2009年1月24日土曜日

ウォルマートの海外展開(チリ最大のスーパー買収)

1/23/09(Fri) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

米ウォルマート、チリ最大のスーパー買収」NikkeiNetにこのような記事が載っていました。ウォルマートは近くインドとロシアにも進出する計画。地盤の米国市場が伸び悩んでいるため、新興国を中心に海外への投資を加速する。 この選択が良い選択になるか、悪い選択になるかはまだ分かりません。勿論、この不況からいち早く脱出してもらうためにも、先頭に立って頑張ってもらいたいです。先日(チリで)発表された40億ドル規模の景気刺激策が少しでもチリの景気回復になり、外国企業が新たに参入しやすくなるような環境になればと思います。

私個人としては、ウォルマートのような最大手が「食の安全」を考えて地元産、もしくはオーガニック系の食材を扱うようになると「食の安全」に対する基準や考え方が底上げされてアメリカだけでなく、各国にも影響を及ぼすのになぁと思いますが、一方で、それはウォルマートの戦略には合わないかもしれませんね。食の安全の部分では合致するかもしれませんが、規模の経済を活かして大量に安く仕入れて独自の物流システムを使ってコストを下げ、安く売るというやり方ですから、大量生産ができないオーガニック系や地元産のような商品は扱わないかもしれません。しかし、このようn最大手がリーダーシップをとって先頭にでると、中国で起きたメラニン事件や餃子事件なども今後は未然に防げるのかもしれません。冬期特別講座である社食サービスを提供している会社のCEOの話を聞きましたが、「食の安全」について政府にも色々と働きかけているけれど、なかなか動いてもらえないとのことです。やはりここは大手がガツンと動いてもらえるといいのになぁと思います。

ウォルマートの急成長に関するページを発見しましたので、こちらにてご紹介します。
ウォルマート急成長の秘密:
http://www.tsukishiro.com/html/guide/002/01.html




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