2009年11月12日木曜日

Global MBA的:政府の事業仕分けについて(公開方式で見える化を)

11/12/2009(Thurs) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

今日の政府の「事業仕分け」のニュースを皆さんご覧になりましたか?あのやり方をどのように感じましたか?私は「削除対象」となった事業については大変申し訳なく思いますが、素晴らしいやり方だと思いますね。但し、もっと国民代表を入れるべきだとも思いました。国民の声を更に反映するのが理想的かと…。ニュースでは、幾つかの「削除対象」となった事業が出て参りましたが、その結果が本当に国民にとって不要なものなのかどうかは分からないと思います。まぁあれだけ見識者が集まっているのだから、おそらくは間違ってはいないと思うのですが、、、でも、もう少し国民の声が反映できるようになるといいかもしれませんね。

私が素晴らしいやり方だと思った理由は、やはり、ネットで生中継をやったり、全部マスコミに公開していたという点です。通常であれば、関係者のみで部屋の中で非公開でされるわけじゃないですか?裏でどのような会話があるのか、どのような裏話があるのか、密約があるのかわかりませんよね。しかし、こうした公開式にすることで、「内緒話」ができなくなります。徹底した見える化ですよね。ただ、本当に事業を削除してしまっていいのか?という疑問はあります。

それよりは、今回の「削除」の決定ではなく、「削除対象」とし、その「削除対象」をもっと多くして、関係省と更に細かい削減の議論を交わす必要があるでしょう。いきなり「ゼロ」にするのではなく、段階を経て削減していくという方法でもいいかもしれません。3兆円を目指していますが、事業として成り立たなくなるまで果たして「削除」してしまっていいのか?雇用問題にも影響がでてきますよね。それよりは、無駄を省く程度にして、全事業で更に削減をしたほうがまだいいのかもしれませんね。

まぁでも国家予算にも限度/限界はあるんだなぁということを今日改めて知りました。当然のことではあるんですが、今までこうした公開方式の事業仕分けなど見たことがなく、お金が不足したら、債権を発行すればいいっていうい考えだったのかなぁと思っていましたが、実はそうではないんだ、ということをあらためて勉強することができました。この取り組みはGOODだと思いますよ。

皆さんは、どうお考えですか?

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