2008年11月14日金曜日

Global Negotiation(グローバル交渉術)の授業でやるネゴシエーションプロジェクト

11/13/08(Thurs) Global MBA@Thunderbird (サンダーバード MBA)

Thunderbird Global MBAの必須授業の1つに、Global Negotiationというグローバル交渉術の授業があります。今期、その授業をちょうど履修しているのですが、最後の大きなプロジェクトとして、チームわけをして、実際の交渉シミュレーションプロジェクトを行います。プロジェクトでは、ロシア政府と米国企業間での交渉をやるのですが、運悪く(?)私は、ロシア側の代表者である大臣役です。運悪いと書いたのは、この大臣が米国企業と今結んでいる契約の再交渉をしたい、と持ちかけた張本人で、実際に前面にでて交渉をする立場の人間だからです。交渉術というのは、例えやり方を学んだとしても、人それぞれの個性・特徴もあって、向き/不向きがあります。私は決して嫌いだというわけではないですが(実は好きだったりするかもしれません)出来る限り円満に物事を運んで、皆がhappyに、win-winになれるような関係を築きたいといつも思っているので、交渉で勝ち取る、という考え方(必ずしもいつも勝つためだけにやるわけではありませんが…)はいまいち自分に合わないような気がします。まぁ~、でも授業の一環なのでベストを尽くすのみです。

このGlobal Negotiationの授業は来週2日間ありません。授業がない代わりに、今まで授業で学んだ交渉術を使って、チームで交渉をします。今までも似たようなことはやったことがありますが、今回は、来週1週間の中、時間、場所、議題など全て交渉人に決められる権限があり、教授は一切関与しません。予め課題だけは明確になっていますが、どのような方法で、場所で交渉するかは皆で決めろ、ということです。初回の交渉にトップの大臣はあえて出席しないで、部下に交渉をさせるということもできるし、どのように設定しても良いとのこと。そんな大臣の役割を担ってしまった私ですが、来週1週間どのように交渉をしていくか、今週末ゆっくりと考えてみたいと思います。これこそ、よく最近ブログで書く「アウトプット」ですね。今までの授業がインプットでしたが、その学んだことを形として出す(アウトプット)をこのプロジェクトを通じてやるわけです。ちょっと負荷が高いですが、其の反面楽しみでもあります!


授業で使っている教科書:
英文で書かれていますが、比較的分かりやすく書かれていますし、結構交渉で使える内容だと私は思います。是非ご参考にされてみてください。


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