2008年10月6日月曜日

インターネット社会(アメリカと日本)

10/5/08(Sun) Global MBA @ Thunderbird (サンダーバード MBA)

皆さん、IT競争力ランキング(指数)というのをご存知でしょうか?「世界IT競争力、1位は米国、日本は2位から12位に急落(マイコミジャーナル)」という記事にもありましたが、さすが世界1位を誇るだけあって、特にインターネットにおいては意外なところで使われていて驚きますが、同時に、かなり助かっています。何でもインターネットというのも、人間味が無い気もしますが、効率化を図るというビジネス的な考えでいうと、素晴らしいことだと思います。

最近私が便利に感じたのは、車の自動車登録の更新手続きです。日本で言う車検制度はここアメリカではありませんが、其の分、2年に1度(場合によっては1年に1度)車の登録手続きをしなくてはなりません。この登録手続きがインターネットでできてしまうのがとても便利です。郵便で届く更新の案内の資料を基にインターネットで手続きを済ませ、クレジットカードで支払うと1週間くらいで新しいナンバープレートに貼るシールが届きます。

他にも大学院の授業でもインターネットを結構使っています。ケーススタディなども沢山使いますが、教授によっては、ケーススタディは少し内容が古すぎて、YouTubeやインターネットの情報の方が場合によっては使えることの方が多い、ということから、授業中にYouTubeを見たり、課題としてインターネットから情報収集してケースを纏めるという内容が多くなってきています。

殆どの支払いについても、ネットでの支払いが可能です。日本でも既にあるでしょうが、アメリカの方が利用率がきっと高いことでしょう。銀行、クレジットカード、電気料金、ケーブルテレビ(ネット代)、自動車保険、賃貸保険(Renter's Insurance)を始め、はっきり言ってインターネット経由で支払えないものはないくらいです。

そんなインターネット社会のアメリカでも課題はあります。アメリカにおいては昨今、インターネットの渋滞解消策として、ユーザの通信量に応じて「従量課金」方式を採用しようという動きがあるそうです。ブロードバンド環境が渋滞を引き起こしているようですね。

日本にもIT競争力で頑張ってもらいたいところですが、Googleで色々と検索してみたところ、インターネットの速度に関しては、日本はNo.1だとか。(ロイター通信の情報らしいですが、検索してもでてこなかったので、このニュースの精度は100%ではありません)

日本も既に多くの人がインターネットを利用していると思います。しかし、利用している人、していない人の差が大きいと思います。少しでも高技術を導入してもらって、高度な使い方を、、、、というのも大事ですが、利用/普及率の底上げがポイントだと思います。そのためには、インフラを整備すること、利用環境を整えてあげること、そして、利用できるサイト(支払い等)を拡充していくことが不可欠です。高齢化社会に突入した日本ですが、是非、ご高齢の方でも簡単に使えるような環境が早急に整ってくれることを心から期待しています。

日本の(あらゆる意味での)競争力低下阻止をするためにも、IT分野で頑張ってもらいたいところです。政府を始め、ITサービス会社(私の会社もそうですが…)、大学、そして一般市民皆さんが一丸となってITに対する関心/意識を高めていくことも重要になると思います。

私個人が頑張ってもそれほど影響力はないでしょうが、それでも、日本のインターネットブームを更に高めることができないか毎日考えています。

TAG index
人気ブログランキングに参加しています。面白い、参考になった、また見にきたいと思った方は是非クリックしてください!!

0 件のコメント: