2010年5月11日火曜日

Global MBA的: 企業のグローバル化の方法(その5)【Japan Promotion】

5/11/2010(Tues) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

今回は企業より大きいスケールで「グローバル化」を考えてみたいと思います。どうすれば日本という国を、そして日本国が持つ技術力を全面的に出していくか。一方、グローバル化の逆発想で、如何にグローバルを日本へ引き寄せるか、ということも考えていく必要がありますよね。ドメスティックになるわけではありません。より多くの外国を日本へ誘致することもある種の日本のグローバル化につながります。もしろ、そっちの方も結構力を入れていかないと、日本の中は永遠にグローバルにはなれませんよね。人口の確か95%以上が日本人で占められる日本と、多人種によって構成されるアメリカとはグローバル度で見た場合、歴然とした差がでてきますよね。この辺がグローバル力の差でもあるのかなぁと思います。

それはさておき、本題に入りますが、昨日今日で「日本のグローバル化」につながる話が2つありましたね。

1つ目は、中国の富裕層に対する短期ビザの規制緩和が実現するかもしれない、ということ。いわゆるチャイナマネーの誘致ですよね。面白いアイデアだと思います。昼のワイドショー/ニュースでも、ここ最近日本のリゾート地(別荘)を購入する中国の富豪がいるとか・・・。一種のステータスなのでしょうか。九州に止まる客船からのチャイナ・マネー効果も億単位だとか・・・。そして、前にも書きましたが、家電販売のラオックスは現在中国資本が入っていて、中国からの観光客も率先してお店に案内していますよね。私もたまたま、秋葉原のラオックスにいった際、観光バスがラオックスの前にとまって中国人がたくさん入ってくるのを店内で見ていました。店内には中国語、英語、その他の言語が話せる人が多数揃っていましたョ。この中国マネーに期待したい日本の取った策が、この規制緩和検討ですね。以前に観光庁の大臣だったか、お偉い様が何かの番組で今色々と検討していて、もう間もなく海外をもっと誘致する策が公表されることでしょうというのをたまたま見たことがあります。

外国人犯罪の増加も心配ではありますが、是非、日本経済の救済の為にもなるし、グローバル環境において日本がもっと魅力的な国になるよう引き続き様々な誘致に関する取り組みを観光庁には励んで頂きたいですね。

次のニュースは本日見たニュースですが、、 「米運輸長官がJR東海のリニアに試乗」とYahooNewsに載っていますが、外交を通じて営業をすることが今後は更に求められることでしょう。勿論、最終的には技術力で商売してもらいたいところですが、それでも、こうした外交も重要なアピール素材だと思います。日本はいかんせんアピール力に欠けますよね。控えめな性格が命取りだと私は思います。もっともっと積極的にアピールしていっても良いのではないでしょうか。今回のリニアモーター化、そして、新幹線が近い将来アメリカでも乗れるようになったら嬉しいですよね!! グローバル競争に生き残るには、企業だけが立ち上がるのではなく、官民とがしっかりと連携することが重要ですね!!

もっと日本をアピールすることに力を注いで行ってもらいたいですね!!

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2 件のコメント:

bonza さんのコメント...

Japanese need to speak more, Americans need to act moreでしょうか。

日本人が(日本)が今後グローバル社会で生き残る為に意見の明確化はポイントですね。

今後国力が下がり国際社会で地位を失い兼ねない日本ですが、何としても活路を見いだして日本でいて欲しいです。

海外での経験が自分を日本人と意識させてくれます。不思議なことですが。

HERO さんのコメント...

bonzaさん、貴重なコメントを有難うございます。それに対するレスが遅くなり申し訳ありません。

「海外での経験が自分を日本人と意識させてくれます。不思議なことですが。」

これは、不思議なんですがそうなんですよね。海外にいればいるほど、より「日本」を意識してしまうものなんですよね。意外と客観的に日本を見ることができる大変いい機会だと思います。日本にいると、中にいるからなのか、あまり客観的に見ることができないのも1つの問題ですよね。外の出たからこそ見えてくるものは沢山あると思います。

政治家や経済評論家なども、是非、海外にもちょっと出てみて、外から日本という国を見てみては、、、と思う方も中にはいらっしゃいますよね~。

引き続き、海外で頑張って下さいね。