2010年11月23日火曜日

Global MBA的: 若手日本人のグローバル離れ(続編)

11/23/2010 (Tues) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

会社経営で悩んでいる方へ
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少し前に海外/グローバルへでたがる若者が減少してきているニュースをご紹介したかと思います。それから色々なメディアや記事を通してもう少し私も分かってきましたので、またご紹介したいと思います。どうして、若者が海外にでたがらないのか?R25に書いてあった内容が結構分かり易いのですが、まず、昔のように海外にいったらいつ戻ってこれるか分からないから、、、とありましたが、これは実はあまり実態に即していないような気がします。実際、駐在等で行った場合は人気がしっかりと決まっている場合が多く、半永久的というのは稀だと思います。次に興味深かったのは、やはり、ビジネスの多様化に対応できる人とそうでない人に2極化するという話です。

私達の殆どのビジネスが今日「グローバル/海外」と少なからず縁があるのではないでしょうか。しかし、そういったグローバルや海外のビジネス文化に対応できなかったり、積極的に柔軟に対応したくなくて日本に特化したいと考えている人もいるようです。それもまぁ1つの考えでもあるので否定はできませんね。しかし、これから先、日本国内のビジネスであっても、外資の参入は時間の問題です。今話題となっているTPPを始め、今日のニュースでは豪州とFTA協議が再開される話もでていました。また、先日見たニュースでは今後数年間で外資の東京都内の土地買収が活発になるとか。ここまで不景気だからこそ、安くビジネスを買い叩いて景気回復を期待している外資も増えることでしょう。そうなると、ドメスティックを希望していても、外資(海外企業や外国人)とのやりとりは避けては通れません。

日本だけで通用する人材など正直言って今後使えない人材に等しくなるのでは?と私は考えます。日本で通用する、日本式ビジネスにおいて通用するという時代は終わりつつあります。外資参入によって、いくら日本国内であっても、日本で通用する、日本式ビジネスが必ずしも彼らに対しては通用しなくなることだって十分にあります。それでも、日本のやり方にしがみつきますか?それでも、グローバルを意識しない選択肢をとりますか?と私は強く、厳しく問いたいです。

また、日本の今後の成長は日本国内での成長にはそれほど大きく影響されないと思います。飽和状態に近い日本ビジネス(高齢者向けビジネスなど一部を除く)で頑張っても日本経済は回復しません。日本経済は海外における活躍・成功によって大きく左右されるはずです。昨日投稿した「アメリカでの電車事業へ応札」という件もそうですが、官民がシッカリと連携して商売をとっていく姿勢を見せる必要があります!!そんな中、私は日本の中だけでやっていきたい、、、という視野を持っている若い集団では、、、ちょっと将来が期待できません。

人生は1回きりなんですョ~。海外で得られる貴重な経験を皆さんはみすみす逃そうとしてしまっていることも忘れてはなりません。

是非ともグローバル意識をもって臨んでください!
そんな方たちや企業をThunderbird Global MBAはサポートいたします。




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グローバル時代に確実に突入してきている今、グローバルビジネスに強いグローバル人材を鍛えていく必要があります。それは語学力(英語など)だけではなく、異文化対応能力やグローバル環境におけるマネジメント力などいわゆる「グローバル感覚」だと私は考えています。一朝一夕で磨ける能力ではありませんが、常にグローバルに対してアンテナを張り巡らせ、自分をグローバルの舞台に引きづり出すことからまずは始めてみましょう。是非、日本のグローバル競争力の為に、そしてあなたのグローバルキャリアをより豊かにする為に頑張りましょう!

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はじめまして。
いつも興味深く拝読しております。

グローバル・・・もう一度この言葉をご自身で再定義されてみることをお勧めします。グローバル/インターナショナル/海外/国際・・・それぞれに意味が異なります。

私個人もこれまで複数の国で駐在経験がありますが、いつも思うのは日本のビジネス習慣、日本企業の戦略、スピード感は最大公約数に近いのでは?と思います。だからこそ、技術以外の面で平均点で終わっちゃっている、どこかで抜きん出た諸外国企業にある分野で負けてしまう・・・という状況が続いていると思います。

もう一度、一人ひとり、一企業一組織が、自身の足元をしっかり見つめなおすこと。つまり自分自身を良く知る、日本を日本人としてしっかりと理解することからはじめる時期ではないかと考えています。

その意味で、若者の海外離れを良い機会と捉え、「自分教育」をしっかり行うこともできるかもしれません。

日本でビジネスをする・・・これとて「グローバル」ではなくとも他国にとっては「インターナショナル」なのですから。

HERO さんのコメント...

匿名さん

コメント戴き有難うございます。
そしていつも読んで戴き有難うございます。

おっしゃるようにまず、グローバルやインターナショナルの用語を利用する前に使い方を考えたり、定義しておくべきでしたね。思い返すと、ビジネススクールにおいても、グローバル、インターナショナル、国際、トランズナショナル、海外進出など様々な用語を上手く使い分けていました。

不思議なことですが、海外に住んでいる時って、逆に日本のことをより意識してしまうんですよね。私も父親の駐在でアメリカにいたとき、ビジネススクールでアメリカにいたとき、インターンシップで現地企業で働いていたときは日本にいるとき以上に日本を意識していたと思います。より日本を日本人として理解しようとしていたように感じます。

問題は日本の中にいると、果たしてどれだけ、自分たちのことや日本のことに目を向けることができるか?かなとも思います。色々なメディアや情報が溢れる中、そういったものに翻弄されないで自分自身を導き出せるか?ということもポイントの1つになってくるかなと考えています。

貴重なコメントを有難うございます。

hero