2010年9月5日日曜日

Global MBA的: 悪いこと(不正)をする人をどうやって作らないか?

9/5/2010 (Sun) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

Yahoo記事で面白い記事を見つけましたので共有したいと思います。「「悪いコトをする人がいない組織」を作るための3つの視点」この記事は、「不正は、「動機」「機会」「正当化」の3つが揃ったときに起こると言われます。(引用)」という書き出しから始まるのですが、どうすれば悪いことをする人がいない組織を作るかということを書いているわけですが、私も内部統制という視点で会社の中で悪いことができないような監督・仕組み作り・サポートをやっていて、(システムの視点で)不正を起こさないしかけや、監視体制など(J-SOXで求められていることを)やっていますが、この「動機」「機会」「正当化」という視点ではあまり考えてこなかったので新鮮でした。

この記事を読んで感じたのは、不正が起こせないような仕組み作りだけでなく、そもそも、不正を起こそうという動機も最小限に抑えることにも注力することですかね。会社は常に会社の倫理観を従業員に語り続けなくてはなりません。一瞬の心の迷いで不正に手を染めてしまう人もいるかもしれません。そんな人を一人でも防ぐには、継続して会社からメッセージを全従業員に伝えていくことが重要なんですね。どうしても、システム部門にいると、システムありきで考えて、システム上、不正が発生しないようにする仕掛けやログの収集などに頭がいってしまうのですが、もう少し根本の部分からしっかりと考える必要がありそうですね。

ただ、大企業であれば、内部統制や他の監査がそれなりに入るのでまだいいでしょうが、中小企業等ではどうでしょうか?私はこっちの方が心配ですね。中小企業では不正を防ごうにもそれほどリソースがかけられなかったりもしますよね。だからといって何もしないのでは、いつどういった不正というリスクが発生するか・しているか分かりません。なので、今回の記事にあった「「動機」「機会」「正当化」」という3つの視点で会社における不正リスクのたな卸しをすることをお勧めします。



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