2009年1月31日土曜日

経営(マーケティング)シュミレーションのビジネスゲーム大会

1/30/09(Fri) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

昨年11月にロレアルのEStrat9というマーケティングのビジネスゲームコンペティション(大会)がある説明をしました。(その時の投稿記事へのリンク

1月から実際にビジネスゲーム大会が始まっているのですが、非常に興味深いです。マーケティングだけでなく、ビジネススクールに通っている人全てに対してお勧めしたい大会です。概要を説明すると、あるバーチャルの会社経営をあなたのチームがします。経営する期が何回かに分かれていて、その期中に色々な経営判断をします。マーケティングの判断が多いですが、どういった予算を幾らどの製品に投下するかという内容や製品開発をするしない、他社(競合)の状況を把握して、市場での当社の位置づけを確認しながら、バーチャルで競っていきます。最終的にはある指標が最も高いチームが勝ち進んで行く流れです。ここまではマニュアルにも書いてあり、一般にも公表されている内容です。どのような経営判断をするかは皆さんのチーム次第なんです。1つ1つの判断がこの指標を左右していくので、ビジネススクールで学んだことが確実に活かされます。実際に企業の経営をしている感覚にもなり、色々と考えたり調べたりしないといけないので大変ではありますが、面白いゲームですよ。

まずは第一ラウンドはクリアして、トップ1000チームに入ることができました。世界から何チーム出場しているのかはわかりませんが、過去8回の大会で計221,000人の学生が128ヶ国、2,200校から出場している大規模なビジネスゲームコンペです。日本からはどれだけ応募・出場していたかはわかりませんが、トップ1,000校に選ばれたのは1,2校しかいなかったと思います。出場した校数が元々少なかったのでしょうかね。ちょっと残念に思いました。(こんなチャンスを…)

Loreal Estrat9公式ページ:
http://www.e-strat.loreal.com/_int/_en/home.aspx



独り言:
持論ですが、MBAで学んだことは使わないと学んだとは言えないと思います。MBAだけではありません。あらゆる教育に共通することですが、机上の学習だけでは、身体が覚えていません。インプットからアウトプットに変えていく必要があります。授業でやるプロジェクトなどはアウトプットの1つですよね。その授業のことを身につける上ではとても重要だと思います。その更に上にインターンシップ(職種にもよりますが)、ビジネス提案大会、ビジネスゲーム大会などがあると思います。これらは、プロジェクトのように1つの授業の内容のインプットをアウトプットに変えるのではなく、今までの授業全ての内容を活かさないといけない(勝てない)というところがポイントです。難しいところですが、面白みもありますし、卒業後、業務でも即使えることでしょう。私は2年目に入ってからできる限りこのアウトプットを意識した授業やビジネス提案大会のチャンスを狙っています。皆さんにも是非お勧めします。

唯一、問題となっているのはシステム上の問題で、100%確証はないのですが、日本語OSではこのっレアルのソフトは動かないので、英語OSが入っている端末でご利用下さい。(私ももう一人の日本人同級生も日本語OSのため、もう一人のチームメートの英語OSのPCを画面共有しながらやっています)(泣)
--------------
TAG index
人気ブログランキングに参加しています。面白い記事だったなぁと思った方は是非是非クリックしてください!!

0 件のコメント: