2010年1月10日日曜日

Global MBA的 お薦めの本: 図解「超」勉強法 【その10】

1/10/2010(Sun) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

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前に図書館で借りていた本を読み終わってはいたのですが、なかなか投稿ができていませんでした。(昨日、Thunderbirdに今通っている後輩と食事をしたのですが、彼女からも「最近ブログが更新されていませんね」、、と。ん~、その通りなんです。ちょっとさぼりがちです(反省))また、ちょっとずつ再開していきたいと思います。皆さんに宛てた年賀状には「行動の1年」と公言したので、しっかりと実行していかなくちゃならないですよね~。

さて、Thunderbird Global MBAから戻ってきたら、勉強はもうお終いと、実は、ちょっとだけ留学前は思っていました。留学でビジネスについて勉強して帰ったら、それを今度は活かすまで!という安直な思いがあったのですが、帰国後に感じるのは更に勉強が必要だということです。勿論、私達人間には限界があるので、ハッキリとできることとできないことは明確にしなくてはなりません。もし、あなたが経営者で法的なアドバイスが必要であれば、弁護士になろうとは思わないですよね?弁護士資格を今から勉強して取得する時間(というコスト)を考えると、プロの弁護士に相談することの方が賢明な選択ですよね?そこまでして勉強する必要がない(ROIもあまり期待できない)ものはたくさんあります。但し、その逆の勉強しなくてはならないものもたくさんあります。(それを洗い出すにはマインドマップ法を使うのが効果的ですよ)例えば、私が今担当している監査に似た業務では、「会計」「業務」「IT」、そして、当然語学力が求められます。会計の知識は、MBAでも学びましたが、今の業務に特化した会計知識が更に必要で現在学習中です。深堀していくと、更に学習することが見えてくるはずです。逆に、「もう私には学習することは無い」と感じることはよほどのことでない限りあり得ないと思います。

不思議なことですが、頑張れば頑張るほど、教養をつければつけるほど、そして(おそらく)出世すればするほど更に学習する必要があると感じるものなのでしょう。結局、生涯学習は続くものだと私は考えています。学習をストップしてしまったら、それ以上成長しなくても良いと思っていることと同じですからね。もう勉強はしないだろうと昔は思っていましたが、今では、ホント不思議ですが、「もっと勉強しよう!もっと勉強したい!」という想いの方が確実に強いです。あなたも、実はそうだったりしませんか?

さて、前置きが長くなりましたが、今回のお勧めの図書は、「最小の努力で最大の効果を得る!」と題した本です。社会人になると、特に重要なのは、「時間」です。少ない時間で、少ない努力で、最大限のアウトプットを求められるのは当然のことですよね。この時間をカネに置き換えたら更に分かり易いかと思います。それを意識して今回の図書を読んでみました。私もまだまだ色々と勉強したいことがありますが、ただ普通に勉強していても効率的ではありません。最初に効率的な勉強方法を理解した上で、学習に臨もうと思っていました。

まず、「超」勉強法のポイント(原則)が幾つかあります。
  1. 面白いことを勉強しよう
  2. 鳥の目で全体から理解する
  3. 8割分かったら、先に進む
全て基本的なことではあるのですが、皆さんもちゃんと実行できていますか?1番についての補足ですが、必ずしも面白くはないことも勉強しないといけない場合がありますよね?その場合でも、その面白くない内容の中から面白いものを見つけてそこから取り掛かることも重要です。例えば、とっつきにくい内容の場合、私は書店にいって、「猿でも分かる・・・シリーズ」や「図解・・・・」や「マンガで理解する・・・」のような分かりやすかったり、マンガ調で描かれてある超入門書から入ります。まずは、その最初の一歩のところでつまづかないように努力してみるのもポイントだと思います。

2番目については、とても重要です。細かいところから1つ1つ入っていっても、実はあまり頭に入っていない場合が殆どです。慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、まずは、全体像を理解して、大体でいい(3番にもつながります)ので、ご自分の頭の仲で、その内容の絵を書いてみてください。絵というのか、構造というのかフレームワークというのか、、、言い方は何でもいいのですが、全体像が見えるものを書くことが重要です。この全体像を理解しておくことで、後々細部に学習をした際に、こことあそこはこのように関係してくる、ということがわかってきて、点と点同士が紐のように繋がっていきます。このつながったときって、「あ!なるほど!そうなるのかぁ~!」とちょっと嬉しくなりますよね!?(私はあの瞬間が結構好きなんです)

8割分かったら次に進むも重要ですよね。日本人の(一般的傾向から)良くないところは、完璧主義者であることです。日本では最初から100%理解しようとする人が多いですが、理解できなかったら先に進めないわけですよね?でも、80%の理解ができれば、次に進めて、その次でさっきまで分からなかったことが少しずつ読めてくる場合があります。英語の読解でもよく聞いたことがあるかもしれませんが、一文が理解できなくても、その段落全体を読めば何となく趣旨が理解できるようになってくる場合が多いんです。無理に完全理解を最初からする必要は全くありません。

この3つの基本原則から始まり、「速読」「スケジュール管理」「関連付け暗記法」「文章力向上法」「数学のススメ」「知識力<検索力」「ITの駆使」「楽しむこと」などをテーマにして分かり易く説明されています。ここで1つ1つのご紹介はできないので、是非、書店でお求め頂いたり、図書館で借りて読んでみてください。これから勉強される方、今既に勉強中の方、そして、もう俺には勉強は必要ないと思っている人も含めてお勧めする図書です。

タイトル図解「超」勉強法
著者:野口 悠紀雄
ISBN:978-4-06-215746-9




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