2008年1月14日月曜日

ニューヨーク(Winterim) -(ブランドマネジメント) ~1週間目が終了~

1/8-1/11(2008) Thunderbird MBA Winterim @ New York

1/8からThunderbird Global Brand ManagementのWinterimが開始しました。毎日その日の講演者とその内容のブログを書く予定でしたが、意外とそんな余裕がなく、1週間分纏めて(要点だけを)書きたいと思います。1/8から金曜まで以下の企業にきて頂きプレゼンして頂きました。大手一流企業を始め、コンサル、ブランド・コンサル、更にはアメリカ政府が考えるブランドについても説明を受けました。
1週間目までの講演企業/機関:
Lucid Brands, AllianceHPL Worldwide, Marriot, NFL, Cadillac, Dominos, GE, Microsoft / Halo 3, The Brand Union, Brown Shoe Company, Goldman Sachs, Spencer Francey Peters, The Research Associatesgionとアメリカ商務省のある部門など。

一言は表現できませんが、素晴らしいとしか言いようがありません。通常MBAの授業では教授に教わったり、学生同士で勉強しあったりしますが、このThunderbird Global Brand ManagementのWinterimでは企業のブランド担当者、若しくは上級管理職の方による実践的な、最新の情報、成功・失敗体験、手法、更にはアドバイスを受けることができます。通常の授業では得ることのできない体験ばかりです。また、授業で学んだことをこのWinterimの冬季特別講座にて補完・補足してより完全なり知識を体で理解することができる、といっても過言ではありません。

企業派遣生である私は、入社以来現在の会社でしか働いたことがありません。それが悪いわけでありませんし、今の会社が嫌いだとかそうい思いも一切ありません。ただ、1つの会社で働いていると時折外の世界が見えていないことがあります。今回のWinterimを通じて外の企業を見ることで自分の狭まっていた視野が再び広がってきたような気がします。

この授業では、ブランド管理こそが今後の経営の「鍵」となるという考えが前提にあります。私は当初その考えを心の中で否定していました。(今は半分位納得し始めています)ブランドが今後の経営の「鍵」になることができるのか?そんなことあり得ないんじゃないか?やっぱり鍵となるのは(日本の製造業で働いていることもあって)商品力、技術力から始まり、マーケティングや営業力になるのではないか???と思っていました。ブランドって今までは何となくあるだけで、それほどの経営的価値があるとは思いもしませんでした。それがどの企業であっても、ブランドの位置づけに力を入れて理解し、ブランド力向上に日々努力されていることが今回あらためて理解することができました。ただ、このブランドは、教授曰く「ブランド≠(単に)評判(名声)だけ」ではなく、また、講演者の多くの方も「ブランド≠(単に)宣伝/広報だけ」という説明をしていました。ブランドって私達が思っている以上に奥深く、これを強固なものに確立することが経営の鍵となることが講演者の話を聞けば聞くほど理解できてきました。と、同時に私の勤務する会社でのブランドの在り方、強化の仕方についても真剣に考えるようになってきました。

このブログで各企業のプレゼンは説明できませんが、2週目を終えた後に「纏め」を書きますので、是非参考にしてみてください。

成功している企業はブランドにも必ず力を入れています。皆さんも会社を成功に導くために早い段階からブランドについて検討されてみてはいかがでしょうか?

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