2008年12月5日金曜日

国立大で新生児ICU増設(国のお金の正しい使い方)

12/04/08(Thurs) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

記事名:国立大で新生児ICU増設=周産期医療強化、文科相が表明
掲載日時:12月5日11時16分配信 時事通信
記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081205-00000060-jij-soci

我々の税金は色々な所に使われていますが、ここ最近無駄な使い道を削るニュースが多い一方、賢明な使い方に関する記事がでていました。

先日も以下のニュース記事が載ったばかりですが、小児科医が激減しているとかで、対応できる医者・病院が少ないとか。ある島では小児科医が全くいなくなってしまったという記事もあったことを記憶しています。少子化と小児科医の減少に直接的な関係はないと思いますが、前々から何とか食い止めてほしいと思っていました。小児科医を増やし、医療体制を整えることで、直接的な影響はないでしょうが、親御さん達の不安を少しでも防ぐことができると思います。一刻も争う事態にも関わらず、受け入れ拒否をされてしまうほど悲しいことはないでしょう。しかし、一方で、病院側も怠慢で拒否しているわけではなく、責任をもって助けてあげられることができないので、、、という言い分も良くわかります。それでも、何とか受け入れて助けてほしいといって、受け入れて万一のことがあったら、今度は責任・訴訟・賠償問題に展開していってしまい、不況の中、病院も大きな痛手を受けてしまうことは誰でも想像つくかと思います。お互いにハッピーにはなれません。

そんな中、今回の国立大で新生児ICUを増やすというのは素晴らしいことだと思います。Yahooニュースの下の方にある「意見欄」にもありましたが、無駄な出費をするくらいであれば、このような社会福祉にもう少しお金を投下すべきだと思います。特に少子化対策では、国の政策には更に頑張ってもらいたいですね。

そうでもしないと、日本の人口はどんどん下がる一方です。国立社会保障・人口問題研究所の統計によると、2005年が12,777万人で2030年は11,522万人になり、2050年には9,515万人になるという予測値がでています。しかし、この激減は必死に食い止める必要があります。一方、日本に嫁ぐ中国人女性が年間1万人を超すという記事が先日出ていて、日本に関心をもってきてくれている外国の方も大勢いらっしゃいます。誠に嬉しい話であり、引き続きお願いしたいとは思いますが、やはり、日本として、日本国内の人口も必死に増やしていく必要があるのではないでしょうか?

今回のような賢い税金の使い方には大賛成です。(勿論、他にも必要な税金投下は沢山あるのでしょうが、国民が納得することに特に注力し、それを宣伝していくことも国として必要なのではないでしょうか?)

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