2011年8月20日土曜日

Global MBA的: 米HPのパソコン事業の行方は?

8/20/2011 (Sat) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

IBM以来のパソコン再編も 米HP、事業分離を検討
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110819-00000003-fsi-bus_all

この記事をご覧になった方は既に多くいると思います。先日のGoogleのモトローラ買収に続き、今度は買収ではないですが、米HPがPC事業分離を検討しているとか。IT業界ではとんでもなく大きなニュースですよね。勿論、これはIT業界だけでなく、他の業界へも影響を及ぼすでしょう。

ポイントは、 選択と集中でPC事業分離をしたとき、誰がこのPC事業を買収するかでしょう。台湾や中国の格安PCメーカーに抵抗するために、日本勢が買うのか、それとも、他のグローバルプレイヤーが買収するのか。それとも、格安PC事業の強化ということで、台湾や中国に買収されるのか。非常に戦略的な分析と判断が求められることになると思います。

しっかりと、SWOT分析をして、買収する必要性があるのかを見極める必要が有りますが、それだけでなく、私が思うのは、本当の日本企業が海外の大手企業をマネージ(ガバナンス)することができるかという心配もあります。それなりのグローバル人材でない限り、日本人が現地スタッフをマネージするって相当至難の業だと私は思います。私自身日々グローバルを相手に仕事をしていますが(先週も中国、アメリカ、イギリス、スウェーデン、日本と合同キックオフ電話会議をしましたが)、やはりコミュニケーションの壁などを感じることがあります。(電話の音質にも問題ありでしたが(笑))

分析したデータだけでなく、定性的な、数字で表現できない部分の検討・評価ということも同時に求められるところではないでしょうか。今後の各社の動きの要注目です!

Blog: http://tojodojo.blogspot.com
ML: http://www.mag2.com/m/0000277695.html
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