い点だと思います。日本のように勤勉で細かいのと違って、ある国はそこまで細かくやらなくても、最低限の要件を満たしていればそれでいいだろう、、という考えの国だってありますよね。そういった国の文化と一緒になって仕事をすることによって、見直されることが多々でてくると思います。その時に「ここは日本だから」なぁんていう理屈は通らなくなります

(サラリーマンに必見)モテリーマン通販

グローバル化って、ビジネスの仕組みを変えることだと想っている経営者がたくさんいらっしゃるかもしれませんが、其の前に自社のビジネスに対する取り組み方であったり体制の方をまずはしっかりと見直す必要があると思います。海外の拠点数がそれなりにある会社を前提として申し上げますが、まず、トップ(役員や執行役)に一人でも外国人がいない場合は、口先だけのグローバルだと私は思います。 1人、2人だと、ちょっとはグローバルを強化しようとしているんだなぁと感じますが、まだまだですね。どこまでグローバルを真剣に考えているかはトップ次第だと思いませんか?

日本企業が今後存続するためには、日本だけで戦っているだけではきっと限界があります。それは皆さんもよくご存知でしょう。かといって、今のやり方でグローバルになろうと思っていたら、韓国だけでなく、中国やインドはもとより、BRICsに、、、そして、発展途上国にも追い抜かれてしまいます。抜本的な斬新的な改革を打ち出さないと本当の意味でのグローバル化は実現できませんよ。どうして、グローバルになりたいのか?どうやったら、日本にいる競合他社だけでなく、グローバルにはばたいた後、他国の競合他社に負けないような体制や差別化を図れるかまで真剣に考えて取り組んでいく必要があります。

母の日特集

Blog: http://tojodojo.blogspot.com
ML: http://www.mag2.com/m/0000277695.html
LinkedIn: http://www.linkedin.com/in/tojodojo