2009年12月22日火曜日

Global MBA的:ビジネスと福祉のバランス(ガイヤの夜明けより)

12/22/2009(Tues) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

皆さん今夜のガイヤの夜明(第397回)をご覧になりましたか?8周年記念で1時間半のスペシャルでしたね。この中で幾つか取り上げられていた「ビジネス」と「福祉」の両立についてテレビに釘付けになって見入っていました。

最初の話は、綺麗な水を提供するビジネスでした。日本ポリグル社の小田会長がバングラディッシュにいって、少しでも多くの人たちに汚い水ではなく綺麗な水を提供できるように努力してろ過剤を使う、という話でした。地元の少女、水の運び屋、病院、そして、最後は、地元のお母さん達を営業員として雇って普及活動をして頂くという話までありました。素晴らしい特許技術を持っていますよね。言い方に語弊があるのは重々承知で言わせて頂きますが、このような素晴らしい社会を救う技術に比べて、、、利益のみを追従するビジネスが世界にはたくさんあります。いえ、その利益だけしか考えていない経営者がどれだけ多いことか。それよりは、世の中に困っている人、苦しんでいる人、助けを求めている人はたくさんいるので、彼らを如何に救ってあげるかに注力した方がよっぽど喜ばれるし、自分自身の満足感も高いのではないかと思います利潤は少し減るかもしれませんが、私が思う本来の経営者にとっての醍醐味というのは、自分の利益/利潤が最大化するのではなくて、その先のお客様が笑顔で『有難う』と言ってくれることに尽きると思います。そして、彼ら/彼女らがその結果、健康になったり、困っていることから救われたり、改善されることが確認できたら最高ではないでしょうか?昔、様々な発展途上国にいって井戸を作る人がいました(確か千葉に会社があったと思います)が、彼の番組を見たときも号泣・感動してしまいました。

2つ目の話は、ヤマト運輸のクロネコ宅急便の生みの親が始めた障害者を採用したパン屋さんの話でしたね。厳密にいうと番組でもオーナーなどが話していましたが、パン屋があってたまたま障害者が採用されたというのが理想的なイメージでした。障害者の働く場を考えてパン屋さんを作ったという考え方にはしたくないとのこと。売り上げが伸びずに、お店をたたんでしまわないといけない人もいましたね。その人の口からは、「福祉とビジネスの両立は難しい」と本音がでていました。また、その実態を理解しづらい障害者もいること、そして、障害者をサポートしていく健常者のコストもかかる、とのこと。厳しいものがありますね。それでも業績改善の為に必至に挑戦している人の姿も素晴らしかったです!

皆さんされていることは大変ではありますが、社会的に考えると素晴らしいことですよね。なかなか実行できることではないかもしれません。私達がこの地球で生きていくには、自分だけのことを考えて生きていけばいいのではなくて、共存しているわけですから、助け合っていく必要があるんです。自分の強みを活かして何か/誰かの為に貢献するという姿勢って重要ですよね。番組が終わった後、私も何か自分でできることがないかと色々と考えたりしています。

役所広司さんは今日で終わりなのでしょうか?(そうでした、役所さんのブログをチェックしました!)次回からは江口洋介さんが案内人になっていましたね?役所さんが大好きだったので、(江口さんが嫌いなわけではありません)大変残念です(泣)


少し話が変わりますが、一昨日くらいにやっていた番組で、『魚コンサルティング』みたいな人の番組も興味深かったですね。雑魚といわれている魚やいつも影の存在の魚を商品としてその本来の味を引き出したり、上手く宣伝したりして、処分されてしまう魚に『魂』を吹き込む仕事人の番組も良かったですね!

これは今まで色々な経験をされた方だからこそ理解できることなのかもしれませんが、結局、仕事は何のためにやるのか、もしくは、どうしてそこまで責任を負って/感じてまでやり遂げる必要があるのか、というと、それは単に自己満足を満たしたいというレベルから更に1つステップアップして、周りを幸せにしたいという立派な想いがあるからなんでしょうね。それにたどりつくまでには、色々な経験や学習、そして挫折や失敗などもあるのでしょうが、私達の先にはそういった『素晴らしい考え方を持つことができ実行できる』ようになるんだと信じて毎日を切磋琢磨し、将来のときの為に備えておく必要があるのかもしれません。あなたにもきっと世のため社会の為に役立てることがあるかもしれません。きっと誰にだって1つはあると思います。それを1/100でもいいので、社会貢献してみませんか?
今日の番組は素晴らしかったです!


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