2008年11月19日水曜日

プロジェクトの成功の秘訣!作業の細分化につきる!(WBS: Work Breakdown Structure)

11/18/08(Tues) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

今日のプロジェクトマネジメントのチームミーティングは意外と面白かったです。と、いうのもWBS(Work Breakdown Structure)をマインドマッピングをしながら作るということで、食堂にチームで集まり、大きな白い紙を使って、Deliverables(要素成果物)やタスクを書いていきます。思いつく限りの情報を書き込み、これをWBSの形にアウトラインしていきます。本来であれば、要素成果物を書いた後、どのようなタスクがあるかはチームで考えるわけですが、私達の場合は例外です。先週末、訪れた会社から参考情報として、どういったタスク(作業)があるかという資料を戴きました。勿論、それが全てではありませんが、参考にできる項目がたくさんあったので、それをそのまま使わせて頂きました。まぁ助かったわけですが、でも、その一方で、思考プロセスが若干割愛されたような気もして、自分達の勉強のために果たしてなっているのかなぁという感もありました。

今回のWBSですが、私も同じく思いますが、教授は常にできないことはないと言っています。どんなに大きな目標であっても、しっかりとスケジュールを立て、そのスケジュールを細分化することができれば、達成するのは不可能だと思っていたことが、実現可能かもしれないレベルに細分化(落とし込まれる)されてきます。それだけ、WBSを作って細分化することはプロジェクトを成功させる際には必須となってきます。但し、ただ単に作ればいいわけではありません。作り方や考え方もあります。よく理解した上で、作り始めましょう。

ちなみに私達のプロジェクトは、大学にセキュリティの充実した3階建ての駐車場を建てることです。これを建設するためのプロジェクト計画書を作っています。もう一歩進んで、その駐車場に太陽エネルギー(電池)をつけて、電力を生み出す案もあったのですが、このプロジェクトでは少しスコープが広くなりすぎるのでそれは断念しました。

プロジェクトマネジメント(オペレーション・マネジメントも教えている)の教授はいつも視覚的に分かりやすくする必要性を強調し、ポストイットや大きな白い紙を使って皆で立って考えて議論することを勧めています。学生の多くはこんなこととがどれだけ意味があるのか、、と思っているでしょうが、基礎的なことをしっかりとやっているので私は高く評価しています。ただ、これが実際の企業でどれだけポストイットを使ったやり方が今でも採用されているのかは、、ちょっとわかりません。どうなんでしょう?

追伸:昨日書いたネゴシエーション(交渉)のシミュレーション・プロジェクトはチームメートによるドタキャンにより急遽延期されることに…。木曜に再チャレンジです!

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