2010年4月3日土曜日

Global MBA的: 誰の、何のために仕事しているのか?誰の、何の視点/観点で仕事しているのか?

4/3/2010(Sat) Global MBA@ThunderbirdMBAを活かせ

先日私が委員会メンバーを勤めているあるPM団体でのミーティングで話がでたのですが、在日外国人でPMに興味のある方、もしくはPMを専門的に業務でされている方がいるにも関わらず、当PM団体への参加がなかなかないそうです。それはどうしたなのかを議論したわけですが、まぁ色々と意見はありましたが、その中でも私が前々から感じていた問題で日本全体に共通して言えることですが、物事の大半が日本人を基準に、日本人の視点で考えられていることです。人口の殆どが日本人だからある程度は致し方ないものもあります。アメリカのように人種が多岐に渡って混じっているわけではありませんからね。しかし、それでも、在日外国人での視点は統計上だからなのか、殆ど考慮されていないことは「グローバル化」を目指そうとしている国としては問題ですよね。政府が、観光業強化を以前に発表しましたが、それに伴ってどれだけの整備・努力がなされてきたでしょうか?そして、それを評価するのはやっぱり日本人になってしまうのでしょうけど、それも問題ですよね?誰の為、誰の視点でやるかによって、評価する人もそれ相応に考えるべきです。

PM団体の話に戻りますが、結局、まずは皆さんの声を聞いてみようということになり、相手の目線でニーズや今感じていることを調査することになりました。もしかすると、私達と全く違う観点で考えていらっしゃることもありえますからね。

ちなみに今私が委員のメンバーを務めている団体には外国人も入っているので、より外国人視点での意見交換が活発にできているので、あらゆる「グローバル」を推し進めるにとっても大変良い勉強になります。

PM団体だとか観光業の話とかを例として出しましたが、要は、誰のためにやっているか、誰の視点/観点でそれは考えられているかを常に意識することってとっても大事だ、ということです。どんなに満足いく仕事ができてもそれが相手が求めているものであれば、自己満足に過ぎませんし、全く無駄な作業になってしまいます。個人であれば「自己満足はどうぞ」といえますが、企業の場合、リソースは有限ですから、そうそう無駄な投資はできないですよね?是非皆さんも常に「誰のためにやっているのか?」「誰の、どの視点/観点で考えていけばいいのか?」を自問自答して、明確にした上で進めていってください。更に、定期的に自問自答することもお勧めします忙しくなって仕事に夢中になると、その仕事(作業)に没頭して、作業をやることが仕事だと勘違いすることがあります。勿論、作業は仕事の一部ですが、でも、そもそも、誰のため、何のために仕事をしているのかをしっかりと意識した上で作業を進めることが基本中の基本ですよ。

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