2010年5月16日日曜日

Global MBA的: 回転寿司屋の注文方式がタッチパネルへと変わった時、どれだけの効率を生むのでしょうか

5/16/2010(Sun) Global MBA@Thunderbird MBAを活かせ

今日は久しぶりに近所にある回転寿司で食事をしました。自転車で2,3分の距離の所にあるとても便利な所です。まぁ回転寿司屋さんなので、味は最高級とはいえませんが、普通に美味しく頂けるお店ですよね。特にご家族連れのお客さんが多いのが特徴的です。お手ごろ価格で色々と戴けて、そして、回転しているのがまた楽しいですもんね。私とカミさんは回っているのを見すぎて、目が回ってしまったくらいです(笑)

それはさておき、久しぶりに入ったこの店舗に異変が・・。(いい変化です)今までは各テーブルに呼び出しインターフォンがあって、調理場に直接「鯵2つ、ハマチ2つください」と口頭で伝えていたのですが、各テーブルにタッチパネルのモニターを置いて、そこから、オンラインで注文する形式に変わりました。他の回転寿司屋さんにはいかないので他がどうかはわかりませんが、これは面白いですね。いや、画期的という点で、ということではありません。考えればそんなに目新しいことではありません。私がいいなぁと思ったのは、従来のやり方とこの新しいやり方を比較した場合の、効率やお客様満足についてです。

従来までは、人を介して注文を聞いていたので、注文を受ける人が当然ながら必要でしたね。そして、注文を受ける人が2人いた場合、3人目以降の注文者(お客)は、待たなくてはなりませんでした。私も何度も呼び鈴を鳴らしていた記憶があります。まず、お客様の視点で考えると、すぐに自分の注文を聞いてくれないので不満ですよね?!そして、料理も遅れるので、更に不満が募る一方。1回ならまだしも、2,3回鳴らしても反応がないとイライラしてきますよね。お店側からしてみても、同時に複数の注文を受けることができないと、機会損失になります。最終的に同じ個数のお寿司をご注文頂いたとしても、人を介して時間のかかる注文方式と、タッチパネルで複数注文を同時にさばかる方式とでは、後者の方が1組当たりのお店にいる時間が短縮します。それが、たかだか、トータルで3、4分位かもしれません。しかし、それによって、お客様満足度は向上しますし、全テーブルで1組につき3,4分の短縮となると、テーブル数x3,4分で1日に何回点するかを計算すれば、回転率がどれだけ改善できるかはすぐにお分かりかと思います。タッチパネルの初期投資はあるかと思いますが、常に大行列のお店などは、こうしたタッチパネルなどを導入して1分でもいいので、時間を短縮する努力をすることで、より多くのお客様を取り込むことが可能となり、売上向上にもつながります。

このタッチパネルを通じて、もっと色々な情報が提供されても面白いかもしれません。(例:カロリー情報、生産者情報、回転寿司の面白ネタなど・・・)

こうした小さな変化であっても、常日頃からビジネスに対して関心を持つことはとても重要だと思います。こうした、想い、関心などが、新しいアイデアや改善等に役立つものと私は信じています。

皆様の周りでは、最近どのような変化がありましたか?是非考えてみてください。

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