2008年1月5日土曜日

Los Angelesの旅(5泊) - その3

宿泊日:12月21日(木)~26日(水)

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12月25日(月)

今日はクリスマスです。 皆さんクリスマスって何だか分かりますか?日本はキリスト教の人はアメリカと比較して多くないので、クリスマスの本当の意味を知らない人もいるかもしれません。Wikipediaによると、「リスマス英語:Christmas, Χmas)とは、イエス・キリスト降誕(誕生)を祝うキリスト教の記念日・祭日である。「神様が人間として産まれてきてくださったこと」を祝うことが本質である。12月25日がこれに当たるが、昔の暦では日没を一日の境目としているので12月24日夕刻から朝までをクリスマス・イヴとして祝う。ムスリムも、主要な預言者イエスの生誕として、クリスマスを祝う」だそうです。

アメリカのクリスマスの祝い方は、基本的には家族(親戚も含む)で集まってお祝いをします。私の親戚(日系二世)も同じく家族を揃えて皆で祝います。食事はThanksgivingの内容と似ています。お肉がメインで他にテーブルの上に乗り切らないくらいの品数の大皿料理がでてきます。(ちょっと日本人には重たいメニューもありますが、私は大好きです)

クリスマスパーティは午後3時頃から始まったのですが、その前に親戚のおばちゃんと一緒に亡くなったおじちゃんのお墓にお参りに行きました。私の家族が1回目、2回目にアメリカに来たときにいつもいつもお世話になっていて、感謝してもしきれないくらい助けて頂きました。そんなおじちゃんが亡くなったと聞いたとき
は大変ショックでしたが、お歳でしたし…。しかし、素晴らしい奥様(おばちゃん)と家族に囲まれて天国に行かれたので、悲しくて哀しくてというほどではないかもしれません。おばちゃんも、おじちゃんは天国から見守っているから、、って言っていましたしね。お墓の場所もまたとても良いところでした。日本のお墓を悪くいうつもりはありませんが、ちょっと陰気くさいですよね。なかなか一人で立ち寄るのも怖い場所もあります。また、足の悪い方にとって日本のお墓はキツイです。私の親族のお墓があるところも足場の悪い坂道を登っていく必要があります。一方アメリカは土地が広いからなのか、車社会だからなのか、それとも、太り気味の人が多いからそれを考慮したからなのかわかりませんが、平坦な道ですし、かなり奥まで車で進めます。そして、一番良いのが陰気くさくないところでしょうか。おじちゃんのお墓の周りには池があり、あひるが楽しそうに遊んでいました。

3時頃に親戚のおばちゃん(もう80代です)のお嬢さんのご自宅に3人で行き、親族一同集まってクリスマスの食事を戴きました。総勢15人位集まったと思います。(我々3人、お嬢さんx2(+旦那さんx2)、お孫さんx4、旦那さんの親戚x4、孫の彼氏x2等)食事前に必ず神様に対しお祈りをします。やっぱり食事は大勢で楽しく食べるほうがいいですよねぇ。大家族っていいなぁって感じがしました。年に1度でもこういった集まりをして家族との絆を深めたり、交流をすることはとても大切だと思います。私の偏見かもしれませんが、日本は子供が成人になると、親から離れていくように見えます。アメリカは大人になればなるほど家族を大事にします。一緒に住まなくとも、近くに住んだり、頻繁に会ったり電話で会話したりしています。(少なくとも私の親戚や知人の家族は皆そうでした)日本も「家族のあり方」について再度考え直した方がいいんじゃないかなぁと思うことが結構あります。

食事の後、「納豆」の話題がでて旦那さん(中国人)が中国人は納豆ではなく、「発酵した豆腐(腐乳)」を食べるといって出してきてくれました。私にとってこの食品は初体験です。ブルーチーズのような味でワインがあると尚美味しいかなぁと思いましたが、これとご飯で食べると美味しいと言われ、納豆を食べるように私もご飯と一緒に食べました。最高に美味しいというわけではありませんでしたが、私は好きな方です。妻は、口にした瞬間、「うぇ~」という声と共に腐乳を吐き出しそうにしていました。一般の人は好きではないようです。旦那さんの奥さん(おばちゃんのお嬢さん)も「私達はそんなの絶対食べないよ~」と私をみて「よく食べれるよねぇ~」という顔をしていました。珍味に初トライできて私は満足でしたけどね。

食後のデザートが終わった後は、皆が待っていたプレゼントの時間です。本物のクリスマスツリーの下にはプレゼントが山のようにあります。ここでは(私の親戚宅だけではないと思います)皆がプレゼントを準備しますので、大量のクリスマスプレゼントがツリーの周りにはあります。私達は飛び入り参加でしたが、何と私達の分まで準備されていました。妻は子供にかえったように嬉しそうでしたね(笑)

相手にプレゼントして、相手からもプレゼントされる、つまりGive & Takeという単語、精神はこういったところから生まれてきているのでしょうかね。アメリカ人はGive & Takeがとても上手です。良好な関係を保つためにはこういったGive & Takeが重要です。(勿論、最初に自分からGiveすることがポイントですが)クリスマスを楽しみに行っただけのはずが、家族のあり方、Give & Takeなど色々と勉強になり、また、考えさせられる1日にもなりました。貴重な体験でした。有難う>横川さん一家

12月26日(火)
本当は今日帰るはずでしたが、おばちゃんのご好意に甘えてもう1日泊まっていくことにしました。以前にBlack Fridayについて書いたことがありますが、覚えていますでしょうか?Thanksgivingの翌金曜の夜中12時から大バーゲン/セールが開始します。それに似たのが、クリスマスの翌日の早朝から開始するセールです。私達も1月にニューヨークにいくための防寒服を買いに朝6時から行く準備をしていました。が、前夜も遅くまでおばちゃんと話をしたり、テレビのコーラスを見たりしていて、、、結局目が覚めたのは9時過ぎでした。急ぎ支度をして二人でモールへ出発!目当ての防寒服は見つかりませんでしたが、最大8割引きのものが沢山あり、Black Fridayと同等のセールでお店はどこも賑わっていました。

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12月27日(水)
お別れの日がやって参りました。もう会えないわけではないのですが、とても良くしてくれたおばちゃんと別れてアリゾナに帰るのはとても辛く、哀しいものです。特にグッと(泣)きたのは外にでようとしたときに、おばちゃんが玄関前で「通せんぼ」をして"I won't let you go..."と妻と私に対して言ってもう1日泊まっていけばどう?って言ったときですね~。とても嬉しく妻は涙を流していました。私も半べそ状態でした。でも、これ以上いてしまうとアリゾナに帰る際に余計に悲しくなってしまうので、無理にでも帰る覚悟はしていました。こういった人間の付き合い方っていいですよね。現代人って、あまり関心が無かったり、他人に声をかけようと自らしませんよね。人との付き合いもここまで深くできることってそう多くないと思います。でも、ここまで深い付き合いができると信頼関係も築かれ、相手のことを理解しようという心が働きます。会社でも、普段のプライベートの生活でもこういった関係が築けるよう努力したいと思います。おばちゃんの親切心には常に心を打たれます。本当に有難うございました。

今回の旅行ではBeverly HillsとHollywoodにはいけませんでしたが、また、次回行った際にでも訪れてみたいと思います。その1~3まで少し長い投稿になりましたが、LA旅行の話はこれにてお終いです。

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